「世界一大きな絵2012 大使館版」のキックオフパーティー
2月28日、午後6時30分から帝国ホテル「光の間」で開かれた「世界一大きな絵2012 大使館版」のキックオフパーティーに知人に招かれ、出席した。
「世界一大きな絵2012」はNPO(特定非営利活動法人)のEARTH IDENTITY PROJECT(アース・アイデンティティー・プロジェクト、東京都大田区東蒲田1-21-14ラビコート3F、03・6715・8307 )が進めている事業で、「世界の子どもたちが、国や宗教・人種を越えて一枚の『世界一大きな絵』を完成させることにより、共通の喜びを分かち合い、情操を育み、世界平和に 対する意識を育てていく」ことを目的としている。
1996年にパイロットプロジェクトを開始。世界各国で描かれた 「世界一大きな絵」を集め、2012年に一枚の「世界一大きな絵」に縫い合わせるという。 完成した絵は、圧縮しカプセルに収め、未来の子どもたちに贈られる予定だ。
このプロジェクトはいろいろなバージョンがある。
地球のどこかの一箇所に集まって、キャンバスとなる布に大勢の人と一緒に描く「イベント版」は、1996年12月から開催されており、これまでにバングラデシュ(1996年12月)、タイ(2006年8月)、中華人民共和国(2008年11月)、ネパール(2009年3月)で開かれた。日本は1998年8月の広島(2009年10月にも)を皮切りに、長崎(2005年8月)、福島(2006年11,12月、2007年8月)、青森(2007年3月)、大阪(2007年8月)、東京(2008年12月)、沖縄(2009年6月)で開催した。
「47都道府県版」は、2011年末までに47都道府県の市立幼稚園の子どもたちと絵を描こうというもの。
そして本日、キックオフとなったのが「大使館版」だ。163カ国の在日大使館を通じて、その国の幼稚園、小学校、施設など に1m×5mの白い布を送り、2011年末までに各国の子どもたちに自由に絵を描いてもらうというものだ。
大使館は実はすでに参加している大使館・領事館があるが、さらに弾みをつけようと、これから参加する大使館・領事館を今回、パーティーに招待し、今までの報告、これからの予定等を説明した。
会場にはすでに本国で子ども達が絵を描いて戻ってきた布を展示していた(アゼルバイジャン共和国、リトアニア共和国、ドミニカ共和国、キューバ共和国、アルジェリア民主人民共和国、パキスタン・イスラム共和国)。
さて、前置きはこのくらいにしておき、当日の模様をリポートする。
特定非営利活動法人アース・アイデンティティ・プロジェクトの河原裕子会長。
会場にはすでに各国で描かれた絵が飾ってあった。
会場には加山雄三さんの姿も。
阿波踊りでイベントは急に盛り上がる。
趣きはがらっと変わって、オペラ歌手の美しい歌声。
キックオフパーティー当日も、来場者が1m×5mの布2枚に絵やメッセージを描いた。
私が描いたのはフーテンの中オリジナル温泉キャラクター「温泉君」と「温泉ちゃん」。
このパーティーに誘ってくださった知人のYさん。ちょっと怪しい(笑)。
世界一大きな絵は47都道府県版と、キックオフパーティー版も含めた大使館版を合わせ、来年8月、イギリスのロンドンで「世界一大きな絵2012 in ロンドンオリンピック」として発表されるらしい。温泉君もついに世界デビューだ!
布2枚を縫い合わせ、「世界一大きな絵2012 キックオフパーティー版」が完成!
ぱちぱち。
とてもいいプロジェクトだと思う。こうしたことを実行されている方は本当にすばらしい。
ほんの少しだが、このプロジェクトに関われて良かった。
| Permalink | 0
| Comments (0)
| TrackBack (0)
Recent Comments