国会前庭とレストラン 霞ガーデン(東京・永田町、喫茶・レストラン)

 国会議事堂周辺を歩いていて、国会前庭を見つけた。何で今まで知らなかったのだろう。
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 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、国会前庭(こっかいぜんてい)は、東京都千代田区永田町一丁目にある国会議事堂前にある庭園。洋式庭園の北地区と、和式庭園の南地区からなる。国有地で、衆議院が管理している。
 南北の両地区は国会正門からまっすぐ伸びる並木道を挟んで分けられており、地勢の低い霞が関側の正面から国会議事堂を見あげると、国会議事堂を緑の向こう側に美しく際立たせるようになっている。
 北地区は、江戸時代ははじめ加藤清正の屋敷、次いで彦根藩井伊氏の上屋敷があったところで、幕末の大老井伊直弼はここから内堀(桜田濠)沿いの道を桜田門に向かう途中の路上で桜田門外の変に遭った。明治時代になって当地は国有地となり、はじめ弾正台、のちに参謀本部・陸軍省が置かれた。そして陸軍省が廃止された戦後に衆議院の所管に移され、周囲の土地区画整理や道路拡張の後に洋式の庭園に整備された。
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 「この地の由来」を書いた碑もあった。

 さらに『ウィキペディア)』によると、北地区の中心には三権分立を象徴するとされる時計塔が建てられており、シンボルになっている。また、軍事的な理由から全国の測量を進めた参謀本部陸地測量部(国土地理院の前身)がこの地に置かれていた名残である日本水準原点が園内に存在することが有名。尾崎行雄の業績を称えて建設され、現在は衆議院が管理している憲政記念館も北地区の敷地内にある。
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 時計塔の下には以下の説明があった。
 この時計塔は、尾崎記念会館(現 憲政記念館)建設時に、その施設の一環として、塔前面の噴水池・花壇とともに設計され、昭和35年(1960)7月に完成した。
 三面塔星型は、立法・行政・司法の三権分立を象徴したものである。また、塔の高さは、「百尺竿頭一歩を進む」ということわざの努力の上にさらに努力して向上するの意味から、百尺(30.3メートル)より高くした31.5メートルに設定された。
 時計は、時間を厳守した尾崎行雄を称えてスイスから贈られたものであったが、現在は国産のものに改修されている。
 チャイムは、10時・13時・17時・22時の4回鳴動する。これは衆議院、参議院の会議開会時刻と退庁、就寝時を標準にしたもので、その音響は静寂時には5キロメートル周辺に響き渡った。
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 南地区は、江戸時代は九鬼氏の屋敷、明治期以降は有栖川宮邸を経て、霞ヶ関離宮となった場所であった。現在では和風を基調とした回遊式庭園になっている。
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 左が国会議事堂、道を挟んで右側が国会前庭。

 国会前庭の開園時間は9時〜17時。閉園日は12月29日〜翌年1月3日。今年最後の開園日だったようだ。
 
 前庭の北地区、憲政記念館と同じ建物に「レストラン 霞ガーデン」(千代田区永田町1-1-1、03・3581・1655)があった。
「今日のランチ」(11:00〜14:00、スープ・サラダ・ライス・コーヒー付)はAランチ(850円)がロールキャベツ、Bランチ(1200円)が真鯛のグリル。
 このほか、「シェフのおすすめ」(オムライスハヤシソース=1000円、カツカレーライス=1100円)、「今月のヘルシーメニュー」(鰈のムニエル 白ワインソース=1000円)、「お料理(ライス付)」(海老フライ=1260円、牛フィレ肉ステーキ グラスドビアンソース=2300円、仔牛肉のソテー マッシュルームソース=1400円、ビーフシチュー 温野菜添え=1600円、ハンバーグステーキ フライドエッグ添え=1050円、ポークカツレツ=1000円、ポーク生姜焼き=950円、ハヤシライス=950円)にもランチタイムはスープ・サラダ・コーヒーが付く。
 さらに!
 コーヒーなどは付かないが、安いメニューもある。
 ポークカレーライス=650円、ドライカレー=600円、本日のスパゲッティ(この日はペペロンチーノ)=650円、ミックスサンドイッチ=630円、コンビネーションサラダ=600円、本日のスープ=350円。手作り焼豚麺=850円もおいしそう。

 おつまみまである。
 チーズ盛り合わせ 600円
 ごぼうの唐揚げ 450円
 
 Aランチにした。
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 安いのになんかリッチだ。(^−^)
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 庭園を眺めながら、ゆっくり食事。

