石州連合会30周年記念茶会
石州連合会30周年記念茶会が表参道駅すぐ近くの青山善光寺で開かれた。石州連合会は片桐石州ゆかりの茶道会派の集まり。濃茶席(水戸何陋会)、薄茶席(群馬石州会)、立礼席(片桐宗猿派、茗猿会)が催された。
午前中、用事があって13時半ごろ青山善光寺に到着。
まず、水戸何陋会の濃茶席に入った。4月27日の櫻木神社奉献祭・茶会でも水戸何陋会の濃茶席に参加した。
過去2回の茶会は、友人・知人に教えてもらいながらの茶会だったが、今回は一人で参加。「次の客に次礼する」(make a bow to the next guest)、「飲み口を右の親指と人差指で拭く」(wipe the place where you drank from with your right thumb and index finger)などの所作をつい忘れたりしたが、亭主(host)と正客(main guest)の会話などは以前より楽しめた(お茶の作法は淡交社の『茶の湯英会話』『茶席で話す英会話』で学んでいる。外国人と変わらないので^^;)。
濃茶は3人で一つの器から飲む。同性は手渡しでいいが、異性は一度、たたみに器を置く、という説明があった。
茶中異香あり。
続いて、群馬石州会の薄茶席!
会記を一人ひとりに配ってくれた(クリックすると拡大画像で見られます)
菓子は紅白3種類あり、客は分け合って食べていたが、私はさっさとゆずあんのこの菓子を食べてしまい分け合えなかった。(^_^.)
正客に供された薄茶の器を回して鑑賞。
私は「織部」で。
婦人たちのお点前を描いた明治時代の版画も飾られていた。
最後の立礼席は、間に合わず、席に加わることができなかったが、お菓子、お茶をいただいた。雰囲気だけ――。お酒も振る舞われて大人気だったようだ。
片桐宗猿派は、片桐石州の長男、下條長兵衛の流れ。
宗猿派門下の会名が「茗猿会」。会長の堀之内宗丘氏が入院中のため、代理として森川宗悦さんが席主役を務めた。出席したかった。
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