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現代の人力車、ベロタクシー(VELOTAXI)目撃!

Velotaxi090430
 お昼前後に東京・丸ビルあたりを歩いていて、三輪自転車+人力車といった感じの面白いクルマを発見した。
 待ち合わせがあったので乗れなかったが、次回はぜひ乗ってみたい。
 調べると、これはベロタクシー(VELOTAXI)というらしい。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、1997年にドイツで開発された高性能な自転車タクシーとその運営システムである。なお、Veloは自転車の意である(ドイツ語Veloziped、フランス語velocipedeなど:ラテン語Velocipediが由来)。
 何も分からず、とにかく写真を1枚撮っただけなので、ウィキペディアを引用するが、車体には、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009と書いてあった。
 2009年4月28日(火)―5月5日(火・祝)、東京国際フォーラム全館及び 大手町・丸の内・有楽町エリアで開かれるバッハの公演と関連イベントのようだ。その告知にベロタクシーが一役買ったわけだ。
 
 以下、ウィキペディアの抜粋。
 2002年4月、京都市で日本最初の運行を開始した。 
 ベロタクシーの車両はシティー・クルーザー (City Cruiser) と呼ばれ、先進国の都市交通に適応させるため、また、人と環境により優しい乗り物にするためのさまざまな技術とアイデアが用いられている。
 電動アシスト
 加速性向上のため、また坂道などでのドライバー負荷軽減のために電動アシストが用いられている。通常、電動アシスト付き自転車はペダルを漕いでいる最中、任意にON・OFFやアシスト力の調整を行えない。しかし、ベロタクシーの電動アシストシステムはペダルを漕いでいる最中に、バイクのスロットルのように右手のグリップを操作することで任意にON・OFFや強弱の調整ができる。そのため、道路状況・乗車人数・体力などに応じて調整しながら6−8時間営業できる。
 油圧式ディスクブレーキ
 定員乗車時で300kg以上になるシティー・クルーザーを確実に減速・停止させるため、リア左右にブレンボ社製の油圧式ディスクブレーキを備えている。このためドライバーは軽い操作で安全に減速・停止することができ、乗客の安心感を高めている。ちなみにフロントブレーキは自転車用のワイヤ式Vブレーキであり、パーキングブレーキを兼ねている。
 変速システム・駆動系
 クランクからリヤアクスルまではチェーン駆動となっており、フロント3段・リヤ7段の自転車用外装変速システムが装備されている。フロントはレバー式、リヤはグリップシフターで変速する。適切なギヤを選択することにより、電動アシストを常に用いなくても、ドライバーの負荷を最小限にして走行できる。リヤアクスルにはデファレンシャルギヤが内蔵され、カーブをスムーズに曲がることができる。
 ボディ構造
 特徴的な卵形のボディは走行時の空気抵抗を軽減する形状となっているほか、万が一自動車などと接触した場合にも乗員を保護できるよう、客席一体型の柔軟なボディが頑強なスチール製のシャシーフレームに載せられ、しっかりと固定されている。ボディの素材は軽量なポリエチレンの中空構造で、スチール製のフレームと共に100%のリサイクルが可能で、廃車時の環境負荷を少なくするように考慮されている。
 灯火類
 都市の交通に対応できるよう、ブレーキランプとウィンカーが装備されている。ただし、ウィンカーにハザードランプの機能は装備されていない。夕方にはテールランプとヘッドライトを点灯して走行する姿を見ることができる。
 ベロタクシーの運営
 ベロタクシーの運営は主にボディに張られたラッピング広告の収益によって行われている。それ故ベロタクシーは広告業としての一面が強く、この基盤がしっかりしていなければ運営は難しい。。
 運営は主にラッピング広告の収益によって行われる。このことは運賃を比較的低い価格に抑え、乗りやすい乗り物とすることに役立っている。また、運行は基本的にドライバーに委ねられており、各自が決められたエリアの中で人の集まる場所へと赴いて行く。車両の特性上、雨天時には運休することもある。それぞれ地元の運営組織が特色を生かし、都市の交通を補完する役割を果たすと同時に、観光ルートのツアーやまちおこしを前面に出し「まちづくりNPO」として活動している組織も多い。
 ベロタクシーが都市を走行することは、環境に対する啓発活動としての一面を持ち合わせている。こうした環境に優しいイメージや、環境保護活動としての趣旨に賛同してスポンサーとなる企業も少なくない。この点に重きを置き、「環境NPO」として運営を行っているケースもある。
 ベロタクシーと日本の法令
 ベロタクシーの車両は道路交通法上は自転車、つまり軽車両にあたり、運行時には道路の左側端を走行することになる。また、交差点で右折する際は二段階右折を行う。
 内閣府によって定められる細則(内閣府令)により、電動アシスト自転車の法的基準が決められている。日本で走行するベロタクシー車両はすべてこの基準に適合するようにセッティングされている。
 都道府県公安委員会によって定められる細則により、ベロタクシーの運行が阻まれている地区も少なくない。問題になってくるのは「自転車の乗車人員」に関連した項目で、「二輪又は三輪の自転車」においては運転者以外の乗車(小児を除く)の例外や特例を認めていない県が多く、その場合は乗客を乗せて走行をすることができない(ドライバーのみの走行は可)。粘り強い交渉により改正された都道府県(京都府、長野県、愛知県、福島県、神奈川県、滋賀県、千葉県)もあるが、「交通渋滞を引き起こす」「事故が起きる」などの運行に対する先入観から公安委員会の理解を得られないケースも多い。
 ベロタクシーは自転車であるので法律上は誰でも運転することができる。しかし、車道を乗客を乗せて走るという性格上、ドライバーは普通自動車運転免許証もしくは自動二輪免許の所持、道路交通法の遵守が必須要件となっている。
 軽車両には車両登録、法定検査については求められていない。しかし乗客を乗せて走行するという性質上、自主的に車両ナンバーによる管理と定められた点検を行い、信頼性を確保している。

 都市部は一定時間クルマを締め出して、歩行者天国の街の間をベロタクシーで結ぶなどの試みがあってもいいのではないか。
 平日とはいえ、なぜ、誰も乗っていなかったのだろう。みんなもっと面白がればいいのに。
 現代の人力車、がんばれ!