 飲み物だけでもOK。
 コーヒー 270円
 紅茶 270円
 コーラ 230円
 オレンジジュース 230円
 ウーロン茶 230円
 レモンスカッシュ 380円
 クリームソーダ 400円
 コーヒーフロート 410円 
 アイスクリーム 280円
 ビール(中瓶) 550円
 日本酒(千福180ml) 400円
 カフェラテ(PM2:00〜) 320円
 
 安い。午後2時からのカフェラテって、どんなカフェラテなのだろう。

 本日のケーキセット 600円
 みつ豆 450円
 あんみつ 500円
 クリームみつ豆 500円
 クリームあんみつ 600円
 営業時間は午前11時から午後5時まで(午後4時ラストオーダー)。土日休み。

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パティスリーSATSUKI、SATSUKI(東京・永田町、パン&ケーキ、コーヒーショップ)

 今日はクリスマスイブ。クリスマスケーキを買いに、ホテルニューオータニ(東京都千代田区紀尾井町4-1)ロビィ階にあるパティスリーSATSUKI(03・3221・7252、営業時間11:00a.m.~9:00p.m、無休)に行った。
 長い列ができていた。
 ホテルニューオータニのホームページによると、ニューオータニのシェフパティシエ 中島眞介のオリジナルケーキと焼きたてのパン約50種のバリエーションが楽しめるペストリーブティック。
 スーパーショートケーキ(1ピース、1050円、1日40個限定)、スーパーメロンショートケーキ(1ピース、1575円、1日40個限定)などが有名だ。
 ケースに陳列しているショートケーキを見てびっくり。
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 スーパーダブルショートケーキ 2万1000円!
 あとは1ピースのケーキばかり。
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 「丸いのはないんですか?」と聞いたところ、「これならまだあります」といって出されたのが4725円のクリスマスケーキ。ちょっと高いが、一度は食べてみたいケーキなので、買った。

 わざわざニューオータニまで来たので、コーヒーショップ(SATSUKI、03・5275・3177、営業時間は6:00a.m.~0:00a.m.、無休)にも立ち寄った。
 ケーキセット(1260円)を頼もうと思ったが、できれば話題のスーパーメロンショートケーキを食べてみたい。聞いてみると食べられるとのこと(ただ、値段はケーキが1575円、コーヒーは単品扱いで800円だった。高くついたがしょうがない)。
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 ホームページによると、「温泉で育てた糖度14度以上の極上マスクメロンをふんだんに使用したシェフパティシエ中島眞介渾身の作品。全ての素材にこだわり、ふんわりと軽い仕上がりの中に、豊かな風味を凝縮させた最上級ショートケーキ」とのこと。メロンが細かく切ってあって、生クリームとうまくとけあい、おいしかった。
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 ケーキを受け取った。
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 大きなイチゴ。おいしいショートケーキだったが、「驚きのおいしさ!」とまでは言えない。
 やはり2万1000円!?

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梅むら(東京・浅草、甘味処)

 豆かん(寒天とえんどう豆に黒みつをかけたもの)が有名な梅むら(東京都台東区浅草3-22-12、03・3873・6992)に行った。
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 並ぶお客がいるほどの人気店。
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 みつ豆(450円)。ほどよい甘さ。お茶もとてもおいしい。

 このほかのメニュー。
 御膳志るこ(こしあん、550円)
 田舎志るこ(つぶあん、550円)
 ぜんざい(こしあん、550円)
 あんみつ(550円)
 豆かんてん(450円)
 ところてん(450円)
 クリームあんみつ(700円)
 クリームみつ豆(600円)
 にあずき(600円)
 ゆであずき(450円)
 クリーム ソーダ(550円)
 バニラアイスクリーム(400円)
 ソーダ水(400円)
 氷志るこ(550円)
 氷あずき(550円)
 氷宇治(550円)
 氷宇治金時(550円)
 氷ミルク(550円)
 氷カルピス(550円)
 氷あんず(550円)
 氷いちごミルク(550円)
 氷メロン(450円)
 氷スイ(450円)
 氷豆かんてん(600円)

 あんみつ、みつ豆、豆かんてん、ところてんは土産として持ち帰ることも可能。

 営業時間は月曜日~金曜日 午後1時~午後6時。
 土曜日・祝祭日 午後1時~午後4時。
 日曜日定休。

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つく志(逗子市、お食事・お酒)

