映画「阿弥陀堂だより」ロケ地をめぐる・その3神戸の大イチョウ
北竜湖・小菅神社エリアから、クルマで長野県飯山市瑞穂神戸にある神戸(ごうど)の大イチョウを見に行く。
「阿弥陀堂だより」では樋口可南子が村の子供たちとふれあって別れた後、「悲しくないのに・・・」涙が出てきてしまう場面が大イチョウの前で撮影された。
神々しいほどの立派な大イチョウだった。
銀杏三寶大荒神として祭られている。
葉はそれほど大きくない。
後ろから見たところ。
説明書きによると、神戸のイチョウは長野県天然記念物に指定されている(昭和37年9月27日指定)。
イチョウは中国原産で世界で一科一属一種の落葉高木である。イチョウの名は中国宋時代の「鴨脚」ヤーチャオの音読みのなまったもので、日本への渡来は室町時代と考えられている。葉の形が鴨の脚に似ているので「イチョウ」となり、銀杏は種子からきた名である。
この木は中世から、小菅庄内の良蔵坊門前の木と伝えられている。雄で現在目通り幹13米樹高36米で日本一と云われる岩手県の(昭和45年現在15.4米)と大差なく、本県内でも首位を占め、学術的にも貴重なものである。いまだ樹勢が強く、紅葉も落葉も、この地方では最も遅い方である。この木を飯山の宝として永く保存するため根や幹を痛めないように努めましょう。 平成9年3月 長野県教育委員会 飯山市教育委員会
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