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丸の内倶楽部(千葉県長生郡長柄町)

 丸の内倶楽部(千葉県長生郡長柄町力丸354、0475・35・3111)でラウンドした。
 インスタート。インは3061ヤード(パー444543435)、アウトは3151ヤード(パー544443534)

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 朝から雨が降っていた。止んだかと思うと、強風を伴う土砂降りになったり、不安定な天気だった。
 
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 スタート時間も遅らせて、雨足が強い間はカートで待った。そんながまんがかえって幸いしたのか、スコアはまずまずだった。

 インのスコアは0+1+2+2+0+1+3∔1+1=+11で47。パット数は122112322。

 しかし、昼食でレストランの席に座ると、疲れがどっと出た。もういいね、という感じだった。

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 午後は雨があがったのだが、集中力を欠いた。OBも二つ打った。

 アウトのスコアは∔3∔2+2+1+4+1+4+3∔1=+21で57。パット数は232232222。

 午前中は16パットだったが午後は20パット。このあたりに集中力の欠如が表れた。

 ドライバーが乱れるなど、足腰もしっかりしていなかったようだ。

 ゴルフでスコアを安定させるのは本当に難しい。

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ムーンレイクゴルフクラブ(千葉県茂原市)

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 ムーンレイクゴルフクラブ(千葉県茂原市長尾1647、0475・26・5500)でラウンドした。午後2時のスタート。「午後・ナイタープレー」というメニューで完全セルフプレー。割安なのだが、バッグもマスター室まで運ばせるのは、ちょっとやり過ぎ?
 日没前にラウンドが終了したが、ナイター設備が完備しているゴルフ場だと暗くなってきても安心感があった。

 コースはアウトが3175ヤード(パー453454434)、インが3202ヤード(パー443445345)。

 今日はしっかりコースマネジメントをしようと、アウトの1番、短いミドルでいきなり3番のユーティりティーを使った。200ヤード打てば残り143ヤードとちょうどよい距離が残るからだ。
 ところが考えてみれば、ユーティリティーとドライバーは練習量が違う。不慣れなユーティリティーでこの日最初のショットを打つと右に曲がっていきなりOB。すっかり調子を崩して、アウトは三つもOBを打ってしまった。池ポチャのおまけもついた。
 スコアは+3+4+0+1+1+2+4+1+3=+19で55。パット数は131232233。

 刻んだりするのは構わないが、それはコースに立ってみて、その場で判断するべきことなのだろう。コースも見ずに、距離だけでクラブを決めるようなものではない。
 この日、1打目をアイアンで打ったりもしてみたが、それは上手くいった。フェアウエーが狭く、どう見ても左右の林に打ち込みそうな感じがした場所だったからだ。
 
 あまり考え過ぎてろくなことがないのはどんなスポーツでも同じだが、特にゴルフは自分だけの時間が与えられるだけに、余計なことに頭をめぐらせやすい。

 いいことを聞いた。鳥がなぜ飛べるか。
 
 飛ぶということに何の疑いも差し挟まないらだという。

 ゴルフも一緒だ。余計なことを考えずに、目標に向かって打つことが大切で、あまり計算し過ぎるのもマイナスなのだろう。

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 このゴルフ場はバンカーが難敵だった。砂が薄くすぐに硬い土が出てくる。インでは11番ミドルでバンカーにつかまり、脱出に5打かかった。
 しかし、面白いもので、その後無心で攻めたら、ショートでチップインバーディーをとれた。ロングでもバーディーをとり、リカバリーできた。

 インのスコアは+1+4-1+2+1-1+2+1+1=+10で46。

 それにしても、いつも、波の大きなゴルフだ。

 スイングだけ気をつけて、あとは何も考えないようなゴルフをしたい。大切なのは、自分の力を最大限出すための気持ちの持ち方だ。

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埼玉県の秋が瀬公園でソフトボール、最終打席でホームラン!