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野菜のオーブン焼き

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 「野菜がおいしいイタリアン」(佐竹弘、講談社)のレシピ。
 2人分。材料は玉ねぎ1/2。トマト1個。ズッキーニ1/2本。アスパラガス4本(今回はなし)。なす2個(今回はなし)。ピーマン(黄、赤)各1/2個(今回は赤、緑)、にんにく1かけ、ローズマリー4枝(今回はなし)。オリーブ油、塩、黒こしょう。
 作り方
 1)玉ねぎは縦4等分に切り、トマトは縦6つのくし形に切る。ズッキーニは長さを半分に切って、縦半分に切る。なすは縦半分に切る。ピーマンは縦4つに切る。
 2)にんにくをみじん切りにしてオリーブ油大さじ3を混ぜておく。
 3)1の野菜をオーブン皿に並べて2を回しかけ、塩、黒こしょうをふる。
 4)ローズマリーの2枝をちぎって葉をちらし、残りはそのまま乗せる=今回は略。
 5)200℃に温めたオーブンに入れ、20~25分焼く。

 焼いた野菜は肉のつけ合わせ、お酒のつまみにぴったり。簡単でおいしい。

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今年最初の浮間・早朝ゴルフ、ベストスコアタイの44。

 川口市浮間ゴルフ場(埼玉県川口市飯原町14-1、 048・253・1883)で29日から早朝ゴルフ(9ホール)が始まった。
 土日は4000円。
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 5時45分に着いた時はすでにお客がいっぱい。
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 スタートは6時35分だった。

 今日のテーマは「攻める」。「逃げない」ではなく、「攻める」。あえて、池越えのショートカットを目指したりする。
 群馬時代よりも技術的にはゴルフがうまくなったと思うのだがスコアが伴わない。攻めて、失敗しても後悔しない。スポーツなのだから、自分の運動神経を信じて、伸び伸び打とうと思った。

 1番ホール(ハンディキャップ2、Par4、345ヤード=写真は上)。
 右ドッグレッグ。グリーン手前が池なので、200ヤードほどまっすぐ打って池越えを狙う人が多い。
 ティーショットはグリーン手前の池までぎりぎろのところを狙い、残り90ヤードのところまで飛んだ。しかし、池越えショット(64度のLW)をダフり池に。5オン2パットで+3。

 2番ホール(ハンディキャップ9、Par4、230ヤード。距離が短いのでティーショットは7I以下で)。
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 アイアンを左に打つと池につかまる。 
 しかし、7Iはきれいに当たり、残り60ヤード。LWで2オン。1パットで-1。

 3番ホール(ハンディキャップ5、Par4、285ヤード)
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 左に池があるので、右方向に180ヤードくらい打てば十分なのだが、直接グリーン乗せを狙う。
 残り10ヤードまで飛んだが、アプローチ(LW)ミスで3オン。2パットで+1。

 4番ホール(ハンディキャップ7、Par4、290ヤード)
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 右に池があるので、左方向に200ヤードくらい打つ人が多いが、ピン方向(見えないが)を狙う。
 残り20ヤードまで飛び、2オン(LW)。2パットでパー。

 5番ホール(ハンディキャップ4、Par4、275ヤード)
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 左の池を避け、正面のペナルティー杭を越えないように180ヤードくらい打てばよいホールだが、池越えを狙う。
 今日は2度270ヤードは飛んでいるので、前の組がグリーンからいなくなるまで待つ。後ろの組も追いついてきたりして、やや焦り気味で打ち、ミスショット。距離は出たが右に飛び、1ペナルティー。しかし3オン2パットで+1。
 今回はミスをしたが気持ちが前向きなので、+1で済んだ。

 6番ホール(ハンディキャップ8、Par3、140ヤード)
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 今日は右グリーン。右のペナルティーが気になり、左右のグリーンの間に打つことがこれまでは多かった。
 うまく1オン。2パットでパー。

 7番ホール(ハンディキャップ1、Par4、410ヤード)
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 浮間最難関ホール。通常は右の溝に入れてしまう。左の3連続OBを打ち、+9も打った経験もある。
 ここできちんと打てるかが今日の試金石だったが、やや左寄りに打て、残り160ヤード。
 ただ、ここからが苦労した。グリーンは右。右のバンカーあるいは溝に入れたくないと思い、極端に左に打ってしまった。そこから数十ヤードだが、LWはグリーンオーバー。アプローチ(LW)も打ち損じ。結局5オン。2パットで+3。ここは2打目が弱気過ぎた。今日のテーマを忘れた一打だった。

 8番ホール(ハンディキャップ3、Par5、500ヤード)
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 右の溝に入れることがとても多いホール。左の池にも何回か入れた。2打目以降も溝に入れることがある。
 ティーショットは250ヤード。7、8番でティーショットがちゃんと打てたのは初めてかもしれない。
 2打目は100ヤード残そうと8番で打ち、残り100ヤード。ここまでは計算通り。ところがここでSWをダフり、残り50ヤード。LWのバンカー越えはグリーンオン。2パットで+1。

 9番ホール(ハンディキャップ6、Par3、135ヤード)
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 風が強い時は難しいが、ボギーは取れるホール。
 そう思い、9番アイアンを軽めに打とうとして手打ちになりシャンク。1ペナルティー。3オン。3mくらいのパットを残す。これを入れないとボギーペースで終われない。フックラインをうまく読み会心の1パット。

 結局+3-1+1+0+1+0+3+1+1=+9で44。パット数は212222221。
 前向きな気持ちがプラスになった。

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ソフトボール復帰の開幕戦で柵越えホームラン!

