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廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部

 昨年4月26日以来の廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部。 まずはこのゴルフ場をホームコースにする会社の同期入社のI君のスイングを(アウト1番)。iphoneでも見られるようにYoutubeの動画を埋め込んだ。


 ナイスショット!

 この日のメンバーはI君、G先輩、K先輩。

 今日のスコアはアウト(7:32スタート)はまずまずだったが、イン(10:59スタート)はメルトダウン(暴走)状態だった。
 相変わらず、崖と池には弱く――。
019
 2番ショート(185ヤード)は5番アイアンがバシッと当たらず、崖越えならず。いつものようにOB。

022
 14番ショート(191ヤード)も、5番アイアンで打ち損じ。崖に吸い込まれる。

024
 18番ショート(202ヤード)も、9番ウッドで打ったが、左のサブグリーンのさらに左までボールを曲げてしまった。

 5番のミドル池越えも2打目に池に入れた。

 このあたりはいつもの光景なのだが、
 アウトは+1+3+0+2+3+1+0+1+1=+12で48。パット数は222322222。
 パットは今一つだが、崖と池のホール以外はなんとかスコアをまとめた。

 インは+7+1+2+3+2+2+5+0+1=+23で59。パット数は212222321。
 10番ティーショットが天プラで左となりのホールへ。木越えで戻すのに苦労。フェアウエーに戻してからもシャンクでOBとサンザン。
 その後もティーショットは乱れ、2打目は下手なフェアウエーウッドでOB…といった感じでどうにも制御ができなかった。17番のロングでパー。18番ショートも1打目を左に打ったものの、リカバリーに成功、ロングパットを決めボギーとするなど、最後に頑張って、60にはしなかったが、ひどい状態だった。
 
 一緒に回ったGさんがアウト0+1+0+1+1+0+1+1+0=+5の41、イン0+4+1+0+2+0+1+0+1=+9の45で回ったのを見ると、自分の未熟さを改めて感じる。プレッシャーにいとも簡単に負ける。まだ苦手のクラブをあえて何度も使って失敗を重ねる。意味のないところで難しいロブショットを試みる。同じ精神集中でティーショットを打てない…。
 
 Tさんのような静かな闘志、計算したショット、安定したリズムを見習わなければ。

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iPhone日記)『Virtual Vuvuzela』と『TUZUMIN』、すばらしい。

 文句なしに楽しいiPhoneアプリ二つをインストールした。
 ひとつは『Virtual Vuvuzela』。

Vuvuzela
 思い出す、サーカーW杯のあのうるさい、だけど懐かしいブブゼラ。32ヵ国の国旗に合わせたブブゼラ・ホーンを選んだら、さあ、鳴らそう!
 タップしてもいいのだが、iPhoneを振ってもブブゼラが鳴る。
 熱く振ってしまった。

 うるさいブブゼラの後は、鼓で、心を落ち着かせよう。
 『TUZUMIN 』。

Tsuzumin
 ホヲ~ポン!
 ヨヲ~ポン!
 ヨイ~ポン!
 すばらしい掛け声と鼓の音。
 鼓は、真ん中とはしで、ちゃんと音が違う。

 すごいのはiPodで音楽を流しながら使えること。
 とりあえず、Love the Way You Lieを流しながら鼓を鳴らした。
 和洋折衷だ。

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iPhone日記)削除?アーカイブ?

 「Swipe to delete」と言うらしい、この操作。
 iPhoneの3Gメールサービス「SMS/MMS」のメールを削除できず困っていたら、削除したいメールに指を当て、横にスライド(フリックorドラッグとも言うらしい)すると削除ボタンが表示され、削除できることが分かった。
 よかった。
 ところが、ふつうのメールで同じことをすると「アーカイブ」と出てくる。これを押すとメールが受信トレイからなくなるのだが、どこに行ってしまうのか?アーカイブ先が分からない。
 結果的に「削除」と変わらない。
 う~ん、分からない。
 iPhoneゲット後2週間。試行錯誤が続く。

追記)その後受信トレイで、「編集」を押したら「アーカイブ」と「移動」ができることがわかった。「アーカイブ」の文字の横にはゴミ箱の絵。「アーカイブ」とはやはり、「保管」でなく、「削除」のようだ。紛らわしい。

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角川歴彦著『クラウド時代と<クール革命>』(角川oneテーマ21)

Kadokawa

角川歴彦著『クラウド時代と<クール革命>』

 角川グループホールディングス会長の角川歴彦氏が著した『クラウド時代と<クール革命>』(角川oneテーマ21、2010年3月10日発行)を読んだ。

 書籍や映像の世界は、ITの荒波にもまれ、決して楽ではないはずだが、角川氏は、この苦境を逆にチャンスととらえ、本書で、国にインフラ整備を提言する。

 角川氏は1943年生まれ。ITは苦手という経営者が多いなかで、先頭に立って、IT用語を駆使して、自ら<クール革命>の必要性を訴える本を書き上げたのは驚きだ。我々も後に続かなければと思わせてくれる一冊だった。
 
 「人」「モノ」「金」のグローバリゼーションに続いて、押し寄せているのが「知」のグローバリゼーションだという。
 角川氏はこれを第三の開国ととらえている(「最初は明治維新、2度目は第2次世界大戦後の復興、そして今世紀に入った今日である」)。
 「インターネットの持つボーダーレスな革新性が21世紀の日本に3度目の開国をいやおうなく突きつけている。アメリカ発のIT企業の大手が大衆向けサービス、いわゆるビジネス・ツー・コンシューマー(BtoC)の分野で日本市場を呑みこもうとしている。書籍のネット販売を主力事業とするアマゾンや、動画投稿サイトのユーチューブをはじめ、強力な検索エンジンを持つグーグル、そして音楽のiTunesStoreをグローバル展開するアップルなどが、当然のように日本市場も席巻している」「私たちは知識と情報の分野で、国を開く覚悟もないまま第三の開国を既成事実として受け入れている。気がついてみるとアメリカ勢のITサービスは事務所や私的な生活で24時間欠かせない存在となってしまった」。

 角川グループはこうした企業の一つ、ユーチューブといち早く手を組んで、新しいビジネスを展開し始めた。

 「押し寄せる『知』のグローバリゼーションの大波は、水際で阻止することはとてもできない。・・・『知』のグローバリゼーションの前では国家も無力だ。なぜならそれがネットの力だからだ。日本はそのことを、グーグルやユーチューブをめぐる動きを通して十分に学んだ」。

 防げないならば手を結び、取り込む。幕末に日本が最終的に選んだ道に似ている。

 そして、角川氏は言う。

 「現在はweb2.0の踊り場に過ぎず、“ポストweb2.0”による革新は水面下で着々と進行し、さらに次の時代の大きな変化を巻き起こそうと準備をしている。その究極の姿のひとつが、アメリカの大手IT企業を中心に広がるクラウド・コンピューティングの潮流であり、世界中の産業構造やITサービスを根本的に変えようとしている」。

 角川氏はクラウド時代における変化をわかりやすく分析する。 

 「BtoC市場においてクラウドの威力を感じるのは、クラウド的なBtoCサービスそのものではなく、新しいBtoCサービスを大量に生み出すインキュベーター(孵化装置)となっていることだ」
 「140字以内のコメントを発信できる『マイクロブログ』として台頭していた『twitter(ツイッター)』もクラウドを活用して成功したサービスの典型例である」。

 「大衆自身がコンテンツを作り、公開することでウェブ空間に『巨大知』が形成され、ウェブはさらに進化している。巨大知は、リアルタイムの情報発信が増えるにつれてさらに肥大化しつつある」「質が高いか低いかは関係ない。大衆が率直な感想を発信していることに大きな意義があるのだ」。