 埼玉県の秋が瀬公園でソフトボールの試合があった。
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前回の試合でようやく今季初勝利をあげたわがチームだが、この試合は見事打ち勝ち連勝した。

 今日は1番ライトでフル出場。
 1試合目、第一打席は振り遅れたが運よくボールがライト線に落ち、2塁打。
 センターフライ、ファーストファールフライの後は三遊間ヒット。最終打席はサードゴロエラーでの出塁だったが、出塁した時はすべて点に絡むことができた。

 2試合目。ピッチャーのウインドミル投法にタイミングが合わず、ライトフライ。
 ピッチャーが振りかぶると同時に左足を上げたところタイミングが合うようになり、しっかりボールを見極め、2打席連続フォアボール。
 4打席目。タイミングが合うとボールがよく見える。1ストライク2ボールの後のストライクを叩くと、ボールはレフト線へのライナー。ホームラン!
 2試合目も点に絡むことができ、大勝した。

 

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映画『あぜみちジャンピンッ!』、ポレポレ東中野で公開

Azemichi
 映画『あぜみちジャンピンッ!』が、完成から3年たって、ついに、ポレポレ東中野(東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下、03・3371・0088)で公開された。待ちに待った公開初日。応援したい気持ちもあり、10時40分の回に観に行った。
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 昨年11月6日の船堀映画祭での"事実上の試写会"を観て、とても感動した作品だ。
 また、泣いた。

 「思春期の少女らの繊細な心を描く、青春ハートフルストーリー」というと宣伝文句だけを見ると、同世代の子供たち向けの映画と思う人が多いと思うが、私のようなオジサンでも十分楽しめる映画だ。
 
 映画の定番である「恋愛」「死」「正義」といったテーマを扱わずに、自然体の少女たちの美しさ、大自然の美しさ、ドキュメンタリーのような不自然さのないストーリーがこの映画を支える。無名の監督と無名の役者たちだからこそ、こんなピュアな映画ができたのではないだろうか。

 主演の優紀役の大場はるかの熱演に改めて感動した。話せないもどかしさをダンスにぶつける姿。大人になりかけた女性の美しさがまぶしかった。


 映画を観た後、隣接の小劇場のようなカフェ「ポレポレ坐」(ポレポレ坐ビル1階、03・3227・1445)に入った。
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 コンサートや美術展、落語などが催される。

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 ポレポレコーヒー フレンチ(430円)。

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 ポレポレサンド(580円)。

 営業時間は火曜~土曜 11:30~23:00(当面は節電対策で21:00)、日曜 11:30~18:00。
 月曜定休(祝日は営業)。

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利根パークゴルフ場で対抗戦

 D社と昔いた職場N社との間で、3組でスコアを競う対抗戦を利根バークゴルフ場(茨城県取手市)で開いた。メンバーは初級者からベテランまで。接戦だった。

 早めに到着。アプローチ練習ができるのが利根パークのいいところ。みっちり練習した。
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 2組目でスタートした(写真は1組目)。
 それにしても暑かった。ラウンドを始めると手を洗う場所さえない利根パークゴルフ場だから、余計に暑さがこたえた。D社というよりも暑さとの戦いだった。

 インスタート。スコアは+1+4+1+1+1+2+0+1+4=+15で51。パット数は221222112。
 アウトは+1+2+4+1+1+2+1+0+1=+13で49。パット数は222222222。
 また+4が3回もあった。

 ドライバーがよく飛んで残りが100ヤードを切ることが何度かあったが、今日も100ヤードを切った距離でうまく1度で寄せきれなかった。
 この距離を練習することも大事だが、打ちやすい距離を残す方が近道ではないか。

 今日の後半の8番ミドル。ティーショットは220ヤードくらいしか飛ばなかったのだが、残り150ヤードだったので7番アイアンをフルショット。ツーオンに成功したのだ。次のラウンドでは、残り100~150ヤードとなるようにクラブを選んでみようと思う。
 さて、わがチーム。一緒に回ったFさんが68、70で138(ブービー)。D社はW君が50、47で97。K君が62、82で144(ブービーメーカー)。この結果、「チーム対抗戦」2組目はわれわれがイン119、アウト119で238。D社が112、129で241。逆転、3打差で勝った。

 3組目はわがN社のW君が43、45の88。Wさんが70、60の130。つまりチームでは113、105で218。D社のIさんが46、47の93。Oさんが63、52の115。チームでは109、99の218。なんと同点!チーム対抗戦は1勝1分に。

 1組目はどうだったのか。わがN社のKさんは49、42の91。N君は65、51の116。D社のAさんは56、51で107。Hさんは61、61で122。チーム対抗戦はN社が114、93で207。D社が117、112で229。インではいい勝負だったが、アウトで大差をつけた。N社が勝って2勝1分。チーム対抗戦はN社の勝利だった。

 団体戦は上位5人の成績で争う。N社が525。D社が534。N社の勝利。
 ということでわれわれN社が団体戦もチーム対抗戦も勝利を収めた。

 D社は親分格のIさんが、会社のコンペの方に出て欠席したのがこたえたようだ。

 次の対抗戦は11月6日。 

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伊香保カントリークラブ、ついに!?