 ソフトボールチームの開幕戦に出た。場所は秋ヶ瀬公園のS6ソフトボール場。昨年6月8日に軽い肉離れでリタイアした試合以来の出場。しっかりランニング、準備体操をして臨んだ。
 人数も少なく2番ライト(その後センター)で先発。
 1試合目は軟投のピッチャー。所属チームはキャッチボールと守備練習しかしない。初打席はピッチャーが投げる久しぶりの球にタイミングが合わずまずはチップ。次は球に当てにいき、センターへの凡フライ。

 今日は早朝にゴルフの練習をし、ドライバーばかり打った。ドライバーで飛ばすのが楽しい。野球はホームランが醍醐味だ。ところが本当に情けないフライだった。

 2打席目。考えた。
 相手の投球に合わせてバットを振り始めると、球を迎えにいくし、スイングも鈍くなる。
 そうではなく、飛んでくるミサイルを自分の陣地で迎撃するような感じで、球がホームベースに近づいたら、思い切りスイングしよう。そう思って打席に立った。
 当たった!打球は左中間に。ワンバンドで、植え込み(フェンス)の中に。エンタイトルツーベース。
 3打席目も高い球を思い切り叩いた。打球は強いライナーでレフトへ。左翼手のグラブをはじいた。強襲ヒットと思うくらい強い当たりだったが、左翼手正面への当たりだったので記録はエラー。でも打撃のコツをつかんだ気がした。
 そして4打席目。強く振りぬいた当たりはなんと左中間の深いところへの柵越えホームラン。これまでもS6のソフトボール場で試合をしたが、このフェンスを越える当たりはめったにない。
 うれしかった。
 なんと仲間がその瞬間をカメラに収めていた。
 自分は原則登場させないブログなのだが、登場させよう。
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 意外に低い球だったようだ。
 (ユニフォームはTシャツ。相手チームは野球選手らしいのに、我らのチームはアパッチ野球軍のよう=笑)。
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 フェンス。球を追いかける外野手。ピンボケだが、臨場感、ありません?
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 前を走るのがラストバッターの監督兼ピッチャーSさん。1000試合以上投げている。すごい。
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 Sさんの像(笑)。

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 2試合目は速球投手に。

 それでも勢いがあり、1打席目はエンタイトルツーベース。
 その後はスローボールなどで攻められたが、結局5打数3安打。
 最後は腕に力が入らず、振り遅れの三振だったが...。

 野球はホームランだ(^o^)/

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楽しいドライバーの練習で気分すっきり

 太平洋クラブ相模コースでのコンペでブービーメーカーとなり、ゴルフクラブを見るのも嫌になっていたが、ほぼ1ヵ月ぶりにゴルフ練習場に行った。
 「書斎のゴルフ」(日本経済新聞社)VOL.2の石川遼のゴルフについて書いた記事に影響されたのだ。
 ドライバーにこだわる石川遼。
 「インストラクターや評論家などから『ドライバーをマン振りせずにフェアウェイキープを目指したほうがいい』『フェアウェイが狭いホールではドライバーを使わない選択もある』と言われた、しかし、石川はそんな声に耳を貸さず、ドライバーショットを振り切ることにこだわり続けた」。
 そうだよ、ゴルフはドライバーだよ。誰がなんと言おうと――。
 
 「書斎のゴルフ」で連載も持っている久富章嗣さんに昨年2月にラウンドレッスンを受けた。ミドルホールでツーオンを狙うのは72で回る人の青写真。90を切れない人は初めからボギーで構わないというゴルフをすべきだ、と教わった。72のゴルフを目指すことによって緊張して失敗してスコアを悪くするより、初めから90を狙い、リラックスして打つと、間違えてツーオンしてしまったりするという。
 技術的には何でもフルスイングすればいいわけではないということを教わった。これはその後も役に立っているが、「初めからボギーでいい」と考えるゴルフは自分には向いていない。その後1年ゴルフをして、そう悟った。

 グリーンの手前のバンカー。崖越え、池越えのティーショット。逃げようとしても逃げられない状況がゴルフにはいくらでもある。最後は戦わなければ勝てないのだ。安全策ばかりを考えていることが、果たしてゴルフなのだろうか。
 障害があれば積極的に挑んで、乗り越えればいいのだ。
 ゴルフはチャレンジだ。
 自分は何を守っているのだろう。守らなければならないものなど一つもない。
 
 ドライバーも失敗するからといって、5番アイアンに替えてみたりしたが、間違いだったと思う。
 ドライバーは当たれば結構飛ぶ。長所を殺してどうするのだ。
 野球がホームランが一番楽しいのと同じように、ゴルフはドライバーで遠く飛ばすのが一番楽しい。
 一番楽しいことをすればいいじゃないか。

 プロのように遠くに飛ばし、プロのようにどんとグリーンに乗せる。目指すのは自由。
 せせこましいゴルフ(考えるゴルフ、守るゴルフ)は向いていない。そんなふうに育っていない。

 こう考えたら気持ちがすっきりした。呪縛から逃れたようだ。

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 練習場に久しぶりに行ったら盛況ですでに打ち放題は12のブースの数だけ人が並んでいた。
 ちょうど良い。今日はドライバーだけを打とう。
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 3カゴ。1回1回ティーにボールをセットして、打ち損じたら素振りをした。
 バックスイングでクラブを立てた状態から、さらに捻転しようとして、オーバースイングになることが多いので、クラブを立てた状態からそのまま腰だけを回転させるようにした。スイングは大きな弧を描くように、どちらかというと外にクラブを放り投げるように振る。これで、結構良い当たりが出た。
 ドライバー以外はまったく持たなかった。
 もちろん、SWの練習は役に立っていると思うが、やはり練習でもすっきりしなければ。
 すっきりした。

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猪瀬直樹著『欲望のメディア』はアナログテレビ放送停波を控えた今こそ、読みたい本だ。

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欲望のメディア

 猪瀬直樹著『欲望のメディア』(小学館、1990年11月10日第一刷発行)を読んだ。
 2011年7月24日、テレビのアナログ放送は完全停波し、デジタル放送に移行する、予定だ。
 テレビの黎明期から、テレビが我々の生活に強い影響を及ぼすようになるまでの歴史(登場人物は、昭和天皇、ヒトラー、マッカーサー、高柳健次郎、正力松太郎、力道山、田中角栄ら)を著したこの本は、これからのテレビの姿を見通すために、まさに今、読むべき本だと感じた。

 「テレビがこの島国の共同体へ新しく付与したものとは、よりいっそうのライフスタイルの画一化であった。全国民が等しく東京キイ局の発する電波を享受し、情報を共有することのみを指すのではない。むしろ問題は、情報という名で呼ばれる映像が日毎に異なってはいても、送られる内容が同じ図式で繰り返されることのほうに見出されるだろう。殺人事件も原発反対運動も宇宙遊泳もサッカーゲームも、つぎつぎとスピーディに裁断されて茶の間に送り込まれてくる。どの事件も等価で消費される。僕たちは実際に体験して得た情報と擬似的な体験を混同しはじめている」
 「スティーヴン・スピルバーグは『テレビは自分にとって第二の両親のようなものだった』と語っている」

