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遅まきながら『サマーウォーズ』

 細田守監督の長編アニメ映画『サマーウォーズ』を観た。
 8月6日午後9時に放送された金曜ロードショー(日本テレビ)を録画しておいたのだが、まだ夏の暑さが残る今日、ようやく観た。

 公式ホームページのイントロダクションを引用する。

『時をかける少女』の細田守監督が放つ、劇場アニメーションの最新作『サマーウォーズ』。
2006年夏、単館公開からスタートした『時をかける少女』は、口コミでロングランヒットとなり、国内外の映画賞を多数受賞。多くの人に愛される作品となった。あれから3年、『時をかける少女』を手がけ一躍注目を浴びたアニメーション監督・細田守が、満を持して送り出す最新作が『サマーウォーズ』。キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など『時をかける少女』のスタッフが再結集したこの作品は、ふとした事から片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に対して戦いを挑む物語である。

主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内(じんのうち)家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。

ひょんな事から巻き起こった世界の危機に、健二と大家族は戦いを挑む…
栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!

 1980年代は、サイバーパンクと呼ばれるジャンルが流行。ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』(1984年)や、映画『ブレードランナー』 (1982年)、『トロン』(1982年)など面白い作品が多かった。
 当時は商用インターネットが普及する前で、まさにSFだった。

 ところがサマーウォーズは、まったくSFと思えなかった。
 仮想世界OZとアバターたち。この仮想世界に現実のシステムもつながっている。バーチャルとリアルの融合。人工知能の暴走により戦いが始まる。OZにアクセスする端末はPC、ゲーム機、ケータイ・・・。それぞれの端末を使って、多くの仲間が戦いを支援する。
 技術的にはいま、すぐにでもあり得る話で、その、ありそうな感じが、まず、面白かった。
 
 映画の舞台はバーチャルな世界と長野県上田市。田舎の大家族の絆とネット上のつながりがオーバーラップし、いい感じの映画になっていた。 

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