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~特別寄稿~【丸の内倶楽部=房総半島のほぼ中央に位置。“好スコアが出やすい”と評判の丘陵コース】

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(景観の美しい18番ロングホール。大きな池がポイント)

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(バンカーがプレッシャーを掛ける)

 名前に目が留まった。「ゴルフ」とか「カントリー」といったキーワードがない。財界御用達の倶楽部かと思うような名前である。クラブハウスに到着後、受付スタッフさんに由来を聞いてみた。「周辺の地名が力丸と千代丸なので丸の内。それだけです」。確かにスコアカードの住所欄には「千葉県長生郡長柄町力丸354」とある。実態は乗用カート利用のセルフプレー主体で、気軽に楽しめるフレンドリーなゴルフ場だった。
 
 ここでプレーしてみようと思ったのは、名前に惹かれたからだけではない。ゴルフ仲間から「好スコアが出やすいコース」と聞いていたからだ。

 最近、どこでプレーしてもスコアが悪く、自信喪失気味。「そろそろ好スコアを出して、少しでも年間平均スコアを改善しておかなければ」との思いもあった。

 朝7時15分、東京駅からJR外房線の特急「わかしお1号(安房鴨川行)」に乗車して茂原駅で下車。自由席利用でも運賃が2,180円掛かるのは痛いが、乗車時間は56分と1時間を切る。
 だが、クラブバスがない。タクシーで約20分、料金は2,690円だった。

 京葉道路などを通り蘇我IC経由で来場したクルマ組によると、都心からの所要時間は約1時間半。比較的便利で、駐車場にはクルマがいっぱい並ぶ。そもそも電車での来場者は少ないのかもしれない。

 それでもタクシー代を考えると、「予約制」でもいいからクラブバスは欲しいと思った。

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(手前がラウンジ、正面が玄関、左側が受付)

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(プロショップの一角にはパターマットも用意されていた)

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(夏を代表する花木「さるすべり」も雨に濡れていた)

 仲間同士、好スコアを出そうと誓い合っていたのに、残念ながらこの日は雨。それも大雨。「キャンセル料なし」ということで、そそくさと帰る地元ゴルファーの姿も見受けられた。

 スタート時間を遅らせて待つこと1時間。「待っていても、今日は止まない」と諦め、INコースの10番ホールへと乗用カートで向かう。

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(10番ミドルホール。右サイドのOBゾーンが気になる)

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(突然の豪雨。コースから人影が消えた)

 雨中のラウンドとなったため写真が暗く、写りも悪いが、本来はもっと見晴らしの良い、ゆったりした感じの丘陵コースである。

 楽天がゴルフコースの様子をネット上で公開している「フォトギャラリー」の中に、この丸の内倶楽部もあるので、レイアウトや景観はこちらを参考にしてもらいたい。

 その代わり、このリポートではゴルフ場全体の雰囲気が伝わるよう、コース以外の写真も数多く紹介する。

 まずはコースだ。結論から言うと、「景観が素晴らしい」と印象に残ったのは18番のロングホールくらい。ここは正面にクラブハウスを見据え、左サイドの池を眺めながら、美しい景観を堪能できる。

 ゴルフ場で頂いたパンフレットのメイン写真も、池と18番グリーン、そしてクラブハウスを3点セットで撮影したもので、ここが景観的に一番の売り物であることは間違いない。

 逆に言うと、他のホールは「美しさ」という面では今ひとつだった。周囲の山々の緑は豊か。池もコース内に大小5つほどあるが、強いインパクトは感じなかった。

 レイアウトやハザード、グリーン周辺の難度等で刺激的だったのは7番、12番、16番など。

 7番は直線的なホールが多い中で、珍しく右ドッグレッグしたロングホール。最短距離を狙ってティショットすると、右側の谷やバンカーに捕まりやすい。勇気と慎重さが求められる。

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(谷越えの12番ミドルホール)

 12番は谷越えのミドルホール。右側に2本の大きな木があり、それを避けてティショットを左サイドに打ち過ぎると、今度は第2打でグリーンが狙えなくなるという寸法。

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(最も印象に残った16番ミドルホール。正面がティインググランド。グリーンは左奥上)

 16番ミドルホールは距離こそ327ヤード(レギュラーティ)と短いものの、グリーンが右サイドの山の中腹に設けられているため、第2打が大きな打ち上げになる。

 しかも、その山の手前には池。距離感、方向性、弾道の高さがピタリ決まらなければパーオンできない難しいホールだ。今回のコースの中では最も強く記憶に残った。

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(中盤、こんな感じのコースが続いた)

 こうした個性的なホールがある一方、似たように雰囲気で、ホールごとの変化が乏しいと感じる場面もあった。

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(グリーン奥のバンカーに特徴がある4番ミドルホール)

 特にOUTコースの2番から6番までは、グリーン奥のバンカーが記憶に残った4番ホール以外、プレー終了後になかなか景観が思い出せなかった。

 このコースの一番の魅力は、景観の美しさや高度な戦略性にあるのではなく、先のゴルフ仲間が話していたように「好スコアが出やすい」点にあるのだろう。

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(フェアウエーは平坦。前4ティがかなり前に置かれていた)

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(しかも、比較的広い。これも好スコアが出やすい理由か)

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(大きなフェアウエーバンカーが単調になりがちなコースに変化をつけている)

 確かにプレーしてみると、花道の広いホールが少なくない。フェアウエーも周囲の山を均して造成したようで、ほとんどが平坦。ティインググランドからピンが見えるホールも多く、初めてでも安心感がある。

 総距離はレギュラーティからなら6,212ヤード。バックティ(6,713ヤード)からと比べると500ヤード以上も短い。

 キャディマスター室の男性スタッフさんにコースレートを尋ねた。「バックティから71.4、レギュラーティから68.8です」。

 「68.8?」。もう少し易しく感じていたので、ちょっと驚いたくらいだった。「自己ベストが出やすい」というのも、うなずける気がする。

 昼食時、クラブハウスの壁に、開場15周年企画として「ベストスコアが出たら、記念にスコアカードをラミネートしてお渡しします」といった趣旨の案内が掲示されているのを発見した。
 本当に「好スコアが出やすいコース」なのだろう。

 ちなみに、腕に自信のある人はバックティからのプレーも可能。「スタート前にキャディマスター室に申請していただければ大丈夫です」と同じ男性スタッフさん。

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(練習場近くの売店とトイレ。無人)

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(自販機にトイレを併設した“売店”)

 コース内には売店・トイレが数ホールおきにあった。練習場近くと4番ホールそばの売店は、自販機を並べた比較的簡単な造り。
 6番と12番のティインググランド近くの売店は無人だが、以前、女性スタッフさんが働いていたことを伺わせる本格的な建物だった。

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(スタッフさんが居なくなった売店。内部は以前のまま)

 12番脇の売店では30分近く雨宿りをした。今にもカウンター越しにスタッフさんがニコニコして現れてきそうな雰囲気。厳しい経費節減のあおりとはいえ、無人の売店は寂寥感が漂う。

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(立派な外観の売店もあった)

 設置場所は全てスコアカードにイラストで明記されているのでとても便利。カードには雷の避難小屋(計6ヶ所)も一緒に掲載されていた。

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(大雨でバンカーにも水がたくさん溜まってしまった)

 大雨でバンカー内に水溜りが出来るなど、コースコンディションは最悪だった。だが、同伴した上級者は「このコースは過去に何度かラウンドしている。以前はベアグランドなどが気になったが最近は改善され、メンテナンスも比較的良好」と話す。

 確かに芝だけでなく、低木の手入れなども行き届いており、全体に綺麗に良くまとまったコースという印象だ。

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(最新型の乗用カートが並ぶクラブハウス)

 乗用カートはヤマハ製の新型5人乗り。好天ならコース内に乗り入れできるルールになっているが、この日はさすがに不可。

 「コース内を走れれば、爽やかなアメリカンスタイルのプレーが楽しめる」(男性スタッフさん)そうなので、次回はぜひ、快晴の下で快感を味わってみたい。

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(乗用カートに搭載されていた「ガイドブック」)

 乗用カートには、各ホールごとのレイアウト図、攻め方、注意点が記された「ガイドブック」が搭載されていた。

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(赤い旗はピンが手前に切ってあることを示す)

 グリーン上のピン位置は、旗の色で、手前(赤)、中央(白)、奥(黄)が分かる仕組み。けっこう大雑把だが、アベレージゴルファー同士、特に不満を漏らす人はいなかった。

 グリーンはベンクロスベントの1グリーン。平均650㎡あり、どこも大きい。日本の歴史ある名門コースには「砲台型で小さな2グリーン」が多いが、そうした所とは好対照だ。
 それだけに、ここで好スコアを出すには3パットをいかに減らすかがカギになる。

 キャディマスター室にいた男性スタッフさんによれば「グリーンの速さは公式には計測していないが、8.0か8.5フィートで、そんなに速くしていません」とのこと。多少軟らかいのか、ピッチマークは目に付いた。

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(植えて間もない細い木も目に付いた)

 開場は1996年(平成8年)7月で、すでに15年が経過している。しかし、まだ幹の細い木もあり、風格が出るまでには至っていない。周辺の山々が自然の豊かさを補い、ラウンド中、猿の姿を真近で目撃した。

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(とにかく緑は豊かだ)

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(ネットのトンネル)

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(乗用カートはここでUターン)

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(防球ネットも所々にあった)

 コース内には2ヶ所、乗用カートがUターンする場所があった。防球ネットも所々に設置されており、開設時、コースレイアウトに相当の工夫が必要だったことを伺わせる。

 コースから離れ、クラブハウスにテーマを移したい。外観は写真で見るように現代的なデザインで、屋根の上の四角い飾り(?)が印象的。

 周囲の景観にも溶け込んだ上質なデザインだが、中に足を踏み入れると、雰囲気はぐっとカジュアルになる。スタッフも「お疲れ様です」と気さくに挨拶。フレンドリーな対応が嬉しい。

 右側に受付、正面にシンプルなデザインの椅子とテーブルを並べたラウンジ。左側には広めのプロショップ。一部の商品は店内からはみ出し、ラウンジや受付周辺にまで進出している。

 PGMグループに所属するパブリックゴルフ場だけに、他のコースと同様、ゴルフ関連商品の販売には極めて熱心だ。

 PGMホールディングスの2011年上期連結決算は、最終損益が20億円の赤字。東日本大震災の影響で入場者数が減少したためで、こうした物販には特に力が入っているのだろう。

 予約時に依頼すれば「キャディ付きプレー」も可能(別途料金3,680円必要)だが、大半の客はセルフプレー。そこで携帯用の「GPSゴルフナビ(Walk along)」を1台525円でレンタル中。最近、中高年の間で人気の中尺パターも1本630円で貸し出している。

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(2階のレストラン)

 2階のレストランに入ると、窓際に千葉県成東町特産の地酒「梅一輪」が樽ごとドーンと陳列されていた。PRにも熱心だ。

 話の順序が違うが、夕方には女性スタッフさんがロビー中央に“出店”し、スイカやナス、キュウリ等の「朝採れ野菜」を販売していた。

 とにかく来場者にはいろいろな形でサービスし、少しでも客単価を上げたいという営業姿勢がはっきり読み取れる。

 別に悪いことではない。豪華な内装や雰囲気を重視し、格調の高さで訴えるゴルフ場も良し。物販やサービスで客に尽くすゴルフ場も良し。それぞれの判断だ。

 レストランからの外の眺めは綺麗だった。目の前に大きな池があり、やや左手には18番ホールの美しいグリーン。雨天でなければ見栄えの良い写真が撮れたはずだが、残念。
 ホームページ(HP)に掲載されている写真で、その計算し尽くされた造形美を確認して頂きたい。

 昼食のメニューは約10種類。ビール(生中)は740円と割高。「ハイボール」の販売に力を入れており、こちらは550円。

 料金はやや高めだが、そう目くじらを立てるほどでもない。「モーニングコーヒー 320円→200円」の嬉しい貼り紙も見つけた。

 全体に綺麗で、初心者にも優しいゴルフ場という印象だが、明らかにもの足りないと感じる場所もあった。練習場である。

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(クラブハウスに隣接する駐車場。練習場はその奥)

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(「鳥かご」練習場。変則的な形をしていた)

 駐車場奥にある「鳥かご」練習場で、打席数はわずか6つ。距離は10ヤード程しかない。ボールは30球で260円。8割方が使い古したものだった

 朝、練習場に向かう途中、同伴者が引き上げてきた。「早いですね」と声を掛けたら「いやぁ、混んでいてね。狭いし、止めちゃったよ。コインをキャディマスター室に返そうと思っているんだ」という。

 雨も本降りになってきたので、自分達も短時間の肩慣らしをしただけでクラブハウスに引き返した。アプローチやバンカーの専用練習場もない。

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(景観の良いパター練習場。1つは「CLOSED」だった)

 パター練習場は2面。うち1面は「closed」。ともに広さは十分にあり、この日使用していた奥の練習場は2段グリーンになっていた。

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(木製のロッカーは高級感があった)

 クラブハウス内部の方が設備は充実していた。ロッカールームは背の高い木製で、高級感もある。間隔がやや狭い嫌いはあるものの、音楽が流れ、外からの光も入って明るい。

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(ロッカールームと脱衣場の間にある休息コーナー)

 ロッカールームの先にある脱衣場は、ちょうど午後のラッシュ時だったこともあり、狭い印象を受けた。通路の途中には中庭のような休憩所がある。

 浴室はオーソドックスな設計。窓の外に白い小石を敷き詰めた日本庭園風のスペースがある。洗い場はパーティションが設けられ利用しやすかった。

 狭いながらも宅配便専用のコーナーがあり、自動精算機も2台並んでいた。トイレは1階に2ヶ所あり、個室の数は5つと2つ。木調で統一され、快適だった。

 大切な料金。最後になってしまったのには訳がある。「アーリーバード」「7時台、10時台スタート限定」「月曜(火曜)サンクスデー」など様々な形での割引プランが多く、肝心の基本料金がはっきり分からないのだ。