 「昭和は地上波の時代だった、と総括できよう。既成のネットワークは、稀少資源としての電波が国家権力(郵政省)により分配されることで成り立つ免許事業であった。電波の排他的に独占利用権を認められた放送各社は、いま膨大な利益を手中に収めている」。

 こうした地上波の独占状況は、放送のデジタル化による多チャンネル化と、インターネット(ブロードバンド)により放送だけが映像を流せるメディアではなくなったことにより、崩され始めている。

 「テレビはいま、国家のゆるやかな統制と視聴者の直截的な欲望の双方に向かい合っている。極端な言い方をすれば、北朝鮮型の儒教的な統制経済主義と香港型の無原則な欲望資本主義のふたつのアジア的特質が巧みに棲み分け融合している」。
 猪瀬はメディアと国家との距離を引き離すメディアとしてCS(通信衛星)に期待。「CSを活用するゲリラ的チャンネルの増加が、統制の枠組みを解体するひとつの突破口だった」と書いているが、CSチャンネルは過去のテレビ番組、映画を流したり、音楽のプロモーションビデオを見せたり、地上波で取り上げない娯楽番組を提供したりするチャンネルになっており、残念ながらゲリラ的なパワーはもはやない。恐らく統制の枠組みを解体していくのはインターネットの動画なのだろう。 
 
 猪瀬はまた、ハイビジョンが放送と通信のジャンルを融合させ、「テレビ」とは異なる役割を果たすことを期待している。いまのハイビジョンを見ている限りでは、ハイビジョン単独でそれだけの力があるとは思えないが、放送のデジタル化、デジタルネットワークの広がりが、放送と通信の融合を進め、我々の文化に少なからず影響を与えていくことは間違いないだろう。

 「テレビ番組は齢を重ねるごとに確実に幼児化してきている。日本人は見違えるほど豊かになり、多様化したライフスタイルを模索しているはずなのに、テレビはますます貧しく、画一化しつつある」。それにもかかわらず「それでもテレビ局は空前の好景気に沸いている」と猪瀬は1990年時点で分析している。しかし、テレビ離れはその後、どんどん進んだ。テレビが内包していた危機は、テレビの独占状態が崩れるにしたがって表面化し始めた。

 この本が出た1990年の1年前にNHKのBSアナログ放送がスタートした。しかし、2000年にスタートしたBSデジタル放送は、民放がテレビ広告市場で二匹目のドジョウを狙ったものの、BS受信機の普及の遅れなどで、惨憺たる結果となった。現在でも各社が150億円から350億円の累積損失を抱えている。

 地上波のテレビはこれからも映像分野では強い影響力を保ち続けるとは思うが、独占的利益をそこからあげるのは難しくなった。ネットと折り合いをうまくつけた番組も出始めているし、NHKオンデマンドのような実験も始まっている。テレビを中心とする映像メディアとその見方がどう変わっていくかは、とても興味深い。

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神田伯剌西爾(かんだぶらじる、東京・神田神保町、喫茶店)

 昔から良く来ている自家焙煎珈琲の店が神田伯剌西爾(千代田区神田神保町1-7 小宮山ビルB1、03・3291・2013)。

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 学生時代は三省堂本店によく行った。そのうちに近くの書泉グランデに行くことが多くなり、神田伯剌西爾に入って買った本を読むのがお決まりのルートになった。
 
 今日は初めて禁煙席(店に入って右側)に座った。
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 神田ブレンド(500円)を飲んだ。濃くておいしいコーヒー。
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 ケーキもおいしい。コニャックショコラ(450円)。最高級のチョコレートを使用したガナッシュクリームと本格バニラをきかせたクリームのハーモニー。ケーキセットにすると800円になる。
 
 コーヒーメニューは以下の通り。
●・・・・苦味 ○・・・・酸味
神田ぶれんど
●●●
濃く苦く甘い 自信の一品
500円

亜米利加ぶれんど
○○
浅煎 荒挽 本格的アメリカンコーヒー
500円

仏蘭西ぶれんど
●●●●●
濃厚なトロッとしたタイプ デミカップで
500円

冷しぶれんど
●●●●
苦味がさわやかアイスコーヒー
500円


ストレートコーヒー

マンデリンスーパーG1スペシャル
●●●●
苦味とコクの個性派
530円

ペルーチャンチャマイヨ
●●●●
さっぱりした苦味 ほのかな甘味
530円

ガテマラ アンテグア リンダ
●●
香ばしい苦味と甘味
530円

コスタリカ コーラルマウンテン
●●○
カカオのような香りとコク
530円

ブラジル サンジョゼ
●○
ソフトな苦味 バランス良い味わい
530円

コロンビアエスメラルダ スプレモ
●○
マイルドな苦味と酸味の調和
550円

タンザニアキリマンジャロアデラAA
○○○
まろやかな酸味 甘い香り
530円

モカマタリ アルマカ
○○
フルーティーな香り 味わいの酸味
550円

 いままで神田ぶれんど専門だったが、いろいろ飲んでみたくなった。

 営業時間は平日11~21時、日祭日11~19時。

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クラウドの限界も感じさせてくれた城田真琴著『クラウドの衝撃』

  『クラウド化する世界』 『クラウド』を読んだ勢いで、『クラウドの衝撃』(城田真琴著、東洋経済、1500円、2009年2月19日発行)も読んでしまった。 頭の整理ができる良い本だった。
Shirota_makoto
クラウドの衝撃

 クラウド・コンピューティング・サービスを分類すると以下の3つに大別される。
(1)HaaS(Hardware as a Service:ハードウェア・アズ・ア・サービス)
 サーバーのCPU能力やストレージなどのハードウェアをインターネット経由で提供するサービス
(2)PaaS(Platform as a Service:プラットフォーム・アズ・ア・サービス)
 アプリケーションを稼動させるプラットフォーム機能をインターネット上で提供するサービス
(3)SaaS(Software as a Service:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)
 アプリケーション・ソフトウェアの機能をインターネット上で提供するサービス

