浅草寺・羽子板市
浅草寺で毎年17~19日に行われる羽子板市に行った。浅草の羽子板市は明治中期、毎年歳末に行われる浅草寺「歳の市」の主要商品として販売されていたのが始まりと言われる。戦後、「羽子板市」の名で呼ばれ、歳末の風物詩として定着したらしい。店の数はピーク時よりもかなり減って十数軒だったが、とてもにぎわっていた。
仲見世。青空がきれいだった。
宝蔵門近くに羽子板の店が開店していた。
厚紙に布を張り、綿を入れて立体感を持たせた「押絵羽子板」が並ぶ。歌舞伎の人気役者や、浮世絵の美人画の押絵羽子板が定番だが、世相を反映した羽子板などを置いているところもあり、店ごとに品ぞろえに特色を持たせていた。
寅年にちなんでうる星やつらのラムちゃんの羽子板も。
大河ドラマやマイケル・ジャクソンの羽子板。
政権交代、野村監督、クレヨンしんちゃんも登場。
「羽子板は景気をハネあげ、邪気をハネ飛ばす縁起物です」という分かりやすい説明。
本堂。
もうすぐ正月という気分になる。羽子板は安くても1万数千円のものばかり。とても買えず、見るだけ、という感じだったが楽しかった。
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Comments
いいなあ、ニッポンだなあ。
Posted by: さいのめ | 2009.12.21 02:55 PM