 そして、本書の主題である「クール革命」が進行する。
 「21世紀に入って大衆は140字でつぶやくマイクロブログの『ツイッター』などを媒介にして無名の『個人』からリアルタイムの巨大な『メディア』となった。『大衆』の英知に誰もがアクセスでき、大衆が『すごい』『カッコいい』『クール』と賞賛するモノや出来事が社会を変革していく。それが『クール革命』だ」

 「新しい時代には、大衆の気分と『クール革命』を見極める豊かな『事業構想力』を持った知的企業だけが、生き残る」。
 
 事業構想力を持った企業の一つがアップルなのだろう。

 「『ネットブック』の挑戦は実は失敗に終わった。・・・『ネットブック』はコンセプト自体は歓迎されたもののwebアプリケーションが未熟だったために、ユーザーは自分ならではの利用スタイルを創造できず、結局万能機のパソコンを求めたのである。その失敗を糧としたのがアップルである」「インストールするアプリケーションによって、iPhoneはゲーム機にも電子辞書にも楽器にもなるのである。2010年2月の時点で、iPhone向けに開発されたアプリケーションは全世界で10万本以上存在し、アップルが独占する唯一の小売店であるApp Storeではなんと累計30億本以上がダウンロードされた。スティーブ・ジョブズが作り出した巨大なアプリケーション市場はまさに『大衆』を『参加するユーザー』として取り込んだ『クール革命』の威力を見せつけた」。

 こうした時代認識を持つ角川氏は「2014年までには技術革新が加速化し、BtoCのクラウド・サービスは本格化する」と予想する。「映画のネット配信のビジネスモデルが確立すると音楽から出版まで同じ端末で楽しむことが出来るようになり、コンテンツの大バンドル化が実現する」「例えば筒井康隆原作の『時をかける少女』を小説でもコミックでも細田守監督によるアニメでも原田知世主演の実写映画でも一つの端末から自由に選択して楽しむ、こんな夢のようなことが実現するのだ」。

 しかし、問題は、こうした新しいサービスを提供するのがすべてアメリカ勢であるということだ。
 「ネットで提供される書籍や音楽、映像などのコンテンツの流通をすべて外国企業が握ってしまうと、利益の大部分は外国企業の手に渡るだろう。そればかりか、流通を押さえられて日本のコンテンツ企業が新たな価値や再生産する機会さえ奪われることになりかねない」

 「日本という国が、自前でクラウド環境を構築することは、日本の危機管理上も絶対に必要なのである。またクラウド・コンピューティングが国家と国民一人一人とをつなげる情報インフラになるとすればこの事業は国策として推進するのがふわわしい」。

 角川氏は提言する。
 「世界のコンピューターは雲(クラウド)の上のネットワーク化で統合に向かっている。もし・・・5台に収斂するのであれば、1台は日本であってほしいと期待する」「東の雲=イーストクラウドを意味する『東雲(しののめ)』プロジェクトと命名したい」。

 クラウド時代に進む日本の「クール革命」を生かすために自国のインフラ整備を行い、日本が活力を取り戻すべきだという極めて現実的な提言だと思う。

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iPhone日記)日本でiPhone 4のケースを無償配布

 ITproの7月26日付の記事「日本でiPhone 4のケースを無償配布するプログラムが開始」で、iPhone 4のケースが無償配布されることと、その手続きを知った。こういう大切な情報はAppleかソフトバンクからメールで知らせるべきだと思うのだが…。

 「アップルは2010年7月25日、日本でiPhone 4のケースを無償配布するプログラムを開始することを明らかにした。iPhone 4でユーザーが本体左下を手で覆うと電波が減衰する問題に対処するためのもの。iPhone 4上で専用のアプリケーションをダウンロードして申し込む」「対象は2010年9月30日までにiPhone 4を購入したユーザー。2010年7月23日より以前にiPhone 4を購入したユーザーは、2010年8月22日までに申し込む必要がある。7月23日以降に購入した場合は、iPhone 4の購入日から30日以内に申し込む」「1台のiPhone 4につき1個のケースを配布する。専用アプリ上では、アップル純正の『iPhone 4 Bumper』のほか、他社製品のカバーが選択できる。申し込み時には、iPhone 4を特定するために電話番号、モデル、シリアル番号などの情報を収集する」。

 Appleのホームページでも「iPhone 4ケースプログラム」として、告知はしているが、これだけでは、何のことだか分からない告知だ。もう少し、説明が必要ではないか。

 App Storeに行って申し込んだ。
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 Apple、cool過ぎる対応。

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iPhone日記)モバイルコンピューティングは都会のファッション?

 「アイフォーンやアンドロイド携帯、ネットブック、キンドル、デジタル・フォトフレーム、そしてアップルの新しいタブレット型メディア端末など、次々と登場する多彩なモバイル・コンピューティングは、従来のデスクトップ・コンピューティング(机上の情報処理)という狭い枠組みを破壊し、情報処理の対象を広大な実空間における多様な領域へと開放する」
 「モバイル・コンピューティングとは、全生活空間における私たちの活動を支援してくれるものだ」

 小林雅一著『モバイル・コンピューティング』(PHP研究所)を読んで、iPhoneによって、まさに新しい世界が開けると期待した。
 ところが…。
 
 高尾山でEvernote for iPhoneを使おうと思った。
Evernote
 ボイスメモ、カメラなどが使えれば便利だからだ。
 ところが、電波が通じていないところでは、この情報収集ツールの画面さえ現れない。
 クラウド上にノートを保存できないところではボイスメモや撮影さえできないのだ。
 これでは、デスクトップ・コンピューティングの延長から一歩も出ていない。単に自宅ー会社間の移動時に使うツールに過ぎない。

 IT用語辞典 e-Wordsによると、モバイルコンピューティング 【mobile computing】とは、「移動中、あるいは外出先でコンピュータを利用すること」だという。
 なるほど、その程度のことだったのか…。

 しかし、USTREAMは電波が通じない所でも iPhoneに録画しておいて、あとでアップロードできるし、クラウドサービスのDropboxもオフライン状態でもとりあえず、そのデバイスに保存しておくことはできる。ネットが通じなくなったときに、何もできなくなってしまうというアプリケーションはモバイル全盛時代にはつらい。

 ところが高尾山では、Evernoteが使えないどころか、USTREAMで短い動画を4本撮ったりしただけなのに、iPhoneの電池が切れてしまった。

 山などアウトドアではSmartphoneはひ弱だ。従来のデジタルカメラやICレコーダーがやはり、力を発揮する。

 電波が通じるエリアということではWiMaxなども頼りない。
 東京都内では便利に使えるが、この夏訪れる四国でのサービスエリアを見ると県庁所在地くらいしかカバーしていない。ルーターも2時間くらいですぐに電池切れになる。地方ではまだ、使えないWiMAX。

 将来計画されている携帯端末向けマルチメディア放送も人口が少ない地域はカバーしないようだ。

 本来モバイルに「人口カバー率」といった概念はなじまないはずなのに、人口カバー率が通信インフラの投資の目安にされることが多い。モバイルに必要なのは「地域カバー率」のはずなのに…。

 IT用語辞典 e-Wordsは、ユビキタスコンピューティング 【ubiquitous computing】については、こう説明している。
 「生活や社会の至る所にコンピュータが存在し、コンピュータ同士が自律的に連携して動作することにより、人間の生活を強力にバックアップする情報環境」。

 「モバイル」の究極の姿はユビキタスなのかと思っていたが、インフラ整備の効率が悪いといった理由で、「モバイルコンピューティング過疎地」が相当できそうだ。

 都会でだけ使えるお洒落なアイテム。 iPhoneがそうならないことを祈る。

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iPhone日記)USTREAMの動画はiPhone上には存在しない!?