 下山後の楽しみはおいしいビール。16時20分に逗子の居酒屋に入った。
 つく志(逗子市逗子5-1-22、046・871・2914)。

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 さっそく生ビールの中。中なのに800cc(930円)もあって大のよう。味の素の瓶の比べてみて。 
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 冷奴やポテトサラダなども頼んだが、やはり、お薦めの品がおいしかった。
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 平目えんがわ刺(680円)。
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 かんぱち刺(950円)
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 これが抜群にうまく、おかわりした。ジンダ唐揚げ(500円)。マメアジだ。
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 鱈チリ鍋(1人前750円)。

 なかなかいい店だった。営業時間は午前11時から午後11時まで。月曜定休。

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古窯(東京・銀座、日本料理)

 『日経おとなのOFF』2009年11月号「東京で見つけた幻の味 郷土鍋の絶品」でこれまで行った店が1位のみぢゃげど(青森の郷土料理)、3位の鹿角(秋田の郷土料理)。東北の郷土料理に感動し、今日は5位の古窯(東京都中央区銀座7-6-11 ミクニビル2F、03・5537・5400)に来た。山形を代表するいも煮が食べられるという。
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 メニューが変わったのか、雑誌で紹介していた「芋煮鍋」単品のメニューはなく、いも煮の入った古窯膳(7000円)を頼んだ。
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 前菜 彩々。左が畑のキャビアと言われるホウキグサの実、トンブリ。真ん中がモッテギク。は「もってのほか」とも言われる菊。その由来は「もってのほかうまい」「天皇の御紋であるキクの花を食べるなんてもってのほか」など諸説があるという。
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 お造り。
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 茶碗蒸し。
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 米沢牛を使った古窯特製和風ビーフシチュー。豆腐やこんにゃくも入っている。温まる。
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 焼き魚。ギンガレイの西京焼き。
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 山形名物 いも煮。味は濃く、東北の味という感じ。
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 お食事。
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 デザート。だだちゃ豆アイスクリーム。

 飲み物はビール小瓶(アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー)、古窯うめ酒、古窯オリジナル純米酒、赤ワイン、白ワイン(グラス)など、いろいろ用意している。
 上山温泉(かみのやま温泉)古窯の経営。料理も温泉宿で食べるような宿だった。
 温泉につかりたくなった。
 群馬県の温泉旅館もこうした店を出せばいいのに、とぐんま観光特使として思った。
 
 営業時間は月~金が11:30~13:30(LO)、17:30~22:00(LO21:30)
 土曜日が11:30~13:30(LO)、17:00~21:00(LO20:30)。
 日曜日・祝日定休。

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ワインバー アンブラ(東京・神楽坂)

 四谷三丁目にあった「ワインバー エノテカノリーオ」が昨年末に閉店。ソムリエの泉俊輔さんのワインの選択や説明がすばらしく、楽しい時間を過ごした。終電の前くらいの時間でも、おいしいワインと料理が楽しめる貴重な店だったので、残念だった。

 泉さんからメールが来た。
「大変ご無沙汰しております。神楽坂“カンティーナ・フィレンツェ”、四谷三丁目“ワインバー・エノテカノリーオ”、赤坂”ヴァンヴェール”でお世話になりました泉 俊輔です。この度、独立開業をする事になりましたので報告させて頂きます。場所は神楽坂、毘沙門天の裏」
 ワインバー アンブラ(Wine Bar Ambra、新宿区若宮町16番地 塩谷ビル3F、03・6265・0380)を11月16日にオープンするとお知らせだ。
 (^O^)/よかった!また、おいしいワインをいろいろ選んでもらえる!
 さっそくオープンの日に席を予約した。
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 泉さんによる店の説明。
 「“Ambra”(アンブラ)とはイタリア語で琥珀色の意。自然派の一部の白ワイン、ヴィンサント等のデザートワイン、樽熟成したグラッパの色合いです」「神楽坂の裏通りにありちょっと隠れ家風のお店ですが、ひとたび中に入るとボサノヴァが流れる優しい空間が現れ、お客様の疲れを癒す憩いの場となっております。そして全席禁煙の為、綺麗な空気の中でイタリアワインを楽しめます」「品揃えの約7割は自然派ワイン。これは扱いが難しいのですが、きちんとしたサービスによりその本来の味わいを堪能出来ます。ワインは約200種(3,500円~)。その中からグラスワインは日々約15種(700円~)を提供致します。グラッパは約10種(800円~)、リキュール、デザートワインも豊富に用意していますので、食後の楽しみも豊富にございます」「勿論、ワインの散歩道もこれまで通り2コース(4,900円と6,500円)の御用意となります」
 ワインの散歩道とは、スプマンテ、白ワイン、赤ワイン2種類、デザートワインまたはグラッパという“ワインのフルコース”。グラス単位で泉さんが選んだいろいろなワインを飲ませてくれる。建前はフルコースなのだが、たとえば白ワインばかりでも可。グラス単位ではなかなか飲めないワインを飲ませてくれる貴重な店なのだ。