 私たちが7月後半にプレーした時も「昼食付」のプランだったので、純粋な「プレー代」をいくらと認識すれば良いのか不明だった。

 後日、ゴルフ場に直接、電話で尋ねてみた。「ハイシーズンとOFFシーズンの基本料金は、それぞれいくらですか」

 「セルフプレー(4バッグ)の場合、例えば10月は平日が9,500円、土曜日が18,800円、日曜日が17,800円。夏季料金の8月は平日が7,800円、土・日曜日が14,800円。いずれも昼食代は別です」という。

 比較してみると、休日と平日との料金格差が大きいことが分かる。平日の来場者を増やすには思い切って値下げせざるを得ないということなのだろう。

 ちなみに割引プランには「昼食付」のものが多く、「昼食代はだいたい1,500円程度」だそうだ。

 今回は悪天候も響いて好スコアを出せなかった。残念ながら「自己ベスト更新」の夢は次回への持ち越しとなった。

(ゴルフジャーナリスト O氏よりの寄稿)

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丸の内倶楽部(千葉県長生郡長柄町)

 丸の内倶楽部(千葉県長生郡長柄町力丸354、0475・35・3111)でラウンドした。
 インスタート。インは3061ヤード(パー444543435)、アウトは3151ヤード(パー544443534)

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 朝から雨が降っていた。止んだかと思うと、強風を伴う土砂降りになったり、不安定な天気だった。
 
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 スタート時間も遅らせて、雨足が強い間はカートで待った。そんながまんがかえって幸いしたのか、スコアはまずまずだった。

 インのスコアは0+1+2+2+0+1+3∔1+1=+11で47。パット数は122112322。

 しかし、昼食でレストランの席に座ると、疲れがどっと出た。もういいね、という感じだった。

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 午後は雨があがったのだが、集中力を欠いた。OBも二つ打った。

 アウトのスコアは∔3∔2+2+1+4+1+4+3∔1=+21で57。パット数は232232222。

 午前中は16パットだったが午後は20パット。このあたりに集中力の欠如が表れた。

 ドライバーが乱れるなど、足腰もしっかりしていなかったようだ。

 ゴルフでスコアを安定させるのは本当に難しい。

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~特別寄稿~【ムーンレイクゴルフクラブ=ナイター照明完備。昼も夜もカジュアル感覚で楽しめる美しい丘陵コース】

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(この日は6時過ぎに照明が点灯された)

 旧名を「イトーピア千葉ゴルフ倶楽部」という。PGMグループが2009年(平成21年)4月に伊藤忠商事から取得し、名前を現在の「ムーンレイクゴルフクラブ」に変更した。その名の通りナイタープレーが楽しめ、湖(レイク)の多いゴルフ場だ。PGMグループ入りしたことで雰囲気はカジュアルに、利用プランは多彩に、料金は割安になった。

 今回(7月下旬の土曜日)は同ゴルフ場ならではのオリジナルプランを申し込んだ。午後2時以降にスタートし、18ホールをスルーで回る「ナイターゴルフ」である。

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(夜間照明灯があるのがコースの特徴)

 プレー終了時間は早くても夕方6時過ぎ。暗くなるが、全ホールにナイター設備があるので心配無用。むしろ幻想的な景観が楽しめるというのが売り物だ。

 午前9時にクルマで家を出た。ゆっくり過ぎてゴルフに行くという感覚ではない。家族も「えっ、これから行くの」と怪訝そうな顔をする。

 都心から京葉道路・千葉東金道路・千葉外房有料道路などを通って約1時間半で到着の予定。

 電車だともっと早い。東京駅発11:00分発の「わかしお7号(安房鴨川行)」に乗ってもJR茂原駅には11:53分に到着する。乗車時間は53分。運賃は片道2180円(自由席利用)。

 送迎用のクラブバスがないのが、このルートの難点だ。パンフレットの交通案内には「タクシー 15分」と記載されているが、念のため電話でゴルフ場に確認してみると、「20分はみて頂いた方が良いかと思います。料金は2,000円程度です」との返事。

 朝の混雑を考え、「余裕を持って来て下さい」と言いたかったのかもしれない。電車だとやはり交通費がかさむ。

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(正面が玄関、右側に受付。コンパクトな設計だ)

 途中の高速道路が混んでいたこともあり、ゴルフ場に着いたのは、ちょうど11時。さすがにこの時間帯はゴルフ場も一服ムード。玄関にも受付カウンターにも、スタッフの姿が見えない。

 エントランスでキョロキョロしていると、人の気配を察したのか、女性スタッフさんが笑顔で現れた。
 「このキャディバッグはどうしましょうか」と指差すと、「ご自分でキャディマスター室前まで運んで下さい」という。いつものゴルフ場とはだいぶ勝手が違う。

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(フロアいっぱいにゴルフ用品が並ぶ)

 正面ロビーにはゴルフクラブやバッグ、手袋、ボールなど関連商品がズラリ。レストランに向かう階段、通路、壁などにも、アパレル商品などが並んでいる。外資系のゴルフ場に良く見られる光景だ。
 「銚子電鉄 いわしの佃煮」「落花生」等、地元の特産品も多く、品揃えは充実している。

 同伴した女性ゴルファーは「私、こういうショップに弱いのよね」と嬉しそう。ポイントを貯めて、しっかり買い物を楽しんでいるという。

 ここではゴルフ場としての風格や高級感を云々するのは野暮で、実利最優先の経営方針に納得するしかない。

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(ちょっと凝った模様が印象的なロッカールーム)

 ロッカーで着替えを済ませ、同伴者と一緒にレストランへ。ゆっくり食事をし、十分練習してからスタートしようという「ゆとり作戦」だ。

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(明るく、カジュアル感のあるレストラン)

 レストランは既に前半の9ラウンドを終えたゴルファーたちで賑わっている。あちらこちらのテーブルから笑い声が聞こえる。

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(注文した「シーフードカレー」はナンとライスが付いて満腹に)

 ランチメニューは1,300円のビーフカレーから1,800円の牛ステーキまで16種類あり、選択肢は豊富。看板メニューは、鉄人シェフ 坂井宏行プロデュースによる「シルクのハヤシライス」(1,480円)。
 全般に値段はやや高め。注文した「シーフードカレー」はボリューム感があった。

 ビール(生中)は680円。ツマミ類は14種類。400円と480円の2種類で、こちらはリーズナブル。

 「新・朝食スタイル」を提案していることもあって、朝食メニューも充実している。
 雑炊、焼き魚定食、うどん・そば、クロワッサンセット、ピザトーストセットなど380円から700円までで種類も多い。

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(窓からはパター練習場とレイクが見えて美しい)

 内装は豪華というより綺麗にまとまっているという感じ。外の景観を楽しむために設置されたピクチャーウインドーから夏の日差しが降り注ぎ、全体に明るい。

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(レストランに隣接するラウンジ)

 隣には広めのラウンジがあった。カジュアル感覚に近いレストランと違って、こちらはやや重厚感がある。近くにマッサージチェアとエスプレッソの自販機(一杯200円)が置かれていた。しばし休憩。

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(スターティングテラスには霧を噴出す大型扇風機「レインボーミスト」が設置されていた)

 普段の慌しいスタート前に比べると、何と時間のゆったりしていることか。スタートまでに、まだ2時間もある。

 受付でコインを購入し、予定通り練習場へと向かう。ドライビングレンジはスターティングテラス近くの階段を降りた所にあった。30球で210円。

 マットが用意されていたのは全部で11打席。いわゆる「鳥かご」で、先までは70ヤード程度しかない。天井も低く、長時間打ち続ける気にはなれなかった。ボールも黄ばんだものが1割近く混ざっていた。

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(「鳥かご」の側にはバンカー練習場があった)

 バンカー練習場が備わっている点は良かった。クラブハウス正面にあるパター練習場も広く、整備状態も良好。

 目の前に大きな池があり、景観が素晴らしい。
 「レイク」は湖の意。他のゴルフ場には湖というより池、あるいは沼と表現した方がいい場所も多々あるが、この池は「レイク」と呼んでもおかしくない大きさだ。

 午後1時を過ぎて、パター練習場にゴルファーが増えてきた。若い人が目立つ。
 「1時30分からナイタープレーの受付を開始します」と言われていたのを思い出し、急ぎクラブハウスへと戻る。

 既に数人が受付カウンター近くに集合している。「スタート券を(自販機で)買って下さい」と男性スタッフさんから指示された。
 他の客は慣れたもので、みなスムーズに手続きを済ませている。ナイターゴルフの常連客なのだろう。

 「用紙にサインして、貴重品ボックスから現金を出し、自販機に並んで・・・」。慣れてしまえば簡単な手順なのだが、初めてだとちょっと戸惑う。不慣れな客にはもう少し早めに、丁寧に仕組みを教えてほしいと思った。

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(季節柄、花は乏しかったが、クラブハウス前には花壇があり、目を楽しませてくれた)

 ここは全て乗用カート利用で、セルフプレーが基本。ハウスキャディは不在だが、予約時に依頼しておけばキャディ付プレーも可能。

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(OUTコースの1番ホール。池とクラブハウスが美しい)

 到着から3時間。やっとスタートの時を迎えた。OUTコース1番ミドルホールのティインググランドに立つ。

 「綺麗なコースだ」というのが第一印象。左サイドに先ほどの「レイク」と、平屋建てで落ち着いた外観のクラブハウス。フェアウエーは思った以上にフラットである。

 空模様が怪しくなり、写真の見栄えが悪くなってしまったのが惜しまれるが、実際は「レイク」だけでなく樹木が巧みに配置され、美しい景観美が演出されている。

 パブリックコースで、開場は2000年(平成12年)4月。まだ10年ちょっとの歴史しかないが、その割に自然が豊かに見えるのは周囲の山々を上手く景観に取り込んでいるためだろう。

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(こんな美しい景観が随所で見られる)

 OUTコースで景観の美しさが際立ったのが、この1番のほか、5番と9番。午後に回ったINコースの10番、17番など。
 いずれも池が効果的に配されている。10番などはクラブハウスを背に、いかにも女性ゴルファーが喜びそうな、穏やかで、絵になる光景が見られる。

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(フェアウエーバンカーも手強かった)

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(池とバンカーがボールを呼んでいるかのように見えた)

 景観より谷越えやバンカーの多さ、難しさで印象に残ったホールも多い。2番、7番、11番、14番、16番、18番などだ。

 各ホールの景観や雰囲気はネットに掲載されている楽天「フォトギャラリー」を参照してほしい。

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(池があると、景観がグッと美しくなる)

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(池は気にしないよう心掛けたが、それでも気になる)

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(コースからそれた所にある池も目立った)

 名前の通り池は多いが、大半はハザードというより景色を美しく演出するための役割を担っているように感じられた。

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(池越えを狙うか、迂回ルートを選択するか、悩ましい)

 厳しい池越えのホールは少なく、安全策を取れば池を避けてプレーすることも出来るので、アベレージゴルファーでも十分に攻略方法はある。

 コースレートはバックティ(旧チャンピオンティ)から71.8(6,742ヤード)、レギュラーティ(旧バックティ)から70.1(6,377ヤード)、フロントティ(旧レギュラーティ)から68.6(5,971ヤード)。

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(フロントティからだと、300ヤードを切る短いミドルホールも登場する)

 この日、プレーしたのは白マークのフロントティから。後で知ったが、レギュラーティ(旧バックティ)からもハンディキャップに関係なく、事前に申し出さえすればプレーが可能だという。

 ただし、バックティ(旧チャンピオンティ)からプレーするには4人のトータルハンディが32以下でないと不可。3サムなら全員が10以下のハンディでないとプレーできない。
 景観の美しさにばかり気を取られたが、元来は距離のある本格的なコースである。

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(池よりもバンカーが厳しいホールもある)

 今回、同伴者は池の存在よりより、むしろ砂のないバンカーに苦戦し、スコアを乱していた。
 上級者からは「砂が少ない時は、(ボールが)目玉状態になっていると思って、上からドンと打ち込むといい」と教えられた。

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(丘陵コースの割にフェアウエーはフラットな所が多い)

 全体は房総丘陵に広がるコースで、適度のアンジュレーションはあるものの、フェアウエーは概ね平坦。歩いていても疲れは少ない。

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(時にはアンジュレーションのきついフェアウエーも)

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(各ホールの看板は意外にシンプル)

 OUTコースに比べINコースの方が1つ1つのホールに個性があって面白く、難易度もやや高いように感じられた。実際、スコアもINコースの方が悪かった。

 ただ、同伴者のうち2人は「INコースの方がスコアが改善した」そうだから、プレーヤーによって感じ方は異なる。その範囲内での違いだ。

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(15番のロングホール。グリーン手前のバンカーにつかまった)

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(16番。ショートホールの中では最も距離があった)

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(大きな砲台グリーンに手こずらされた)

 グリーンはベントのワングリーン。かなり広く、ファーストパットの巧拙がスコアを左右する。速さは「8.0から8.5くらいで、あまり速くない」とマスター室の男性スタッフさん。

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(ボール(ピッチ)マークを直そうと呼びかけるが…)

 表面は軟らかめで、ピッチマークが目に付いた。「必ずグリーンフォークを携帯し、自分で付けたマークは自分で直しましょう」という趣旨の注意書きがたくさん見られたが、その割にマナーが守られていないのは残念。

 極端な傾斜はなく、比較的素直なグリーンなので、パターがしっかり打てれば好スコアも期待できる。

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(ヤード標識は工夫があり、見やすかった)

 フェアウエーはグリーン以上にメンテナンスがしっかりできていた。グリーンまでの残り表示も工夫が凝らされ、分かりやすい。

 ティインググランドは平均4つ。ロングホールには5つ設けられていて全体に広々としたイメージ。ただ特設ティ(前4)がかなり前に設置されているホールもあり、気になった。

 「これじゃあOBの方が楽じゃないの」と同伴者も苦笑い。プレーの進行をスムーズにするための措置とはいえ、「自分では絶対にここまでは飛ばない」という地点からの打ち直しに、本人も気恥ずかしそうだった。