 「神楽坂まつり・阿波踊り大会~動画リポート」と銘打って、iPhoneで撮影したUSTREAMの動画を一昨日、このブログに掲載したのだが、iPadでブログを見た友人が「動画なんか載ってなかったヨ」。嘘言うなよ、載せているでしょう。
 もしかしたらiPhone/iPadでは見られないのかと思い、iPhoneでブログを見てびっくり!。空白になっている!Iphone_ustream
(スクリーンショットはホームボタンを押したままスリープボタンを押すと撮れる)

 3つの動画が埋め込まれているスペースは空白で、壊れた写真のファイルをアップロードした時に出るような×印もない。

 USTREAMはAdobeのFlashで動かしていたのだ。
 iPhone OSでAdobeのFlashをサポートしないということは聞いていたが、iPhone/iPadでホームページを見てもUSTREAMの動画が動かないのではなく、存在しないのだから、誰も文句はつけないだろう。

 しかし、ふつうにWindowsのPC上でインターネットを見れば見られるものが「存在しない」という扱いというのはいかがなものか。ホームページ上の数多くの動画が「存在しない」ことにされる恐ろしさ。

 まるで検閲のようではないか。

 AdobeとAppleという米国の企業間のことだから、まだ問題にならないのかもしれないが、例えばソニーが、Flashを出していたら、きっと国際問題になっている。
 
 しかし、AppleやGoogleなどの情報の出口であるプラットフォームを支配する有力企業が幅広く流通している表示技術を締め出していいものなのだろうか。

 しかたがないので、ブログには、これからはiPhone/iPadで見られるYoutubeの動画を使うしかない。

 でも、不思議なのはiPhoneでUSTREAMのアプリをサポートしていることだ。iPhoneで撮影までできるのに、USTREAMのサーバーにアップした瞬間、iPhone/iPadでは見られなくなる。ちょっとおかしくないか?

 iPhoneはまだいい。モバイルという環境下で撮影、録音、文字入力などの作業をするのに便利な簡易型の機器だからだ。
 しかし、iPadは映像や音声の再生が売り物のマルチメディアデバイスではなかったのか。それが世界の主要な動画サイトをサポートしない可笑しさ。

 iPhone/iPadは必要以上に持ち上げられている気がする。Appleがこんな姿勢を撮り続けていたら、しっぺ返しを受ける日が必ず来る。

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暑さに負けず、高尾山その4 栄茶屋(そば、会席料理)

 高尾山口は蕎麦屋の激戦区だ。どの店もとろろそばが売り物だ。
 とろろそばは、なぜ高尾山名物なのか?
 「高尾通信」というサイトに説明があった。 
 「高尾山の麓から山頂にかけて、23店もの蕎麦屋が軒を並べている」「高尾山のとろろそばの始まりは、その昔、高尾山の薬王院に参拝にこられる方々の疲れをとってあげようと、滋養強壮によいといわれたとろろを消化吸収のよいそばにのせて出したことからだといわれている」「『竹乃』が元祖とされる。店主の山本武さんによれば『先々代が大正13年(1924年)、店で出したのが始まり」。

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 どこに入ってもよさそうなのだが、そば打ちを実演していた栄茶屋(東京都八王子市高尾町2479、042・661・0350)に入った。
 
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 岩魚塩焼(850円)。

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 二八そばの「鴨つけ」(1400円)。

 パンフレットの説明。
 「当店の手打ち蕎麦は、北海道音江町と幌加内産の厳選された玄蕎麦をブレンドし、石臼で自家製粉した蕎麦粉を丹精込めて打ちあげた逸品です。手打ち蕎麦の風味と喉越しをどうぞ、ご賞味いただければ幸いです」。
 
 おいしかった。

 高尾山にはたまに来て、蕎麦屋を食べ歩きをしたくなった。

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暑さに負けず、高尾山その3 下山

 今回の高尾山は前回とは別の山のようだ。前回は薬王院に行ったので、「信仰の山」という印象が強かったが、今回はごく普通の山。この「ごく普通」が大事だ。山頂までは、観光化されていない高尾山を味わえた。いくつもの顔があるのが高尾山の魅力なのだろう。

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 14時過ぎに山を下り始める。
 下りは前回と同じ稲荷山コース(見晴らし尾根コース)。標準コースタイムは70分だが、ゆっくり、暑さを友達にして歩こう。

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 木陰で歩きやすい。思ったよりも長い道のりだったが、快適なルートだった。

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 稲荷山展望台。八王子、新宿方面が眺望できる。

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 お稲荷さんまで来ると、あとわずかで、登山口。
 15時半に登山口に戻った。90分。ゆっくり歩いた。
 汗をたくさんかくと気持ちがいい。脚が少し痛いが、ちょうど良い運動量だった。

 さっそく「甘味 有喜堂」に入ってかき氷を食べる。リポートすることなどすっかり忘れ、体を休めた。

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暑さに負けず、高尾山その2  曙亭(高尾山山頂、うどん、そば)

 高尾山は山頂に飲食店があるから、夏場は助かる。コンビニのおにぎりなどは、暑さで悪くなりそうだから、持って行きたくない。
 山頂の曙亭(042・663・1386)に入った。
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 「高尾山名物とろろそば」が気を引く。

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 メニューはいろいろあるが、ざるとろろそば(950円)を注文した。

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 おお!なんと太いそばだ!これをとろろにうずら卵を落とした汁に入れて食べる。
 悪くない。この荒々しさが田舎っぽくて良い。


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暑さに負けず、高尾山その1 山頂まで

 ちょっと最近、夏バテ気味だ。
 それに、先日、元気よく地下鉄の階段を一段飛ばしておりていたら脚がぐらつき、コケそうになった。(゜o゜)

 実は山歩きの師匠Mさんが水戸に転勤してしまい、今年は一度も山歩きをしていない。足腰が弱ってきたようだ。
 足腰だけではない。冷房に慣れた体は汗による体温調整機能を忘れ、すっかりひ弱になっている。

 これはいけない、と高尾山に登ることにした。高尾山ならば、ケーブルカーもある。まずは高尾山で脚慣らしだ。

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 6号路( びわ滝コース )を行くことにした。高尾山公式ホームページによると、「このコースは、山頂の近くまで沢に沿って登るので、特に夏場に歩くコースとしてお薦めです」とのことだ。10時半ごろのスタート。今日はゆっくりゆっくり、景色や草花を楽しみながら、歩く。首に濡らしたタオルを巻き、暑さに体を慣らしながら、歩く。汗をいっぱいかいて、いい空気を吸って、体の悪いものをすべて出してしまおうと思った。

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 ケーブルカー清滝駅左側の舗装道路を 400m ほど歩くと、6号路の入り口がある。途中、お地蔵さんと七福神というおめでたい面々に会う。

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 6号路入り口。

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 木陰を歩く涼しげなコース。確かに夏向きだ。

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 シャガ。花は咲いていなかったが、シャガの群生ががけ崩れを防いでいるとのことだ。

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 6号路は直進だが、びわ滝に立ち寄ろう。


 びわ滝はUSTREAMの動画で。

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 大きな木の根が這うように伸びている。   

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 ホウノキ。

 渓流におりられるところがあったので、一休み。

 USTREAMの動画で。雑音があり、渓流の音がうまく再現できないのが残念。iphoneによる撮影の限界だが、ビデオカメラを持ち歩くのは大変なので、このくらいの映像・音声で我慢するしかない。

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 6号路は休憩する場所も適宜用意してあり、登りやすいコースだった。

