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アキバサイネージを見学

 秋葉原で行われているデジタルサイネージを使った献血キャンペーンを見てきた。

 まず、デジタルサイネージとは何か。
 デジタルサイネージコンソーシアムによると―。
 デジタルサイネージとは、屋外や店頭、交通機関など、一般家庭以外の場所においてディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するものです。
 「時間と場所を特定できる唯一のメディア」として新たな活用が始まっています。
 とのことだ。
 マスメディア、ネットメディアに加え、こうした家の外のメディアが今後広がっていくという。

 デジタルサイネージコンソーシアムは、東京都赤十字血液センターなどとともに、初音ミクのフィギュア展示で話題の献血ルーム「akiba:F」(今年10月オープン)や「アキバ献血ルーム」へのデジタルサイネージによる誘導効果検証実験を行った(17日から19日まで)。
 初音ミク?
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、初音ミク(はつね みく、HATSUNE MIKU)は2007年8月31日にクリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成・デスクトップミュージック (DTM) ソフトウェアの製品名、およびキャラクターとしての名称である。
 発売直後より初音ミクで作成された楽曲やキャラクターイメージを用いた動画がニコニコ動画をはじめとする動画投稿サイトに次々と投稿されたことで人気に火がつき、DTMソフトウェアとしては異例のヒット商品となった。初音ミクを用いて数多くの作品が発表されており、その一部は音楽CD等の形で販売されている。キャラクターとしての人気も高く、フィギュアをはじめとするキャラクター商品が多数発売されている。
 秋葉原を訪れるアニメファンらに人気のあるキャラクターのようだ。このキャラクターを使った献血キャンペーンをさまざまなスクリーンを使って展開するということらしい。

 JR秋葉原駅構内。あった、あった。デジタルサイネージ機器が並んでいる。
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 初音ミク。セーラームーンみたいな髪の長いキャラクターだった。
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 これはなかなか効果がありそう。常設にすればいいと思う。
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 カメラに映った人物画像に、初音ミクの髪型等をディスプレイ上で自動合成するAR(Augmented
Reality=拡張現実)と呼ばれる手法も披露された。バーチャルコスプレ。
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 可笑しい。
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 UDXビルのオフィス入り口のスクリーンでも献血をPR。
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 同ビル5階にもサイネージ機器を置いて献血をPRしていた。
 この二つは駅構内ほど効果があるとは思えなかったが、いろいろな場所で多面的にキャンペーンを行うことに意義があるのだろう。

 ゲームセンターなどの「Touch!vision」でもPRを流していた。
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 平日の昼間だったので、さすがに人はあまりいなかった。

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 気づかなかったが、秋葉原はすでにサイネージがあちこちに設置され、多数のアニメキャラクターのPRが流されている。初音ミクが目立たない。
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 一番強く訴えかけてくるのは、やはり人。電子機器プラス人、というのが大事なのではないか。

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