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(夜間照明灯がこのコースの顔だ)

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(高圧線の鉄塔が近くを通る)

 ナイター照明が随所にあるのも、このコースの大きな特徴。空を見上げると、照明設備と高圧線の鉄塔がしばしば目に入る。

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(売店は無人で、自動販売機が並ぶ)

 2ヶ所の売店は共に無人。中は蒸し暑く、店内の自販機で飲料を購入してサッサと外に出た。

 コース内を乗用カートで巡回している男性スタッフさんが、にこやかに会釈してくれたのは好印象。2度3度と同じシーンが続いたので、そうした教育が行き届いているのだろう。

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(GPSカートナビは高機能で便利だった)

 乗用カートには最新型のGPS機能付きナビシステムが搭載されていて便利。時々、画面が変わり、音楽が流れて、ショップの宣伝が始まったのには驚いた。

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(夕闇が迫ると、ライトアップが気になる)

 夕闇迫る中、終盤のホールをプレーした。いよいよナイター照明が点灯する。情景が刻々と変化し、雰囲気が変わる。気温も下がる。「日焼けしないからナイタープレーが好き」と女性の同伴者。

 ナイターゴルフではコースから外れてしまったボールが見つかりにくいという弱点はある。しかし上手く打てた時、真っ暗な空の中を白く輝くボールがスーと飛んでいく様はまさに快感。ナイタープレーの醍醐味だ。

 今回は2時スタートだったので、ナイタープレーは短時間しか体感できなかったが、好きな人は暗くなり始めた夕方からスタートするという。

 「ムーンレイクGC」では3月中旬から11月末までは午後2時以降、順次スタートし、最終スタート時間は1ラウンドの場合が6時30分、ハーフプレーの場合が9時となっている。冬場はハーフプレーのみで、スタート時間も最終が4時となる。

 料金は平日が9,000円(1ラウンド、以下同)、休日が11,000円。時季にもよるが、今回のように早めのスタート時間なら、ほとんど通常のプレーと同じ環境でゆっくり、安くラウンドできる。

 しかも「ナイターは2サム保証で、その割増料金もない」そうだから、近場のゴルファーには有り難い。

 ちなみにランチタイムを挟む通常プレーの場合、ハイシーズンの基本料金は平日が9,500円(昼食別、以下同)、土曜日18,500円、日曜日17,500円。
 これが7月になると、平日8,900円、土曜日16,800円(食事付)、日曜日15,800円(同)になる。8月は平日8,500円、土日曜日がともに15,800円(食事付)。

 ナイタープレーは食事別だが、割安感がある。体力的に18ホールをスルーで回るのが辛いという人でなければ、利用しやすいプランだ。

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(清潔な感じの脱衣場)

 浴室などの設備について紹介したい。脱衣場は一般的な広さだが、明るく、清潔感がある。浴室は窓の外に狭い中庭のようなスペースがあるのが特徴。遠景は見えない。

 トイレは個室が7室。横幅が広く、とても使いやすい。
全体に豪華さはないがコンパクトで、機能的にも過不足のない、整ったクラブハウスという印象だ。

 最後に、予約時にスタッフさんから聞いた興味深い情報があるので、ご紹介したい。
 「ネットで検索すると、例えば9,000円のプレー料金を7,000円で提供しているようなプランが登場します。そのままネット予約をして頂いても構いませんが、ゴルフ場に電話した際に『ネットで7,000円のプランを見たよ』と言っていただければ、それと同じ料金で予約できます」。

 時季にもよると思うが、知っておいて損のない話。

 他にも様々な割引サービスを取り入れているので、小まめにホームページ(HP)を見てチェックしたい。

(ゴルフジャーナリスト O氏よりの寄稿)

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ムーンレイクゴルフクラブ(千葉県茂原市)

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 ムーンレイクゴルフクラブ(千葉県茂原市長尾1647、0475・26・5500)でラウンドした。午後2時のスタート。「午後・ナイタープレー」というメニューで完全セルフプレー。割安なのだが、バッグもマスター室まで運ばせるのは、ちょっとやり過ぎ?
 日没前にラウンドが終了したが、ナイター設備が完備しているゴルフ場だと暗くなってきても安心感があった。

 コースはアウトが3175ヤード(パー453454434)、インが3202ヤード(パー443445345)。

 今日はしっかりコースマネジメントをしようと、アウトの1番、短いミドルでいきなり3番のユーティりティーを使った。200ヤード打てば残り143ヤードとちょうどよい距離が残るからだ。
 ところが考えてみれば、ユーティリティーとドライバーは練習量が違う。不慣れなユーティリティーでこの日最初のショットを打つと右に曲がっていきなりOB。すっかり調子を崩して、アウトは三つもOBを打ってしまった。池ポチャのおまけもついた。
 スコアは+3+4+0+1+1+2+4+1+3=+19で55。パット数は131232233。

 刻んだりするのは構わないが、それはコースに立ってみて、その場で判断するべきことなのだろう。コースも見ずに、距離だけでクラブを決めるようなものではない。
 この日、1打目をアイアンで打ったりもしてみたが、それは上手くいった。フェアウエーが狭く、どう見ても左右の林に打ち込みそうな感じがした場所だったからだ。
 
 あまり考え過ぎてろくなことがないのはどんなスポーツでも同じだが、特にゴルフは自分だけの時間が与えられるだけに、余計なことに頭をめぐらせやすい。

 いいことを聞いた。鳥がなぜ飛べるか。
 
 飛ぶということに何の疑いも差し挟まないらだという。

 ゴルフも一緒だ。余計なことを考えずに、目標に向かって打つことが大切で、あまり計算し過ぎるのもマイナスなのだろう。

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 このゴルフ場はバンカーが難敵だった。砂が薄くすぐに硬い土が出てくる。インでは11番ミドルでバンカーにつかまり、脱出に5打かかった。
 しかし、面白いもので、その後無心で攻めたら、ショートでチップインバーディーをとれた。ロングでもバーディーをとり、リカバリーできた。

 インのスコアは+1+4-1+2+1-1+2+1+1=+10で46。

 それにしても、いつも、波の大きなゴルフだ。

 スイングだけ気をつけて、あとは何も考えないようなゴルフをしたい。大切なのは、自分の力を最大限出すための気持ちの持ち方だ。

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埼玉県の秋が瀬公園でソフトボール、最終打席でホームラン!

 埼玉県の秋が瀬公園でソフトボールの試合があった。
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前回の試合でようやく今季初勝利をあげたわがチームだが、この試合は見事打ち勝ち連勝した。

 今日は1番ライトでフル出場。
 1試合目、第一打席は振り遅れたが運よくボールがライト線に落ち、2塁打。
 センターフライ、ファーストファールフライの後は三遊間ヒット。最終打席はサードゴロエラーでの出塁だったが、出塁した時はすべて点に絡むことができた。

 2試合目。ピッチャーのウインドミル投法にタイミングが合わず、ライトフライ。
 ピッチャーが振りかぶると同時に左足を上げたところタイミングが合うようになり、しっかりボールを見極め、2打席連続フォアボール。
 4打席目。タイミングが合うとボールがよく見える。1ストライク2ボールの後のストライクを叩くと、ボールはレフト線へのライナー。ホームラン!
 2試合目も点に絡むことができ、大勝した。

 

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映画『あぜみちジャンピンッ!』、ポレポレ東中野で公開

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 映画『あぜみちジャンピンッ!』が、完成から3年たって、ついに、ポレポレ東中野(東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下、03・3371・0088)で公開された。待ちに待った公開初日。応援したい気持ちもあり、10時40分の回に観に行った。
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 昨年11月6日の船堀映画祭での"事実上の試写会"を観て、とても感動した作品だ。
 また、泣いた。

 「思春期の少女らの繊細な心を描く、青春ハートフルストーリー」というと宣伝文句だけを見ると、同世代の子供たち向けの映画と思う人が多いと思うが、私のようなオジサンでも十分楽しめる映画だ。
 
 映画の定番である「恋愛」「死」「正義」といったテーマを扱わずに、自然体の少女たちの美しさ、大自然の美しさ、ドキュメンタリーのような不自然さのないストーリーがこの映画を支える。無名の監督と無名の役者たちだからこそ、こんなピュアな映画ができたのではないだろうか。

 主演の優紀役の大場はるかの熱演に改めて感動した。話せないもどかしさをダンスにぶつける姿。大人になりかけた女性の美しさがまぶしかった。


 映画を観た後、隣接の小劇場のようなカフェ「ポレポレ坐」(ポレポレ坐ビル1階、03・3227・1445)に入った。
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 コンサートや美術展、落語などが催される。

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 ポレポレコーヒー フレンチ(430円)。

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 ポレポレサンド(580円)。

 営業時間は火曜~土曜 11:30~23:00(当面は節電対策で21:00)、日曜 11:30~18:00。
 月曜定休(祝日は営業)。

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~特別寄稿~【サンレイクカントリークラブ=日光市の南。米人気ゴルファー「リー・トレビノ」と「杉本英世プロ」設計の美しいコース。池が嫌いな人には不向き】

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(9番の名物“浮き島”グリーン。ゴルフ場の看板ホールだ)

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(ドラマの舞台になるのも、こんな美しい光景があるからだろう)

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(映画のワンシーンのような景観)

 「プロゴルファー花」という連読TVドラマ(日本テレビ系列で2010年放送)があった。主演の加藤ローサがプロゴルファーを目指す“スポ根コメディ”だ。撮影の舞台となったのが栃木県鹿沼市にある「サンレイクカントリークラブ」。2011年11月に劇場公開される映画「サラリーマンNEO」も、やはり同クラブで撮影されたという。なぜ、メディアに好かれるのだろう。特別の何かがあるに違いない。猛暑の7月中旬、水筒持参で行ってみると…。

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(静けさ漂う文挟駅。近くには立派な杉並木)

 東京からはちょっと遠い。東北新幹線「やまびこ351号」(仙台行)で宇都宮駅まで54分。JR日光線に乗り換えて23分。「文挟」(ふばさみ)という小さな駅で下車する。8:04分着の電車で降りたのは、自分の他に若者1人だけだった。

 予約しておいたクラブバスが駅前で待機。運転手さんがニコニコと出迎えてくれる。「私、1人ですか」。「ハイ」。申し訳ない感じだ。
 15分ほどでクラブハウスに到着。東京駅からの所要時間は約2時間。

 他の同伴者(2人)はそれぞれ東京近郊の自宅からクルマで来場。1人は東北自動車道の鹿沼ICから、もう1人は東北自動車道の宇都宮ICで日光宇都宮道路に入り大沢ICから来たが、共に2時間半前後かかったという。
時間的には電車の方が早いが、新幹線代等の運賃4,610円(片道、自由席)は高く、やはり懐にズシリと響く。

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(クラブハウスの裏手にある中庭。池の噴水から水は出ていなかった)

 山の高台あるクラブハウスは、白い蒲鉾型の屋根が印象的。日本を代表する建築家、丹下健三氏が設計したもので、「飛行機をイメージした」とホームページ(HP)に書かれている。
 しかし、地上から眺める限り、どこが飛行機なのか良く分からなかった。

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(クラブハウスのエントランス。正面が入り口。左側が受付)

 内部は天井まで届く大きな窓から眩しい光が降り注ぎ、明るい。想像していたよりはコンパクトな造りだ。

 入って右側に受付。奥にプロショップとロッカールーム。左側に階段があり、2階のレストランに通じる。

 受付は女性3人。暑い盛りで来場者が少ないこともあって、どこか手持ち無沙汰な様子。その分、問い合わせには丁寧に答えてくれた。

 「サンレイクCC」には東コース、南コース、中コースがあり、計27ホール。昭和61年(1986年)にまず18ホールが完成。設計は往年の名プロゴルファー、リー・トレビノ。「日本で唯一、トレビノが設計したゴルフコース」というのが大きな自慢だ。

 平成5年((1993年)に9ホールが増設され、その時の設計者は杉本英世プロ。コース設計の専門家より人気プロゴルファーに依頼するのが、当時の経営方針だったようだ。

 受付スタッフから「本日はご予約頂いたコースが変更になり、トレビノが設計したコースを回って頂くことになりました」と通告された。
 コースの一部を修繕するためらしいが「トレビノコース」なら嬉しい。突然の変更でも不満はない。

 実はこのゴルフ場は平成14年(2002年)4月に一度、経営破たん。民事再生法を申請し、同年末に計画案が認可され、再建の道を歩んできた。

 その際も「リー・トレビノ」「杉本英世」というビッグネームが有形無形の力になってきたことは想像に難くない。少なくとも中年以上のゴルファーには、今でも心に響く人気ブランドだからだ。

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(高台にあるクラブハウス。スターティングテラスからの眺めも綺麗だった)

 軽く練習。地元出身の同伴者1人を加えて、乗用カートでINコースの10番ロングホールへと向かう。

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(ティインググランド脇の看板には情報がいっぱい)

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(当日のピンポジションはハンドルに付けられた印刷物で分かる)

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(INコース10番。ティインググランド前の大きな池。石垣の美しさが印象的だった)

 早速、目の前に大きな池が広がる。「真夏の照りつける太陽。そして美しい湖。まさにサンレイクですね」と若い同伴者。一同、これから繰り広げられるであろう池との戦いに思いを馳せる。

 4人ともそこそこの腕前なので、最初の池は難なくクリア。グリーン近くに置かれた池は難度を高めるが、ティインググランドに引き寄せられた池は美しい景観を演出するための素材であることが多い。ここもそんな感じだった。

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(クラブハウス周辺の植木は手入れが十分。人工的過ぎて、違和感を持つ人もいるかもしれない)

 周辺の植栽は十分に手入れされ、どこを見ても綺麗。「撮影の舞台になったのは、この景観の美しさが大きな理由」と確信した。

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(INコース11番のショートホール。かなりの上りで、距離感に迷う)

 続く11番は打ち上げのショートホール(レギュラーティから175ヤード)。やはり右サイドに池がある。ただ、池の周囲に青いシートのようなものが敷いてあり、最初の池に比べると美観は劣る。美しいというより距離感の難しいホールである。