 これらを企業のIT戦略のなかでどう活用すべきか、を論じていた「第5章」は大変参考になった。
 自社でサーバーを調達する場合とこれらの3つの場合を比較すると、自社調達の場合は、すべて自社でコントロールできる半面、高コストになる。これをHaaS→PaaS→SaaSと切り替えていくに従って、自社でコントロールできる範囲は小さくなるがコストは安くなる。このコストとコントロールのバランスをどうとるのかが企業にとって重要だという。
 バランスをどうとるかにあたって、コンサルタントのジェフリー・A・ムーア氏が提唱する「コア/コンテクスト」理論が参考になるという。
 「コア」とは企業競争力の源泉となり、永続的な差別化を可能にする企業活動であり、それ以外の業務が「コンテクスト」となる。
 同氏はさらに「ミッション・クリティカル」(万一、停止してしまった場合、直ちに深刻なリスクにつながる企業活動)と「非ミッション・クリティカル」(それ以外の活動)の区別を提唱。コア、コンテクストと組み合わせて、クラウド・コンピューティング・サービスの適用領域を規定する。
 以下の4パターンがあるという。
①コア×ミッション・クリティカルの領域は「企業に競争優位をもたらす戦略的なシステムであり、万一システムが何らかの障害により稼働しなくなった場合、企業経営に多大な影響を及ぼす。このため、この領域のシステムだけは積極的に社内リソースを投入し、自社開発を行うべき」としている。
②コア×非ミッション・クリティカルの領域は「非公式な研究プロジェクトや実験的試行など将来的に競争優位をもたらす可能性がある一方で、成果を出せない可能性もあるシステムが該当する。この領域はクラウド・コンピューティング・サービス、とくにPaaS、HaaSの利用を積極的に検討すべき」という。
③コンテクスト×ミッション・クリティカルの領域は「コアでなくてもビジネスの根幹を支えるシステムであることから、サービスレベルが許容範囲を下回り、業務に悪影響を及ぼすことがあってはならない。SaaSの利用を検討すべきだが、サービス・プロバイダの選定は慎重に行わなくてはならない」と指摘する。
④コンテクスト×非ミッション・クリティカルの領域は「他社との差別化につながるわけでもなく、経営の観点からも重要度が低いため、クラウド・コンピューティング・サービス、とくにSaaSの利用がもっとも効果的」であるとする。
 クラウド時代になっても“コメ”のように自給自足が必要な根幹の事業分野にはクラウドには向かないということで、クラウドを全面的に肯定しない意見は参考になった。

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トンボロ(東京・神楽坂、喫茶店)

 神楽坂で店を開いて10年ほど、というが、すっかり地元になじんでいる喫茶店がトンボロ(新宿区神楽坂6-16、03・3267・4538)。

トンボロ

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 カウンターの一番右側に陣取って、長々と本を読んでいたら、地元の奥様たちが次々訪れる。

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 愛犬を連れている人も多く、愛犬の散歩の途中に立ち寄る店になっているようだ。

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 今日はAブレンド(香りと酸味、500円)を飲んだ。
 とてもおいしい。
 
 トンボロ?どんな意味なんですか?
 ご主人に聞くと「モン・サン=ミシェルってご存知ですか?」
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)とはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院である。(中略)ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。このため、湾の南東部に位置する修道院が築かれた岩でできた小島はかつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていた。島の入口には潮の干満時刻を示した表示があり、満潮時には浜に降りないようにと記されている。最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28-36時間後といわれており、引き潮により沖合い18kmまで引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せる。このためかつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあった。1877年に対岸との間に地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へと渡れるようになった。しかし、これによって潮流をせき止めることとなり、100年間で2mもの砂が堆積してしまった。急速な陸地化が島の周囲で進行しており、島の間際まで潮がくることは滅多になくなりつつある。かつての姿を取り戻すべく2009年には地続きの道路が取り壊され、2010年には代替となる新たな橋がかけられることが計画されている。
 なるほど。
 店ではウィキペディアを引く暇がないので、「はい・・・」と曖昧な返事。
 ご主人の説明によると、普段は海によって隔てられている陸地と島が、干潮時に干上がった海底で繋がる現象がトンボロらしい。
 なるほど(ここで納得してしまい、なぜこの店がトンボロなのかは聞かなかった)。

 人と人のつながりを表しているのかもしれない。

 このほかのメニューは
・coffee
Bブレンド(こくと苦味、500円)=追記)気になって翌日も来て飲んだ。酸味か苦味か、という選択はなかなか良い。
マンデリン(550円)
キリマンジャロ(550円)
ペルーチャンチョマイヨ(600円)
ブラジルブルボンサントス(650円)
アイスコーヒー(600円)
カフェオレ(600円=hot、650円=ice)
・tea
ダージリンティー(ポットサービス、650円)
ロイアルミルクティー(650円=hot、700円=ice)
ブランデーティー(700円)
アイスティー(650円)

ココア(650円=hot、700円=ice)
ミルク(550円)

・juice
アップルジュース(550円)
トマトジュース(550円)
ゆずジュース(650円)

トースト(サラダ付、500円)
サンドウイッチ(900円) 
チーズケーキ(500円)

モーニングセット(AM11:30まで)
AまたはBブレンドとトースト(900円)

クロックムッシュ(500円)

 こだわりを感じるメニューだ。
 営業時間は10:00~18:00、休みは店に問い合わせを。

追記2010.1.19)はじめて、モーニングセットを頼んだ。
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 厚いベーコンにスモークチーズ。こだわりが感じられる、大変おいしいモーニングセットだった。

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corretto(コレット、鎌倉市、イタリアンカフェ)

 新宿三丁目のイタリアンレストラン、クラウディアで店長&ソムリエを務めていた松山さんが、4月10日、鎌倉に店を開いた。さっそく行ってみた。

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 corretto(コレット、鎌倉市御成町14-25、0467・23・8959)という店名のイタリアンカフェだ。
 松山さんによると、correttoとはエスプレッソ (Espresso) とグラッパ(Grappa)を合わせた飲み物のことで、松山さんはどちらも好きなのでcorrettoにしたと話す。
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 空間をゆったりと使ったギャラリーのような店。
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 実際、店内では水彩画展を開催。季節の花を描いたものを数点展示していた。

 松山さんはクラウディア時代、気前良くどんどん新しいワインを開けてくれ、それをグラス単位で飲ませてくれた。
 スプマンテ→軽い白→フルーティーな白→渋みの強い赤・・・といった感じでワインはいろいろ飲めたほうが楽しいが、世の中の大半の店はボトル単位での提供。グラスでのサービスがあっても、平凡なハウスワインであることが多い。その点、松山さんは、これはおいしいですよ、と言って実際に一口飲んで確かめた自慢のワインを注いでくれるから、本当に楽しかった(その伝統はクラウディアで店長を継いだ木村さんが守ってくれているが)。
 
 correttoは昼間から営業している関係で料理はパニーノ (Panino、パンで具材を挟んだ軽食)が主体。飲み物はいろいろなコーヒー、紅茶が飲めるが、そこは松山さんの店、当然ワインが飲める。メニューを見ると本日のグラスワイン(*スタッフまでおたずねください)がある。
 「昼間から水のようにワインを飲む店にしたい」(笑)と松山さん。

