川越市その1 蔵造りの町並み
夏休み。群馬に行こうとクルマに乗ったが午前中から大渋滞。予定を変更、所沢ICでおりて、川越市に向かった。川越市はNHKの連続テレビ小説『つばさ』のロケ地。以前一度訪ねたことがあるが、また、行きたくなった。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、埼玉県川越市は「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と謳われたという。
喜多院には江戸城の建物の一部が移築されている。松平信綱・柳沢吉保といった江戸幕府の重臣や親藩が藩主を務めた川越藩の城下町でもあり、幕府との関係は深かった。
まさに小江戸という通称がふさわしい川越市。市街地の一角には、「蔵造りの町並み」が残っており、平成11年12月には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。
川越市のホームページによると、「川越市川越伝統的建造物群保存地区は、札の辻を北端とし、仲町を南端とする中央通り沿いの南北約430m、東西約200m、面積約7.8haの範囲で、近世初期以来の十ヶ町四門前の町人地の枢要部を占めている。地区内では江戸時代から蔵造りの町家が一部建築されていたが、明治26年(1893)の大火後、その復興にあたって、商人たちはこぞって防火性能の高い蔵造りを取り入れ、地区内には明治40年(1907)頃までに重厚な蔵造り町家の立ち並ぶ町並みが形成された。さらに、大正以降近代洋風建築や洋風外観の町家等も加わり、各時代の特色を反映した建築が共存するようになった」という。
市役所に立ち寄り、観光パンフレット「小江戸川越見る遊ぶ」などの資料をもらって、札の辻から歩き始めた。
通り沿いには、三十数棟の蔵造りの商家が軒を連ねる。
時の鐘。川越市のホームページによると、「時の鐘は、寛永年間(1624年~44年)に川越城主酒井忠勝が、城下多賀町 (いまの幸町)に建てたものが最初といわれています。現在の鐘楼は、明治26年(1893)に起きた川越大火の翌年に再建されたもの。 3層構造の塔で、高さ約16メートル。寛永の創建からおよそ350年間、 暮らしに欠かせない「時」を告げてきた川越のシンボルです。 現在、1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、蔵造りの町並みに 鐘の音を響かせています。平成8年6月、時の鐘は環境庁主催の残したい『日本の音風景百選』に選ばれました」。
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