心残りの「残雪と新緑のブナ林ショートハイク」(鍋倉山)
今回の宿泊プログラムに含まれている「残雪と新緑のブナ林ショートハイク」。この季節のみの限定商品といううたい文句だ(直接申し込むと料金2000円)。民宿が用意してくれた笹ずしの弁当を持って、9時になべくら高原・森の家(飯山市照岡1571-15、0269・69・2888)に集合した。
同じ民宿に泊まっているご夫婦の家族と2家族が参加の予定だった。ところが飛び入りがあった。大人の男性1人、大人の女性2人と小学生2人、幼児2人の家族。雪の残る山に幼児を連れて行けるのかと思ったが、男性が幼児を背負っていくという。この人たちは行くところまで行くというあいまいな形での参加になった。
森の家から鍋倉山の駐車場までクルマを連ねて行き、駐車場から山に入った。
ゆっくりゆっくり進む。
ブナ林の山。
ガイドは望月良男さん。ブナ林などの自然を撮るカメラマン。様々な植物、その生態に詳しく、話は面白かった。
地層が見えているところで、クイズも交えた話が続く。
雪の重みで曲がるブナの木。
さあ、沢を越えて、山の中へ!
と思ったら、「これ以上、子供を連れて行くのは危険。ここで引き返す」と望月さん。
無念。
とはいえ、子供連れグループを置き去りにして行くことができないのも理解できる。
結局、森の家の事務の人が、子連れグループを我々のグループに加えたことが間違いだったのだ。
他人の迷惑も考えず、幼児を連れて山登りしようとする我が儘なおとうさんのために、雪のブナ林の中に入る企画は中止となった。
弁当を持っていったのに、11時に駐車場に戻る。
しかたなく、森の家に戻り、森の家周辺のブナ林へ。
新緑のブナ林の中で弁当を食べる。
それにしても、映画の初めの部分だけを見て、映画館を出たような不完全燃焼の企画だった。
次回はお手軽な企画などには乗らないようにし、山に詳しいMさんらと「信越トレイル」にチャレンジしたい。
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