脚を痛めた母が百雀会で踊り切る。
すずめひゃくまでおどりわすれず…。百雀会の第33回創作舞踊名流顔見世が、14日、浅草公会堂で開かれた。81歳の母は脚を痛め、温泉に連れて行ったりしたものの、一向に治らず、12日に痛み止めの注射を打ってもらい、昨日リハーサルで踊ったらしい。しかし、痛み止めの効果はそんなに長く続くわけもなく、今日は痛かったと思う。しかし、見事に踊り切ってくれた。
踊り終わって姿を見せた母。
春謡流家元の春謡妙右衛門氏と。同氏の指導で踊った。
昨年4月9日に開催された百雀会では、母は夕浪流 夕浪千也として踊ったが、今年は夕浪流を離れた。実名で踊るわけにはいかないと、家元に雪乃音愛を名乗るように言われて、初めてこの名前で踊った。
雪乃音(ゆきのね)流は、春謡流家元の妙右衛門氏が、宗家雪乃音栄を名乗り新しく創流した流派。
古典・創作舞踊の活動を春謡流、歌謡舞踊の活動を雪乃音流として分けたという。
しかし、今回、母が踊った「梅」は歌謡舞踊というより、古典に近く、いいテーマをいただいたと思う。
友人の方も多数応援にかけつけてくださった。感謝。
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