陣馬山その3 下山~温泉の案内に惑わされるな!
歩きやすい下山路。
12:55、分岐に。右へ行くと栃谷・藤野駅の方向へ。
明王峠、景信山方面は左。こちらを行って、奈良子峠経由でも陣馬の湯に行ける。
栃谷まで2km。
足の長いクモに何度も出合った。踏みそうだが、クモは結構足が速い。
途中、ベンチもあった。
13:41。別の方向が「まき道」。どちらでも大丈夫なようだが、まき道ではない方を通った。
本来の道とまき道が出合ったところあたりにあったのがこの看板。「姫谷滝見露天風呂」「釜めし」「近道」。
こんな文句を見たら、近道に行きそうだが、事前に2年前の8月17日にこの看板に従って近道を行ったところひどい目にあったという下山リポートを読んでいた。
「段々と細道となり、足幅ギリギリの所なども出現。もちろん踏み外せば下へ真っ逆さまの場所」「途中、草に覆われて道が見えない場所も…」
この方は道から足を踏み外し、怪我をしながらも、なんと姫谷温泉にたどり着き、そこに入っている。
しかし、姫谷温泉はおそらく、この看板を置いた張本人なのだ。これは行き過ぎた宣伝で、ほとんど犯罪行為だ。すぐに看板は撤去すべきだ。
正規の案内板はこの私道についてはまったく無視している。藤野駅方面に向かう。
14:03、頂上から2.3Kmまで来た。もう少しだ。
14:10民家と畑が見えるところまで来た。
「陣馬の湯」の正規の案内も。
ところがこのあたりから正規の案内なのか、陣渓園の案内なのか紛らわしい案内が。
陣渓園への案内に従うと、舗装道から再び山道に。
しばらく歩き、舗装道に戻る。14:27。陣渓園の案内。案内に従い、行ってみたところ陣渓園はあったが、行こうと思っていた「陣谷温泉」は矢印と反対の方向だったので、また、この案内の場所まで戻り、陣谷温泉を目指した。しかし、陣馬の湯全体を案内して、3つの宿の位置を地図で明らかにするのがふつうだと思うのだが・・・。
道を戻る途中、あの、姫谷温泉の看板も見つけた。有料の日帰りで24時間、本当に入れるのだろうか。旅館にチェックイン後に24時間入れるところはあるが、ちょっと疑わしい。
さらに戻ると、目的の陣谷温泉に到着。14:40。
後でわかったが、栃谷尾根を下り、民家に出てから舗装道をそのまま歩けばまず陣谷温泉に着く。この有利な立地にはない二つの温泉宿が、登山客を引こうと案内表示を出して、客を混乱させていたのだ。
そんな姑息なことをしていたら客は来なくなると思う。まずは陣馬の湯として正しい道を案内。陣谷温泉あたりで三つの旅館の案内をすればいいではないか。こんなことをしていると、陣馬の湯全体の評判は間違いなく落ちる。
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