タオル美術館ICHIHIRO(愛媛県今治市)
タオル美術館ICHIHIRO(愛媛県今治市朝倉上甲2930、0898・56・1515)に行った。
タオル・アパレルメーカーの一広(愛媛県今治市)が2000年に開設した美術館、物販、飲食の複合施設だ。欧風庭園も併設する。企業が作った美術館だが、土産物なども充実。本州四国連絡橋・尾道―今治ルート(瀬戸内しまなみ海道)や今治周辺の観光に来たら、ぜひ訪れたい施設だ。
美術館の入り口手前に飾られた、綿で作ったアイスクリームやケーキの巨大なオブジェ。
小人になった気分。
ケーキやポップコーンは本物のよう。
綿花。
美術館の開館時間は夏季(4/1~10/31)が9:30~18:00、冬季(11/1~3/31)が9:30~17:30。
年中無休。
入館料は大人800円。
美術館に入ると、まずタオル製造工程の展示がある。
梳綿機(リュウメンキ)。「この機械は、原料(綿花)の繊維のもつれや糸を作る上で不適当な夾雑物等を除去し繊維をある程度平行状態にし、これを集めて紐状のスライバーにします」。
練条機(レンジョウキ)。「この機械は、梳綿機で出来たスライバー(紐状にした綿花)のむらをなくし繊維を平行に揃え均一にします」。
粗紡機(ソボウキ)。「この機械は、練条工程でつくられた均整なスライバーを精紡機に掛けられるようにさらに引き伸ばし、撚りを与えて取り扱いやすいように粗紡ボビンに巻き取ります」。
精紡機(セイボウキ)。「この機械は、粗糸(Roving)を所要の太さに調整し、これに適当な撚りを与えて木管に巻き取ります」。
捲糸機(マキイトキ)。「この機械は、精紡機で巻き取られた糸を撚糸、ガス焼きなどの加工をし、用途や輸送の関係によってチーズやコーンの状態に仕上げます」。
織機。「この機械は、整経で巻かれたタテ糸の中にヨコ糸を交互に挿入して、色々なタオル製品を織ります」。
ジャガード。「織機上部にあるこの機械は、織機に搭載されているタテ糸を、コンピューターにより、作成された柄に応じて糸1本1本を上下に制御します。この機械に依り織のデザインが決まります」。
タオルを使った水族館と動物園の間にある休憩スペース。
タオルを使った水族館。大阪市港区の天保山ハーバービレッジの「海遊館」の後援で製作・展示。
タオルを使った動物園。愛媛県立とべ動物園の後援で製作・展示。
俣野温子さんの常設展示。作家、画家、グッズデザイナーとして活躍している俣野温子さんは、東京都杉並区在住。タオル美術館をプロデュースしている。
ミュージアムショップの一角にあるアツコ・マタノギャラリー。
俣野温子さんのデザインしたタオルグッズが購入できる。
庭園にあるカフェ。営業時間は9:30~18:00(17:30ラストオーダー)。
さまざまなお茶が楽しめる。
土産物コーナーが大変充実している。
オリジナル、二段腹まんじゅう。
坊っちゃんだんごなど愛媛の代表的なお土産は、ほとんど揃っている。
地元の特産をPR。
骨皮筋右衛門(笑)。
ラー油ふりかけ。
二段腹まんじゅうは、なかをあけるとこんな感じ。シンプルでおいしかった。
骨皮筋右衛門。とてもおいしい愛媛らしいお菓子。
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