 男子プロゴルフ界の国内三大メジャーのひとつ「日本ゴルフツアー選手権」の最終日を観戦。プロの技を間近で観た効果は大きかった。スコアが大幅に改善、ついに90を切った!

 となるはずだった。
 が、そう甘くはなかった。

 S師匠、Mさんとの恒例の伊香保カントリークラブのゴルフ。前回はアウト49、イン44。プロのツアーの観戦効果が加われば、90を切るなど簡単と思ったが、考え過ぎて身体が思うように動かなかった。
 スポーツで"考え過ぎる"のは禁物だ。考えて練習し、身体に覚えこませる。ラウンド中は技術のことは考え過ぎない、ことが必要だと思った。

 先日のファーストゴルフでの打ち放題練習でせっかく無意識に打っていたのに、とにかくいろいろ考えてしまった。「プロは軸がまったくぶれない」。その打ち方を意識しすぎて、回転ばかりに気が行って、バックスイングからインパクトまでをゆっくり打てず、フォロースルーばかりに気が行ってしまった。

 短い距離のアプローチは、オーバーしないことを意識し過ぎてショートすることが多かった。

 今日のラウンドとS師匠の言葉を振り返る。

 3番ミドルはティーショットがやや右に行き、ロストボール。しかし、その後のリカバリーがうまく行った。
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 2パットで+2で凌いだ。

 こうした粘りもあったが、今日は不用意な一打が多かった。
 7番ミドルはグリーンが右のほうに見える。そこを狙わず、フェアウエーを狙って2打目からグリーンを狙うのが正解だが、ドライバーが当たり損ね。そこで一気に挽回しようと、フェアウエーを狙わずグリーンを直接狙ってOB。その後も打ち損じが多く+5。ミスした後はボールが打ちにくい場所にあることが多い。そこから一気に挽回をしようとスーパーショットを狙っても、難易度が高い。また、ミスの後の精神状態で、スーパーショットはなかなか打てるものではない。ここは確実にフェアウエーに戻すべきだった。

 18番ロング。一打目しっかり打てた。
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 2オンを狙い、ユーティリティーの3番で打ったが、右サブグリーンのバンカーへ。ここから直接左のメイングリーンを狙って空振り。その後も出すのがやっと。5打目、バンカー越えで、メイングリーンを狙ったが、「もうバンカーに入れたくない」と思い、大きく打ち過ぎてグリーンをオーバーしOB。打ち直しをバンカーに。結局+5となってしまった。
 最初のバンカーからの脱出の仕方がまずかった。メイングリーンを狙いやすい位置にしっかり出すべきだった。

 10番ミドルも忘れられないホールになった。ティーショットは会心の一打。387ヤードの距離があるが残り110ヤードに。2オンは確実と思ったが、何とボールが左に曲がりOB。ツーオンと思ったのが4オンになってしまった。冷静ではいられず、3パット打って+3。出鼻をくじかれた。
 伊香保はバンカーや池が少なく、プレッシャーが少ないのだが、あらゆる場所が傾斜地だ。2打目を打った場所は、ややつま先上がりだった。ピンの右を狙って打つべきだった。

 この3ホールで+13。

 今日の成績はアウトが+2+1+2+3+2+1+5+1+0=+17で53。パット数は222132122。
 インが+3+2+2+2+0+1+2+2+5=+19で55。パット数は312321232。

 技術をどうするかは練習で身体に覚えこませ、ラウンドでは、時々の状況判断をしっかりすべきだろう。

 プロの試合の観戦で気づいたのは、フェアウエーからは正確に打てるのに、ラフからだとプロでもコントロールが十分できないことだ。ミスをしたらまずはフェアウエー。へたなのだから条件の良いところで常に打てるようにする努力をしなければ。

