善光寺(長野市)
5時過ぎに起きて、善光寺(長野県長野市元善町491、026・234・3591)に行った。
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第1駐車場(境内北西)、第2駐車場(境内西)、第3駐車場(境内北東)、第4駐車場(境内西)があり、駐車料金はどこも2時間まで500円だが、せっかく善光寺をお参りするならば、参道を歩いて行きたい。そこで、南にある大本願駐車場(やはり2時間まで500円)にクルマをとめた。
善光寺参道(敷石)。正徳4年(1714年)に完成。長方形の石が約7000枚が敷かれている。
仁王門。大正7年(1918年)に再建。定額山の額は伏見宮貞愛親王の筆。
仁王像は近代彫刻の巨匠、高村光雲と米原雲海の合作。
早朝(5時45分)だが、ツアー客もいた。
仲見世通り。
駒返り橋通り。
六地蔵。説明書きによると、「六地蔵は、われわれ衆生が輪廻を繰り返す六つの世界(六道)に現れ、迷いや苦しみから衆生を救ってくださる菩薩です。向かって右から、地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界の地蔵菩薩です。地獄界の地蔵菩薩が蓮台から片足を踏み出しているのは、一刻も早く衆生を救いに行こうというお気持ちの顕れだと言われています」。
濡れ仏(重要美術品)。説明書きによると「享保7年(1722年)に完成した、高さ約2.7メートルの延命地蔵菩薩像です。六十六部(日本全国を行脚する巡礼者)の供養のため、法誉円信が広く施主を募って造立したものです。江戸の大火の火元として処刑され、のちに歌舞伎や浄瑠璃の題材となった「八百屋お七」の冥福を祈り、恋人の吉三郎が造立したという伝説もあります」。
山門(山門)。重要文化財。寛延3年(1750年)に完成した、2層入母屋造りの門。
本堂。
左手に親鸞聖人像。説明書きによると「鎌倉時代、浄土真宗の宗祖親鸞聖人は、越後から東国への旅の途中で善光寺に参詣され、善光寺如来さまの御前に松の枝を供えられたと言われています」とある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「善光寺(ぜんこうじ)は、・・・天台宗大勧進と浄土宗大本願からなる両派の仏教寺院」。「日本において仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院であることから、宗派の別なく宿願が可能な霊場と位置づけられている」。
善光寺住職は、毎日早朝に行う法要(お朝事)のために本堂へ向かう行き帰りに、参道にひざまずく参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授ける。写真は浄土宗の住職のお上り。
写真は天台宗の住職のお下り。最後に数珠で撫でてもらった(^^ゞ。
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