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 さっそくスプマンテ(600円)を頼んだ。

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 そして、≪本日のスープ≫(鎌倉野菜で作ったカラダに優しいスープ)
 ごぼうとマッシュルームのクリームスープ(400円)は残念ながら売り切れで、ニンジンとかぼちゃの冷製スープ(400円)にした。おいしい!
 松山さんの名刺を見るとVegetable&Fruit Junior Meisterとある。野菜にもこだわりがあるようだ。
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 ≪自家製サンドイッチ≫はナポリ産辛口サラミと鎌倉産ルッコラ パルミジャーノ・レッジャーノ(650円)。
 なかなかの味。コーヒーにもワインにも合う。
 サンドイッチはこのほかに
 ベーコンのソテー 鎌倉産トマト、ほうれん草と一緒に(450円)
 ツナとたまご、ブラックオリーブ 湘南レッド(紫たまねぎ)のニース風(450円)
 自家製ロースハムとディジョンマスタード ブラックペッパーをアクセントに(550円)
 ピスタチオの入った ボローニャ産モルタデッラとたまご(650円)
 がある。
 パンは固め、やわらかめの2種類がある。

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 ワインも頼んだ。SAUVIGNON VALBRUNA(白)を開けてくれた。つまみもメニューにないが用意してくれた。モルタデルラ、サラミ、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、ドライトマト。
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 照明もしゃれている。ろうそくの炎のよう。
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 店名になっているcorretto(コレット)も作ってもらった。エスプレッソ25cc+グラッパ5cc+グラニュー糖。
 ビターチョコレートのような味。濃くておいしい。
 営業時間は11:30~18:00。「慣れてきたら土日は夜の営業も」と松山さん。
 木曜定休。
追記2009.8.11)夜の営業を始めたと聞いて、訪ねた。
 営業時間は11:30-14:30(L.O)、18:00-20:30(L.O)
 木曜定休、水曜はランチのみ。
 に変わった。
 Dinnerは約20種の料理を黒板で紹介。野菜や地魚をつかった前菜は“旬”に、パスタやのピッツァの生地は“手作り”にこだわったという。
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 アフェタートミスト(生ハム、辛口サラミ)
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 真イワシのシャンパンビネガーマリネ
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 地野菜の盛り合わせ、バーニャカウダで。
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 外はパリッ、中はもっちりのオリジナルピッツァ。アンチョビ、ブラックオリーブ、オレガノのナポレターナ+地シラスとガーリック無農薬ルッコラ。

 すべてぴったりのワインを松山さんがグラス単位で選んでくれる。
 夜の部が出来て、さらに魅力が高まった。

追記2017.3.13)久しぶりに訪ねたら、夜は完全予約制に変わっていた。 ランチ11:30~13:30(LO) 15:00(CLOSE) ディナー18:30~22:00(完全予約制/当日16時まで) 木曜、第2水曜定休/その他不定休

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鎌倉その6)鶴岡八幡宮経由で鎌倉駅方面へ

 鎌倉には子供の頃から何度も来ているが、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏という観光スポットを訪ねただけで、今回のように北鎌倉駅―建長寺―天園ハイキングコース―瑞泉寺と、鎌倉を面で体験したのは初めてだ。更に季節ごとに訪ねれば鎌倉を立体的に捉えられるだろう。
 東京にこんなに近い古都を訪ねないのはもったいない。お寺と自然のダブルで癒やされた1日だった。
 北鎌倉から鎌倉に入ったこともよかったかもしれない。
 
 バスに乗る手もあったが、歩き足りないので、瑞泉寺から鎌倉駅に向かって歩いた。
 途中感じの良い喫茶店などが多かった。歩くと、世界が広がる。

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 鶴岡八幡宮は人とクルマでいっぱい。
 花は桜が終わり、フジはまだ。ということで参拝しなかった。
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 段葛を歩く。両側はちょっと前までは桜が満開だったのだろう。
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 人力車が走っていたが、驚いたのは乗っている観光客も和服。徹底している(笑)。
 二ノ鳥居から鎌倉駅西側に行った。
 実は知り合いがきのう店をオープンした。今日、鎌倉に来たのは、一つにはこの店を訪ねるという目的があったからだ。店までは瑞泉寺から1時間ほどかかった。今日はよく歩いた。

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鎌倉その5)瑞泉寺

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、瑞泉寺(ずいせんじ)は、神奈川県鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派の寺院。(中略)境内は季節ごとに様々な花で彩られ、梅、つつじ、牡丹、マンサクなど、一年中花の絶えることがない。特にスイセンが有名な「花の寺」として知られている。
 電話は0467・22・1191。拝観料200円。
 拝観券の説明。
 名勝瑞泉寺庭園
 紅葉ヶ谷を囲む三方の山が天然の垣根をなし、わずかに開けた西の空に富士山を仰ぐこの地を選び、天台山、錦屏山を背景として、夢窓国師は庭園を作られました。それは鎌倉石の岩盤に地形に応じ地質に即して巧みに大いなる彫刻をほどこした、鎌倉ならではの性格のものでした。境内に北の一隅の岩盤の正面に大きな洞(天女洞)を彫って水月観の道場となし、東側には坐禅のための窟(坐禅窟・葆光窟)をうがちました。天女洞の前には池を掘って貯清池と名づけ、池の中央は掘り残して島となしました。水流を東側に辿れば滝壺に水分け石があり、垂直の岩盤は滝、その上方をさらに辿れば貯水槽があって天水を蓄え、要に応じて水を落とすしつらえとなっています。池の西側には二つの橋がかかり、これを渡るとおのずから池の背後の山を辿る園路に導かれます。非公開ですが二つの橋も数えて十八曲りに園路を登ると錦屏山の山頂に出て、私たちはそこにまた大きな庭と出会います。鶴ヶ岡から鎌倉周囲の山並みが幾重にも波状をなして重なり、遠くには箱根の山々がかすみ、右手に霊峰富士が大きく裾を広げる足下には、相模湾が自然の池をなしているのです。借景の大庭園の広がるこの山頂に夢窓国師は小亭を建て、偏界一覧亭と名づけました。
 岩盤を彫刻的手法によって庭園となした、「岩庭」とも呼ぶべきこの庭園は、書院庭園のさきがけをなすものであり、鎌倉に残る鎌倉時代唯一の庭園なのです。
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 庭園を見たとき、うかつにも庭園は木々が植えられている部分であって、岩盤のある部分が庭園とは思わず、写真も撮っていない。そこで拝観券の写真を使った。

