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豆源 麻布十番本店本店(東京・麻布十番、豆菓子、おかき)

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 慶応元年(1865年)創業の豆源 麻布十番本店(東京都港区麻布十番1-8-12。フリーダイヤル 0120-410<ヨイマメ>-413<ヨイミセ>=10時~18時、03・3583・0962)に行った。
 店の一角で塩おかきの実演販売をしており、いいにおいがする。

 パンフレットにあった「豆源からの御挨拶」。
 私ども豆源は、
慶応元年(一八六五年)創業以来、豆の持ち味と
風味を守る製法で豆菓子の味覚を追求してまいりました。
 初代駿河屋源兵衛は”豆やの源兵ヱ“さんと
愛称されて煎り豆を肩に、また屋台荷車を引き歩いて
江戸下町の人々に親しまれていたようです。
 麻布十番に居をかまえてからは店頭に
大きな日傘のある店としても注目されてまいりました。
 おかげさまで江戸風味の豆舗として、多くの
お客さまからお引き立てをいただけるようになりました。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

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 ちょうど、節分の豆を売っていた。枡が二つで、「ますます」繁盛ということになるらしい。

 節分について店頭に説明があった。
 「節分」は本来季節の節目を指し、立春・立夏・立秋・立冬の前日、年間4回あったものでしたが、現在では立春の前日を指しています。旧暦では立春が新年、前日の2月3日が大晦日となり、前年の邪気を祓うという意味を込めて行われたのが「豆まき」です。豆まきの後に自分の歳の数、又は歳の数+1個の豆を食べ、無病息災を願います。

 節分の豆と、代表的な8種類の豆の詰め合わせを買って帰った。
追記2010.1.24)豆を食べた。商品説明は豆源ホームページより。
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 海老豆
 桜えび独特の香りをしっかりと閉じこめた静岡県蒲原産の海老粉は、ほんのりとした甘みが特徴。加えて寒梅粉(米の粉)をふんだんに使用し、南京豆の風味を生かしたバランスのよい食感の人気商品です。

 原材料名/寒梅粉、落花生(南アフリカ産)、小麦粉、砂糖、植物油、エビパウダー、海老粉、食塩、膨張剤、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に大豆・かにを含む)

 落花生は粒が大きいので豆というより、おかきを食べる感覚で楽しめた。エビ味がgood!

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 梅落花
 この味、この色、この香り。梅の味わいがしっかりと詰まった、女性に大人気の商品です。さっぱりした味わいで爽やかに仕立てた梅じそ風味。ほのかでかわいいピンク色がご進物などに華を添えます。合成着色料は一切使わず、梅の自然な色そのものを出しました。

 原材料名/寒梅粉、落花生(南アフリカ産)、小麦粉、砂糖、植物油、しそパウダー、梅パウダー、食塩、クエン酸、コチニール色素、膨張剤、調味料(アミノ酸等)

 素朴な海老豆に比べ、お化粧をしているような感じがある。だから、女性に人気があるのかもしれない。

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 おとぼけ豆
 人気NO.1の豆菓子です。「青海苔」「きざみ海苔」「海老」の3種類からなる磯風味。飽きのこない三色の味が評判で、お土産やご進物に必ずといっていいほど添えられる商品です。同じ値段で、170gのお徳用パックもご用意しております。

 原材料名/落花生(南アフリカ産)、寒梅粉、小麦粉、砂糖、植物油、海老粉、青粉、海苔、食塩、膨張剤、調味料(アミノ酸等)

 これは良く食べる。おいしい。

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 塩豆
 えんどう豆本来の風味を残しつつ、従来の「塩豆」よりやわらかく仕上げました。やわらかさの秘密は、えんどう豆を“直火”で煎るのではなく“熱風”で加工し、仕上げているからです。他にはないソフトな食感をお楽しみください。

 原材料名/えんどう豆(ニュージーランド産)、食塩、澱粉分解物、昆布エキス、貝カルシウム、調味料(アミノ酸等)

 ちょっと塩辛いが素朴な懐かしい味。

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 オニオングリンピース

 原材料名/えんどう豆(ニュージーランド産)、植物油、還元澱粉糖化物、蛋白酵素分解物、食塩、オニオンパウダー、醤油、酵母エキス、黒胡椒、ガーリックパウダー、蛋白加水分解物、澱粉、デキストリン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム・グァーガム)、乳化剤、(原材料の一部に小麦・大豆を含む)

 これは現代っ子が好きそうな今風の味。その分添加しているものも多いようだ。こういう商品開発も必要なのだろう。
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 白胡麻大豆

 原材料名/煎り胡麻、小麦粉、大豆(国産)(遺伝子組み換えではありません)、砂糖、寒梅粉、澱粉、還元澱粉糖化物、醤油、植物油、蛋白加水分解物、膨張剤、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部にゼラチン・乳を含む)

 見かけは中華のごまだんご。香ばしい。
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 福豆

 原材料名/大豆(国産)(遺伝子組み換えではありません)

 これは「鬼は~外~。福は~内~」の豆。
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わさび大豆

 原材料名/大豆(国産)(遺伝子組み換えではありません)、寒梅粉、小麦粉、砂糖、澱粉、植物油、澱粉分解物、醤油、還元澱粉糖化物、食塩、海苔、蛋白加水分解物、昆布エキス、香料、調味料(アミノ酸等)、膨張剤、ベニバナ黄色素 クチナシ青色素

 これも現代っ子が好きそうな今風の味。わさびの味が強すぎて、大豆本来のおいしさが感じられない。

 結論。素朴な味がいい。塩、海老、海苔・・・。やはり豆本来の味を引き出すのはこのあたりではないか。

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