Café 1894(東京・丸の内、カフェ)
2010年4月に開館した三菱一号館美術館に併設されたCafé 1894(東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館、03・3212・7156) に行った。
丸の内パークビルディング・三菱一号館美術館・アネックスに囲まれた「一号館広場」から入ったが――。
入り口は通り沿いにあった。
三菱一号館美術館、丸の内ブリックスクエアなどのホームページによると、丸の内最初のオフィスビル「三菱一号館」は1894年(明治27年)に完成。1968年(昭和43年)に解体された。しかし、歴史的な景観を再現しようと、創建当時と同じ約230万個の赤煉瓦を積み上げ、当時の設計図面や保管部材を使用するなどして明治・大正期の姿を忠実に復元。建物は「三菱一号館美術館」として活用することになり、2010年4月、オープンした。
馬場先通りと大名小路の交差点に面する1階の角部屋は、明治期には銀行営業室として使われていた空間を完全復元し、二層吹き抜けの開放的かつ歴史を感じられるカフェにした。
美術館のオープンで、丸の内ブリックスクエアが今、最も東京で注目されるエリアの一つとなり、Café 1894は長い列ができる。現時点では、予約は受けておらず、食事をしたければ、並ぶしかない。
この日は12時50分に並び始めて、15分後に席に案内された。
店の人は「週替わりランチプレート」(冷菜・スープ・魚料理・肉料理の4品をワンプレートに贅沢に盛り合せ、さらにパンと食後のデザートが付いて1500円)を薦めるが、「マネとモダン・パリ」(会期 平成22年4月6日~7月25日) 開催に合わせた特別メニュー「スペシャル・ランチセット」(1800円)を頼んだ。ディナーコース(3500円)とメインの料理が変わらず、その割りには安いからだ。
追記)2013夏 経営が変わり、メニューも変わって、利用しやすいカフェになった。写真の料理はいまは、ない。
一口オードブルとパン。
クラシックなオニオンとベーコンのスープ。残念ながら、これはファミレスでも飲めるような「普通」のスープだった。
鶏胸肉の蒸し煮 リンゴ風味豊かなソースカルヴァドス。これはおいしかった。
デザートはレモン風味のタルト。これもおしゃれでおいしかった。
今は話題の店で、お客が集中しているのだろう。長い時間並ぶほどの店ではないと思うが、並ばないで食べられるなら、なかなかいい店だ。
営業時間は月~金 11:00~23:00(L.O.22:00)、土・日・祝 11:00~19:00(L.O.18:00)。
不定休 (丸の内ブリックスクエアに準ずる)。
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