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伊香保カントリークラブ、ついに!?

 男子プロゴルフ界の国内三大メジャーのひとつ「日本ゴルフツアー選手権」の最終日を観戦。プロの技を間近で観た効果は大きかった。スコアが大幅に改善、ついに90を切った!

 となるはずだった。
 が、そう甘くはなかった。

 S師匠、Mさんとの恒例の伊香保カントリークラブのゴルフ。前回はアウト49、イン44。プロのツアーの観戦効果が加われば、90を切るなど簡単と思ったが、考え過ぎて身体が思うように動かなかった。
 スポーツで"考え過ぎる"のは禁物だ。考えて練習し、身体に覚えこませる。ラウンド中は技術のことは考え過ぎない、ことが必要だと思った。

 先日のファーストゴルフでの打ち放題練習でせっかく無意識に打っていたのに、とにかくいろいろ考えてしまった。「プロは軸がまったくぶれない」。その打ち方を意識しすぎて、回転ばかりに気が行って、バックスイングからインパクトまでをゆっくり打てず、フォロースルーばかりに気が行ってしまった。

 短い距離のアプローチは、オーバーしないことを意識し過ぎてショートすることが多かった。

 今日のラウンドとS師匠の言葉を振り返る。

 3番ミドルはティーショットがやや右に行き、ロストボール。しかし、その後のリカバリーがうまく行った。
018
 2パットで+2で凌いだ。

 こうした粘りもあったが、今日は不用意な一打が多かった。
 7番ミドルはグリーンが右のほうに見える。そこを狙わず、フェアウエーを狙って2打目からグリーンを狙うのが正解だが、ドライバーが当たり損ね。そこで一気に挽回しようと、フェアウエーを狙わずグリーンを直接狙ってOB。その後も打ち損じが多く+5。ミスした後はボールが打ちにくい場所にあることが多い。そこから一気に挽回をしようとスーパーショットを狙っても、難易度が高い。また、ミスの後の精神状態で、スーパーショットはなかなか打てるものではない。ここは確実にフェアウエーに戻すべきだった。

 18番ロング。一打目しっかり打てた。
021
 2オンを狙い、ユーティリティーの3番で打ったが、右サブグリーンのバンカーへ。ここから直接左のメイングリーンを狙って空振り。その後も出すのがやっと。5打目、バンカー越えで、メイングリーンを狙ったが、「もうバンカーに入れたくない」と思い、大きく打ち過ぎてグリーンをオーバーしOB。打ち直しをバンカーに。結局+5となってしまった。
 最初のバンカーからの脱出の仕方がまずかった。メイングリーンを狙いやすい位置にしっかり出すべきだった。

 10番ミドルも忘れられないホールになった。ティーショットは会心の一打。387ヤードの距離があるが残り110ヤードに。2オンは確実と思ったが、何とボールが左に曲がりOB。ツーオンと思ったのが4オンになってしまった。冷静ではいられず、3パット打って+3。出鼻をくじかれた。
 伊香保はバンカーや池が少なく、プレッシャーが少ないのだが、あらゆる場所が傾斜地だ。2打目を打った場所は、ややつま先上がりだった。ピンの右を狙って打つべきだった。

 この3ホールで+13。

 今日の成績はアウトが+2+1+2+3+2+1+5+1+0=+17で53。パット数は222132122。
 インが+3+2+2+2+0+1+2+2+5=+19で55。パット数は312321232。

 技術をどうするかは練習で身体に覚えこませ、ラウンドでは、時々の状況判断をしっかりすべきだろう。

 プロの試合の観戦で気づいたのは、フェアウエーからは正確に打てるのに、ラフからだとプロでもコントロールが十分できないことだ。ミスをしたらまずはフェアウエー。へたなのだから条件の良いところで常に打てるようにする努力をしなければ。

 S師匠のアドバイス。「パットは43㎝、カップ(あるいは狙う位置)より先に打て」。初心者の時はオーバーばかりだが中級者になるとショートすることが多くなる。スライスのラインなどももう少し先に打っていれば入るのに、無情にも届かずに右に曲がることが多い。43㎝オーバーならば返しで十分入れられる距離だ。

 ドライバーで振り遅れ気味、右へのプッシュアウトが直らない時の対処法。
 「ボールの置いてある位置よりも右に(だいたい真中に)バーチャルのボールがあると思って、それを狙ってスイングする」。

 明日もゴルフ。反省を生かしたい。 

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