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YouTubeで広がる音楽ライフ

 YouTubeというと、自分の動画をアップする手段として使っているだけで、ただ観るだけではあまり使っていなかったが、実は音楽のジャンルで活用範囲が広いことが分かり、最近は、YouTubeにはまっている。

 最初の用途は「カラオケ養成ギプス」。あやふやな歌を、さまざまな歌い手のバージョンで練習できるので、カラオケの準備に最適だ。

 例えば――。

 よく口ずさむのだが、完璧には知らないこんな歌があった。
 
 疲れ果てて いることは
 誰にもかくせは しないだろ
 ところがオイラは 何のために
 こんなに疲れて しまったのか

 なんという歌だっけ?

 まずはネットで歌詞を検索。うたまっぷ.comで調べる。

 歌詞の一部を入れて、この歌が「たどりついたらいつも雨ふり」ということが分かった。
 
 作詞、作曲 吉田拓郎
 吉田拓郎も歌っているが、なじみのあるのはザ・モップスが歌ったものだ。

 「ORICON CHART BOOK」(1997年12月11日発行)によると、 東芝EMIから72年7月25日に発売され、最高位は26位。登場週数は28週。売上数は14.4万枚。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「吉田拓郎」によると、「たどりついたらいつも雨ふり」は、1986年に子供ばんど、1988年氷室京介、1997年山崎ハコ[104]、2008年大友康平などがカバーしている。

 YouTubeを観たら、ザ・モップスの鈴木ヒロミツのほか、吉田拓郎、山崎ハコ、氷室京介などの歌を楽しめた。だけど、断然、鈴木ヒロミツの歌がいい!吉田拓郎も味があるが、鈴木ヒロミツの歌でこの歌が好きになったんだと思う。

 まだまだ、いろいろなミュージシャンがカバーしている。
 大友康平はなかなかいい。KODOMO BANDもまあまあだ。

 お。桑田佳祐も歌っている。
 す、すごい!
 鈴木ヒロミツのご冥福を祈って、ということらしいが、鈴木ヒロミツを超えたかも。
 
 好きな曲を思い浮かべる→調べる→YouTubeで検索して聴く→好きな歌い手で練習する。
 これです!

 二番目の使い方が、音楽関係の本の友として。

 いままで、ずいぶん、クラシックやロック関係の本を買ったのだが、知らない曲の記述があるとそこでストップ。結局一部しか読まないでツンドク状態になっていた。
 YouTubeでとりあえず、本で言及している曲がどんな曲か分かると、音楽関係の本が楽しく読める。

 若い頃は音楽なしでは生きられないというのが普通だった気がするが、最近は音楽なしでも済む生活を続けていた。

 ところが、そのとき、そのときで気になった歌があればすぐに検索できる。
 TPOに合わせて音楽を引き出す。これが三番目の使い方だ。

 例えば潮来に行くときに潮来笠を検索して、口ずさみながらクルマで潮来に向かう。

 著作権がちがちの音楽業界だったが、権利への対応を緩くした先に豊かな音楽の世界が広がってきたと実感する。

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