 S師匠のアドバイス。「パットは43㎝、カップ(あるいは狙う位置)より先に打て」。初心者の時はオーバーばかりだが中級者になるとショートすることが多くなる。スライスのラインなどももう少し先に打っていれば入るのに、無情にも届かずに右に曲がることが多い。43㎝オーバーならば返しで十分入れられる距離だ。

 ドライバーで振り遅れ気味、右へのプッシュアウトが直らない時の対処法。
 「ボールの置いてある位置よりも右に(だいたい真中に)バーチャルのボールがあると思って、それを狙ってスイングする」。

 明日もゴルフ。反省を生かしたい。 

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ジョン・キム『ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来』(ディスカヴァー携書)

Panopticon

ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来

 ジョン・キム『ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来』(ディスカヴァー携書、2011年4月15日発行)を読んだ。

 この本の一番最後のフレーズで、キム氏は簡潔に言いたいことをまとめている。
「あのジョージ・オーウェルが小説『1984』において危惧していたのは、『ビッグブラザー』としての政府によって、市民の一挙手一投足が監視される未来社会だった。しかし、ウィキリークスやフェイスブックの登場は、政府活動の陰の部分を含めたあらゆる情報を明らかにし、勇気ある市民が声を結集し、命を懸けた政治行動を起こすための強力な武器を与えた。監視されるのは市民ではなく、政治であるという『逆パノプティコン社会』の到来だ」。
 「ウィキリークスが実現する『完全透明化社会』。フェイスブックが実現する『ゲリラ的な市民運動』。もはや誰もこの流れをとめることはできない」。

 以上。レビュー終わり(笑)。

 「パノプティコン(Panopticon)」というのは「全展望監視システム」と訳されているらしい。監獄の真ん中に看守塔が立ち、看守塔を囲むかたちで円形の独房があり、そこに囚人を収監するというシステムだ。

 「パノプティコン社会」は政府が看守塔から市民を監視する社会だが、「逆パノプティコン社会」は政府が裸にされて市民に監視される社会だ。

 政府を裸にするのがウィキリークスであり、ウィキリークスが暴露した政府の情報を、マスメディアが政府に統制されているような国においても、マスメディアに代わって市民の間に広めたのがフェイスブックだ。

 ウィキリークスについて詳細に分析したものはこれまで読んだことがなく、とても面白かった。

 そして、チュニジアのジャスミン革命やエジプトのフェイスブック革命で果たしたウィキリークスやフェイスブックの役割もよく理解できた。情報革命が政治上の革命に果たした役割を的確に分析している。


 「ウィキリークスとは何か?」
 「ひとことで言えば、匿名で寄せられた政府や企業等の機密情報をインターネット上で公開する一種の機密暴露サイトだ」「①高度な暗号技術を使うことによって告発者の匿名性を徹底的に保護しつつ、②持ち込まれた情報を精査し、③サイト上で掲載する役割―を果たしている」「ウィキリークスは2006年12月、オーストラリア出身の元ハッカー、ジュリアン・アサンジュの発案によって創設された」

 「ウィキリークスは、なんのために機密を暴露するのか?」
 「情報の完全透明化を通じて社会における不正を暴くことで、社会をより正義あるものにする、ということだ」「ウィキリークスは、このミッション達成のため、政府、企業、宗教団体、学術機関などの不正な活動の情報を知る内部の人に内部告発を促し、そこで得た機密情報とされるものを世の中に公開・暴露する活動をしてきた」。

 「本格的にメディアによって報道され、一般に認知されるようになったのは最近のことだ。きっかけは2010年4月の『Collateral Murder(巻き添え殺人)』と名づけられた動画のユーチューブ等への投稿」「それまでのウィキリークスは、情報提供者から受けた情報機密を最低限の精査はするものの、基本的にはオンライン百科辞書であるウィキペディアのように自由に投稿・配信し、編集ができる、いわば機密情報のプラットフォームだった」「このビデオについては、公開の前に裏づけの取材のためにイラクの現地に記者を派遣したり、またアイスランドに集まって何日もかけてビデオを編集し、伝えようとするメッセージをしっかり組み込んでいったりした」「まさに、ウィキリークスがメディアになった瞬間である」。
 
