「Interop Tokyo 2011」(「IMC Tokyo 2011」、「デジタルサイネージ ジャパン 2011」
幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬 2-1、043・296・0001)で開かれている「Interop Tokyo 2011」、「IMC Tokyo 2011」、「デジタルサイネージ ジャパン 2011」に行った。同時開催の三つの展示会。今年は「IMC Tokyo 2011 - Interop Media Convergence –」を中心に見た。
IPDC関連が面白かった。
IPDCとは。IPDCフォーラムのホームページに次のような説明がある。
IPDCとは、IP Data Castの略で、従来のインターネットをはじめとする通信の世界で一般的であったパケット(IPデータグラム)を放送用電波に乗せて一斉配信する放送サービスの総称です。
既存の放送技術にIPDC技術を取り込むことで、放送と通信との親和性を高め、放送サービスの特徴を活かしながら、PCや携帯電話などインターネットに対応する情報端末に向けて情報発信することが可能となります。
特にホワイトスペースでは、地域密着・地域振興に関わるコンテンツを、広く普及する端末に配信する事が重要となることから、コンテンツ制作においてもインターネットのノウハウが活かせるIPDC技術の活用は、地域事業者が参入しやすい環境の構築に貢献するものと期待されています。
総務省ホワイトスペース推進会議ブース。
ブースにあった資料がこれ。
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ホワイトスペース(放送用などの目的で割り当てられていながら、地理的な要因等でその他の目的にも利用可能な周波数)を活用することにより、地域活性化や新産業の創出など経済成長の実現に寄与することが期待されていることから、総務省は2010年7月に「ホワイトスペース活用の実現のための推進方策」を策定。2010年9月には「ホワイトスペース推進会議」を設立した。
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ホワイトスペース推進会議は「ホワイトスペース特区」を公募し、公開ヒアリング等を経て、25の特区を選定した。
エリアワンセグを使ったサービスが多いが、それにIPDCを組み合わせて情報提供する構想が多かった。
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様々な機器も展示して分かりやすく説明していたのが、毎日放送だ。
IPDC受信機
デジタルサイネージや
さまざまな端末に配信。
説明資料も用意していた。
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エフエム東京も「放送波・IPDCが起こすデジタルサイネージ革命」として、デモをしていた。
読売新聞の記事配信。バスの中での情報提供画面。福岡ユビキタス特区で今年3月末まで実証実験をしていた。
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Yahoo! JAPANのブースでは、米Ooyala社のオンライン映像プラットフォームを説明していた。
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YouTubeなどの動画共有サイトと異なり、主に企業向けのサービスプラットフォーム。一つの映像ソースをさまざまの端末向けに変換して配信できる点が売りのようだ。
途中まで無料視聴。途中で有料登録を促す画面。
企業側の設定画面。
どれだけのコストで動画が配信できるか明らかにしていなかったが、料金によっては日本企業で導入するところが増えるかもしれない。
米Ooyala社の共同設立者及び最高技術責任者であるSean Knapp氏による「オンラインビデオの未来」と題するプレゼンテーションが行われた。30分もあり、iPhoneで撮影したため腕が大変疲れた。途中でかなり揺れているがお許しを。
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