ふぐ3800円につられて入った、伊予のご馳走 おいでん家 (おいでんか、松山市、郷土料理、居酒屋)
伊予のご馳走 おいでん家 (おいでんか、愛媛県松山市道後湯之町13-23、089・931・6161)に行った。
道後の湯に浸かった後、商店街をぶらぶらし、射的などに興じた後、偶然、この店を見つけた。
道後温泉本館のすぐ近くにある。
実はこの宣伝に目がとまったのだ。
ふぐ三昧 <豪華五品コース> 3800円。
30分以上並んで、ようやく2階席に案内された。
ところが…。
「ふぐは事前予約されないとご用意できないんです」。
「えっ。そんなこと書いてありました?」
書いてあったのだ。
小さく、要予約 TEL
あまり感心しないやり方だけれども、書いてあったのは事実。
メニューを見ると――。
天然たい刺身(1200円)
じゃこ天(400円)
じゃこかつ(400円)
おこぜの唐揚げ(1200円)
鶏の唐揚げ(せんざんき、600円)
など郷土料理も多い。
その中に、こんなメニューもあった。
宇和島風鯛めし御膳
愛媛県の南部、宇和島市の名物ごはん。
鯛のお刺身をあったかいご飯の上にのせ、
特製のたれをかけてお召し上がりください。
小鉢3品・天婦羅・お吸物をセットにしました。
2500円
鯛めしは良く食べたが、それは鯛を一匹炊き込んだご飯。
別に、宇和島風鯛めしがあると聞いていた。それがこれなのだ。
これを注文した。
小鉢。
天婦羅。
そして、宇和島風鯛めし登場!
ご飯にかけて、食べた。
おいしいのだが、卵かけご飯と一緒に鯛の刺身を食べている感じで、なんとももったいないような…。
そうか。愛媛の人にとって鯛は御馳走でもなんでもなく、普通に食べられる日常的な食べ物なのだ。
だから、こんなちょっともったいない食べ方がされるのだ。
ふぐは食べられなかったが、宇和島風鯛めしが食べられて良かった。
ふぐで客を釣らなくても、ほかにも売り物がいろいろあるのだから、ふぐの看板はしまったほうがいい。
営業時間は11:30~14:00、17:30~23:00。
無休。
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