 「ウィキリークスが他のリークサイトと大きく異なる点のひとつは、アサンジュが時間をかけて構築した既存の大手報道機関との信頼関係だ」「ウィキリークスと大手メディアの連携は2010年6月に遡る。きっかけは、英国ガーディアン紙調査報道担当の特約記者ニック・デービス氏の提案だったと言われている」「結果的に、米国ニューヨークタイムズ紙とドイツの週刊誌であるシュピーゲル誌を加えた報道機関3社がウィキリークスと組むことになった」「2010年10月のイラク戦争機密文書の公開から仏ル・モンド紙が、11月末からの米国外交公電公開からスペインのエル・パイス紙が、この連携に加わっている」。

 「ウィキリークスによって、ジャーナリズムの何が変化するかと言えば、情報が集められ、公開され、消費されるその方法だろう」「これだけ膨大な情報が収集・配信・消費されると、既存のジャーナリズム的なアプローチは、不要になるというより、むしろ、いっそう求められるようになるはずだ」「確かに、最初にリーク情報を手に入れる主体としてのマスメディアの相対的な重要性は減少していくだろう。しかし一方で、そうした情報を分析、検証、説明する能力を有するマスメディアの価値はさらに高まるように思われる」。

 本書は最後の章で「フェイスブック革命」についても触れる。

 「チュニジアでは、2011年1月15日に24年続いたベン・アリ長期独裁政権がフェイスブックを巧みに活用した市民運動によって崩壊した」「じつは、チュニジアのベン・アリ政権は、政権維持におけるネットの怖さを早い段階で十分に理解していた。そこで既存のメディアに対する検閲・統制に加え、ブロガーやウェブサイト運営者に対する検閲も強化していた。ところが、そうしたなかでも、ウェイスブックは無視していた。それが政権にとって致命傷となり、政権崩壊につながった」「フェイスブックは、毎日の政治決起デモに関する資料やブログ記事、宣伝やビデオ情報、そして、抗議デモの軌跡をリアルタイムに伝え、記録し、アップデートしていくメディアとして、広く伝播・共有されていくことになった」
 「既存メディアに対する信頼が低ければ低いほど、ソーシャルメディアやネットジャーナリズムに対する期待と信頼は高まり、既存メディアに対する政府検閲が強ければ強いほど、政治運動の火つけ役としてのソーシャルメディアの役割も大きくなると言っていいだろう」


 「近隣に位置するエジプトでも、世界でもっとも長い独裁政権のひとつだったムバラク政権が、同様の市民運動によって崩壊した」。
 「エジプトでは、2004年にいわゆる『キファヤ運動』というのが起こり、それまで分裂していた反ムバラク勢力が結集した」「このキファヤ運動がそれまでの反政府運動と異なっていたのは、インターネットの可能性を活用したという点だ。具体的には、デモやストライキを組織化するため、多くのブログサイトを立ち上げた」「2004年末、キファヤ運動がはじめて行われたときには、ほんのひと握りのブロガーがデモに参加し、ブログに書いただけだったが、1年足らずでそれは数百にのぼり、今や数千にもなっている。そして、こうした多くのブロガーが、2011年1月25日以降の反政府デモ活動において重要な役割を果たすことになる」

 「2008年に入ると、もうひとつの強力なメディアが登場、合流することになる」。フェイスブックだ。フェイスブックでの女性活動家の呼びかけが、繊維工場の労働者によるストライキを、全国的な抗議デモへ発展させる。

 「フェイスブックなどのソーシャルメディアが主導する革命には、リーダーはいらない。それが、政権に批判的な、出自の異なる多くの人や組織を結集させることができた理由である」。

 「一方、革命成功以降の政権や統治体制の再構築において、フェイスブックがどういう役割を果たせるのか、貢献できるのかということについては、今のところ未知数だ」。

 とても読みごたえのある一冊だった。

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浅川澄一著『これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて』(日本経済新聞社)

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これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて

 浅川澄一著『これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて』(日本経済新聞社、2006年3月20日発行)を読んだ。
 
 浅川氏はまず、ケア付き住宅とは何かを説明する。
 「自宅並みの生活を施設に求めることはできない。施設は住宅ではないからだ。といって、自宅では施設のような24時間対応のケアを導入することはできない。そこで、両者の中間に位置するような新しい概念が必要だ。施設以上の暮らしの環境と、自宅以上のケアサービスの両方が求められる。それが『ケア付き住宅』である」。