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(コース内で咲いていた小さな白い花。盛夏のせいか、他に草花は目にしなかった)

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(コース内を悠然と歩くカモ。近くの池から出てきて散歩中)

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(こうした池が随所にあり、まさにレイクCC)

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(山間部にある割にはフェアウエーが広い。平坦なホールも意外に多かった)

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(ピン位置は手前、奥とホールごとにかなりの変化を付けていた)

 続く12番と13番ホールは並んでいて、行って帰ってくる形のレイアウト。両ホールの間にやはり池が配され、往復で2度、出会うことになる。

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(池がグリーン近くまで迫り、ハンディキャップ<13>以上に難しく感じたINの15番ホール)

 その後も15番、16番、17番と池がらみのホールが続き、同伴者は「毎ホール池があるような感じですね」と苦笑い。池が苦手な人には辛いコースだ。

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(炎天下でのプレー。カモの泳ぐ姿が羨ましく思えた)

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(景観の美しいホールが多く、女性にも人気が高いという)

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(池が強調されがちだが、バンカーもしっかりある)

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(木陰に入ると気温が下がり、ホッとっする)

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(クラブハウスを背景にした「浮き島グリーン」。ピンが手前に切ってあり、距離感に悩む)

 象徴的だったのが午前中、最後に回った18番のミドル。グリーンが“浮き島”になっている名物ホールである。

 距離はレギュラーティから320ヤードと短い。きちんと第一打が打てれば、残りは100ヤード前後。決して難しくない(ハンディキャップは18)はずだが、浮き島グリーンのプレッシャーが、余計な緊張を強いる。

 同伴の上級者が「すくい打ちだけは絶対しない。それだけ注意すれば大丈夫」とアドバイスしてくれる。

 メキシコ系アメリカ人のトレビノは「サービス精神とユーモアに富んだ人」というイメージが強い。このホール設計には、そんな人柄も表れているような気がした。

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(OUTコース4番。ショートホールは全て池が絡んでいた)

 午後に回ったOUTコースも、同じ様に池がらみのホールが多かった。特に印象的だったのは、グリーンの側にまで池が迫る4番ショートホールとレギュラーティからでも500ヤードを超える6番ロングホールの2つ。

 6番はティインググランドから池が見えない。午前中に回った12番ホールもそうだったが、“隠れ池”には一瞬、ヒヤッとさせられる。

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(フェアウエー途中にある大きな池。レイアウトを良く確認しておきたい)

 コースレイアウトは事前にチェックしておいたはずだが、プレーに熱中してしまうと、ついつい池の存在を忘れてしまう。

 あるいは、池があると承知していても、樹木等に隠れていて見えないので不安を抱えたままショットし、ミスを重ねる。トレビノの術中にまんまとはまってしまうというわけだ。

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(下からピン位置が全く見えない砲台グリーンに手こずった)

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(池がなければ普通の丘陵コースの景観)

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(最終ホールには夜間照明設備が整っていた)

 現役時代、ライバルだったジャックニクラウスは第一打の落とし所が見えないホールづくりを強く嫌ったという。
 しかし、トレビノはそんなことはあまり気にしなかったようだ。所々に大きな起伏があって、稜線の先が見えないホールにも何回か出くわした。

 「景観が美しく、戦略性に富み、面白いコース」――。それがトレビノ流のようだ。

 「ベントの1グリーン。これもトレビノがこだわった点です」。昼休みに男性スタッフさんが教えてくれた。

 日本の歴史ある名門コースの中には2グリーンのコースが少なくない。だが、これだとグリーンに向かってフェアウエーが狭まっていく設計にならず、本来のゴルフのあり方に反するという主張だ。

 日本でも最近、2グリーンを1グリーンに改修するゴルフ場の話を耳にする。同じ理由からだ。

 今回ラウンドした「トレビノコース」の場合、全長距離はバックティからで6,795ヤード、レギュラーティからで6,370ヤード。

 3つあるティインググランドはどのホールもゆったりスペースを取ってあり、バックティとレディースティの間が100ヤード近く離れている所もあった。

 コースレートはバックティから「71.7」、レギュラーティからで「69.8」。
 アベレージゴルファーにとって決して易しくはないが、難し過ぎて嫌になるという程でもない、チャレンジングな難易度だ。

 コースメンテナンスは良好。ある男性スタッフは「早朝や夕方はメンテナンス時間に当てているので、早朝プレーや薄暮プレーはやっていません。周辺ゴルフ場の芝が猛暑でやられた昨年夏も、ここの芝は元気でした」と強調する。

 ただ、グリーンの速さは公式には計測していないそうだ。キャディマスター室にいた別の男性スタッフさんに重ねて尋ねたら、「スティンプメーターで7フィートから8フィートくらいでしょうか。今日はちょっと遅めです」。

 「芝の養生を考えると刈り過ぎてもいけませんし、この暑さですから(芝の)伸びも速い」と調整の難しさを嘆いていた。

 ピッチマークが目に付いたので、グリーンも比較的軟らか目に造られているようだ。

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(グリーンまでの残り距離は大きな数字で書かれていた)

 ラウンド中に気になった点が3つ。1つはグリーンまでの残り距離を示すフェアウエーサイドの表示板。

 太い字ではっきり書かれているのは良いのだが、左右の一方にしかない。1グリーンなので当然という理屈は成り立つ。が、フェアウエーが曲がったホールなど場所によっては片方だけでは見えにくい所もある。
 景観的にお洒落ではないかもしれないが、左右両サイドに設置してほしいと感じた。

 コースレイアウトが一部、入り組んでいるため、乗用カートを運転しながら進行方向が分からなくなる場面があった。これが2つ目。

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(午後になって突然、雷が鳴り出した)

 もう一つは雷だ。午後1時過ぎからゴロゴロと鳴り出し、雲行きがぐっと怪しくなった。「ゴロウちゃんが来たから、急がなくっちゃ」と地元出身の同伴者。

 聞けば「夏場は雷が比較的よく通る地域」だそうだ。「冬の雪はどうですか」と尋ねると「12月、1月は意外に降らない。でも2月は降雪によるクローズが多い」とのことだった。

 プレー終了後に話を聞いた女性スタッフさんも同じ意見。「ただ、日光寄りの(標高の高い)ゴルフ場に比べれば、まだ降雪は少ない方」だという。

 プレースタイルは全て乗用カート利用で「セルフプレー」が中心。「キャディ付プレー」も可能だが、この日、キャディさんの姿は一度も見なかった。

 予約時に電話で対応してくれた女性スタッフさんも「最近はほとんどがセルフですね」という。

 乗用カートには各ホールごとのレイアウト図やピン位置を示すガイドが搭載されていた。

 ただ、これだけでは「第2打地点からバンカー手前まで何ヤードだろう」といった細かな疑問には答えられない。ブラインドホールもあるので、初回は「キャディ付」でプレーした方が賢明かもしれない。

 冒頭に紹介した丹下健三氏(正確には丹下健三・都市・建築設計研究所)設計のクラブハウスに話を移す。

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(レストランの内部。天井の丸い形が印象的)

 2階レストランの内装は、個性的なデザインが印象に残った。半円筒形の天井。椅子とテーブルが長く3列に並ぶ。大きな窓。明るく開放的で、小さなテラスが外側に設けられている。

 正面に見える景色が素晴らしい。午前中、最後に回った18番ホールの浮き島グリーンを上から眺めることができる。

 その左側には朝、スタートした10番ホールのティインググランドと池。造成時、頑張って平坦なホールを増やした様子が想像できる。

 昼食のメニューは一般的な内容。料金も多くが1,000円台前半で、ゴルフ場としては抑え気味に感じた。「モーニングコーヒー、無料サービス中」の貼り紙もあった。

 良心的な価格志向と評価していたら、1階の売店で購入した炭酸飲料が何と1本260円。通常120円程度で販売されている商品だ。これにはガッカリした。

 レストランの側にはラウンジがあり、重厚感のあるソファーが並ぶ。その手前に「氷と冷水」を提供する容器が置かれていた。持参した水筒にたっぷり入れ、水分補給に万全を期す。

 エントランスの一角ではお土産用に「日光」の名前の入った羊羹や漬物、うどん、そばなどを販売中。世界文化遺産に登録された「日光」近くのゴルフ場にいることを改めて思い出した。

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(通路には絵画や大きな花瓶(造花)が置かれ、上質な雰囲気づくりに貢献していた)

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(洗面所はちょっぴりメルヘン調のデザイン)

 ロッカーは木製で綺麗だが、横幅が狭いのが難点。幅の広いバッグだと出し入れがギリギリだ。貴重品ボックスは「指紋認証式」。トイレは清潔感があり、個室(6室)も横幅が広かった。

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(脱衣場。入り口には杉の巨木を切った飾り物があった)

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(比較的こじんまりとした浴場。遠景は見えない)

 浴室と脱衣場はコンパクトながら好印象。浴室の窓の外は日本風の庭園。小さな玉石を敷き、低木を植え、石灯篭が全体の構図を引き締めている。洗い場にパーティションがなかったのは残念。

 脱衣場の棚に置かれた籐製のカゴは、常に裏返した状態で並んでいた。注意して見ていると、客が帰るたびに担当の男性スタッフさんがサッと寄って来て、カゴをひっくり返している。
 確かにこの状態の方が初めて使うような感じがして、利用者には気持ちいい。

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(開放的なドライビングレンジ。朝からの猛暑で、誰もいなかった)

 驚いたのが練習場だった。クラブハウス前の広い駐車場を横切って階段を登ると、9打席のドライビングレンジが現れる。側の小屋に担当の女性スタッフがいて、用紙にサインしボールを受け取る仕組み。

 1箱24球で315円。ボールは新旧混合。カラーボールも含まれていた。正面の山まで120ヤード程度しかない。

 「ドライバーは打てないですね」とスタッフに確認すると「(山へ)どんどん打ち込んじゃって下さい」。鷹揚というか、う~ん。初めての経験だった。

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(南コース側にあるバンカーとアプローチの練習場)

 少し離れたところにあるアプローチ練習場は、バンカー付きの本格的なもの。かなり上手な女性が黙々と練習に励んでいた。

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(パター練習場もきちんと整備されていた)

 アクセス面でのハンディもあり、他のゴルフ場同様、集客には頭を悩ませている。それだけに営業面での努力が目立った。

 まず「プレー料金」。ハイシーズンの平日がセルフで7,100円、キャディ付で9,600円。休日はセルフで13,100円、キャディ付で15,800円。

 7月16日から9月末までの夏季特別料金は、平日がセルフで6,600円、キャディ付で9,100円。休日はセルフで11,000円、キャディ付で13,500円。

 これらは全て「昼食代込み」(1,050円まで)なので、夏休みの平日にセルフ(6,600円)で予約すれば、プレー代は実質5,550円。「コンペパック」ならここからさらに500円引きで、1ドリンクが付く。これは安い。

 「コンペパック」もハードルが低い。通常は「3組9人以上」が適用人数だが、「2組7人以上ならOKです」。

 予約は「何ヶ月先でも受け付けます」と言い、キャンセル料金も取らない。休日でも2サム保証をしてくれる。

 シニア割引やレディース割引の制度はないが、1人でも参加できる「オープンコンペ」は毎週のように実施。他の組に迷惑を掛けなければ、誰でもバックティからラウンドできる。

 女子プロによる「レッスン会」(昼食付、10,000円)も毎月のように開催されている。いずれも利用者本位で、アクセスが楽な地元の人には特に重宝されそうな内容だ。

 精算時、ある女性スタッフさんに「東京から時間とお金をかけて日光近くまで来るなら、ぜひ1泊し、ゆっくりゴルフを楽しみたい」と話したところ、「鬼怒川温泉のホテルと提携しています。今市駅前のビジネスホテルも紹介します。2食付で割安になりますよ」と熱心に勧められた。

 こうした営業熱心さも、メディアに撮影場所として重宝される大きな理由だろうと納得した。

(ゴルフジャーナリスト O氏よりの寄稿)

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利根パークゴルフ場で対抗戦

 D社と昔いた職場N社との間で、3組でスコアを競う対抗戦を利根バークゴルフ場(茨城県取手市)で開いた。メンバーは初級者からベテランまで。接戦だった。

 早めに到着。アプローチ練習ができるのが利根パークのいいところ。みっちり練習した。
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 2組目でスタートした(写真は1組目)。
 それにしても暑かった。ラウンドを始めると手を洗う場所さえない利根パークゴルフ場だから、余計に暑さがこたえた。D社というよりも暑さとの戦いだった。

 インスタート。スコアは+1+4+1+1+1+2+0+1+4=+15で51。パット数は221222112。
 アウトは+1+2+4+1+1+2+1+0+1=+13で49。パット数は222222222。
 また+4が3回もあった。

 ドライバーがよく飛んで残りが100ヤードを切ることが何度かあったが、今日も100ヤードを切った距離でうまく1度で寄せきれなかった。
 この距離を練習することも大事だが、打ちやすい距離を残す方が近道ではないか。

 今日の後半の8番ミドル。ティーショットは220ヤードくらいしか飛ばなかったのだが、残り150ヤードだったので7番アイアンをフルショット。ツーオンに成功したのだ。次のラウンドでは、残り100~150ヤードとなるようにクラブを選んでみようと思う。
 さて、わがチーム。一緒に回ったFさんが68、70で138(ブービー)。D社はW君が50、47で97。K君が62、82で144(ブービーメーカー)。この結果、「チーム対抗戦」2組目はわれわれがイン119、アウト119で238。D社が112、129で241。逆転、3打差で勝った。

 3組目はわがN社のW君が43、45の88。Wさんが70、60の130。つまりチームでは113、105で218。D社のIさんが46、47の93。Oさんが63、52の115。チームでは109、99の218。なんと同点!チーム対抗戦は1勝1分に。

 1組目はどうだったのか。わがN社のKさんは49、42の91。N君は65、51の116。D社のAさんは56、51で107。Hさんは61、61で122。チーム対抗戦はN社が114、93で207。D社が117、112で229。インではいい勝負だったが、アウトで大差をつけた。N社が勝って2勝1分。チーム対抗戦はN社の勝利だった。