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 硯岩。
 昔、高尾山は海の底で、砂や泥のたまった海底が大きく盛り上がって現在の高尾山になったという。砂や泥が固められてできたのが「粘板岩」。黒色粘板岩はとてもかたくて磨くと表面がツルツルになるので硯石とも呼ばれ、硯や碁石に利用される(高尾山の案内板より)。

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 ヤマアジサイ。

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 山道は次第に渓流と一体になる。

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 最後に階段をのぼって、13時過ぎに山頂へ。標準のコースタイムは90分とのことだが、相当ゆっくり歩いたので、2時間半もがかかった。上出来。(^^ゞ

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神楽坂まつり・阿波踊り大会~動画リポート

 神楽坂まつりの阿波踊り大会に行った。
 フリー百科事典「ウィキペディア」によると、神楽坂では毎年夏に、阿波踊りが開催される。
 「これは神楽坂を参加団体が踊り歩くというもの。周辺の津久戸小学校や愛日小学校などの小学校や東京厚生年金病院も参加する。その他の参加団体には、かぐら連やだむだん連などがある。徳島県や杉並区高円寺から参加する団体もある」。
 
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19時から21時まで開催。スタート直前。

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 毘沙門天前に陣取る。最初のつつじ連が登場。

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 激しく踊っているのは分かるが、やはり写真だけだと面白くないですね…。

 ということで、USTREAMの動画をアップ!

 今年は本場・徳島の阿波おどりも見に行く予定。
追記)iPhoneなどではUSTREAMの動画が見られないので、YouTubeの動画もアップ。

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iPhone日記)HootSuiteLite、foursquareインストール、いまどきソーシャルメディア人間に(^^ゞ

 先日、一度は削除したHootSuiteLiteを再度インストール。今度はTwitterのアカウント設定もうまく行った。
 HootSuiteLiteは、TwitterやFacebookなどの異なる複数のアカントでも同じことを同時につぶやくことが出来る点が一番の特色のようだが、例えばリツイート(RT、引用)をしたときに定番のウェブ上のTwitter(http://twitter.com/)だと引用部分がすぐに反映されてしまうが、HootSuiteLiteだとRT以下の文章が下書きのボックス上にとりあえず反映され、その後自分のコメントなどを加えてから送信できる。Twitterの良さはリツイートで広がっていくことだと思うので、リツイートに味つけできるようになったのはうれしい。
 今日の午後は、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏がパネルディスカッションのモデレーターを務めるセミナーに参加するので、佐々木氏のツイートをたくさん読んだ。彼の紹介してくれる様々なネット上の文章は面白いものが多い。
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 さっそくリツイートした。

 佐々木氏はこのパネルディスカッションの中で、「溢れる情報は、初め、検索エンジンで整理していたが、これでは新しい情報が入らない。そこで最近注目されているのがソーシャルメディアによる解決」だという。
 それは、信頼できる人の発言をTwitterでフォローするといった個人を軸とした情報の入手法だ。佐々木氏の引用だから確かだろうと、私も佐々木氏のツイートを追う。
 佐々木氏はソーシャルメディアとして最近注目しているものとして、foursquareを紹介した。自分のロケーションが無断で分かってしまうのはプライバシーの侵害になる恐れがあるが、このアプリケーションソフトは、自分でロケーションを登録するのだ。 色々な場所に訪れた時に「Check-in」すると、いる場所の候補が示され、一番近いものを選ぶと登録される。セミナーが行われた東京・品川の東京コンファレンスセンターでCheck-inしたら、佐々木氏もCheck-inしていた。
 同じようにCheck-inする人がどんどん増えるとソーシャルメディアになるのだろう。

Foursquare

 friendボタンを押すと、場所に関係なくTwitterのようにつぶやけるShoutボタンもでてくる。
 Check-inの場所に関してTipを書いておくと、同じ場所に来た人がそのTipを読める。
 お酒を飲む店ならば、「生ビールが泡も温度もほどよく、実においしい」などと書いておけば、この店に来た人に参考になる。Twitterを書いている人ならば、Tipの筆者のプロフィールも分かるので便利だ。
 
 とても可能性のあるアプリケーションソフトだと思った。
 お店の情報はすでにブログに書いているが、いろいろな場所で気づいたこと、言及したいことがあれば、Tipを書いておくと喜ばれるかもしれない。

 今日は一歩、モバイルの達人に近づいた気がする。

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iPhone日記)iPhoneは電卓が一番よく似合う

 iPhoneは何にでも化けるが、電卓にすると、とてもしっくりする。昔のスーパーコンピューターくらいの性能があるiPhoneを電卓として使う贅沢。iPhone電卓は◎だ。
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ビヤホール ランチョン(東京・神保町、ビール・洋食)

 神保町でビールが飲みたくなれば、まず頭に浮かぶのがビヤホール ランチョン(東京都千代田区神田神保町1-6、03・3233・0866)。久しぶりにランチョンに入った。

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 今までは「ビアホール」と思っていたが、メニューを見ると洋食屋のようだ。ホームページを確認すると、「下町の洋食屋」と書いてある。
 ホームページで「ランチョンの名前の由来」を見てみると、「ランチョンの店名は英語で Luncheon(ちょっと気取ったlunchなどという意味)です。初代・治彦が駿河台下の一角で西洋料理店を開業した明治42年頃には 近所に同業者がいないので、名前が無くても”洋食屋”で通っていた訳です。ところが、ご常連でそのころ最もハイカラだった音楽学校(現 芸大)の方たちから 『名前が無いのは不便だ!ランチョンと呼ぶのはどうだ』と横文字で名付けられて、治彦は何語かも知らぬ侭、ありがたく頂戴したのだそうです。お蔭様で今日まで 90年近く大切に使わせていただいております。」
 なるほど、洋食屋さんだったのだ。今度は洋食を食べに来よう。
 しかし、今日は暑くて暑くて、ビールを飲みに来た。ビールに合うつまみを選んだ。

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 ニシンのマリネ(850円)。

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 ベークドポテト(800円)。

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 トマトサラダ(650円)。

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 ポテトサラダ(700円)。

 ビールはアサヒ生ビール(620円)、アサヒ黒生ビール(620円)、レーベンブロイ生ビール(650円)、琥珀の時間生ビール(700円)。

 この店のお客は、みな笑顔で楽しそう。いい雰囲気のビアホールなのだ。

 営業時間は、月〜金が11:30~21:30(L.O.21:00)、土が11:30~20:30(L.O.20:00)。
 日・祝定休。

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iPhone日記)iPhoneをラジオに

 AM・FM・短波ラジオを放送と同時にネット配信する「radiko.jp」の公式アプリをダウンロードした。

 radikoは、パソコンがそのままラジオ受信機となる「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」のこと。まだ、実用化試験の段階で、8月末の試験配信終了後の実用化を目指すという。今回の試験配信は、在京民放ラジオ7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)、在阪民放ラジオ6局(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)の地上波ラジオ放送をCMも含め、そのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信するサイマルサービス。配信エリアは在京7局が東京、神奈川、千葉、埼玉、在阪6局は大阪、京都、兵庫、奈良。近年、都市部を中心に高層建築、モーターなどの雑音源の増加などによりラジオの聴取環境は著しく悪化しており、こうした難聴取を解消していくと同時に、より魅力ある音声メディアの姿を追求していくのが狙いだ。
 
 一説にはラジオの妹がラジコだという。

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 外で気軽にラジオが聴けるのはうれしい。

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iPhone日記)消される前に震えるアプリ

 HootSuite Liteというアプリをダウンロード。複数のTwitterアカウントに対応するというので、さっそくTwitterのアカウントを登録しようとしたのだが、もう一時間以上、「認証中」のまま。だめだ。
 