 花の寺ということで、とても楽しみだった。
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 旬の花はショカッサイ。総門を入ってすぐ左手に一面に咲いていた。
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 ショカッサイ。
 ひなびた感じでとても良い寺だった。鎌倉駅から離れているからかもしれない。
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 本堂に向かう階段。
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 山門。
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 本堂。
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 地蔵堂。
 季節ごとに訪ねたい寺だ。

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鎌倉その4)建長寺~瑞泉寺(天園ハイキングコース)

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 半僧坊に天園ハイキングコースの案内。ここが起点らしい。12時55分スタート。少し登ると――。
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 勝上献展望台(しょうじょうけんてんぼうだい)がある。半僧坊からよりも、よく建長寺と周辺が見渡せる。
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 13:00に建長寺勝上献展望台をスタート。
 ゆるやかなアップダウンが続く。
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 13:25に大平山(159m)に到着。15分ほど休憩。
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 鎌倉カントリークラブが隣接。
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 天園峠からの展望。
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 途中の分かれ道でどちらにいくか迷うところもあったが、歩きやすいなだらかな道が続く。
 14時15分には瑞泉寺側のハイキングコース入り口に到着した。

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鎌倉その3)建長寺

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、建長寺(けんちょうじ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある禅宗の寺院で、臨済宗建長寺派の大本山である。
 電話0467・22・0981。入山料大人300円。
 パンフレットによると――。
 建長寺は巨福山(こふくさん)建長興国禅寺といい、鎌倉五山第一位、臨済宗建長寺派の大本山です。今から約760年前建長5年(1253)に鎌倉幕府五代執権北条時頼(1227~1263)が建立したわが国最初の禅寺です。
 建長寺の開山(創始者)蘭渓道隆は、中国の高僧無明慧性に学び、寛元4年(1246)33歳で来日し、九州、京都を経た後、鎌倉に入り北条時頼に請われて建長寺に迎えられました。蘭渓道隆は、中国宋時代の純粋で厳しい禅をそのまま導入し、建長寺を天下の禅林として多くの僧を集め、中国文化の受容、勉学の場として、一時は千人を超える修行僧を指導しました。その教えは現在国宝として寺に残る「法語規則」に見ることが出来ます。
 「鞭影を見て後に行くは即ち良馬に非らず、訓示を待て志を発するは実に好僧に非らず~」 『法語規則』
 蘭渓道隆はその後、京都の健仁寺、甲斐の東光寺等にも移り、弘安元年(1278)に再び建長寺へ帰り、66歳で亡くなり、後宇多天皇より大覚禅師という禅師号を賜りました。これは日本で最初の禅師号です。尚、「建長汁」は建長寺発祥の料理です。
 北条時頼は、建長寺を建立し、大覚禅師や、二代住職兀庵普寧(ごったんふねい)に師事し、禅の教えに深く帰依しました。また、時の権力者として経済的にも建長寺を支え、全国的にも禅宗を広め、自らも出家して法名を覚了房道崇(かくりょうぼうどうすう)と名乗りました。
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 総門。巨福門ともいい、天明3年(1783)に建立され、京都の槃舟三昧院より昭和15年に移築されました。額の『巨福山』(写真参照)は建長寺第十代住職一山一寧の筆によるもので、巨の字に筆勢による1点を加え巨(写真参照)とし、百貫の値をそなえたものといい、世に百貫点といいます。
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 三門(重要文化財)
 三解脱門の略で、楼上に五百羅漢などを安置しその下を通ると心が清浄になることを祈念しています。安永4年(1775)に、二百一世住職万拙碩誼(ばんせつせきぎ)が関東一円から浄財を募って再建したもので、別名「狸の三門」といわれています。これは三門建立の折、この寺で育てられた古狸がその恩義に報いようと、僧侶の姿に身を代えて住職の化緑を助けて大活躍したという言い伝えによります。
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 梵鐘(国宝)重さ2.7トン。
 建長7年(1255)に大和権守(やまとごんのかみ)物部重光が鋳造したもので、大覚禅師による建長寺の銘文が浮彫りされている名鐘です。
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 建長寺の鎮守・半僧坊大権現が祀られている半僧坊に向かう。
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 半僧坊大権現の化身は天狗。半僧坊へ続く石段には数体の天狗像が祀られている。
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 半僧坊に到着。建長寺を見下ろす。

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鎌倉その2)円覚寺~建長寺

 円覚寺からJR沿いを歩き、鎌倉街道に出た。鎌倉五山(和食)、去来庵(シチュー)などおいしそうな店がいくつかあった。次に来た時に入ってみよう。
 それ以外にも立ち食い、歩き食べできる食べ物を売る店がいくつかあった。
 つい買ってしまったのが、紫いもソフトクリーム。
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 看板には鎌倉名物と書いてある。店の人に聞いてみる。「紫いもってこのあたりの名物なんですか?」
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 いも吉館のおねえさんは(おじさん、写真なんて撮ってないで早くお金払って感じで)教えてくれなかった。
 ソフトクリーム(295円)はさつまいもの香りでまずまずの味。
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 手焼き煎餅の店も、煎餅が大きくてうまそうだった。
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 いろいろ種類があるが。
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 のり付きの焼きたて(250円)を買った。こんがり焼いてもらった。
 焼きたての煎餅は煎餅というより焼き餅という感じだ。結構おなかがふくらんだ。
 歩き食べしているうちに建長寺に着いた。

