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ゆっくり読書ができる喫茶店、結構人ミルクホール(東京・千駄木)

 谷中七福神めぐりの途中、路地裏で静かに営業する喫茶店に立ち寄った。
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 結構人ミルクホール(文京区千駄木2-48-16)。これも『散歩の達人』2007年10月号に紹介されていた店だ。

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 ホームページによると、「スペシャルティ珈琲+想いやり生乳+自家製ケーキの専門店」であり、「お一人様に特化した読書空間」で、「大切な本と一緒のご来店をお待ちしております」とのことだ。
 店名の「結構人」とは、「好人物、つまりお人好しといった意味の古い言葉」らしい。

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 古本の本棚もあり――。

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 『ガロ』などが並んでいるが、どちらかというと、インテリア的な存在になっており、「現在、古本の仕入れと買取、並びに新規委託を休止しております」とのことだ。だから、遠慮せずに、自分の好きな本を持ち込んでゆっくり読んでいいようだ。
 家で寝ころんで本を読んでいるとつい、眠ってしまうので、こうした店でのんびり読書するのもいいかもしれない。

 自慢のメニューが「各種ストレートコーヒー」。
 600円(180ml強)、少なめ500円(120ml強)、お替り400円(少なめ300円)。
 「円錐ペーパー抽出によるハンドドリップ(手で丁寧に抽出します。珈琲豆も最高品質のスペシャルティのみをパイオニアであるホリグチ珈琲より直接仕入ています。砂糖・ミルクはお付けしません。入れてしまうとどの珈琲豆でも同じ味になってしまいますし、珈琲豆によって適量があります」「一般的な珈琲豆は原産国までしか追跡できませんが、弊店では可能な範囲までの産地・農園・品種・環境といったトレサビリティ(追跡可能性)に努めています。珈琲豆は農作物ですので、入港1年以内の新豆限定、中でも入港間もないものを極力取り揃えます。焙煎に関してましては焙煎の翌日に仕入れ、1週間ほど味が落ち着いた段階で冷凍。長くとも3~4週間で使い切る量しか仕入れません。数多の自家焙煎店よりも新鮮で豊富なヴァリエーションを自負しております」「最初は聞き慣れぬ豆と種類の多さに選択に戸惑われると思いますが、気になるものからお試しください」。

 想いやり生乳は140ml強で600円。
 「全国で唯一、北海道中札内村の想いやりファームだけが、無殺菌を許された牛乳を生み出しています。絞りたての生の味わいから、生乳(せいにゅう)と名づけられています。徹底した品質管理と牛にストレスを与えないことで、そもそもの雑菌数を極端に減らすこと成功。普通のホルスタイン種から奇跡の生乳が誕生しました。一般の牛乳の臭みは殺菌時の焦げ臭に起因しますので、牛乳の苦手な方も飲めます。余計な乳脂肪分もないため、さらりとした柔らかい自然な飲み口です」。

 生乳とコーヒーが自慢のようでどちらにしようか迷いに迷ったため、ホットカフェオレ(珈琲80ml程、想いやり生乳100ml程、生クリーム微量、700円)を頼んだ。
 「主に深炒り豆18g強で80ml程と濃厚に抽出した珈琲に、サトウキビでつくられ化学的な洗浄をしない洗双糖(遠心分離機による洗いを二度行った砂糖)を少量まぜ、そこに小鍋でじっくりと温めた想いやり生乳を多めにブレンド」「想いやり生乳は50℃を越えると本来の味が損なわれますので、温度はぬるめです」。

 今度、本を読みに来よう。
 
 営業時間は12:15頃~19:00(L.O.)。金曜定休。

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