 理想のケア付き住宅はまだまだ少ないが、介護の大きなトレンドは明らかにケア付き住宅に向かっているようだ。

 個室&小型化で「住宅」に近づく特養
 「従来、特養といえば、プライバシーのない4~6人部屋で、食事は全員が大食堂に集合するという集団処遇施設だった。どうして、そのように建てられたのか。病院をモデルにしていたからだ。6人や8人の雑居部屋が当然の入院病棟を参考に造ってきた」「1963年の老人福祉法成立によって制度化された特養は、長きにわたってそのような位置づけだった。それが40年近くたってようやく、特養は医療類似機関ではなく、長期療養の生活を送る所であるという意識転換が起こる」「厚生労働省は2002年度から、全室個室で、かつ入居者が10人前後でグループ生活を送れる造りの特養を推進し始めた。『個室&ユニット型』と名付け、同年度から認可する新設特養は原則的にすべてこのタイプにすることにした」。

 「従来型の特養の中でも、収容型ケアから抜け出そうという試みが始まっている。介護保険のデイサービス(日帰り通所介護)やショートステイ(短期入所生活介護)などのサービスを、特養ではなく周辺の民家で行う『サテライトケア』だ」。

 期待が高まる「特定施設入所者生活介護」
 「『有料老人ホーム』とは、常時10人以上の高齢者が入居し、食事など日常生活に必要な便宜を受ける施設で、ほとんどが民間企業の経営だ」「有料老人ホーム自体は、介護保険制度の対象外だが、これに特養レベルの介護サービスを付けた有料老人ホームは、介護保険上では『特定施設入居者生活介護』という在宅サービスに位置づけられる」。

 「介護スタッフがいて食事付き、しかも有料老人ホームほど高額ではない個室の集合住宅――。先々の介護不安を抱える高齢者にとって理想の住まいであろう。そんな施設が介護保険制度の施行で登場してきた。『特定施設入所者生活介護』の指定を取った『ケアハウス(軽費老人ホーム)』だ」。

 様々なケア付き住宅が相次ぎ登場
 「制度化された施設などの絶対的不足を背景に、『ケア付き住宅』と呼べる様々な高齢者向け集合住宅が増えてきた。これらは"住まい"を確保したうえで介護保険の在宅サービスを導入するなど、ユニークな手法を取っている」。

 「診察するだけでなく『高齢者にとって医療と生活は分かち難い』と考える医師たちが、住まいの提案を始めた。診療所近くに高齢者向けの集合住宅を造り出したのだ」。

 「『三度の食事を作るのが億劫になってきた』『もし急に倒れたら一体、誰が介護してくれるのだろうか』――。こんな悩みや不安を抱えた高齢者は多い。それに応えるような高齢者専用の住宅制度がやっと動き出した。国土交通省の『高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)』という制度を活用して、集合住宅に食堂や介護サービスを加えたものである」。

 認知症ケアの切り札「グループホーム」
 「90年代半ばになると、認知症高齢者向けの『グループホーム』が北欧から紹介され、ケアの切り札として登場してくる」「『グループホーム』は、少人数の高齢者が個室付きの家庭的な施設で暮らせるサービスである」「介護保険で制度化され、急速に普及する」「実質的な入居施設ではあるが、介護保険制度上は『在宅サービス』と位置づけられた」「『在宅サービス』だからこそ企業やNPO法人が運営に参入できた。そのうえ、訪問介護やデイサービスなど他の在宅サービスと違って、事業者が自由に利用料を決められる」「グループホームのようなスタイルがこれからの居住系ケアのモデルとなる」「個室をきちんと確保したうえで、ケアが入る」。