 しかたがないのでアプリ自体を削除しようと思うのだが、やり方が分からない。
 
 インターネットで調べると――。
 「ホーム画面で、アイコンを長押し。するとアイコンが揺れ始めます。アイコンの上に表示されている×印をタップすれば消えます」とあった。

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 本当だった。面白かった。

 アプリの削除方法ひとつとっても、PCとは別世界だ。
 


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久々の川口市浮間ゴルフ場・早朝ゴルフ

 6月26日の赤羽ゴルフ場早朝プレーに続き、今日も赤羽ゴルフ場で、大学の親友Y君とラウンドする予定だったが、早朝ゴルフは大会のため休みだった。急きょ、川口市浮間ゴルフ場に向かった。

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 連休の中日で遠出している人が多いためか、比較的すいていた。

048
 ティイングラウンドはこれまで練習場のようなマットの上から打つことが多かったが今日は芝生の上が多かった。 1番ホールはいつもより右から打つことになったため、ティーショットを右・グリーン方向に打ちにくかった。

 今日は昨日の弱気なゴルフを払しょくするため、「しっかり打つ」を課題にした。

049
 3番285ヤード、5番275ヤードなどはグリーンを狙い、近くに付けられた。
 4番は森越えを狙ったが、これは右に行きすぎペナルティに。ただ、しっかり打った結果だから悔いはない。
 悔いが残るのは7番や8番。いつも溝に落としたりOBなので、弱気になり、結果的にまたまた溝に落とした。

050
 8番のバンカー越えのロブショットはしっかり打てた。
 
 「我慢のゴルフ」というが、逃げたり弱気になって失敗すると我慢できない。ロブショットは失敗するからと、転がしてばかりでは、レベルが上がらない。しっかり攻めて、うまく行かなくても、へこたれないのが「我慢のゴルフ」だろう。
 パットは相変わらずショートだったが、オーバーくらいの方が返しのパットが入る。
 
 今日のスコアは+1+1+0+3+1+1+2+2+0=+11で46。パット数は222222122。
 Y君はダフリが多く+4+1+2+1+4+2+1+5+1=+21で56。
 
 本格的なコースを回った後の練習ラウンドはいろいろチェックできていいかもしれない。

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iPhone日記)USTREAMに挑戦!

 iPhoneを入手した日は戸惑うことばかりだったが、iPhoneは単なるお洒落なケータイではない。さっそくUSTREAMで動画を撮ることにした。ツインレイクスカントリー倶楽部に行く前の、早朝のわずかな時間で、大急ぎでソフトのダウンロードや設定作業を行った。

 ちゃんと『USTREAMポケットガイド』(毎日コミュニケーションズ)は買っていたので、ガイドを見ながら作業を進めた。

 まず、AppStoreにアクセス。「USTREAM」で検索、「ustream.tv,inc」を選択した。
 3本の関連無料アプリをダウンロードすることにした。

 無料ソフトでも、Apple IDの登録が必要。登録には若干時間がかかったが、なんとか家を出る前に登録を終え、ソフトをダウンロードした(簡単だった)。当面、使うUSTREAM Broadcasterの配信設定も行い、準備OK。

 ツインレイクスカントリー倶楽部は3Gの電波が入るところと入らないところがある。OUTはライブ配信(ストリーミング)で撮影、INはiPhone本体に録画した。

 結論から言うと、実況中継をしないならば、iPhone本体に録画しておき、あとでUSTREAMにアップロードするほうが確実だと思う。

 撮影は本当に簡単にできてしまう。さすがiPhone!

 
 ただ、撮影した動画の編集がいまひとつうまくいかなかった。
 USTREAMのホームページに行ってログイン。そして「すべての録画」を開くと、昼間、撮影した動画が保存されている。これをもとに「ハイライトを作成」した。
 実は初回はうまくいった。編集した動画がUSTREAMにアップされたのだが、編集の仕方が一部気にくわないと、これを消去したところ、その後、うまくいかなくなってしまった。アップする手続きは順調に進み、URLが付くところまで行くのだが、そこへ行っても「申し訳ありません、ご要望のページを見つけることができませんでした。」との表示が出てしまう。

 なぜうまくいかなくなってしまったかは分からない。編集作業は別の方法があれば、それでしたほうがいいのかもしれない。
 
 ツインレイクスの動画を埋め込んだ。↓

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ツインレイクスカントリー倶楽部(群馬県藤岡市)

 ツインレイクスカントリー倶楽部(群馬県藤岡市 高山169-1、0274・23・8111)に行った。良いコースだと聞いていたが、群馬県にいた時には行く機会がなく、今回、メンバーのNさんの紹介で、初めてラウンドした。

031
 各コース、フェアウエーが広く、景色も美しい。距離もしっかりあり、楽しめるコースだった。
 アウトが3230ヤード(パー434544534)、インが3182ヤード(パー443544345)。
 一緒にラウンドしたのはNさんとK師匠、G先輩。

033
 苦手の池や崖が比較的多い。これらを気にせず打てるかが課題だった。
 この課題は意外にクリアできた。

 午前中はドライバーもまずまずだったのだが、パットがひどかった。
 ショート病。オンしてからの寄せのパットが寄らない。そして1mくらいの距離も入らない。
 
 アウトの成績は+2+2+4+2+4+1+0+2+2=+19で55。パット数は342321133。
 3番ホールはドライバーは250ヤード飛んだのだが、残り90ヤードでアプローチがライナーになりOB。+4。
 5番ホールもティーショットを大きく右に打ち+4。
 しかし+2のところで2パットに収まっていれば、ボギーかパーだった。パットの不調が一番こたえた。

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 午後はスタート前にパット練習。

 インのスタートの模様は動画で。


 K師匠とG先輩。

 午後はとにかく暑かった。ばてた。
 スコアは0+3+1+2+3+2+2+1+2=+16で52。合計107。パット数は222232222。
 パットはショートは改善したが、短いパットを何度も外した。

 調子は前回の花咲カントリー倶楽部と比べ、そんなに悪くはなかったのだが、1番で3パット、2番で4パット打つなど集中力に欠けていた。ゴルフは集中力に欠け、粘りがなくなると、どんどんスコアが悪くなる。
 また、ドライバーは「ここに打とう」と思って打ったときはうまく打てた。しかし、「左の崖を避けよう」というように、ハザードを避けようとすると、ハザードの逆の方に打ち過ぎることが多かった。

 「狙いを決めて、集中して、しっかり打つ」。これができれば、常時100は切れると思うのだが。

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iPhone日記)iPhone4をゲット!「ここは外国だ」

 6月17日に予約していたiPhone4が「入荷した」と16日の夕方、ソフトバンク赤坂見附店(03・5574・7383、営業時間10:30~19:30)から連絡があった。ちょうど1ヵ月。さっそく赤坂見附店に取りに行くが、この店で販売したiPhone4では初めて初期異常が見つかったとのことで、最初の機種を別の機種に変更。手続きに時間がかかったが、ようやく18時過ぎに手に入った。

Iphone4
(水滴が写っているが操作が難しくて汗だくになって汗がついたわけではない。こういうデザインなのだ(^_^;))

 まずはメールアドレスが仮のアドレスになっているというので、アドレスを変更した。
 変更のフォームが小さすぎて見えない。指で挟んで広げる例の動作でようやく設定作業に。
 だが、アルファベットの大文字-小文字の変換も分からない。
 しばらく赤坂見附店にいて、いちいち操作法を聞いていた(迷惑な客だ)。