 団体戦は上位5人の成績で争う。N社が525。D社が534。N社の勝利。
 ということでわれわれN社が団体戦もチーム対抗戦も勝利を収めた。

 D社は親分格のIさんが、会社のコンペの方に出て欠席したのがこたえたようだ。

 次の対抗戦は11月6日。 

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~特別寄稿~【利根パークゴルフ場=取手駅近くでアクセス良好。50年の歴史を誇るA級河川敷ゴルフ場】

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(JR取手駅に近いのは大きな魅力)

 「ダッコちゃん」が大ブームになった昭和35年(1960年)。関東では「桜ヶ丘カントリークラブ」や「大利根カントリークラブ」「飯能ゴルフクラブ」「小山ゴルフクラブ」「袖ヶ浦カンツリークラブ」といった名門コースが続々誕生、ゴルフ人気が大いに高まった。利根川の河川敷にある「利根パークゴルフ場」(茨城県取手市)も、これら名門コースと同じ年の開場。ラウンドしてみると、他の河川敷ゴルフ場にはない歴史の厚みを感じ取ることが出来た。

 利根PGは過去にもプレーした経験がある。その時は真冬で枯れ木が目立ち、寒風にさらされた思い出が残る。
 
 今回は7月。梅雨明け直後の猛暑日だ。スタートホール(INコース10番)のティインググランドに立つ。両サイドに樹木が生い茂り、冬のイメージとはまったく違う光景に驚く。

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(OUTコースの1番ミドルホール。夏場、木が生い茂ると林間コース風の景観に)

 クラブハウスから来る途中、OUTコースの1番ホールを覗いたが、10番ホール以上に林の密度が濃く、河川敷コースというより林間コースのような佇まい。これは嬉しい誤算だった。

 開場は50年以上も前。当時、この河川敷に障害となるようなものは何もなく、設計者は自らの思いをそのままコースに表現させることができたのだろう。

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(フェアウエーはフラットで、河川敷コースとは思えないくらい広い)

 まず、フェアウエーは総じて広く造られている。10番ホールは「馬の背」のように中央から右傾斜がきつくなっていて、ティショットを右に曲げると、フェアウエーに落ちても、ボールはラフまで転がってしまう。横幅の狭いコースでは造りにくい設定だ。

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(数は少ないが、河川敷コースにしてはしっかりしたバンカーがある)

 バンカーもそうだ。数は少ないが2グリーンの間に本格的なものがあったり、河川敷コースにはあまりないフェアウエーバンカーも所々に配してあった。

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(ポプラの木が多いのが、このゴルフ場の特色)

 樹木も多彩だった。ポプラといえば北海道のイメージが強いが、このコースでは何度も見ることができる。3番ミドルのようにフェアウエー中央に林立し、コースの「顔」になっているホールもある。

 他に松、シロ、竹、ツツジ、杉、もみじ、藤、柳・・・。特にシロの木をゴルフ場で見ることは珍しく、強く印象に残った。太く、立派な木も多く、歴史を感じさせる。

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(所々に草花も。猛暑でさすがにぐったりしていたが…)

 ティインググランド周辺の植樹が良く手入れされているのも、並みの河川敷コースにはない魅力だった。
 
 河川敷では一般に横幅が狭いため、各ホールが平行して設定されている。ホール間に余分なスペースはなく、景観も殺風景になりがちだ。

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(コース内には日本庭園風に手入れされたコーナーがあった)

 利根PGでは、場所によっては日本庭園風の植樹コーナーが設けられ、ちょっとした高級感さえ味わうことができる。

 ティグランドも3面あり、ティマークは4つ(フルバック、バック、レギュラー、レディース)置かれている。

 距離もレギュラーティからなら6,031ヤードと平凡だが、バックティからは6,471ヤード、フルバックティからは6,750ヤードに伸びる。真っ直ぐでフラットなコースとはいえ、これだけ長いと相当、苦労しそうだ。

 初心者の利用が多い河川敷コースにしては前方特設ティ、いわゆる「前4」がないのも特徴。

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(12番のショートホール。河川敷の割には池が目に付いた)

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(16番のショートホール。池には事故防止用に浮き輪が整備されていた)

 池が多いことも河川敷コースでは珍しいかもしれない。INコースでは12番、13番、16番で池が絡む。
明らかに人工的な造りだが、それでも景観に刺激を与え、平坦で単調になりがちなコースに変化を付けている。

 「コースレートは計測していない」(男性スタッフさん)ので、難易度ははっきりしない。しかし、レギュラーティからプレーしている限りは比較的易しいというのが実感だ。
 同伴者は冗談めかして「日本一のリハビリコース」と呼んでいた。

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(コース内には太い、立派な立ち木が多かった)

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(とにかくフラットで、真っ直ぐなホールが多い)

 確かに河川敷コースらしからぬ池、バンカー、林というハザードはあるものの、基本的にはフラットで素直なコース。大きく曲げさえしなければケガは少ない。

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(OUTコース5番ロング。フェアウエーセンターに林がある印象的なホール)

 「厄介だな」と感じたのは、前述した3番の“ポプラホール”と、同じくフェアウエーセンターに高い木の林が出現する5番ロングホールくらい。

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(グリーンは大半が砲台型)

 ただし、大半が砲台グリーンなので、アプローチを苦手とする人は大変。高麗グリーンが嫌いな人も、スコアメイクに悩みそうだ。

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(距離表示は分かりやすかった)

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(コースレイアウトと攻略法を書いた紙がハンドルに挟まれていた)

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(ティインググランドから230ヤード地点に黄色い吹流しが置かれていた)

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(当日のピン位置は、赤い小さなフラッグで分かりようになっている)

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(多くのホールでこうした設備があった。暑さ対策や急な雨の時には有り難い)

 一番心配したのがメンテナンス。前回、冬場にプレーした時の記憶から、厳しい状態にあるのではないかと心配した。

 だが、今回は印象が違った。少なくともフェアウエーとグリーンはまずまずの状態。
 気象条件等が厳しい河川敷コースなので、素晴らしいとまでは言えないが、初心者やアベレージゴルファーが気軽に楽しむ分には、まず問題ない。

 スターティングテラスには「刈り高3.5㎜、グリーンカラー8.0mm、アプローチ25.0mm、フェアウエー15.0mm、ティインググランド8.0mm、ラフ25.0mm」と非常に細かい数字が表示されていた。

 芝の伸びが速いこの時季、この通りの状態なのだろうかという疑問はあるが、「ここまで丁寧に芝を管理しているんですよ」というゴルフ場側の矜持と受け止めたい。
 年間を通じて、この心意気と水準は維持してもらいたいと願う。

 もっとも、ある男性スタッフさんは「グリーンの速さ? 計測していません。そんなには速くはないと思いますよ」と結構、アバウトな返事だった。

 全体として、河川敷コースにしてはスペースに余裕があり、樹木が美しく、今ではなかなか造れないであろうAクラスの河川敷コースと言っていい。

 優れた面を多く列記したが、「やっぱり河川敷コースだ」と感じさせる点もあるので触れておきたい。

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(ホール間には溝があり、ボールを見失いやすい)

 1つはホール間に横たわる溝だ。前回ラウンドしたときは泥水がたまり、周辺はぬかるんでいて、ボールを幾つも無くした記憶がある。

 今回は炎天下でのプレーで泥水こそなかったが、溝による線引きは、やはり安っぽい印象を与える。

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(フェアウエーは比較的よく整備されていたが、ラフは様々な雑草で、一部、変色していた)

 ラフの雑草も気になった。様々な雑草が元気良く生えていて、所々変色が目に付いた。英国のリンクスコースを思えばかわいい雑草だが、単に放置してあるだけようにも見えた。

 一流コースと最も違ったのが、コース内の「売店」と「トイレ」だ。売店はクラブハウスから上流に向かって最も遠く離れたところに1ヶ所あるだけ。

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(コース内に唯一ある売店。周囲の植栽がきれいだったのが印象に残る)

 大きなテントの下に椅子とテーブルが並べてあり、隣の小屋で女性スタッフさんがビールや清涼飲料など販売している。

 OUTコースを回っている人も、INコースを回っている人も一緒に利用するので賑わっているが、一流コースの売店に比べると、見劣りするのは確か。特別なサービスもない。「いかにも河川敷」といった光景だ。

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(コース内トイレは、ほとんどが簡易型)

 トイレは練習場との間に設置されたものを含め、コース内に合計6つある。しかし、大半が簡易型(水洗式)。女性にはちょっと気の毒な感じがした。

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(手前左は男性用の簡易型トイレ。奥に女性用のトイレが新設されていた)

 さすがに「売店」裏には女性専用のトイレが新設され、以前より改善されていた。他のトイレもぜひ、リニューアルしてほしい。

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(JR取手駅前から出るクラブバス)

 アクセスは良好。今回は同伴者と待ち合わせ一緒に電車で向かうことにした。JR常磐線の取手駅までは上野駅から快速電車で42分。クラブバスが朝夕とも15分おきに出ており、しかも乗車時間が約3分と短い。

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(18番ホールのすぐ先には国道6号線とJR常磐線が平行して走る)

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(ゴルフ場のすぐ側までマンションが建つ)

 駅からは歩いても行ける距離だ。周囲はすっかり商業地や住宅街になっていて、「50年前でなかったら、こんな便利な場所にゴルフ場は造れなかっただろう」と仲間同士の意見が一致。
 東京在住の人は茨城県と聞くと遠く感じるかもしれないが、この時間距離の近さは大きな魅力である。

 クルマ組は常盤自動車道の柏ICから国道16号線経由で来場。東京近郊からやはり1時間ちょっとで到着できたという。

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(乗用カートで土手を下りコースへ。右側がコース。左側が駐車場とドライビングレンジ)

 駐車場は河川敷にあり広く、200台以上が収容できる。夏の強い日差しを避けようと、みな陸橋の影の部分にクルマを並べている。

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(土手の上けから見たクラブハウス。朝、ここで乗用カートにバッグを積み込む)

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(クラブハウスの内部。右側がラウンジ、正面が玄関。その右に売店と受付)

 クラブハウスは平成7年(1995年)に建て直された。全体にこじんまりとした造りだが、まだ、比較的きれい。

 「女性に優しい利根パーク」をキャッチコピーに掲げているだけあって、ホームページ(HP)で見た女性用ロッカールームやパウダールームは、清潔で使いやすそうだった。

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(ロッカー自体はごく普通のデザインだが、壁に絵画が掛かり、文化性を演出)

 男性用のロッカールーム(利用料210円が別途必要)は地下1階にあり、スチール製のロッカーが並んだだけの平凡なデザイン。常時、クラッシック音楽が流れている。トイレは個室が5つ(うち和式が2つ)。

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(コンパクトな脱衣場。奥が浴室)

 ロッカールーム隣の脱衣場や浴室もコンパクトな設計だった。ともに清潔感はあるが、豪華さや開放感はない。上部の窓から光は入るものの、外の景色は全く見えない。

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(クラブハウス2階のレストラン)

 同じくコンパクトな設計だが、レストランは2階にある分、明るく、居心地が良かった。窓の外に目を向けると、土手を挟んでコースが眺められる。

 気象条件が良ければ「富士山や東京スカイツリーが見える」(女性スタッフさん)という。この日は晴れていたが、全く見えなかった。残念。

 また左を向きすぎると、近くの陸橋の上をトラックや乗用車がひっきりなしに走り、日常の世界に引き戻されてしまう。ゴルフに没頭したいなら、あまり向き過ぎないように注意したい。

 昼食のメニューは選択肢が多かった。特別高級なものはないが10種類以上。価格も780円から高くても1,360円までとリーズナブル。人気の高い冷やし中華は1,100円、ビール(生中)が660円。

 お盆休みやゴールデンウイーク等の大型連休には割安な「ランチバイキング」を実施しており、利用者に好評だという。

 朝食も充実。「ワンコインセット」(全て500円)で和・洋定食やハーフカレーなど5種類が食べられる。

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(レストラン入り口には氷と冷水が置かれていた。隣にはオープンコンペ用の賞品があった)

 コンペなどの際に利用するパーティメニューは1人1,050円(ドリンク代別)から2,630円(同)まで4種類のコースがある。

 アルコール類は生冷酒、紹興酒、黒生ビール、ウイスキー、ワインなど多彩。ツマミ類も大半が500円以下と抵抗感の少ない価格水準。

 「食事が楽しみ」という人にはもの足りないだろうが、仲間同士でワイワイ楽しむゴルフなら、これで不都合なし。味の好みは別にして、飲食面の充実ぶりは利根PGの隠れた良さである。

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(河川敷に広がる練習場。ラウンドしない人もたくさん来ていた)

 レストランと並んで“想定以上”だったのがドライビングレンジ。駐車場を挟んでコースの反対側にあるのだが、打席数が何と60。前方は200ヤード以上あり、距離的にも不満はない。

 ボール代は1箱(24個)200円。中古ボールが大半とはいえ、この価格は安い。
 打席料(名目は河川整備費)200円を払えばラウンドしない人でも練習できる。ボール代はバケツ小(72球)で600円、バケツ大(120球)で1,000円。「バケツ」というのが凄い。

 もっとも、この日は朝から気温が急上昇。屋根のない河川敷ではすぐに汗が滴り落ち、体力を消耗する。バケツで何杯もボールを打つのは大変だろう。

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(パター練習場。2グリーンとも高麗芝なので、スタート前に練習しておきたい。アプローチは禁止)

 このコースはグリーンが高麗芝なので、普段ベントに慣れている人はショット練習よりパター練習に時間を割く方が賢明とも感じた。

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(スタートホールの手前には、こんな看板も。初心者についつい指導。進行の遅れには要注意だ)

 ちなみに、レッスンプロによる「ワンポイントレッスン」(10分、1,050円)や予約制の「プライベートレッスン」(50分、5,250円)、「スクール」(4回コース、8回コース)、「ラウンドレッスン」(1ラウンドコース、ハーフコース)など、レッスン事業にも熱心に取り組んでいる。

