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谷中七福神めぐり~個性的な七福神が楽しい

 谷中七福神めぐりをした。ご開帳、ご朱印は10日の17時まで。ぎりぎりで旬な七福神めぐりができた。

 昨年、新宿山ノ手七福神めぐり港七福神めぐり日本橋七福神めぐり深川七福神めぐりを行ったが、ご開帳の時期ではなく、街を知るには良かったが、人も少なく盛り上がりに欠けた。

 今年は2日に日本橋七福神めぐりをして、にぎわいに感動。多くの神様を見ることもできて良かった。
 
 そして、およそ250年前に始まったと言われる江戸最古の七福神(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)、谷中七福神めぐりを行った。
 すべてがお寺で構成された七福神で、神様たちを間近で拝めた。
 今までの七福神めぐりの中で最も中身の充実した七福神めぐりだった。

 谷中七福神は、東京都台東・荒川・北の3区・7寺院に祀られている七福神をめぐるもの。東京都交通局の「ふれあいの窓」のバックナンバー、東京WALK1万歩 谷中七福神めぐり編を参考にして回った。

 これまでの七福神めぐりの記事は「詳し過ぎる」との声もあったので、今回は写真を重視、説明は最低限にとどめたい。

 スタートはJR田端駅。
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 北口改札の上にはスターバックス・コーヒーのマークが見える。
 改札を出て右、アトレヴィ田端のエスカレーターを上ると、スターバックス・コーヒー アトレヴィ田端店がある。

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 集合場所に最適。営業時間は月~金が7:00~22:00、土・日・祝が8:00~21:00。

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 田端駅には谷中七福神めぐりのリーフレットがあった(ちょっと端が破けたりしているが、クリックすると大きな画像が見られます)。

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 最初のお寺は東覚寺(とうがくじ、北区田端2-7-3、03・3821・1031、9:00~17:00)。
 リーフレットによると、「福禄寿を祀る寺院。延徳3年(1491)創建で、慶長年間に現在地に移転。江戸時代には徳川歴代将軍の祈願所として栄えました」とのこと。

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 福禄寿。

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 七福神も勢揃い。

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 入り口には、赤紙仁王も。
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 2番目のお寺は青雲寺(荒川区西日暮里3-6-4、9:00~16:00、1月1~10日は~17:00)。

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 リーフレットによると、「恵比寿神を祀る寺院。境内には滝沢馬琴の筆塚碑など、江戸時代を代表する文人の碑が多く残っています」。

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 恵比寿神。

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 滝沢馬琴の筆塚碑。

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 3番目のお寺は修性院(しゅうしょういん、荒川区西日暮里3-7-12、03・3823・0873、9:00~17:00)。
 リーフレットによると、「四季折々に花が咲き、江戸時代から花見寺として名高い寺院。堂内の布袋尊はその地名から『日ぐらしの布袋』と親しまれています」。

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 頼り甲斐のある布袋様。

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 天王寺に行く前、なかなか良い感じの神社があった。

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 諏方神社。

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 4番目のお寺は天王寺(台東区谷中7-14-8、03・3821・4474、6:00~17:00)。
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 リーフレットによると、「江戸時代“富くじ”で賑わった古刹です。毘沙門天を祀る毘沙門堂は、焼失した五重塔の残材で建てられたケヤキ造り」。

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 毘沙門天。

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 谷中霊園。

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 天王寺五重塔跡。
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 5番目のお寺は長安寺(台東区谷中5-2-22、03・3828・1094、9:00~17:00)。
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 リーフレットによると、「寛文9年(1669)老山和尚による創建。安置されている寿老人像は徳川家康の寄進と伝わっています」。

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 寿老人。

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 『悲母観音』などで知られる日本画家、狩野芳崖の墓がある。
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 「東京WALK1万歩 谷中七福神めぐり編」のコースにあった千代紙の店、いせ辰(台東区谷中2-18-9、03・3823・1453、10:00〜18:00)に向かう。途中の町並みが味わいがあった。

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 築地塀。この景観は「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれている。

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 創業元治1(1864)年の老舗。木版手摺りという昔ながらの製法で千代紙を作り続けている。千代紙のデザインの布製品も多数あった。

 6番目のお寺は護国院(台東区上野公園10-18、03・3821・3906、8:00~17:00)。
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 リーフレットによると、「東叡山寛永寺釈迦堂の別当寺として開創。徳川家康に贈られたと伝わる大黒天画像が祀られています」。

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(クリックすると大きな画像で見られます)

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 大黒天。

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 右の方には別の神様がいる。

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 お釈迦様。

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 天井の龍の絵。

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 辨財天や

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 毘沙門天も。出身地が同じインドのためか、一緒にいることが多い。

 最後のお寺は弁天堂(台東区上野公園2-1、03・3821・4638、9:00~17:00) P1050135
 リーフレットによると「東叡山寛永寺のお堂のひとつ。不忍池に島を作り、8本の腕をもつ大辨才天を祀っています」。

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 辨才天。

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 大黒天堂も近くに。

 最初の東覚寺に着いたのが9時45分。最後の弁天堂を参拝し終わったのが16時45分。
 各寺の七福神が個性的で、楽しい七福神めぐりができた。

 ずいぶん時間がかかったが、それには訳がある。
 
 谷根千せんべい店めぐりを同時に敢行したのだ。せんべい店が見つからず、時間がかかってしまった。
 七福神めぐりだけならば、こんなに時間はかからない。

 それでは谷根千“せんべい七福神めぐり”もご覧ください。

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