 やっと設定がおわったようなのだが、終わったのか、終わってないのかがよく分からない。
 でも設定できていたようだ。

 Wi-Fi(ワイファイ)の設定も、失敗すると、その旨が出るのだが、うまく行ってもなんとも言わない。

 う~ん。ユーザーインタフェ―スがいいと聞いていたiPhoneだが、必ずしもそうでもない。


 その後、メールでも戸惑った。メールを書いて「送信」ボタンを押しても、送信されたのかどうか分からない。なんども作成画面に戻ってしまう。結局メールの送り先にあとで尋ねたら、9通もメールが来ていたと言われた。ゴメン(^_^;)

 そもそも、最初に戸惑うのがホームボタンだ。画面を閉じようと思うとつい×のボタンを探してしまうが、そんなものはない。ホームボタンを押すのだ。
 
 バーチャルキーボードも慣れないと押し間違えることが多い。

 「まさにここは外国だ」。

 そう思った。

 例えばiPhone4がシャープ製だったら――。
 なんだFinger Tipsって。取扱説明書がこれだけ?
 メールを送ったのになぜ、送信中、送信終了の表示が出ない?
 押しにくいキーボードだ。
 バカ野郎!こんなもの、使えるか!
 となるだろう。

 しかし、ここは外国だ。怒ってもはじまらない。相手の流儀に合わせないと生きられない。
 日本語や日本の流儀は使えないのだ。
 慣れるしかないのだ。

 パソコンを初めて買った時、Windowsはすぐに凍りつくし、悪いことを何もしていないのに「不正な操作」などと言われた。終了したい時もボタンを押せば済むわけではない。ハードディスクがクラッシュして、大切なデータが一瞬でなくなっても「しかたがない」と諦める。
 しかし、日本人は国内の家電メーカーにはこんな鷹揚な態度ではなかった。ちょっとぐあいが悪いと、文句を言っていた。パソコンも「外国」だから我慢したのではないだろうか。

 そして今度はスマートフォン。頭がいい電話なのだ。使いこなせないのは、恐らくこちらの頭が悪いのだろう。

 なぜ、ITの世界では米国勢が優勢なのか分かった気がする。日本製だったら、日本人はみな我慢しないのだ。
 

 ついに本当のネオ・モバイラーになった。
 しかし、慣れるまでには相当苦労しそうだ。
 そんな苦労を共有できる人がいると信じ、今日からiPhone日記を書こうと思う。

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花咲カントリー倶楽部(山梨県大月市)

 花咲カントリー倶楽部(山梨県大月市大月町花咲1872-1、0554・22・3145)で高校時代の同期コンペを行った。中央自動車道大月ICから近く東京からのアクセスはとてもよかった。広々としたフラットなコース。ほとんどが前方にグリーンがみえるストレートホール中心のコース設計。気持ちよくラウンドできるゴルフ場だった。
P1030992
 レギュラーティーのアウトは3055ヤード(パー534434454)、イン3146ヤード(パー443453454)。
 全体に、みなスコアが良かった。
 私のスコアはアウトが+1+1+0+2+1+2+3+0+0=+10で46。パット数は322333222。
 インが+1+3+2+0+0+0+2+2+0=+10で46。パット数は122222222。
 前日の伊香保が滑るようなグリーンだったのに対し、やや重く、インはファーストパットがことごとくショート。その結果、3パットが多かったが、午後は修正した。

 好スコアになった一番大きな要因は、他のゴルフ場ならばOBのエリアがペナルティエリアに設定されていて、「前進4打」も「前進3打」となったこと。

P1030994
 たとえば崖越えのコースもあり、実際、ボールは崖に吸い込まれたが、前進3打なので+2で済んだ。この日ペナルティは4つあり、それぞれOBとして計算すれば96というスコアだったことになる。
 さらにバンカーがほとんどなく1打もバンカーショットをしなかった。

 とはいえ、練習の成果もあった。フェアウエーウッドはロングで力を発揮、二つパーをとれた。
 ドライバーはフックしすぎを矯正しようとスライス気味のボールを打っていたが、この日はストレートのボールを打った。フック、スライス両方の打ち方を理解し、ようやくまっすぐ打てるようになった。

 課題はアイアン。ショートすることが多かった。また、短いアプローチショットがうまく打てなかった。

 コンペの成績はハンディ戦がHDCP17、ネット75で16人中10位だった。
 新ぺリア方式がHDCP19.20、ネット72.8で3位。
 参加者のスコアは78、80、84、87・3人、91、92・2人、97、98、104、110、115、120、147。

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伊香保カントリークラブ

 昨年11月28日以来の伊香保カントリークラブ。群馬のゴルフの師匠、Sさん、伊香保在住の宿命のライバル、Mさん、以前群馬でよくお酒を飲んだAさんという楽しいメンバーでのラウンドだった。
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 雨も降りそうな予報だったが快晴だった。

 11番はティーショットが乱れたものの、全体にはショットはまずまずで久しぶりに50を切れた。
 18番ロングはティーショットが右の林へ入り、フェアウエーに出して、残り200ヤード。9番ウッドで打つと、なんとボールはグリーンに突き刺さっていた。3オン。
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 ボールをはがして、グリーンの穴を修復して、パットをした。バーディーチャンスだったのに3パットも打ってしまった。しかし、今日はフェアウエーウッドはまずまずの当たり。練習の成果が出た。

 インの成績は0+4+1+1+1+0+3+2+1=+13で49。パット数は223222313。

 パットが乱れたのでS師匠に午後のスタート前にパットを見てもらった。
 バックスイングは最小限にしてフォロースルーをしっかりする打ち方を教わり、練習した。

 その成果は後半1、2番でいきなり出た。
 1番、2番でロングパットを沈めることができ、ともにパーだったのだ。
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 特に2番はショートながら上りで192ヤードもある。
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 グリーンには乗らなかったが9番ウッドでグリーン右まで運び、2オン。5m以上ある下りのスライスラインだったがパーが取れた。

 猛暑にバテたのか、中盤あたりから注意力散漫のミスショットが目立ち始め、平凡なスコアになったが、ロブショットなども何度か成功。練習の成果が出た。
 アウトの成績は0+0+1+2+4+1+3+4+1=+16で52。合計101。パット数は112321232。

 明日は高校同期4組のコンペ。
 
 練習の成果はあがっている。明日が楽しみだ。

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Cafe Serre(カフェセレ、東京・東銀座)

 銀座でゆっくり過ごすにうってつけの店を見つけた。Cafe Serre(カフェセレ、東京都中央区築地1-13-1 ADK松竹スクエア2F、03・3543・7272)だ。

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 お店のホームページによると、「資生堂パーラー出身のフレンチ仕込みのシェフが創り出す和・イタリアン・スパニッシュなど様々な要素がぎっしり詰まった」カフェ。

 広々とした空間がとても気持ちがいい。

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 ADK松竹スクエアは2002年秋のオープン。ADK松竹スクエアは通称で正式名称は「築地松竹ビル」。上層階は高級賃貸マンション「松竹スクエアレジデンス」。
 その1階からステージのような階段をのぼったところに店がある。

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 営業時間は月~金が11:30~22:00、土が11:30~18:00。日・祝定休(貸切営業のみ)。
 今日はお酒を飲んだが、コーヒーだけでもOK。こうしたゆったりスペースは銀座には少なく、貴重だ。

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 夕方になると照明が若干暗くなるが、カウンター席は本が読めるくらい明るい。

 料理もおいしかった。
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 季節の温野菜サラダ バーニャカウダソース(1050円)。

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 本日のキッシュ(1050円)。

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 チーズ盛り合わせ(1050円)。

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 南瓜とジャガイモの自家製ニョキ チーズクリームソース(945円)。