 「宅老所」こそケア付き住宅の原点
 「改正介護保険法に新しい複合サービス『小規模多機能型居宅介護』が導入された」「これは、デイサービスを中心に、要介護者の希望に応じてそのまま宿泊できたり、訪問介護も使える融通性あるサービスである」「小規模特別養護老人ホーム(サテライト特養)、小規模特定施設(介護付きの小規模有料老人ホームおよびケアハウス)、グループホーム、認知症高齢者対応型デイサービス、夜間対応型訪問介護と並ぶ6つの『地域密着サービス』の一つで、2006年4月から始まる」「地域密着サービスはいずれも、従来のように都道府県が指定権限を持つのではなく、市町村が事業者を指定しサービス量も決定できる」。
 「小規模多機能型居宅介護は『宅老所』というわが国独特のケア手法を厚労省が制度としてすくい上げたもの」「『宅老所』とは、認知症高齢者がゆったり自由きままに過ごせるように民家を活用した生活の場である」「その生活の場が『宅老所』という言葉で認知され始めたのは、NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)の活動によるところが大きい」「CLCが掲げ続けてきた理想的な高齢者ケアの場は『小規模・多機能・地域密着』というスローガンに集約される。その具体的な答えが『宅老所』であり、それは『通って、泊まって、来てくれて、住まえる所』である」
 「『小規模・多機能・地域密着』を実現させた宅老所とは、要介護高齢者が自宅にヘルパーを呼び、時にデイサービスを使い、あるいはショートで滞在し、いよいよ自宅でのケアが難しくなれば、ショートの部屋がロングステイ、すなわち住み込んで"終の住処"となるところである」「重要なのは、最終的に『看取り』までできる住宅が保証されていること。自宅で死を迎えるのが普通の生活だろう。…ところが、厚労省は『小規模多機能型居宅介護』から『居住』を切り捨ててしまった」。

 「ケア付き住宅」に絞って、レビューをしたが、本書では、自治体が有料老人ホームやグループホームなどの進出を規制する動きなどもリポートしている。介護保険のコストを何とか抑えようとしているのだ。高齢者を抱える家族にとって必要な介護サービスも財政危機の国や自治体にとっては削るべき対象になっている。

 施設介護も在宅介護もどちらも中途半端という日本の現状。一体どうするのか。本来は、きちんと政治が対応しなければならない問題だと思う。

 本書のまとめのワンフレーズが、浅川氏の気持ちをよく表している。
 「『介護の社会化』は介護保険法の最も分かりやすいスローガンである。この7、8年の間に大変革を遂げた日本の高齢者ケア。制度を根底から変えたのは、アンチ家族介護の声であり、おざなりの施設介護からの改革運動だった。…様々な先駆的ケア手法が、これからも各地で競い合いながら花開いていきそうだ」。

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ファーストゴルフ(71番ゲージ)で打ち放題練習

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 久しぶりにゴルフの練習をした。ファーストゴルフの打ち放題。一番奥、71番ゲージに入ることができた。近距離にグリーンがあり、アプローチ練習ができるゲージだ。

 6月5日に宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市南小泉1340)西コースで開かれた男子プロゴルフ界の国内三大メジャーのひとつ「日本ゴルフツアー選手権」の最終日を観戦した後、一度もクラブを握っていなかったが、あの時の印象はしっかり記憶している。

 グリーン周辺からの短いアプローチ。プロはパットと変わらない正確さで、事もなげに寄せていた。
 今日はボール供給機の12回分のボールで練習をした(これまで12カゴと表現してきたが、カゴいっぱいではないのでこう表現する)。短いアプローチ練習にほとんどの時間を費やした。

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 ほとんどバックスイングをしないで数メートルを自由にコントロールするプロの技をみた。フルスイングで100ヤードはきっちり打てても10mくらいのアプローチの距離が全然合わない。いつも、たいていオーバーしてしまう。

 今日は数mの近距離を、ぴったり打てるように練習した。バックスイングはほんのわずか。それでもきっちり打つためにはしっかり腰を使う。腰を使って軽く打ち出せば、スピンもかかって、ちょうどよい距離に止まる。

 もう1つ重点的に練習したのが20度、23度のユーティリティークラブとドライバー。プロは軸がまったくぶれなかった。それを意識して打つと、まっすぐ強い球が打てた。

 こんどこそ…という思いが強まった手ごたえのある練習だった。

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★☆北区つかこうへい劇団解散公演「蒲田行進曲」

 ★☆北区つかこうへい劇団解散公演「蒲田行進曲」を観た。
 パンフレットの解説。
 映画スター銀ちゃんと大部屋俳優ヤスとの奇妙な友情と、その二人の間を揺れ動く女優小夏の恋…。強行すれば命を落とす名シーン「池田屋階段落ち」をめぐる三人の姿を描く物語。1980年紀伊国屋ホールで初演。同年第15回紀伊国屋演劇賞を受賞しました。以後、書籍化、映画化も行われ、第八十六回直木賞受賞、第6回日本アカデミー賞をはじめ映画界の各賞を多数受賞しています。
8本連続の解散公演、大取を飾るのは、名実ともにつかこうへいの代表作となった『鎌田行進曲』です・