 「無農薬野菜、添加物を使わない食材で自家製に拘り、ワインとマッチしたものをリーズナブルな価格(500円~)でお出しします。前菜からメインまでありますので、様々なシチュエーションでの御利用が可能です。勿論、食後の軽いおつまみや、豊富な種類のチーズもワインと合わせてお楽しみ頂けます」

 料理は野菜も肉もおいしい。ワインは料理がおいしくないと楽しめない。バーなので品目は多くはないがワインを楽しめるだけのメニューは用意している。季節のメニューもある。
 今日は初対面の方もいる会合だったので、料理の写真は省略した。ワイン、料理を合わせて一人8000円に設定してもらった。楽しい会合になった。

 カウンター9席、テーブル12席。
 営業時間は18:00~26:00(ラストオーダー25:00)
 日曜日・祝日定休。

より大きな地図で ワインバー アンブラ を表示
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 「神楽坂ゆずりは」も入っている塩谷ビルの3Fにオープンした。

追記2009.11.17)料理の写真がないのは寂しいので翌日も訪ねた。
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 初めは白ワイン。サングイネート・ビアンコ2006(SANGUINETO BIANCO)。トスカーナ地方のトレッビアーノというブドウが原料のワイン。自然派ビオワイン。
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 突出しの赤ピーマンのムース、トマトソース。うまい(ToT)
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 具だくさん、いろどり野菜のサラダ(850円)。野菜がふんだんに食べられる。オリーブオイルとシェリービネガーのドレッシングがさっぱりしていておいしい。
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 赤ワイン。バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ2002(BARBERA D'ASTI SUPERIORE)。トリノ南東にあるアスティのバルベーラというブドウを使ったワイン。これも自然派ビオワイン。
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 自家製ソーセージ(800円)。ナス、ブロッコリーなども添えられていてスープもおいしかった。
追記2009.11.25)今日、まず飲んだのは カンパーニャ州タブルノ地区のFALANGHINA TABURNO(ファランギーナ・タブルノ) DOC 2004。FALANGHINAというブドウを使った白ワイン。
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 しっかりとした果実味に適度な酸味。口当たりは柔らかい。
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 自家製フォカッチャ(2個、300円)。オリーブオイルと塩で。
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 フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のDario Princic 2002 ribolla gialla(ダリオ・プリンチッチ リボッラ・ジャッラ)。Dario Princicは作り手の名前。 ribolla giallaはフリウリの土着品種。琥珀色の白ワイン。赤ワインのように、樽で皮ごと発酵させるため、色がついている。やや樽香がし、甘い果実の味が生きている。リッチなワイン。
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 鴨と下仁田葱のバルサミコマリネ(800円)。旬の下仁田葱がおいしい。
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 きのこのソテー。エリンギ、シメジ、マイタケ、マッシュルームにパンチェッタ、エシャロット。ワインに合う!
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 ワインがおいしく飲める。
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 LANGHE NEBBIOLO(ランゲ・ネッビオーロ)2007。ピエモンテ州LANGHEの赤ワイン。作り手はCascina Chicco(カッシーナ・キッコ)。タンニンと果実実のバランスの良い赤ワイン。
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 トマトサラダ(600円)。さわやか。
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 黒米のリゾット(1000円)。トウモロコシのような風味もある、大変美味なリゾットだった。
追記2009.12.8)今日飲んだのは白ワインのRONCO SEVERO(ロンコ セヴェッロ=作り手) 2006 TOCAI FRIULANO(トカイ フリウラーノ=ブドウ)。COLLI ORIENTALI DEL FRIULI(コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ)地域のワイン。
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 2006年産はブドウが良いといい、アルコール度数も通常より1度くらい高い14.8度。芳醇。ミネラル分が強い。
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 フレッシュトマトのブルスケッタ。アンチョビがおいしい。
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 その次はL'attesa Barbera Val Tidone(ラッテーザ・バルベーラ・ヴァルティドーネ)2000。
 エミリア・ロマーニャ州の赤ワイン。DOC(Denominazione di Origine Controllata)より一つ下のランクのIGT(Indicazione Geografica Tipica)に分類されるワイン。しっかり熟成したワイン。
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 グリル野菜の盛り合わせ(1200円)。
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 ペンネのミートグラタン(1000円)。みんなおいしい。

