山形県酒田市観光・しばらく(地魚で握る寿司)★★★
せっかく港町に来たのだから、魚を食べたい。
多くの人は酒田海鮮市場内の「とびしま」(山形県酒田市船場町2-5-10)あたりに行くのだろうが、こうしたところは恐らく地元に人は行かない。
地元の人が繰り返し訪ねるような魚の店と言えば寿司屋だ。
ガイドには商店街に寿司屋が集まっているエリアがあった。そこで何軒かを回って、ここだ!と思ったのが、「寿司 しばらく」(山形県酒田市中町2-1-11、0234・24・5360)。営業時間は11:00―14:30、17:00―24:00。
営業時間を先に書いたのは、午前中の閉店ぎりぎりに滑り込んだからだ。
そのため、ご主人とゆっくり話すこともできた。
この寿司屋が、素晴らしかった。
「地魚で握る」というのがまず、ありそうで、なかなかない。
白身魚だけで握る「波の花」(2000円)が気になったが、旅行情報誌「じゃらん」に掲載されたことを記念した特別メニュー「じゃらん」(3000円)もおいしそうだ。
迷っていたら「じゃらん」で白身魚だけにしましょう」とご主人。
お酒も地酒が並ぶが品評会に出た寿司に合うという地酒を冷で。
名産のだだ茶豆付き。うまい! 「帰りに清川屋のだだ茶豆を買いなさい」とアドバイスされた。
マハタ、モーヨ(キジハタ)、マカサゴ、アラ。
マゴチとオコゼの肝乗せ。
ここからは塩で。
スズキ、フグ(白子乗せ)、アマダイ(塩コンブ乗せ)、イシモチ。
うう、うまい(涙)。こんなにうまい寿司を食べたのは生まれて初めてだ。
ナマハモ、ヒラメの焼き肝乗せ、ノドグロ(ムツ)。
タイのゴマ、オーヨのヅケ。 以上…。
7月から12月はマグロも地元でとれる、と言われ、マグロも注文。
これ、東京で食べたら、いくらになるのだろう?と思う、おいしい寿司だった。
酒田へ行ったら、ぜひ、しばらくへ。
ご主人、名刺を渡したら、後でお手紙までくれた。
死ぬまでにもう一度は行きたい。
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