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 パルマ産生ハムと野菜のペペロンチーノ(945円)。

 ワインはグラスワイン、ハーフワインがある。メニューにないものもあるそうなのでお店の人に聞いたほうが良い。
 
 お店の人もとても感じがよく、お茶に食事に、頻繁に利用したいと思った。

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国士無双

Tetsuya_kokushimuso100704_01
(画像をクリックすると大きな画像で見られます)
 
 ふだんと違うハンドル名で国士無双。
 このハンドルは、親しかった国士行く牌さんという雀士が2002年の10月23日に亡くなった後、その勝負強い打ち方を引き継ごうと付けた名前。国士無双もあがれたし、このハンドル名でも、頑張りたい。

===== 哲也@東風荘 13卓 開始 2010/07/04 18:06 =====
持点27000 [1]喜一之介 R1678 [2]あげあげ3 R1619 [3]hakushonn R1514 [4]国士流雀士 R1655
東1局 0本場(リーチ0) 国士流雀士 32000 喜一之介 -32000
役満ロン 国士無双
[1北]1m5m6m2p3p4p4p5p5p1s2s7s西
[2東]2m4m4m8m8m9m3p6p9p1s7s東南
[3南]2m5m7m4p7p7p9p2s5s6s7s北中
[4西]7m9m1p5p9p1s3s7s東南西北中
[表ドラ]8p [裏ドラ]2p
* 2G発 2d1s 3G5m 3d9p 4G4s 4d5p 1G発 1d西 2G9m 2d9p 3G2s 3d北 4G1p 4d7s
* 1G2p 1d1m 2G2m 2d3p 3G5m 3d2m 2N 2d7s 3G4s 3d中 4G4p 4d4s 1G6s 1d発 2G西
* 2d6p 3G7m 3d4p 4G3p 4d4p 1G4s 1d1s 2G1p 2D1p 3G8m 3D8m 2N 2d西 3G6p 3d4s
* 4G5s 4d3p 1G9p 1D9p 2G7p 2D7p 3G白 3D白 4G6m 4d5s 1G1m 1D1m 2G1s 2D1s
* 3G2m 3D2m 4G発 4d3s 1G9s 1D9s 2G3s 2D3s 3G白 3D白 4G8p 4d6m 1G8m 1D8m
* 2G東 2d南 3G2p 3D2p 4G3m 4d7m 1G3m 1d2s 2G4m 2d発 3G3m 3D3m 4G5s 4d3m
* 1G8s 1d3m 2G中 2D中 3G9s 3D9s 4G南 4d5s 1G3s 1D3s 2G8p 2D8p 3C6p7p 3d7p
* 4G北 4d8p 1G6p 1d4s 2G6s 2D6s 3G5p 3D5p 4G9s 4d南 1G1m 1D1m 2G8s 2D8s
* 3G8p 3D8p 4G西 4D西 1G北 1D北 2G6m 2D6m 3G8p 3D8p 4G発 4d北 1G3s 1D3s
* 2G3m 2D3m 3G南 3D南 4G1m 4d発 1G8s 1D8s 2G5s 2D5s 3G4s 3D4s 4G8s 4D8s
* 1G白 1D白 4A

---- 試合結果 ----
1位 国士流雀士 +49
2位 hakushonn -3
2位 あげあげ3 -3
4位 喜一之介 -43
----- 13卓 終了 2010/07/04 18:08 -----

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ファーストゴルフ打ち放題・ロブショットとフェアウエーウッドを練習

001
 66番ゲージ。

 ブログの「読者」から質問があった。「打ち放題で××カゴ打ったって書いているけど、そんなに打ってるの?」

 すみません。1カゴというのは必ずしも正しい表現ではなく、打ち放題のボール供給マシンで1回に提供されるボールの数を指しています。ボール45個。大半の人はボタンを4回くらい押してカゴをボールでいっぱいにして練習に励むのですが、メリハリがなくなるので私は、45個=1カゴとして1カゴずつクラブを替えて練習しています。

 今日はロブショットをSWで4カゴ、LWで4カゴ、フェアウエーウッドの9番を2カゴ、5番を2カゴ練習した。

 今日の「先生」はいけうち誠一著『スコアアップへの早道 寄せ&パター編』(日本文芸社)。鉄道の駅の売店で買った本だ。
 ロブショットの打ち方。通常の寄せではインパクト周辺では手はヘッドより先にあるが、ヘッドを先に出して、ヘッドをボールの下をくぐらせる。
 この本でボールの位置は「両足の中央」としていたが、左足のかかとの内側の方が素直にボールを上げられた。
 LWで腰の高さまでバックスイングし、そのままヘッドの重さでしっかり振りおろす感じで、20ヤード先に飛んで、30ヤードまで転がる、という感じだった。バンカー越えでグリーンを狙うショットなどで役に立ちそうだ。SWの場合は同じように打って、30ヤード先にボールが落ち、40ヤードまで転がる、という感じだった。
 バックスイングを肩まで上げればプラス20ヤードくらい飛ぶ。

 フェアウエーウッドは、打ち上げようと思うとライナーやゴロになる。しっかりボールを叩く感じが大切だ。
 フェアウエーウッドは距離が出るので、ついつい行き先を追って顔をすぐに上げていたのだが、打ち終わるまで、ボール(ボールのあった位置)を見るようにした。
 すると――。
 行き先を見なくてもどちらに打ったのかが、ボールの位置をしっかり見ていれば、見えるではないか。「極意」をつかんだような気がする。
 
 次のラウンドは7月10日。楽しみになってきた。

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境真良著『Kindleショック~インタークラウド時代の夜明け』(ソフトバンク新書)

Kindle_shock
Kindleショック~インタークラウド時代の夜明け

 境真良著『Kindleショック~インタークラウド時代の夜明け』(ソフトバンク新書、2010年5月25日発行)を読んだ。話は「本の誕生と進化」から始まり、「電子書籍」で終わると思いきや、「ツイッター」「フリーミアム」「クラウド」と、どんどん広がっていく。同氏の『テレビ進化論』(講談社現代新書)は「次のテレビ」「テレビの次」を論じ、映像ビジネスの未来像を見せてくれたが、本書も「次のインターネット」、「インターネットの次」を予見する刺激的な内容だった。

 講談社や小学館、新潮社など主要出版31社が今年3月、都内で日本電子書籍出版社協会(東京・文京)の設立総会を開いた。専用端末の登場で急速に立ち上がりそうな電子書籍市場に協調して対応するのが狙いだという。

 日本の出版社が電子書籍に前向きに対応し始めたのはなぜか。

 本書はまず「出版業界が目を背けているうちに『現代的な本』はすでに生まれ、その相互作用による情報空間が生まれてしまい、しかも今なおそれは進化し続けている」という環境変化を理由に挙げる。
 「ブログを中心とした言説空間はブロゴスフィア(ブログ界)とも呼ばれ、一定の社会的影響を持つにいたった」「ブログからツイッターへと文字メディアは大きく拡大してきた」「映像系でも・・・ユーストリームの勢いがものすごい。この、すでに編集さえ放棄した『ダダ漏れ』とも呼ばれるライブ中継型の情報発信は、通常の報道機関の報道や職業作家の商業出版とは対極にある情報生態系を生み出しつつある」。

 「出版産業はいずれくる未来ではなく、すでに現状に追いつくために何らかの手を講じなくてはならない状況に追い込まれている」。そして、キンドルやiPadに目を向けた。
 
 なぜキンドルやiPadなのかというと、こうしたデバイスが「コンピューターであって、コンピューターでない」からだと本書は説く。
 「ウェブブラウザとパソコンの組み合わせは、コンテンツを有料で購入するデバイスとしては、信じられないくらい非力だからだ」「パソコンとウェブブラウザという存在が海賊行為の大きなセキュリティホールになっている」「ウェブブラウザでなければ、こうした事態はある程度防げる。もしパソコンでなければ、事態はなおよい」。
 「コンピューターなのだが、パソコンでできるはずのことがいろいろ制限されている機器は、『情報家電』とか、『デバイス』とか、『アプライアンス』と呼ばれる」が、これがデジタルコンテンツの有料販売に力を発揮すると言うのだ。

