丹沢・加入道山(1418m)~大室山(1588m) 水の山へようこそ!
5月、6月と山の師匠Mさんらと山歩きする計画が計5回も流れてしまった。
もともとはMさん、群馬で山登り仲間だったOさんの3人でゴールデンウイーク後に計画した山歩き。Oさんの都合の悪い時にMさんと二人で行こうとした山歩きの計画も含め5回も雨で中止になってしまった。本当に雨の多い5月、6月だった。
しかし、ついに今日、丹沢・加入道山~大室山への山歩きに行くことになった。
小田急の新宿駅で6時41分発の急行小田原行きに乗り、新松田駅7時59分着。すぐに富士急湘南バス(西丹沢自然教室行きの乗り場に行った。すでにMさん、Oさんが並んでいた。8時10分発。9時21分西丹沢自然教室着。
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フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、加入道山(かにゅうどうやま)は、神奈川県足柄上郡山北町と山梨県道志村の境にある標高1418.4mの山。丹沢大山国定公園に属す。西丹沢の奥地にある山なので登山者は少ない。登山路は西丹沢自然教室より犬越路と大室山、または白石峠を経由するルートが一般的であるが、道志みち側から登るルートも何本かある。展望はほとんど無く、ベンチが数台設置されているだけの静かな山頂である。また山頂付近には避難小屋(無人・トイレ無)がある。
大室山(おおむろやま)は丹沢山地北部、山梨県と神奈川県の境にある標高1588mの山。かつては「大群山(おおむれやま)」と呼ばれた。山梨百名山に数えられており、神奈川県側は丹沢大山国定公園に指定されている。(中略)登山道は神奈川県側の西丹沢自然教室から犬越路、または白石峠を経て登る道が一般的である。道中はブナ林が多く、登山者が少ないため、静かな山歩きを楽しめる。山頂は縦走路からやや離れたところにあり、樹木が多いため展望はほとんどない。
Mさんが決めてくれたコース(標準歩行タイム6時間20分)は、西丹沢自然教室(→30分)用木沢出合い(→1時間50分)白石峠(→20分)加入道山(→1時間10分)大室山(→1時間)犬越路(→1時間)用木沢出合い(→30分)西丹沢自然教室。
西丹沢自然教室を9時25分にスタート。
川沿いの道。キャンプや水遊びに興ずる人が大勢いた。
奥に見えるのがおそらく大室山。
しばらく林道を歩いたが、ここからは車両通行止め。人間も立ち入ってはいけないような雰囲気だが、人は先へ進んでよい。
ユリが咲いていた。
沢沿いの道を歩く。渓流の音に癒される。
水を飲む。冷たい、おいしい!
木に隠れて良く見えないが、左手に白石の滝が見える。説明書きによると、「この滝は、大理石の滝とも呼ばれ、この沢の流域が大理石の産地であったことを物語っています。また、この附近はいろいろな変成鉱物が生じていることでも知られています。 神奈川県」とあった。
11時5分。渓流とはこれでお別れになる。
水を補給しておいた。
杉林を行く。
奥に行くに従って、自然林になっていく。だんだん霧が出てきた。
12時15分、加入道山着。
おにぎりを食べてから、近くの避難小屋に行ってみた。しばらく横になっていた。
避難小屋からの風景。額縁に入れた絵のようだ。
12時45分ごろに小屋を出る。休みすぎた。脚が重い。Oさんも太ももがつりそうになって難儀。あまり休みすぎてもいけないという教訓か。
周りは霧に包まれている。残念ながら、山らしい風景は見えない。
私、Mさん、Oさんは苗字に水に関係のある漢字が含まれている。
だから3人の山歩き計画がこんなにも雨に流されたのか、という気がしてきた。
今日は渓流の水、そして霧の水。
ならば、とことん、水を楽しもう!
道端に咲いている花に目が行く(13時20分ごろ)。
この白い花は?
13時50分、犬越路(25km)と大室山(0.3km)の分岐に到着。荷物を置いて、大室山まで行く。
カエルを見つけた。
大室山までは平たんな道のり。14時5分大室山到着。「山梨百名山」とある。
14時15分に分岐点まで戻り、下山開始。霧は晴れず、霧雨も降っていた。
樹脂で土(?)を覆ったまくらのような階段は木に比べ脚にやさしく、気に入っていたが、濡れてきて土がついたりすると滑る。下りでは滑らないように陽に注意が必要だった。
15時半に犬越路到着。
ようやく山らしい景色が見えた。
大越路から西丹沢自然教室に向けての下山道を15時35分に出た。竹やぶの狭い道など、悪路が続いた。
岩だらけの道。歩きにくい。
用木沢出合いに着いたのは16時40分。
小田急線新松田駅行きのバスの発車時間は16時20分、17時5分。これに乗り遅れると18時58分までない。
大急ぎで歩き、17時ちょうどに着いた。
およそ7時間半の山歩きだった。
結構時間がかかったが、脚は痛くならなかった。スポーツクラブの成果が徐々に表れているのかもしれない(*^^)v
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