 出演/武田義晴・木下智恵・相良長仁・岩崎雄一ほか。

 小劇場の原点を観た。普段使わない脳みそと心の一部分が刺激され、不思議な感覚で演劇を観終えた。

 不快であり快感。ものすごく瑣末なテーマのようでもあり高尚なテーマでもある。
 薄っぺらい人間ドラマにも見える半面、人間の本質、本性を見せてくれるドラマでもある。

 偉大な小演劇を改めてみて、その後になぜ、小劇場ブームが起こったかが分かったような気がした。
  
 直接人間がコミュニケーションできる範囲はこの劇場くらいなのだろう。

 よく通る声、むだをそぎ落としたビジュアルは、強く観客に訴えかける。

 この感覚はマスメディアやインターネットではやはり伝わらないのだろう。

 演劇は不滅だ! 


 ★☆北区つかこうへい劇団とは…(パンフレットより)
 1993年11月、新しい文化の発信地を目指す北区と、十年来北区に住んでいたつかこうへいが手を組み、「今の日本の演劇界は、ハードであるところの劇場ばかり建って、肝心の劇団を育てていく土壌がない。劇団というソフトを作りたい」という考えのもとに共同で創立したのが、『★☆北区つかこうへい劇団』です。

 つかこうへいの提唱する「一人でも多くのお客さんに劇場に来てもらおう」というコンセプトのもと、東京都北区の協力を得て、毎公演非常に低価格な入場料での上演が可能となっていました。

 2010年、代表つかこうへい逝去。

 ★☆北区つかこうへい劇団は2011年7月3日をもって解散いたします。

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レストラン ヴォワ・ラクテ(Restaurant Voie Lactee、東京・神谷町)のティータイム

 菊池寛実記念 智美術館の敷地内にあるフレンチレストラン。昼は開放的な三面ガラスの壁越しに日本庭園を眺められる気持ちのよいスペース。ランチならば2300円から楽しめる。
 ランチは1000円まで(^^ゞという人も、ティータイム(14:00~17:00)ならば大丈夫。
 ソフトドリンクが650円から。650円でこの空間は贅沢だ。
Voie_lactee

ティータイムのメニューは以下の通り。
ソフトドリンク
コーヒー ¥650
エスプレッソ ¥650
カフェオレ ¥750
カプチーノ ¥750
オレンジジュース ¥650
グレープフルーツジュース ¥650
ウーロン茶 ¥650
コーラ ¥650
ジンジャーエール(甘口) ¥650
ジンジャーエール(辛口) ¥650
紅茶 オーガニックウヴァ ¥650
    ダージリンブレンド ¥650
ハーブティー  サマーシトラス ¥650
         フルーツカクテル ¥650
アロマティー マスカット ¥650
        オレンジミントティー ¥650
日本茶 柚子煎茶 ¥650
ペリエ ¥650
エヴィアン(500ml) ¥900

ヴォワ・ラクテ特製デザート
ショコラ ¥850
タルト ¥850
クレープシュゼット ¥1100
クレームブリュレ ¥850
シャーベット・アイスクリーム盛り合わせ ¥850
デザート盛り合わせ ¥1300
(コーヒー又は紅茶付 +¥400)

ビール
ビール(小瓶) ¥650
ノンアルコールビール(小瓶) ¥650
生ビール ¥750
黒生ビール ¥750

グラスワイン
スパークリングワイン ¥1000
シャンパン ¥1800
(白ワイン)
ミュスカデ・セーヴル・エ・メール・シュール・リー・V.V. ¥1000
シャトー・サン・ロベール ¥1200
ミュゼ・トモ・スペシャル・リュリー ¥1500
(赤ワイン)
シャトー・ド・パイエ・カンカール ¥1000
ジェロム・ガレイラン・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール ¥1200
ミュゼ・トモ・スペシャル・マルゴー ¥1600
毎週月曜日定休。

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