
2035年、日本ゴルフ党が政権与党となり、12歳以上の国民には年に一度のゴルフ検定試験が義務づけられた――。
こんなオープニングのUNDER100(ひかりTV)が、とてもいい。
実戦的なゴルフを教えてくれる。
もてない男、百田タキ男がなぞのレッスンプロ、ハナブサ誠(藤井誠)にレッスンを受けるとプロのような一打を放つ。感動的だ。

これを見るためだけに、1カ月、ひかりTVのスマホ対応プランに加入してもいいと思う。
このレッスンはウマが合うのでメモをしておこう。
○朝イチのティーショット。なんかいやだなと思ったホールは、クラブを短く持てばよい。ミート率が上がるので必ずしも距離が出ないわけではない。短く持っても大きく振り抜く。
○フェアウェイウッド。簡単じゃない。でも、力んで手に力が入るからミスする。指の力を抜く。
◎ピンまで30ヤードのアプローチ。トップやザックリ。SWは使わない。9番を使う。トップやダフりがなくなる。手先で打ってはダメ。足狭めて、下半身を使って打つ。
△アイアンの方向性をよくする方法。クラブを短く持つ。左手の甲をまっすぐに。
◎バンカーショット。すぐ近くにピン。足を広げる。クラブは短く持つ。振り切る。止めちゃダメ。
○飛距離アップ。フトコロをキープ。右足1本でスイング10回練習。
○残り100ヤードからのショートアイアン。ウエッジは左に行きやすい。「7番で転がす」のと同じ打ち方で。
◎グリーン周りの左足下がりの斜面。9番アイアンで転がす。グリーンの手前からワンバンドで乗せる。
○フェアウェイバンカー。7番。飛距離よりも脱出。ボールを払うように打つ。
◎つま先上がりの斜面。7番で打ちたいなら6番で打つ。いつもよりボールを右に置く。ボールをライナーで打つ。ターゲットの右を狙う。パチンと打つ。大きいフィニッシュはとらなくていい。
◎砲台グリーンの斜面からのアプローチ。ヘッドは斜面に沿って。フォローで左のヒジを上に抜く。
◎バンカー越えのアプローチ。すくい打ちしようとしすぎる傾向。逆に、向こう側のバンカーのアゴに低く当てるつもりで打つ。
◎パッティングの距離感。ライン読む前に距離感。右脳を使う。右手の親指を話して左手主体に打つ。小さいテイクバックと大きなフォロー。
○つま先下がりの斜面。足をガバリと開き、膝をぐっと落とす。70%くらいので、短く持って打つ。
○左足下がりの斜面。ボールは右。右の膝を少し折って、体を水平に。ロフトが立つので8番の距離なら9番を握る。低くフォローを出す。
△ラウンド中にスライスが出たら。早めに直した方がいい。ガニ股、ガニ膝で打つ。
△ラウンド中にダフりが出たら。左手親指が上を向くように。
◎アプローチの極意。9番を使う。グリーンエッジから3歩のところに落とす。体重は左にかける。
△アプローチでトップが出たら。ヘッドの重さを利用。左手の小指を外すと左手のコックがうまくできるようになる。
△バンカーから出ないとき。体を起こす。左手をうまく使う。左手一本で砂の上を滑らす練習。
○目玉のバンカー。体重左に。ファイスは閉じる。トウが深く入るように。
○下りのパット。スピードコントロール。テイクバックゆっくり。上りのパット。クルマのワイパーのように動かす。
△フック=フェイスの向きをカップの右にセット。ボールの位置をいつもより右に。スライス=フェイスの向きをカップの左に、ボールの位置をいつもより左に。ストロークを長めにゆったり。
○ショートパットの極意。パターのフェイスをカップに向ける。ボールのラインを頼ってセット。頭を動かさずに。
△後ろの組に見られているときのショット。少し短く持つ。しっかり振り抜く。心理面。似ている知り合いだと思う。
◎ピンが近いアプローチ。9番を持つ。パターのような形に持つ。芝生だけ飛び越える。
こういう頻繁に遭遇する場面での打ち方をあまり知らないで打っていることが多いなあ、と思う。
Recent Comments