 もう一つ、想定以上だったのが「セグウェイ」の登場だ。立ち乗り型の電動二輪車で、「平成20年、首都圏のゴルフ場の中では真っ先に導入した」(男性スタッフさん)という。

 6台あり面白そうだったが、一時間ほどの事前講習が必要なうえ、1ラウンド1人5,250円のレンタル料金が掛かると聞き、今回は断念した。

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(キャディは不在で、全てセルフプレー。手引きカートで回ることも出来る)

 ラウンド中、「炎天下では(屋根付きの)乗用カートが一番だよね」と話し合っていたら、隣のホールを「歩き」でラウンド(手引きカート利用)している年配者の組に遭遇。「あれが河川敷ゴルフの本来の姿」と同伴者。その逞しさに感心させられた。

 ここでは乗用カートを使ったラウンド(すべてセルフプレー)が一般的だが、利用する場合、通常のプレー料金に加え1人1,575円の乗用カート代が必要となる。

 ただし今回は、HPにある「ラウンドパック優待料金」券をコピーして持参したので、525円引きの1,050円で済ますことが出来た。

 以下、重要なプレー料金について記したい。「正規料金(税込)」は平日が9,410円、土日祝日が14,975円。
これが先ほどの優待券を活用すると、平日7,500円、土曜日11,000円、日曜祝日が10,000円と安くなる。

 今回活用した「夏季優待券」が有効なのは7月19日から9月末まで。しかし、利根PGをよく利用する同伴者によると、「他のシーズンでも感心するぐらい、特別優待券が自宅に送られてくる」という。

 別の同伴者は5月に「春季優待料金」(平日7,800円、土曜日12,800円、日曜祝日11,800円)でプレーしたという。正規料金は正規料金として、実際にはこの優待料金でプレーする人が多そうだ。

 精算時には受付のスタッフさんが、その「ラウンドパック優待券」を来場者全員に配っていた。
 無料で登録できる「スマイルクラブ」という会員組織もあり、さっそく加入したところ、数日後には自宅に「乗用カート無料パスポート」が送られてきた。営業熱心である。

 料金面での不満を言えば、土日祝日にプレーする場合、事前に予約金3,000円を支払わなければならないこと。これは実に面倒くさい。キャンセルした時は返ってこない。

 毎月1回開催される「シニアオープン」、月曜日と木曜日の「レディースデー」、1人2,000円で済む「ジュニア料金」(平日)など、集客のための工夫はたくさん実行しているのに、どうして過去の遺物のような「予約金」制度が未だ存在するのか。これだけは不思議でならない。

(ゴルフジャーナリスト O氏よりの寄稿)

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伊香保カントリークラブ、ついに!?

 男子プロゴルフ界の国内三大メジャーのひとつ「日本ゴルフツアー選手権」の最終日を観戦。プロの技を間近で観た効果は大きかった。スコアが大幅に改善、ついに90を切った!

 となるはずだった。
 が、そう甘くはなかった。

 S師匠、Mさんとの恒例の伊香保カントリークラブのゴルフ。前回はアウト49、イン44。プロのツアーの観戦効果が加われば、90を切るなど簡単と思ったが、考え過ぎて身体が思うように動かなかった。
 スポーツで"考え過ぎる"のは禁物だ。考えて練習し、身体に覚えこませる。ラウンド中は技術のことは考え過ぎない、ことが必要だと思った。

 先日のファーストゴルフでの打ち放題練習でせっかく無意識に打っていたのに、とにかくいろいろ考えてしまった。「プロは軸がまったくぶれない」。その打ち方を意識しすぎて、回転ばかりに気が行って、バックスイングからインパクトまでをゆっくり打てず、フォロースルーばかりに気が行ってしまった。

 短い距離のアプローチは、オーバーしないことを意識し過ぎてショートすることが多かった。

 今日のラウンドとS師匠の言葉を振り返る。

 3番ミドルはティーショットがやや右に行き、ロストボール。しかし、その後のリカバリーがうまく行った。
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 2パットで+2で凌いだ。

 こうした粘りもあったが、今日は不用意な一打が多かった。
 7番ミドルはグリーンが右のほうに見える。そこを狙わず、フェアウエーを狙って2打目からグリーンを狙うのが正解だが、ドライバーが当たり損ね。そこで一気に挽回しようと、フェアウエーを狙わずグリーンを直接狙ってOB。その後も打ち損じが多く+5。ミスした後はボールが打ちにくい場所にあることが多い。そこから一気に挽回をしようとスーパーショットを狙っても、難易度が高い。また、ミスの後の精神状態で、スーパーショットはなかなか打てるものではない。ここは確実にフェアウエーに戻すべきだった。

 18番ロング。一打目しっかり打てた。
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 2オンを狙い、ユーティリティーの3番で打ったが、右サブグリーンのバンカーへ。ここから直接左のメイングリーンを狙って空振り。その後も出すのがやっと。5打目、バンカー越えで、メイングリーンを狙ったが、「もうバンカーに入れたくない」と思い、大きく打ち過ぎてグリーンをオーバーしOB。打ち直しをバンカーに。結局+5となってしまった。
 最初のバンカーからの脱出の仕方がまずかった。メイングリーンを狙いやすい位置にしっかり出すべきだった。

 10番ミドルも忘れられないホールになった。ティーショットは会心の一打。387ヤードの距離があるが残り110ヤードに。2オンは確実と思ったが、何とボールが左に曲がりOB。ツーオンと思ったのが4オンになってしまった。冷静ではいられず、3パット打って+3。出鼻をくじかれた。
 伊香保はバンカーや池が少なく、プレッシャーが少ないのだが、あらゆる場所が傾斜地だ。2打目を打った場所は、ややつま先上がりだった。ピンの右を狙って打つべきだった。

 この3ホールで+13。

 今日の成績はアウトが+2+1+2+3+2+1+5+1+0=+17で53。パット数は222132122。
 インが+3+2+2+2+0+1+2+2+5=+19で55。パット数は312321232。

 技術をどうするかは練習で身体に覚えこませ、ラウンドでは、時々の状況判断をしっかりすべきだろう。

 プロの試合の観戦で気づいたのは、フェアウエーからは正確に打てるのに、ラフからだとプロでもコントロールが十分できないことだ。ミスをしたらまずはフェアウエー。へたなのだから条件の良いところで常に打てるようにする努力をしなければ。

 S師匠のアドバイス。「パットは43㎝、カップ(あるいは狙う位置)より先に打て」。初心者の時はオーバーばかりだが中級者になるとショートすることが多くなる。スライスのラインなどももう少し先に打っていれば入るのに、無情にも届かずに右に曲がることが多い。43㎝オーバーならば返しで十分入れられる距離だ。

 ドライバーで振り遅れ気味、右へのプッシュアウトが直らない時の対処法。
 「ボールの置いてある位置よりも右に(だいたい真中に)バーチャルのボールがあると思って、それを狙ってスイングする」。

 明日もゴルフ。反省を生かしたい。 

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ジョン・キム『ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来』(ディスカヴァー携書)

Panopticon

ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来

 ジョン・キム『ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来』(ディスカヴァー携書、2011年4月15日発行)を読んだ。

 この本の一番最後のフレーズで、キム氏は簡潔に言いたいことをまとめている。
「あのジョージ・オーウェルが小説『1984』において危惧していたのは、『ビッグブラザー』としての政府によって、市民の一挙手一投足が監視される未来社会だった。しかし、ウィキリークスやフェイスブックの登場は、政府活動の陰の部分を含めたあらゆる情報を明らかにし、勇気ある市民が声を結集し、命を懸けた政治行動を起こすための強力な武器を与えた。監視されるのは市民ではなく、政治であるという『逆パノプティコン社会』の到来だ」。
 「ウィキリークスが実現する『完全透明化社会』。フェイスブックが実現する『ゲリラ的な市民運動』。もはや誰もこの流れをとめることはできない」。

 以上。レビュー終わり(笑)。

 「パノプティコン(Panopticon)」というのは「全展望監視システム」と訳されているらしい。監獄の真ん中に看守塔が立ち、看守塔を囲むかたちで円形の独房があり、そこに囚人を収監するというシステムだ。

 「パノプティコン社会」は政府が看守塔から市民を監視する社会だが、「逆パノプティコン社会」は政府が裸にされて市民に監視される社会だ。

 政府を裸にするのがウィキリークスであり、ウィキリークスが暴露した政府の情報を、マスメディアが政府に統制されているような国においても、マスメディアに代わって市民の間に広めたのがフェイスブックだ。

 ウィキリークスについて詳細に分析したものはこれまで読んだことがなく、とても面白かった。

 そして、チュニジアのジャスミン革命やエジプトのフェイスブック革命で果たしたウィキリークスやフェイスブックの役割もよく理解できた。情報革命が政治上の革命に果たした役割を的確に分析している。


 「ウィキリークスとは何か?」
 「ひとことで言えば、匿名で寄せられた政府や企業等の機密情報をインターネット上で公開する一種の機密暴露サイトだ」「①高度な暗号技術を使うことによって告発者の匿名性を徹底的に保護しつつ、②持ち込まれた情報を精査し、③サイト上で掲載する役割―を果たしている」「ウィキリークスは2006年12月、オーストラリア出身の元ハッカー、ジュリアン・アサンジュの発案によって創設された」

 「ウィキリークスは、なんのために機密を暴露するのか?」
 「情報の完全透明化を通じて社会における不正を暴くことで、社会をより正義あるものにする、ということだ」「ウィキリークスは、このミッション達成のため、政府、企業、宗教団体、学術機関などの不正な活動の情報を知る内部の人に内部告発を促し、そこで得た機密情報とされるものを世の中に公開・暴露する活動をしてきた」。

 「本格的にメディアによって報道され、一般に認知されるようになったのは最近のことだ。きっかけは2010年4月の『Collateral Murder(巻き添え殺人)』と名づけられた動画のユーチューブ等への投稿」「それまでのウィキリークスは、情報提供者から受けた情報機密を最低限の精査はするものの、基本的にはオンライン百科辞書であるウィキペディアのように自由に投稿・配信し、編集ができる、いわば機密情報のプラットフォームだった」「このビデオについては、公開の前に裏づけの取材のためにイラクの現地に記者を派遣したり、またアイスランドに集まって何日もかけてビデオを編集し、伝えようとするメッセージをしっかり組み込んでいったりした」「まさに、ウィキリークスがメディアになった瞬間である」。
 
 「ウィキリークスが他のリークサイトと大きく異なる点のひとつは、アサンジュが時間をかけて構築した既存の大手報道機関との信頼関係だ」「ウィキリークスと大手メディアの連携は2010年6月に遡る。きっかけは、英国ガーディアン紙調査報道担当の特約記者ニック・デービス氏の提案だったと言われている」「結果的に、米国ニューヨークタイムズ紙とドイツの週刊誌であるシュピーゲル誌を加えた報道機関3社がウィキリークスと組むことになった」「2010年10月のイラク戦争機密文書の公開から仏ル・モンド紙が、11月末からの米国外交公電公開からスペインのエル・パイス紙が、この連携に加わっている」。

 「ウィキリークスによって、ジャーナリズムの何が変化するかと言えば、情報が集められ、公開され、消費されるその方法だろう」「これだけ膨大な情報が収集・配信・消費されると、既存のジャーナリズム的なアプローチは、不要になるというより、むしろ、いっそう求められるようになるはずだ」「確かに、最初にリーク情報を手に入れる主体としてのマスメディアの相対的な重要性は減少していくだろう。しかし一方で、そうした情報を分析、検証、説明する能力を有するマスメディアの価値はさらに高まるように思われる」。

 本書は最後の章で「フェイスブック革命」についても触れる。

 「チュニジアでは、2011年1月15日に24年続いたベン・アリ長期独裁政権がフェイスブックを巧みに活用した市民運動によって崩壊した」「じつは、チュニジアのベン・アリ政権は、政権維持におけるネットの怖さを早い段階で十分に理解していた。そこで既存のメディアに対する検閲・統制に加え、ブロガーやウェブサイト運営者に対する検閲も強化していた。ところが、そうしたなかでも、ウェイスブックは無視していた。それが政権にとって致命傷となり、政権崩壊につながった」「フェイスブックは、毎日の政治決起デモに関する資料やブログ記事、宣伝やビデオ情報、そして、抗議デモの軌跡をリアルタイムに伝え、記録し、アップデートしていくメディアとして、広く伝播・共有されていくことになった」
 「既存メディアに対する信頼が低ければ低いほど、ソーシャルメディアやネットジャーナリズムに対する期待と信頼は高まり、既存メディアに対する政府検閲が強ければ強いほど、政治運動の火つけ役としてのソーシャルメディアの役割も大きくなると言っていいだろう」


 「近隣に位置するエジプトでも、世界でもっとも長い独裁政権のひとつだったムバラク政権が、同様の市民運動によって崩壊した」。
 「エジプトでは、2004年にいわゆる『キファヤ運動』というのが起こり、それまで分裂していた反ムバラク勢力が結集した」「このキファヤ運動がそれまでの反政府運動と異なっていたのは、インターネットの可能性を活用したという点だ。具体的には、デモやストライキを組織化するため、多くのブログサイトを立ち上げた」「2004年末、キファヤ運動がはじめて行われたときには、ほんのひと握りのブロガーがデモに参加し、ブログに書いただけだったが、1年足らずでそれは数百にのぼり、今や数千にもなっている。そして、こうした多くのブロガーが、2011年1月25日以降の反政府デモ活動において重要な役割を果たすことになる」

 「2008年に入ると、もうひとつの強力なメディアが登場、合流することになる」。フェイスブックだ。フェイスブックでの女性活動家の呼びかけが、繊維工場の労働者によるストライキを、全国的な抗議デモへ発展させる。

 「フェイスブックなどのソーシャルメディアが主導する革命には、リーダーはいらない。それが、政権に批判的な、出自の異なる多くの人や組織を結集させることができた理由である」。

 「一方、革命成功以降の政権や統治体制の再構築において、フェイスブックがどういう役割を果たせるのか、貢献できるのかということについては、今のところ未知数だ」。

 とても読みごたえのある一冊だった。

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浅川澄一著『これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて』(日本経済新聞社)