 開店したばかりなので、まだ少ないというが扱うワインは360本。
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 店のワインセラーには約220本を保存。
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 グラスで供する赤ワインの専用セラー。
 いろいろ飲まなければ。

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食の駅 伊香保店(渋川市)

 ファームドゥ(群馬県高崎市)の食の駅が伊香保温泉の入り口にオープン(群馬県渋川市伊香保町伊香保544-130、0279・20・3111)していた。
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 群馬に赴任した時から閉まっていた「ベルツの湯」が建物をそのまま生かして、食の駅に変わった。
 ベルツの湯は日帰り温泉施設で、老舗の金太夫が運営していた。金太夫は経営不振に陥り、石段街近くの本体の宿泊施設は伊藤園ホテルグループのスタディー(東京・豊島区)が譲り受けて経営を続けている。
 ベルツの湯は日帰り温泉として人気があったが、ファームドゥが譲り受けて食の駅にした。農家から直接仕入れた野菜が置いてあるので、とても野菜が安い。群馬の特産品も多いので、観光客にとってはありがたい店だ。温泉施設はないが、将来は日帰り温泉も再開するかもしれない。
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 干しシイタケ、梅干し、野菜などを買った。
 水沢うどんの大澤屋が経営するカレーうどん専門店「游喜庵」も入店している。

 営業時間はAM 8:00~ PM 7:00。無休。

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鹿角(東京・西麻布、きりたんぽ・秋田の味)

 鹿角(かづの)は、秋田を代表する郷土料理・きりたんぽ発祥の地。その名前がついた鹿角(東京都港区西麻布1-15-16、03・3402・8212)にきりたんぽ鍋を食べに行った。
 
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 『日経おとなのOFF』2009年11月号の特集「東京で見つけた幻の味 郷土鍋の絶品」の3位に輝いた店だ。

 実はきりたんぽをこれまで食べたことがなかった。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「きりたんぽ(切蒲英)は、秋田県の郷土料理。杉の棒につぶした粳(うるち)米のご飯を竹輪のように巻き付けて焼き、棒から外して、食べやすく切った物をいう。鶏がらのだし汁に入れて煮込んだり、味噌を付けて焼いて食べたりする」。
 「きりたんぽ発祥の地『鹿角(かづの)のきりたんぽときりたんぽ鍋』:最近では全国で食べられている。たんぽ
切る前の段階でのきりたんぽのことをさし、ほとんどの人がこれを『きりたんぽ』と思い込むが、切っていないので『たんぽ』という。『たんぽ』とは本来、稽古用の槍につける綿を丸めて布で包んだものを指し、杉(秋田杉)の棒に、半殺し(半分潰すという意味)のご飯を巻き付けたところがたんぽをつけた槍(たんぽ槍)に似ていることからその名が付いた。
 「きりたんぽ鍋:鶏(比内地鶏)のガラでとっただし汁をベースに、こいくち醤油、酒と砂糖(または味醂)で醤油ベースのスープを作る。煮え難い順に、ゴボウ、(しらたき)、(サトイモ)、(卵巣を含む鷄モツ)、マイタケ(金茸、銀茸)、比内地鶏、(つみれ)を並べ中火で煮立てる。きりたんぽとネギを入れ、味が染みる直前でセリを投入する。セリに火が通ったら完成」。
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 テーブル席に案内された。
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 大根を一度燻製にしてから漬け込んだ秋田名物の漬け物「いぶりがっこ」を頼んだ。燻製の香りがして、なかなかおいしい。
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 女将。みぢゃげどもそうだったが、女将が説明してくれると、郷土料理が一段とおいしく感じられる。
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 きりたんぽ鍋(3300円)。きりたんぽは焦げ目がついている。餅のようなものかと思っていたが、焼きおにぎりに近い。すべて鍋に入れるとスープを吸って柔らかくなりすぎるので、いくつかは後で補充する。
 中に入っているのは、ゴボウ、しらたき、マイタケ、比内地鶏、セリ、ネギなど。
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 具のうまみが染み出し、おいしいスープになっていた。

