『なぜ、多くのゴルファーは「開眼!?」してもスコアアップにつながらないのか』を読む。
今年のゴルフ練習の始動は今日、2月28日。クラブを握るのも今日が今年初めて。最初のラウンドは3月7日だ。
寒い中、我慢比べみたいなゴルフはしたくはないので、暖かくなるのを待っていた。
午前中、角田陽一著『なぜ、多くのゴルファーは「開眼!?」してもスコアアップにつながらないのか』(実業之日本社)を読んだ。
なぜ、多くのゴルファーは「開眼!?」してもスコアアップにつながらないのか
自分のことを言われているようで、つらいタイトルだが、我慢して読んだ(笑)。
「二兎を追うものはOBを叩く」。
ドライバーではOBを打ちそうだからと、スプーンやロングアイアンを選ぶ。これがいけないのだという。
「刻むと決断したら飛距離は断ち切ること」。
OBが怖くてドライバーをやめたのに、飛ばそうと思ってロングアイアンを振り回したら、「スイングが乱れて球筋が暴れる」。
ここは例えば、5番アイアンを握る。
経験者は語る。「ドライバーか5番アイアンか。ティーショットの選択肢をこの二つにしたら、決断がすごく簡単になりました」。
そんなことをしたら、2打目以降がつらいじゃないか、と思う人は本書を読んでほしい。
「短いパッとほど結果よりプロセスを見よ」。
他人のパットをしっかり見る。まず球の転がりを見る。下りで加速しそうなラインでもブレーキがかかるときがある。見た目ほど下がっていないのか、芝目が逆なのか。
ラインも見る。特にカップ近くの切れ。切れそうで切れないのか、ストレートに見えて、カップ手前で切れるのか。
短いパットをはずす人は、入って当然、という姿勢でパットをするが、ゴルフはそんなに甘いものではないようだ。
「アプローチは『その後のパット』に極意あり」。
プロの試合をみると、ぴったりとピンに寄せ、ワンパットで入れる…ようにみえる。実はそう思うのが間違いだという。素人だとしびれる距離が残っているのをプロは上手なので簡単に入れるだけ、ということに気づくべきだというのだ。素人はベタピンを狙うのではなく「次のパットが入るチャンスが残る距離」、すなわち2mくらいを目指せばよい。
「ミスにミスを重ねる原因は『後悔・焦り・取り戻し』」。
ラフからロングアイアンを打ってミスし100ヤードしか飛ばなかったとする。しかしこれは、初めからショートアイアンで100ヤード打つのとは大違いというのだ。初めからショートアイアンでフェアウエーに戻すと決めていれば、次にロングアイアンを打つという心づもりができている。だからうまく打てることが多い。ところがロングアイアンでミスした後は「ミスした」という気持ちで打つからミスを重ねやすい。
どのアドバイスも確実にスコアアップにつながりそうだ。
午後、ファーストゴルフで練習。素振りをたくさんしてから3カゴ打った。
5番アイアンを軽く打つ練習をした。開眼した(笑)。
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