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これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて

 浅川澄一著『これこそ欲しい介護サービス!―安心できるケア付き住宅を求めて』(日本経済新聞社、2006年3月20日発行)を読んだ。
 
 浅川氏はまず、ケア付き住宅とは何かを説明する。
 「自宅並みの生活を施設に求めることはできない。施設は住宅ではないからだ。といって、自宅では施設のような24時間対応のケアを導入することはできない。そこで、両者の中間に位置するような新しい概念が必要だ。施設以上の暮らしの環境と、自宅以上のケアサービスの両方が求められる。それが『ケア付き住宅』である」。

 理想のケア付き住宅はまだまだ少ないが、介護の大きなトレンドは明らかにケア付き住宅に向かっているようだ。

 個室&小型化で「住宅」に近づく特養
 「従来、特養といえば、プライバシーのない4~6人部屋で、食事は全員が大食堂に集合するという集団処遇施設だった。どうして、そのように建てられたのか。病院をモデルにしていたからだ。6人や8人の雑居部屋が当然の入院病棟を参考に造ってきた」「1963年の老人福祉法成立によって制度化された特養は、長きにわたってそのような位置づけだった。それが40年近くたってようやく、特養は医療類似機関ではなく、長期療養の生活を送る所であるという意識転換が起こる」「厚生労働省は2002年度から、全室個室で、かつ入居者が10人前後でグループ生活を送れる造りの特養を推進し始めた。『個室&ユニット型』と名付け、同年度から認可する新設特養は原則的にすべてこのタイプにすることにした」。

 「従来型の特養の中でも、収容型ケアから抜け出そうという試みが始まっている。介護保険のデイサービス(日帰り通所介護)やショートステイ(短期入所生活介護)などのサービスを、特養ではなく周辺の民家で行う『サテライトケア』だ」。

 期待が高まる「特定施設入所者生活介護」
 「『有料老人ホーム』とは、常時10人以上の高齢者が入居し、食事など日常生活に必要な便宜を受ける施設で、ほとんどが民間企業の経営だ」「有料老人ホーム自体は、介護保険制度の対象外だが、これに特養レベルの介護サービスを付けた有料老人ホームは、介護保険上では『特定施設入居者生活介護』という在宅サービスに位置づけられる」。

 「介護スタッフがいて食事付き、しかも有料老人ホームほど高額ではない個室の集合住宅――。先々の介護不安を抱える高齢者にとって理想の住まいであろう。そんな施設が介護保険制度の施行で登場してきた。『特定施設入所者生活介護』の指定を取った『ケアハウス(軽費老人ホーム)』だ」。

 様々なケア付き住宅が相次ぎ登場
 「制度化された施設などの絶対的不足を背景に、『ケア付き住宅』と呼べる様々な高齢者向け集合住宅が増えてきた。これらは"住まい"を確保したうえで介護保険の在宅サービスを導入するなど、ユニークな手法を取っている」。

 「診察するだけでなく『高齢者にとって医療と生活は分かち難い』と考える医師たちが、住まいの提案を始めた。診療所近くに高齢者向けの集合住宅を造り出したのだ」。

 「『三度の食事を作るのが億劫になってきた』『もし急に倒れたら一体、誰が介護してくれるのだろうか』――。こんな悩みや不安を抱えた高齢者は多い。それに応えるような高齢者専用の住宅制度がやっと動き出した。国土交通省の『高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)』という制度を活用して、集合住宅に食堂や介護サービスを加えたものである」。

 認知症ケアの切り札「グループホーム」
 「90年代半ばになると、認知症高齢者向けの『グループホーム』が北欧から紹介され、ケアの切り札として登場してくる」「『グループホーム』は、少人数の高齢者が個室付きの家庭的な施設で暮らせるサービスである」「介護保険で制度化され、急速に普及する」「実質的な入居施設ではあるが、介護保険制度上は『在宅サービス』と位置づけられた」「『在宅サービス』だからこそ企業やNPO法人が運営に参入できた。そのうえ、訪問介護やデイサービスなど他の在宅サービスと違って、事業者が自由に利用料を決められる」「グループホームのようなスタイルがこれからの居住系ケアのモデルとなる」「個室をきちんと確保したうえで、ケアが入る」。

 「宅老所」こそケア付き住宅の原点
 「改正介護保険法に新しい複合サービス『小規模多機能型居宅介護』が導入された」「これは、デイサービスを中心に、要介護者の希望に応じてそのまま宿泊できたり、訪問介護も使える融通性あるサービスである」「小規模特別養護老人ホーム(サテライト特養)、小規模特定施設(介護付きの小規模有料老人ホームおよびケアハウス)、グループホーム、認知症高齢者対応型デイサービス、夜間対応型訪問介護と並ぶ6つの『地域密着サービス』の一つで、2006年4月から始まる」「地域密着サービスはいずれも、従来のように都道府県が指定権限を持つのではなく、市町村が事業者を指定しサービス量も決定できる」。
 「小規模多機能型居宅介護は『宅老所』というわが国独特のケア手法を厚労省が制度としてすくい上げたもの」「『宅老所』とは、認知症高齢者がゆったり自由きままに過ごせるように民家を活用した生活の場である」「その生活の場が『宅老所』という言葉で認知され始めたのは、NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)の活動によるところが大きい」「CLCが掲げ続けてきた理想的な高齢者ケアの場は『小規模・多機能・地域密着』というスローガンに集約される。その具体的な答えが『宅老所』であり、それは『通って、泊まって、来てくれて、住まえる所』である」
 「『小規模・多機能・地域密着』を実現させた宅老所とは、要介護高齢者が自宅にヘルパーを呼び、時にデイサービスを使い、あるいはショートで滞在し、いよいよ自宅でのケアが難しくなれば、ショートの部屋がロングステイ、すなわち住み込んで"終の住処"となるところである」「重要なのは、最終的に『看取り』までできる住宅が保証されていること。自宅で死を迎えるのが普通の生活だろう。…ところが、厚労省は『小規模多機能型居宅介護』から『居住』を切り捨ててしまった」。

 「ケア付き住宅」に絞って、レビューをしたが、本書では、自治体が有料老人ホームやグループホームなどの進出を規制する動きなどもリポートしている。介護保険のコストを何とか抑えようとしているのだ。高齢者を抱える家族にとって必要な介護サービスも財政危機の国や自治体にとっては削るべき対象になっている。

 施設介護も在宅介護もどちらも中途半端という日本の現状。一体どうするのか。本来は、きちんと政治が対応しなければならない問題だと思う。

 本書のまとめのワンフレーズが、浅川氏の気持ちをよく表している。
 「『介護の社会化』は介護保険法の最も分かりやすいスローガンである。この7、8年の間に大変革を遂げた日本の高齢者ケア。制度を根底から変えたのは、アンチ家族介護の声であり、おざなりの施設介護からの改革運動だった。…様々な先駆的ケア手法が、これからも各地で競い合いながら花開いていきそうだ」。

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~特別寄稿~【千葉カントリークラブ・川間コース=“日本一のセルフプレーゴルフ場”を目指す。土・日の基本料金は24,300円】

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(南コース9番ホール。黄色マークからグリーンまでは残り100ヤードだ)

 「千葉カントリークラブ」には主なコースとして「梅郷」「野田」「川間」の3つがある。このうち「梅郷」と「野田」はプロのトーナメントを開催する本格的チャンピオンコース。「川間」はキャディ不在で、完全セルフ方式のコース。その分、野田、梅郷に比べて水準が落ちるのではないかと懸念したが、訪れてみると堂々たる林間コースで、遜色なし。一般ゴルファーにとってはセルフで楽しめる貴重なゴルフ場である。

 千葉県の最北部、野田市に千葉CCはある。国道16号線沿いに南から「梅郷」「野田」「川間」と並び、川間コースの西側はもうすぐ埼玉県、東側は利根川を挟んで茨城県に接するという立地。都心からでも50㎞弱、クルマで1時間10分ほどの近さだ。

 電車利用なら東武野田線川間駅が便利。朝は7:00から9:30分まで30分おきに送迎バスが出ている。時季によってはさらに朝昼3便が追加される。帰りの便も同様。タクシーでも10分弱で到着する。

 千葉CCは本格的な会員制のクラブで「メンバーの紹介、ないし同伴がないとプレーできない」のが原則。ただし川間コースは「平日なら紹介なしでもプレーが可能」という。

 どういうことか。受付スタッフに詳しく聞くと「一度ゲストとして来場された方は受付の際に名前が自動登録され、次回以降、メンバーさんの紹介なしでもプレーできるのです」。

 「平日だけというのが残念ですねぇ」と口を尖らせたら、「最近は休日でも空いていれば大丈夫です」という嬉しい返事が返ってきた。

 メンバーさんには申し訳ないが、敷居が低くなったのは一般ゴルファーにとっては有り難い情報だ。

 今回は電車で向かったので宅配便を利用。外のバッグ置き場にゴルフシューズを取りに向かうと、目の前にパッと美しい林間コースが現れた。

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(東コース、南コース、西コースの計27ホール)

 手前に広々としたパター練習場。その先に左から「東コース」「南コース」「西コース」(計27ホール)の各スタートホールが放射線状に広がる。

 どのコースもフラットで、背の高い木々によってしっかりセパレートされ、堂々とした佇まいだ。「こんな綺麗なゴルフ場がセルフプレー専門なの」というのが第一印象だった。

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(簡素なロッカールーム。ゆったり出来ていて、使いやすかった)

 着替えを済ませて練習場へ。専用受付でコインを購入。25球で210円。安い。思わず2コインを購入。

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(屋根のある本格的なドライビングレンジ。奥に「クラブ工房」があった)

 クラブハウス脇に設けられた練習場は屋根付、椅子付で17打席。距離は250ヤード以上もある。

 正面30ヤードと50ヤード地点に網で作られたカゴが斜めに置かれ、アプローチ練習の格好の標的になっている。
 その先にも100ヤードから250ヤードまで50ヤードごとに看板があって、飛距離の確認に役立つ。

 各打席には高さの異なるティが複数本用意してあり、練習場の左奥には「プロショップ クラブ工房」が併殺されていた。

 敢えて不満を言えば、使い込んだ感じのボール(専用ボール2種類)が多かったことか。それでも時間があれば何球でも打っていたくなるような練習場である。

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(バンカー練習場。砂まみれになって長時間練習している会員さんがいた)

 ネットで仕切られた右手奥にはアプローチ練習場とバンカー練習場があった。バンカーはなかなか練習する機会がないので、こうした本格的な練習場があると、とても嬉しい。

 近くにいた男性スタッフに「川間は練習場が素晴らしいですね」と言ったら「野田、梅郷はもっといいですよ」と自慢された。練習設備が充実しているのは千葉CCの大きな特色だろう。

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(広々としたパター練習場。正面の池の手前にも2段グリーンの練習場がある)

 パター練習場も大きく、近くには花壇があって、小さな花が目を楽しませてくれる。周辺の樹木は美しく刈り込まれ、日本情緒を漂わす。

 ちなみに予約しておけば所属するレッスンプロの指導が受けられる。練習場でのレッスンは30分で1人2100円。ラウンドレッスンの場合、レッスン料は1人では8400円かかるが、2人なら7350円、3人なら6300円。

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(ティインググランドには各ホールのレイアウト図が完備)

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(目土用の砂が入った容器が各ホールに用意されていた)

 この日回ったのはメインの「東コース」と「南コース」。東の1番ホールは右手に池を配した美しいホール。景観に見とれていたら若い男性スタッフが近づいて来た。

 「乗用カートは本日、フェアウエー乗り入れ可能です。グリーン近くでは自動運転に切り替えて下さい」と丁寧に話し始めた。

 池がラテラルウオーターハザードの指定になっていること、希望者はバックティから打てる(フルバックは不可)こと、グリーンまでの残り距離は両サイドの表示杭ではなく、フェアウエー上のマーク(青、赤、黄)で示されていることなどを細かく説明してくれた。

 乗用カート内にはコース全体の俯瞰図が置かれ、飲料ケースには冷えたミネラルウオーターが4本入っていた。「夏場だけの特別サービス」だという。

 「乗用カート利用・完全セルフ方式」のコースなので、このあたりの段取り、配慮はしっかり行き届いている。

 「バックティからのプレーがOK」との説明を受け、全員一致でバックティを選択した。

 東・南コースを回る場合、レギュラーティからだと全長6,218ヤード、コースレート69.5だが、バックティからは同6,622ヤード、同71.2に大きく変わる。

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(東コース1番ホールのグリーンから見た光景。クラブハウス奥のネットは練習場)

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(東コース2番。グリーンの直ぐ先は池。ピン近くまで突っ込むには勇気がいる)

 1番ホールに続き2番のショートホールも池が絡んでいた。ティインググランドからは見えなかったが、グリーン奥はすぐに池。

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(東コース3番。グリーン手前はバンカー、奥は池。綺麗なコースだが、油断できない)

 3番ロングホールもグリーン周辺に池が迫り、美しくも冷静な判断が必要な難所が続く。

 5番ホールにも池が2つ。「川間は池の多い林間コースだ」という印象を決定づけたのは7番のショートホールだった。何とグリーンを取り囲むように4つの池があり、名物ホールになっている。

 ガイドブックには「グリーンが広くて安心して打てるパー3」と記されていたが、実際にティグランドに立ってみると、4つの池のプレッシャーを感じないわけにはいかない。

 「グリーン周辺はどうなっているのか」――。右サイドの小山に登ってレイアウトを再チェック。池とグリーンの間に思った以上にスペースのあることを確認し、気持を落ち着けてティショットに臨んだ。

 以前、上級者から「鳥の目でコースを見れば安心できる」と教えられたことがある。そのアドバイスが今回生きた。

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(フェアウエーには所々でこんな表示を見かけた)

 開場は昭和32年(1957年)。54年という長い年月が太い樹木を育て、コース全体に落ち着きと風格をもたらしている。

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(密集度の高い松林。こうした場所では無理せず、横に出すしかない)