 営業時間は午後5時~10時30分。
 日曜・祝日定休(7、8月は第二、第四土曜も休み)。 

 東北の鍋はおいしい。次は山形かな。

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みぢゃげど(東京・谷中、津軽料理)

 鍋のおいしい季節になった。
 「東京で見つけた幻の味 郷土鍋の絶品」の記事を見つけ、思わず『日経おとなのOFF』2009年11月号を買ってしまった。
 その1位となったのが青森郷土料理の店・みぢゃげど(東京都台東区谷中2-5-10、03・3823・6227)。
 鴨鍋がおいしそうだ。。
 「昆布だしの利いたしょうゆベースのスープに、程よく鴨の脂分が染み出している」「『みぢゃげど』の鴨鍋は、弘前の小さな農家が育てた鴨を使用。フランスから直輸入した卵を日本で孵化させ、畑で放し飼いにする。適度な運動により、力強くも上品な風味のいい肉質が生まれるという」。
 さっそく行ってみた。

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 根津と谷中の境界あたりの住宅街の中にある。 
 昭和53年の開店という。
 「みぢゃげど」とは弘前市立第3中学校(弘前市三岳町)裏にあった沼のこと。津軽弁では「みぢゃ」とは、水屋=流し、台所。「げど」は、けんど=道路を意味する。NHK国際放送では「台所への道」と紹介された。
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 コース料理(8500円)の「御献立」。女将の自筆。
 女将はこのときは骨折した腕の治療中で洋服姿だが、通常は着物でお客を出迎えるそうだ。津軽城の裏手、『亀の甲の御門』から道一つ隔て、御用商人『石場家』の館があるが、十九代続くこの旧家の長女だという。
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 たたみの部屋。
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 囲炉裏。まるで津軽に来たようだ。

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 にしんの糀(こうじ)づけ。
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 天然地茸、さもだしのおろし。
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 大鰐産もやしのいため煮。
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 天然荀菜の三杯酢。
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 むしほたての黄味がけ。
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 地鴨味つけのさらし葱添え。

 どの料理も津軽の食材を使った工夫を凝らした料理。食べたことのない料理ばかりだった。
 むしほたての黄味がけ、地鴨味つけのさらし葱添えなどは本当においしかった。

 日本酒は津軽の地酒のみ。「豊盃」を飲んだ。

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 そして、お待たせ、鴨汁なべ。
 鴨、ネギに、サトイモがいっぱい。
 汁はすべて飲み干した。
 おなかいっぱい。満足。

 お店には東京芸大卒の画家である御長男の絵が飾ってあった。美術関係の方の来店も多いという。囲炉裏に女将との会話。くつろいだ。

 営業時間は午後6時から10時まで。
 土日、祝日定休。

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クイーン・アリス アクア(東京・北の丸公園、カフェ・レストラン)=閉店

追記2013.2.27)久しぶりに訪ねてみたら、レイアウトが変わっている。メニューがコースメニューばかりだ!
 なんだ店がかわっているじゃないか。
 ラー・エ・ミクニ(03・3213・0392)。気楽に入れる店ではなくなった(汗)。 

(以下、昔の記事)

 会社の近くにいい喫茶スペースはないかな、と思っていたら、あった! 東京国立近代美術館のカフェ・レストラン、クイーン・アリス アクア(東京都千代田区北の丸公園3-1 東京国立近代美術館2F、03・5219・3535)だ。

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 「フレンチの鉄人」石鍋裕シェフのプロデュースのカフェ・レストラン。
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 午後2時過ぎ。すいていた。美術展の帰りに寄ったことはあるが、お茶を飲みに来たのは初めて。
 明るくて、気持ちが良かった。エスプレッソ(400円)を頼んだ。
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 白で統一された明るい店内。カジュアルなフランス料理が楽しめる。
 軽食(カツカレー=800円、クラブハウスサンド=1000円)もある。
 飲み物はコーヒー(400円)、カフェ・オ・レ(500円)、カプチーノ(500円)、紅茶(400円)、ハーブ・ティー(400円)、コカ・コーラ(350円)、ジンジャー・エール(350円)、オレンジ・ジュース(300円)、ピンク・グレープ・フルーツ(300円)、アセロラ・ジュース(300円)、野菜ジュース(300円)など。

 営業時間は火・水・日曜日 11:00-19:00(LO)
 木・金・土曜日 11:00-21:00、ディナー 18:00-21:00(LO)
 月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)と美術館の休館日が休み。
 駐車場は、北の丸公園駐車場(18:30までに入庫、22:00までに出庫、3時間400円)が使える。

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