3D、インターネット・・・次世代テレビが面白かったCEATEC JAPAN 2009
千葉市の幕張メッセで開かれていたCEATEC JAPAN 2009に行った。
圧倒的なパワーがあったのがホーム&パーソナルゾーン。パナソニック、ソニー、シャープなどが3D(3次元)テレビのデモンストレーションを行っていた。2010年に製品化されるとのことだ。
最初に見たのはシャープ。恐竜の口の中まで間近に見え、びっくり。スプリンクラーの水がかかりそうだった。
パナソニックはスポーツや自然などジャンル別に紹介。また、年末公開の映画『AVATAR』の予告編を3Dで流していた。
ふつうは3D映像を撮るカメラはレンズが二つなのだがレンズが一つで3D映像を撮れるカメラをソニーが展示していた。
ソニーは立体のゲームのデモンストレーションもしていた。
パナソニックの説明によると、3D映像は「フレームシーケンシャル方式」で実現している。
1920×1080ピクセルのフHD画像で撮影された左眼用・右眼用の映像を超高速で交互に再生。その映像と同期して左右のレンズが交互に開閉する専用のメガネで見ることで、3Dに見える。
映像の種類、作りによって浮き出て見えるものとそうでもないものがあった。
ゲームなどの作られた映像より、スプリンクラー、水槽など、身近なものは、五感で補えるのか、まるで、その場にあるような感じがした。
スポーツは3D向きだと思った。特にフィギュアスケート、バレーボール、卓球などは3Dで見ると面白いのではないか。
次世代のインターネットテレビのイメージもシャープのテレビを使ってYahooが紹介していた。
画面右が、これから放映される番組情報。この番組を見たがっている人が灰色の人の形で示され、人気が高いものは大きい。
番組が始まると、最も見られている番組が一番大きな人の形で示される。
「番組わくわくメモ」。気になる情報番組があったら、リモコンのボタンを押すだけで、後で詳細を読むことができる。
店の情報だと地図も出る。
CMも関連情報がある。
キャンペーン画面。
クルマのCMは詳細情報がインターネットで見られる。
インターネットテレビは数年後は当たり前になっているのではないだろうか。
CEATECでもう一つ、人気を集めていたのがロボット。
日産自動車のぶつからないロボットカー「エポロ(EPORO)」。魚群のルールで群走行するという。
村田製作所が開発した自転車型ロボット「ムラタセイサク君」の父方のいとことして昨年デビューを果たした「ムラタセイコちゃん」。今回は幅2cmの橋を一輪車で渡りきって、喝采を浴びた。
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