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映画「阿弥陀堂だより」ロケ地をめぐる・その1馬曲温泉望郷の湯(木島平村)

 ゴールデンウイークは、長野県飯山市へ。映画「阿弥陀堂だより」(2002年、監督/脚本:小泉堯史、音楽:加古隆 、出演:寺尾聰 、樋口可南子、北林谷栄ほか)のロケ地を回った。
 「阿弥陀堂だより」の公式ホームページによると、「撮影は長野県飯山市を中心とした奥信濃と呼ばれる地域で行われた。『雨あがる』でも、素晴らしいロケ地を見つけてきた監督と小泉組のスタッフが、古くからの日本の原風景が残る場所を、と探し出した場所である」。
 この映画をみると、だれもが訪ねてみたいと思うのではないだろうか。
 「四季の変化がはっきりとしており、春、夏、秋、冬それぞれの美しさを描き出すことを可能とさせた。この地で約1年間、撮影日数にして100日以上に及ぶ長期撮影を敢行。1年間の定点観測的な撮影、のべ600人近い地元の人々のエキストラ出演などが、より現実に近い空気感を生み出し、そこでの出来事を一緒に体験したかのような気持にさせてくれる。四季の移ろいと共に見られる風景、祭り、行事、そして季節の風物詩が、誰もが懐かしいと感じてしまう不思議な想いを産み出していく。日本人の心の故郷を映像化したような、そんな不思議な感動を与えてくれる」。
 最初に行ったのは飯山市の隣、木島平村にある馬曲(まぐせ)温泉望郷の湯(0269・82・4028)。

 「阿弥陀堂だより」では冒頭、樋口可南子が夕暮れの露天風呂に浸かる場面が出てくるが、これが馬曲温泉望郷の湯。

 ゴールデンウイークは休日の大都市近郊を除く主要拘束道路の利用料の上限が1000円になるという緊急経済対策で、大混雑が予想された。1日夜から渋滞が始まっており、早朝でも渋滞に巻き込まれる見通しだった。
 そこで、午前3時過ぎに家を出た。カーナビの計算では3時間半で馬曲温泉に着く。
 馬曲温泉はありがたいことに営業時間がAM6:00~PM10:00(受付は21:30まで、定休日は通常、毎月第2水曜日)。家を早く出ても行く場所がある。
 午前3時に家を出ると、高速に乗った時はまだ花園インター付近が渋滞していたが、通過するころには解消。結果的に渋滞なしで、午前6時10分ごろに目的地の馬曲温泉に着いた。
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 料金は大人500円。
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 内風呂もあるが、迷わず、露天風呂へ。
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 本当は夕暮れ時に入りたかったのだが、高速の運転に疲れた後の露天風呂は格別だった。
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 山桜も咲いていた。
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 水車小屋もあった。 

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