 デジタルコンテンツがフリーになっていくという議論も出版産業の目をキンドルやiPadに向けさせるきっかけになったと本書は見る。

 クリス・アンダーソンは著書『FREE』で、「潤沢な情報は無料になりたがる。稀少な情報は高価になりたがる」と言い、デジタルの世界で配布にコストがかからなくなった情報は無料になっていくが、その周辺で稀少性のあるビジネスを作ればお金がとれる、という主張をしていた。たとえば、配信費用が安いデジタル書籍は無料でもいいが、著者の稀少な時間を使う講演やコンサルティングではしっかりお金を取る、という考え方だ。

 しかし、「コンテンツ産業は、フリーミアム論に大きな疑問を持ち、同時に広告費への依存という道を選ばず、不可能といわれた問いに取り組むのである。すなわち、インターネット環境において、コンテンツは常にフリーでなければならないのか? ほかのモノやサービスに収益機会を求めなくてはならないのか? という問いだ。・・・コンテンツそのものを『今だけ、ここだけ』にすることで、そしてお金を払った、あるいはお金を獲得する助けをしてくれた『あなただけ』にコンテンツを提供して、ビジネスにすることはできないか? その一つの解が、キンドルやiPadなどのデバイスである」。

 「このデバイスを可能にしたのが、ネットワークの向こう側の変化であった」。

 「クラウド」である。
 インターネット時代は分散処理が基本だったが、ネットサービスが成長するにつれて端末は「自分で仕事をしないでネットワーク上のサーバーに任せるという傾向」が強まった。メインフレームに相当する高機能サーバー群に依存する「クラウド」とは、かつてのメインフレーム時代への先祖返りであるというのが本書の見方だ。

 そして「パソコンという万能海賊版製造機器」に代わって「海賊耐性」が強く、「使い勝手」がよいキンドルやiPadなどのデバイスがクラウドと結びつくことによって「デバイス=クラウド生態系」が出来上がったとみる。コンテンツビジネスの環境は劇的に変わり、古い購入型モデルがよみがえった。
 
 iPhoneやiPadの機能はたとえばMacOSXに比べて限定されているが、これはむしろ、コンテンツビジネスのデバイスとしては好ましいのだ。

 今後のインターネットは「そのかなりの部分をデバイス=クラウド生態系が担う」と本書はみる。
 しかし、それにより「これまでのネットワークが分断されていく」という問題も生じる。
 
 これを乗り越えるものとして本書は「インタークラウド」を提言する。「一つ一つのサービスは閉じたビジネスの生態系を持ち、デバイス=クラウド環境の中でより閉じた発展を許されながら、それが最大限(時として競合サービスの間であっても)相互に接続され、利用者に最大限の選択の自由を与えるような、ネットワークサービスのあり方である」。そして、インタークラウドは「インフラ間の接続であったインター+ネットの場合と異なり、サービス間の連携」で、それらを連携させるためには「技術基準や法規制といった静的な環境整備では足らず、事業者に相互接続したいと思わせるような力を生み出」す必要があるという。

 iPhoneやiPadはパソコンにもケータイにない魅力があるが、その背景には「デバイス=クラウド生態系」という構造があったわけだ。オープン環境下におけるフリーなサービスと「デバイス=クラウド生態系」における付加価値の高いサービスが連携し合って、今後、インターネット上で多様なサービスが展開されていくようになるのだろう。

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『ぐんまの産業観光ガイドブック』

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 群馬県工業振興課、観光物産課は産業観光にスポットを当てたガイドブック『ぐんまの産業観光ガイドブック』を作成した。
 まず、群馬県の産業遺産として繊維、鉄道、水の各ジャンルを紹介している。
 「繊維」は旧富岡製糸場のほか、旧碓井社本社事務所、旧甘楽社小幡組倉庫、旧桐生高等染織学校本館・講堂、桐生織物会館旧館、金善ビル、旧蚕糸試験場事務棟、旧上毛モスリン事務所、桐生倶楽部会館、旧安田銀行担保倉庫、桐生市のノコギリ屋根工場を紹介。
 「鉄道」では、碓氷峠鉄道施設群碓井第三橋梁(めがね橋)、碓氷峠鉄道施設群旧丸山変電所、わたらせ渓谷鉄道・上神梅駅、神戸駅、小中川橋梁、深沢橋梁、上毛電気鉄道・大胡駅、西桐生駅、デハ101形電車、上信電鉄・下仁田駅、デキ1形電気機関車、東武鉄道・館林駅、旧草軽電鉄北軽井沢駅舎をピックアップ。「明治期後半から大正期、昭和初期にかけて、製糸、織物業が基幹産業であった群馬県では、日本の近代化を象徴するもののひとつである鉄道も、それに関連するよう整備されていった」という。
 「水」は、前橋市の旧浄水構場事務所、前橋市浄水場配水塔、桐生市元宿の元宿浄水場・水道施設、急速濾過場、旧事務所、ポンプ室、桐生市堤町の旧配水場事務所、旧水道事務所、高崎市の榛名川上流砂防堰堤、烏川上流砂防堰堤を紹介している。
 水にまつわる産業遺産はまったく知らなかった。
 続いて、工場見学ができる地場企業など(34ヵ所、33企業)を地区別に紹介、見学の事前予約の方法などを記している。
 A4変形判、29ページ、フルカラー。発行部数は1万部。
 問い合わせは工業振興課027・226・3358、観光物産課027・226・3385へ。

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『ぐんまの温泉』

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 群馬県観光局観光物産課は、湯量日本一の源泉から秘湯の一軒宿まで100の温泉を紹介するパンフレット「ぐんまの温泉」を作成した。
 県内を吾妻(日本を代表する名湯「草津」、天上の出湯「万座」、美人の湯「四万」、川そのものが天然の露天風呂「尻焼」などなど、群馬の温泉力を凝縮)、利根沼田(歴史ある名湯「水上」、全国の秘湯ファンの聖地「法師」、天下一の大露天風呂の「宝川」、静かな湖畔の一軒宿「丸沼」などなど、温泉と大自然とのハーモニー)、西部(温泉マーク発祥の地「磯部」、映画の舞台になった秘湯「霧積」、日本三大アルカリ泉の「藤岡」などなど、いずれも個性派ぞろい)、中部(情緒漂う石段の町「伊香保」、古くから美人の湯として親しまれる「小野上」、山城のあった高台の「北橘」などなど、山懐に抱かれて)、東部(新田義貞の隠し湯といわれる「やぶ塚」、坂上田村麻呂が東征の折りに発見したとの伝説がある「梨木」と、それぞれ古湯の風格)の5エリアに分け、そのエリアごとに県内の宿泊施設のある温泉のほか、観光スポットなどの情報を写真付きで紹介している。

 泉質、効能、特徴、交通、連絡先など必要最小限の情報がコンパクトにまとまっている。

 群馬の温泉はほとんど行った気になっていたが、まだまだ知らない温泉がたくさんあった。
 群馬の温泉巡りを再開しなければ、と闘志が湧いてきた。

 A4判、カラー、20ページ。7万3000部を発行。ぐんま観光案内所(関越自動車道上里SA下り)、県内各道の駅、ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)、(財)群馬県観光国際協会、(社)群馬県温泉協会などで入手できる。

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