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鎌倉その1)円覚寺

 「街歩き」も「山歩き」も楽しめそうな鎌倉に行くことにした。
 目的地は「天園ハイキングコース」。池袋からJR湘南新宿ラインに乗った。鎌倉まで1時間半。
 鎌倉まで行くつもりだったが、家を9時半ごろに出たので、鎌倉に着くのは11時過ぎ。すでに鶴岡八幡宮あたりは人でいっぱいだろうと思い、北鎌倉で降りた。建長寺からハイキングコースに入る。
 まず、北鎌倉駅近くの円覚寺に行った。
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 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、円覚寺(えんがくじ)は神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院。(中略)鎌倉五山第二位に列せられる。
 電話0467・22・0478。拝観志納金は大人300円。
 拝観券の解説。
 円覚寺は瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号し、臨済宗円覚寺派の大本山である。弘安5年(1282)鎌倉幕府八代執権北条時宗公が開基となり、中国の名僧無学祖元(仏光禅師円満常照国師)を開山第一世にむかえて開堂した。
 創建の趣旨は、国家を鎮護し仏法を紹隆すると共に、文永・弘安の度重なる蒙古の襲来で戦没した敵味方の霊をなぐさめる為であった。
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 鎌倉は桜の名所だが、ほとんど散ってしまった後。でも、わずかに残った花を撮影する人は多かった。
 鎌倉は、季節に合わせていろいろな花が楽しめる。今回は何も考えずに来てしまったが、これからは開花のタイミングに合わせて訪れたい。 
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 山門。
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 国宝の舎利殿に向かう途中、舎利殿に向かう僧たちに出会った。
 舎利殿は、源実朝が中国能仁寺より請来した佛舎利(釈尊の遺骨)を奉安するお堂、舎利殿の後方には、開山堂や開山塔があり全域は修行僧の専門道場で禅堂を中心に厳しい修行が行なわれている。
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 美しい舎利殿。
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 手前の妙香池周辺には、一面にシャガが咲いていた。
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 シャガの花。
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 洪鐘(おおがね)。説明書きによると、正安3年(1301年)に北条貞時が国家安泰を祈って鋳造、寄進した時の住持は西潤子曇、鎌倉第一の大鐘で国宝に指定されている。物部国光の作で、形が雄大でありながら細部にまで緻密な神経がゆきわたり技法も洗練されている。鎌倉時代後期を代表する梵鐘である。
 洪鐘見たさに長い階段を上ったが、鐘をみるのは数分。そこに、弁天堂茶屋があった。
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 おしながき
 あんみつ       600円
 おしるこ        600円 
 あべ川        600円
 抹茶 お菓子つき  600円
 福甘酒 お茶つき  500円
 梅ゼリー       500円
 玉露         400円    
 冷茶         400円
 ゆずジュース    400円
 上手な商売だ。
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 眺めがとても良い。
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 あべ川を頼んだ。
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 出口のところにはまだ花がかなり残っている桜があった。建長寺に向かう。

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RestauVin Meli-Melo(レストヴァン メリメロ、飯田橋、フランス料理)

 飯田橋で良い店を見つけた。RestauVin Meli-Melo (レストヴァン メリメロ、東京都千代田区飯田橋4-5-4 山和ビル101、03・3263・3239)。
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 このごろ、飯田橋、神楽坂界隈に来ることが多くなった。90年代には、仕事で親しかった人の事務所が大久保通り沿いにあり、神楽坂を良く訪ねたので、なつかしさもある。しかも、今の自宅は有楽町線(副都心線)の平和台駅下車で、帰りも便利だ。なによりも、街の規模がちょうど良い感じでくつろげる。粒ぞろいの店が多く、値段も手ごろなところが多い。
 店に置いてあったガイド本によると、老舗ビストロ「ビストロ・ダルブル青山店」で、有名な「野菜だけのコース」を開発し、大ヒットさせた宗像康雄さんが満を持して独立。オーナーシェフとして03年11月にオープンしたのがこの店、とある。
 「店名の『レストヴァン』とは、ビストロとレストランのの中間を意味する宗像さんの造語。カジュアルな雰囲気と手頃な価格はビストロだが、レストランにふさわしい本格南仏料理が味わえる」
 「宗像さんの料理を象徴するのが、野菜の美味しさだ。質の高い野菜を手に入れるため、埼玉や静岡など10ヵ所の農家に独自のルートを開拓」
 「魚は熊本県天草の天然魚、肉は岩手県の白金豚やジビエなどのオーガニックミートを使う」
 「そんな料理に合わせたいのが、無農薬有機栽培のブドウを使ったビオワインだ。・・・宗像さんは、約200種類のビオワインを、中心価格5000円台という気軽に楽しめる値段で揃えている」
 
 <メリメロプリフィクスディナーコース>を頼んだ。
 このコースは
・本日の有機野菜のスープ
・前菜いろいろ6種の中からお好きなものを一品
・主菜いろいろ6種の中からお好きなものを一品
・天然酵母パン付
 値段は3150円~。
 前菜はホワイトアスパラガス バター焼
 主菜は岩手石黒農場 ほろほろ鶏ロースト(+300円)
にした。
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 とてもおいしい。

 「ワインと一緒ちょっとどうぞ!」という手ごろなメニューもある。
 オリーブ盛り(530円)、自家製ピクルス(530円)、田舎パテ(630円)、自家製ソーセージ(630円)、ナチュラルチーズ各種(630円~)、天然酵母フォカッチャ(320円)、etc...。
 一品料理も充実。たとえば吉田牧場カマンベールとくるみ、レーズンのサラダ(960円)、ふわふわオムレツ(840円)、温野菜(960円)、玉ねぎのピザ(1360円)、4種のチーズのパスタ(ペンネ)(1890円)etc...。手ごろな値段なので、毎日でも来れる。

 営業時間は11:30~14:00、18:00~22:30(L.O.)。日曜定休。

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桜満開!霞ヶ関

 昼食を取りながら銀座で打ち合わせ。14時に虎ノ門に行かなければならないが13:30。銀座から歩くことにした。
 日比谷公園を通って、霞ヶ関に出るところで、満開の桜と出合った。
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 日比谷公園は桜は植えていないと思っていたので意外な出合いで、うれしかった。

 最近、ちょっとの距離ならばなるべく歩く。健康に良いし、小額でも節約になる。
 お金のかかるレジャーに代わって、最近は本もよく読むようになった。ぜいたくができない程度の貧乏ならば、かえって生活が豊かになるのかもしれない。
 
 職場は変わらないが4月1日から仕事の中身が少し変わった。雑用がなくなり、一つのテーマに専念できる仕事になった。気分も変わって足取りが軽い。
 都会はできるだけ歩いたほうがいい。いろいろな発見ができる。
 今日の桜は収穫だった。

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