城、宮殿、教会その2 宮殿、修道院
城を出てフラチャヌィへ。
スグラフィットで装飾されたシュヴァルツェンベルク宮殿。
中庭。
ストラホフ修道院醸造所(Klášterní pivovar Strahov)で食事をとる。
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特製ビール(0.4ℓ 59CZK) Special semi-dark lager, “Amber”, non-filtered
Special lager (dark beer)と、チェコの名物料理、スビチコバ(Svíčková、190CZK)。
幸せ。
釜。
ストラホフ修道院。入場料80CZK。撮影料50CZK。
1140年、国王ヴラジスラフ二世の強力な支援によって創建。ボヘミアの学問の中心になる。
18世紀に作られたバロック様式の「哲学の間」は残念ながら工事中だった。
更に奥へ。
17世紀に作られた「神学の間」。フレスコ画がすばらしい。
裏に行くと修復前の壁も。
フラチャヌィ広場の隅にあるマルチニッツ宮殿。
スグラフィット技法を利用した壁画。
聖書にあるヨセフとポティファルの妻のひとこま。ポティファルの妻が、夫の留守に「私の床に入りなさい」とヨセフを誘惑し、ヨセフはそれを振り切って逃げる場面。
鹿の谷を通り――。
カレル広場へ。
ベルヴェデーレ宮殿。「夏の離宮」と呼ばれ、ハンガリー王とボヘミア王を兼ねていたハプスブルク家のフェルディナント一世が、1538年に愛する王妃アンナのために計画。彼の死の直前の1563年に完成した。幾人ものイタリア人庭師や建築家たちがかかわったこの離宮は、当時、アルプス以北でもっとも美しい本格的なルネサンス建築といわれた。
奥がダリボルカ塔。15世紀末に投獄されたダリボルという騎士の名に由来する。ダリボルは獄中でバイオリンを手にし、練習の後に名手となり、演奏により食料などの寄進を受けていたという。
手前が火薬塔のミフルカ。
鹿の谷をおりて、南へ。
最短ルートでヴァルトシュテイン宮殿を目指す。
プラハ城からマラー・ストラナを見下ろす。溶岩のような作りものが見えるのがヴァルトシュテイン宮殿。プラハで最大級の宮殿。『プラハを歩く』によると、「ヴァルトシュテインは、チェコ貴族の多くがプロテスタント側であったのにたいし、ハプスブルク皇帝軍側について勝利に大いに貢献し、広大な土地を手にする。さらに富裕な未亡人との結婚によって大資産家となった。そして個人的な傭兵隊をもち、戦争のさなかプラハ一の宮殿を建て、皇帝の権力に迫るまでになった。そのためか、皇帝に、敵軍と密かに手を結ぼうとした、との疑惑を抱かれて暗殺される」。
下におりる道が続く。
館は上院になっている。
池。
噴水。
白い孔雀。
ややグロテスクな鍾乳石の壁。
この日はイベントが行われ、大きなソーセージとビールが無料でふるまわれていた。
回廊風テラスの天井にはフレスコ画が描かれている。
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