三浦アルプス
山歩きの師匠のMさん、Mさんのもう一人の弟子、Oさんと3人で、三浦アルプスに登った。
Mさんの登山計画書(いつもこうした綿密な計画を立てて登っている。一人で行くときも、こうした計画書は作らなければ、と反省)を引用する。
三浦アルプス周回コース
2009年最後の山行は、三浦半島を南北に走る通称「三浦アルプス」です。わずか200mクラスの山々ですが、相模灘を望む仙元山から緩やかながら複雑な稜線をたどり、乳頭山を経て森戸川の源流沿いに下る変化に富んだお薦めコースです。下山後には逗子の居酒屋で、今年の山の打ち上げを兼ねた忘年の宴でも開きましょう。
【日時・集合場所時間】
12月13日(日) JR横須賀線『逗子駅』南口(バスターミナル側)改札9時35分集合。
【行きの交通】
◎JR横須賀線で直接来るか、湘南新宿ラインや東海道線を横浜か大船で乗り換えてお越しください。逗子駅に9時20分着もしくは9時32分着の電車があります。バスの本数がありますので多少遅れても大丈夫です。
◎バス
逗子駅⇒風早橋バス停 ※15分置きくらいに発車しています。
【コースおよび標準タイム】
風早橋バス停(→15分)仙元山(→45分)観音塚(→1時間40分)乳頭山(→30分)南中峠(→20分)森戸川林道終点広場(→40分)林道入口ゲート・ここからは一般道(→40分)JR逗子駅
※歩行合計タイムは約4時間50分(休憩時間を含まず)。
※森戸川林道は林道という名前とは全く違う、豊かな自然の中の道です。
※乳頭山から緊急時には田浦梅林方面、東逗子方面と尾根伝いに下山できます。
【その他】
※天気予報で雨が降りそうなら中止にします。その場合は前夜9時までに電話連絡します。
※標高が低い割に尾根や谷筋は複雑です。予定のコースは中級者向けですが、休憩をとりながらゆっくり歩きましょう。
※防寒着と着替えを持参すると登山中、下山後快適です。
※昼食は、逗子駅周辺にあるコンビニでも調達可能です。後半は沢コースですが源流の水が飲めるかどうか不明です。水の用意をお忘れなく。
三浦アルプス。
そもそもアルプスとは?
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「アルプス山脈(アルプスさんみゃく、仏:Alpes, 伊:Alpi, 独:Alpen, 英:Alps)は、アルプス・ヒマラヤ造山帯に属し、ヨーロッパ中央部を東西に横切る『山脈』である。オーストリアを東端とし、スロベニア、イタリア、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツを経由してフランスに至る。詳細には、幾つかの山脈に細分される。英米語ではalp,フランス語ではalpe(女性),ドイツ語ではAIpe(女性)、スイスの高山山腹の夏季放牧場のことでアルプがいっぱいでアルプスである説と、ケルト語の alp「岩山」を語源とし、ラテン語を経由したと考えられる説がある。最高峰のモンブランは標高4,810.9m(2007年)で、フランスとイタリアの国境をなし、ヨーロッパの最高峰でもある」。
山々が連なっているところが「アルプス」なのだろう。「200mクラスの山?」と少しあなどっていたが、手ごたえのある面白いコースだった。
三浦アルプストレッキングガイド(京浜急行)
風早橋バス停から少し歩くと仙元山ハイキングコースの案内板。坂を上ると―。
葉山協会がある。ここで準備体操をして―。
出発<9:58>。
ゆるやかな道を少し歩くと―。
仙元山に到着<10:07>。
眺めがいい。
江ノ島も見える。
アップダウンが続く。
適宜、休憩をとることができる場所があるのがいい<10:36>。
このあたりから分岐が多く、迷いやすいので丁寧に、再現。「ハイキングコース」を行く。<10:52>。
案内がわかりにくいが、ここで左に行く。
左から来た。右の道にV字に折れる。
けもの道のような道が続く。
ちょっといくとまた分岐。紅いリボンがある方に行くのが正解。
観音塚に到着<11:06>。
その後も紅いリボンを頼りに進む。
こんな感じの案内板が増えてくる。田浦方面に<11:29>。
ここの分岐は分かりにくい。女性が「左に行ったら間違いだったと教えてくれた。オレンジ色のリボンがある方が正解。
鉄塔の下で休憩、昼食<12:45>。
休憩を終えて、出発<13:32>。
しばらく行くと、乳頭山に到着。眺めがいい。田浦方面が見渡せる<13:38>。
遠くに横浜のランドマークタワーも見える。
悩ましい案内表示だが最終的に南沢に向かう。ここでは中尾根をさらに進んだ<13:51>。
中尾根をさらに行ってもいいが、南の沢方面に<14:04>。
沢沿いの道に。密林のようになってきた。沢も歩くし、道が滑るので注意が必要だった。
密林のようだったが休憩場所もあった<14:26>。
森戸川林道終点広場<14:48>。
ここから林道を下った。
入り口ゲートに到着<15:37>。
ここから一般道を歩き、バスも使って逗子駅へ。
ふつう、山は頂上まで上りが続いて、あとは下り。登る時は太ももに負担がかかり、下山時は膝に負担がかかる。三浦アルプスは登ったり、下ったりなので、脚の同じ部分にずっと負担がかかることがなく、本格的な山歩きのトレーニングに最適だった。
また、ふつうは頂上に着くと、後は盛り上がりにやや欠け、安全に下りることだけを考えるのだが、三浦アルプスは下山時もジャングルのような道を歩くなど、刺激が多く飽きなかった。さすがMさん、今年の総決算では山のいろいろな楽しさが一度で味わえるコースを選んでくれた。
来年もいろいろ連れて行ってください、師匠!
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Comments
このハイキング、なんだか楽しそうだ!
Posted by: さいのめ | 2009.12.17 02:55 PM
楽きついのが良かった(^_^.)
Posted by: フーテンの中 | 2009.12.17 04:16 PM