 逞しく枝振りのいい松。密集度の高い林間。ソテツや桜など木の種類も豊富。いずれも並の林間コースにはない魅力だ。

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(東コース脇には大きな池があった。釣り堀客で賑わっていた)

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(東コース6番。グリーンまで40ヤード近くあり「絶対に入れてはいけない」といわれたバンカー)

 コースの外側だが、6番ホールのティグランド近くには大きな池があって、ボートが浮かび、釣りを楽しむ人たちで賑わっていた。「つり堀野田幸手園」だそうだ。

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(池に囲まれた東コース7番ショートホール)

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(以前は2グリーンだったが、2008年に1グリーンに改修。不自然さはまったく感じなかった)

 「林間コースの美しさ」と並んで印象的だったのがグリーンの状態だった。パター練習場の近くに「本日のスティンプメーター9.0、コンパクション9.0」との表示があったのを思い出す。

 「前回の速さは10.0フィートだったので、今日は遅めだ」と同伴してくれた会員氏。コンパクションも軟らか目なので、ちょっと楽観した。

 しかし、ボールの転がりは思った以上にスムーズで、集中力を欠くと、すぐ3パットを強いられた。グリーン上のピッチマークもセルフコースの割には少なかった。

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(「コースメンテナンスには特に力を入れている」という)

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(グリーンの周辺には夏場、芝を守るために独特の扇風機が設置されていた)

 フェアウエーにできたディボットにもきちんと砂が入っていて、コンディションはかなり良好と感じた。夕方、コース整備に動き回るスタッフさんの姿を何人も目撃した。

 完全セルフ方式のコースだけに、各ホールのティインググランドには「コースレイアウト図」が必ず設置され、初めての来場者でも戸惑わずに済むよう工夫されている。

 ブラインドホールも少ないので、前の組の位置も分かりやすい。また、フェアウエーには所々にグリーンまでの残り距離を表示したプレートが埋め込まれていて、参考になった。

 ティグランドは「チャンピオン」「バック」「レギュラー」「フロント」「レディース」の5つ。

 5つもあると、グランドがあるだけでティマークが無かったり、逆に1ヶ所に2種類のマークが並んで置かれていたりといったケースが多いが、このコースは一部を除いて5つ、しっかりセットされていた。

 ティマークが前後にずれることなく、それぞれの「距離表示板」近くに正確に置かれていたのも好印象。

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(乗用カート内のGPSナビシステムの端末。プレーヤーのスコア計算までしてくれる優れものだ)

 乗用カートはプレーヤーに優しい最新型だった。GPSシステムを採用し、ピンまでの残り距離が1ヤード単位で表示されるほか、各自のスコアも自動計算され、仲間内での会話が途絶えることがない。

 「これだけ正確に残り距離が分ければ、キャディさん失業の危機だね」と口の悪い同伴者。

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(独立して建てられたトイレ。中は広く快適で、申し分なかった)

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(コース内の売店。立派なトイレに比べると、多少疲れた感じも)

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(避雷小屋はシンプル)

 コース内のトイレや避雷舎などもきちんと用意されているので、緊急事態に対しても安心だ。設置場所はスコアカードに記載されていて便利。

 完全セルフ方式という前提が、様々な面での配慮、工夫につながっている。「“日本一のセルフプレーゴルフ場”を目指している」(男性スタッフ)というのは、嘘ではなさそうだ。

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(高い木と距離のあるバンカーに囲まれた南コース1番。難易度や雰囲気は、南も東コースと変わらない)

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(太い樹木が長い歴史を感じさせる)

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(フラットで景観の美しい林間コース)

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(南コース4番ホールにあった立派な避雷舎。中に入ると、冷水機が用意されていた)

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(ティインググランド脇の花壇。プレーヤーを目で楽しませようという配慮を感じる)

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(風格のある林間コース。フェアウエーの整備状態も良かった)

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(南コース9番ロングホール。バックティからだとロングホールは全て500ヤードを超えた)

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(フェアウエーバンカーもしっかりある。コースマネジメントがスコアに直結する)

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(堂々とした構えのクラブハウス。やや色あせた感じがしたのは曇天のせいか)

 コースに比べると、クラブハウスの印象は今ひとつだった。2階建ての建物は大きく堂々とした構えだが、年数を経て壁がややくすんだ感じ。建設当時の華やかさは影を潜めている。一部の壁は黄ばんでいるようにも見えた。

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(レストランの内装は普通だったが、窓際はとても明るかった)

 改装された2階レストランは1階とは違って明るく、華やかだった。階段を登ると二手に分かれる。以前は「禁煙」「喫煙」別にしていたそうだが、今は「全席禁煙」。

 大きな窓からは「東コース」「南コース」「西コース」の各スタートホールが眺められる。朝、バッグ置き場近くで見た景観をもう一度、上から楽しめるというわけだ。

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(レストランの外にあるテラスで綺麗な林間の景色を楽しむ)

 レストラン前のテラスに出て、スタートまでの時間をゆっくり過ごす若者グループもいた。

 レストランを運営受託しているのは洋食専門店の「アラスカ」。ホームページ(HP=http://www.chibacc.co.jp/course/course_kawama_profile.html)にも「1928年開業。関西の名門老舗西洋料理店」と明記、特別感をアピールしている。

 聞けば「梅郷コース」のレストランは鰻屋さん、「野田コース」は中華料理屋さんがそれぞれ受託。食事面でもコースごとの違いを演出しているそうだ。

 ハンバーグやシチューなどのランチメニューは15種類。価格は1,680円から420円(ミックスサンド)まで。
 「おすすめ洋食弁当」は1,575円。ビーフカレーは945円、ビール(生中)は683円。ビールを頼んだら、お皿一杯にポテトチップスが付いてきたのには驚いた。

 レストランの一角にテレビとソファーのある小さなラウンジ。奥にはコンペルームが6室。ちょっと覗いてみたが、明るく上質感があった。

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(浴室は正面奥。脱衣カゴの位置が低いのが印象的)

 浴室は天井が六角形の珍しい形。半分近くが大きな窓で明るく、気持がいい。遠景はさえないが、手前に見える庭は日本庭園風に整えられ、ちょうどアジサイの花が満開だった。

 トイレはまずまず。個室は7室。売店では「地たまご」や「宇都宮餃子」なども販売。
 館内の「ラウンジ」と「プロショップ」が充実していればもっと良かったが、歴史あるクラブハウスにそこまで望むのは無理な相談かもしれない。

 スタッフの対応も概ね良好だった。朝の混雑時には男女4人のスタッフがテキパキと来場者をさばき、近くの自動販売機が現金でしか利用できない不便さを訴えると、用紙にサインをするだけで「自動販売機積立金」200円をサッと立て替えてくれた。

 帰りに「遠方から来るゲストが宿泊するのに都合の良いホテルを」と尋ねたら、メモ用紙に3軒のホテルの名前と電話番号を記載。「交通の便が良いホテルはここ」「一番高級なホテルはここ」と詳しく案内してくれた。

 最後の、そして最大の問題がプレー料金だ。ゲストの「平日利用料金」が16,300円、「土日基本料金」が24,300円。

 確かに風格ある立派な林間コースだが、キャディなしのセルフプレーで、この水準はどうか。特に2万円を大きく超える土日曜日の料金。

 同伴者の一人は「休日は料金が高いので、安い平日にプレーしたい。それが無理ならOFFシーズンか、“準平日扱料金日”が狙い目」と教えてくれた。

 OFFシーズン(1,2月と8月)の料金は、平日で14,300円、土日曜日が19,300円。
 さらに祝日などに時々、特別料金(18,300円)でプレーできる“準平日扱料金日”があるのだという。

 精算後に「一番安くプレーできる条件」をスタッフに尋ねた。答えは「8月の準平日扱日(13日、14日)に“午後スルー”で1ラウンド回って12,300円」。土日基本料金のほぼ半額。これならかなり割安だ。

(ゴルフジャーナリスト O氏よりの寄稿)

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ファーストゴルフ(71番ゲージ)で打ち放題練習

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 久しぶりにゴルフの練習をした。ファーストゴルフの打ち放題。一番奥、71番ゲージに入ることができた。近距離にグリーンがあり、アプローチ練習ができるゲージだ。

 6月5日に宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市南小泉1340)西コースで開かれた男子プロゴルフ界の国内三大メジャーのひとつ「日本ゴルフツアー選手権」の最終日を観戦した後、一度もクラブを握っていなかったが、あの時の印象はしっかり記憶している。

 グリーン周辺からの短いアプローチ。プロはパットと変わらない正確さで、事もなげに寄せていた。
 今日はボール供給機の12回分のボールで練習をした(これまで12カゴと表現してきたが、カゴいっぱいではないのでこう表現する)。短いアプローチ練習にほとんどの時間を費やした。

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 ほとんどバックスイングをしないで数メートルを自由にコントロールするプロの技をみた。フルスイングで100ヤードはきっちり打てても10mくらいのアプローチの距離が全然合わない。いつも、たいていオーバーしてしまう。

 今日は数mの近距離を、ぴったり打てるように練習した。バックスイングはほんのわずか。それでもきっちり打つためにはしっかり腰を使う。腰を使って軽く打ち出せば、スピンもかかって、ちょうどよい距離に止まる。

 もう1つ重点的に練習したのが20度、23度のユーティリティークラブとドライバー。プロは軸がまったくぶれなかった。それを意識して打つと、まっすぐ強い球が打てた。

 こんどこそ…という思いが強まった手ごたえのある練習だった。

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★☆北区つかこうへい劇団解散公演「蒲田行進曲」

 ★☆北区つかこうへい劇団解散公演「蒲田行進曲」を観た。
 パンフレットの解説。
 映画スター銀ちゃんと大部屋俳優ヤスとの奇妙な友情と、その二人の間を揺れ動く女優小夏の恋…。強行すれば命を落とす名シーン「池田屋階段落ち」をめぐる三人の姿を描く物語。1980年紀伊国屋ホールで初演。同年第15回紀伊国屋演劇賞を受賞しました。以後、書籍化、映画化も行われ、第八十六回直木賞受賞、第6回日本アカデミー賞をはじめ映画界の各賞を多数受賞しています。
8本連続の解散公演、大取を飾るのは、名実ともにつかこうへいの代表作となった『鎌田行進曲』です・

 出演/武田義晴・木下智恵・相良長仁・岩崎雄一ほか。

 小劇場の原点を観た。普段使わない脳みそと心の一部分が刺激され、不思議な感覚で演劇を観終えた。

 不快であり快感。ものすごく瑣末なテーマのようでもあり高尚なテーマでもある。
 薄っぺらい人間ドラマにも見える半面、人間の本質、本性を見せてくれるドラマでもある。

 偉大な小演劇を改めてみて、その後になぜ、小劇場ブームが起こったかが分かったような気がした。
  
 直接人間がコミュニケーションできる範囲はこの劇場くらいなのだろう。

 よく通る声、むだをそぎ落としたビジュアルは、強く観客に訴えかける。

 この感覚はマスメディアやインターネットではやはり伝わらないのだろう。

 演劇は不滅だ! 


 ★☆北区つかこうへい劇団とは…(パンフレットより)
 1993年11月、新しい文化の発信地を目指す北区と、十年来北区に住んでいたつかこうへいが手を組み、「今の日本の演劇界は、ハードであるところの劇場ばかり建って、肝心の劇団を育てていく土壌がない。劇団というソフトを作りたい」という考えのもとに共同で創立したのが、『★☆北区つかこうへい劇団』です。

 つかこうへいの提唱する「一人でも多くのお客さんに劇場に来てもらおう」というコンセプトのもと、東京都北区の協力を得て、毎公演非常に低価格な入場料での上演が可能となっていました。

 2010年、代表つかこうへい逝去。

 ★☆北区つかこうへい劇団は2011年7月3日をもって解散いたします。

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レストラン ヴォワ・ラクテ(Restaurant Voie Lactee、東京・神谷町)のティータイム

 菊池寛実記念 智美術館の敷地内にあるフレンチレストラン。昼は開放的な三面ガラスの壁越しに日本庭園を眺められる気持ちのよいスペース。ランチならば2300円から楽しめる。
 ランチは1000円まで(^^ゞという人も、ティータイム(14:00~17:00)ならば大丈夫。
 ソフトドリンクが650円から。650円でこの空間は贅沢だ。
Voie_lactee

ティータイムのメニューは以下の通り。
ソフトドリンク
コーヒー ¥650
エスプレッソ ¥650
カフェオレ ¥750
カプチーノ ¥750
オレンジジュース ¥650
グレープフルーツジュース ¥650
ウーロン茶 ¥650
コーラ ¥650
ジンジャーエール(甘口) ¥650
ジンジャーエール(辛口) ¥650
紅茶 オーガニックウヴァ ¥650
    ダージリンブレンド ¥650
ハーブティー  サマーシトラス ¥650
         フルーツカクテル ¥650
アロマティー マスカット ¥650
        オレンジミントティー ¥650
日本茶 柚子煎茶 ¥650
ペリエ ¥650
エヴィアン(500ml) ¥900

ヴォワ・ラクテ特製デザート
ショコラ ¥850
タルト ¥850
クレープシュゼット ¥1100
クレームブリュレ ¥850
シャーベット・アイスクリーム盛り合わせ ¥850
デザート盛り合わせ ¥1300
(コーヒー又は紅茶付 +¥400)

ビール
ビール(小瓶) ¥650
ノンアルコールビール(小瓶) ¥650
生ビール ¥750
黒生ビール ¥750

グラスワイン
スパークリングワイン ¥1000
シャンパン ¥1800
(白ワイン)
ミュスカデ・セーヴル・エ・メール・シュール・リー・V.V. ¥1000
シャトー・サン・ロベール ¥1200
ミュゼ・トモ・スペシャル・リュリー ¥1500
(赤ワイン)
シャトー・ド・パイエ・カンカール ¥1000
ジェロム・ガレイラン・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール ¥1200
ミュゼ・トモ・スペシャル・マルゴー ¥1600
毎週月曜日定休。

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