「新世紀エヴァンゲリオン」(1~16話、UULA)
UULAで「新世紀エヴァンゲリオン」(1~16話)を一気に見た。
改めて見ると、ますます面白い!
エンディングがシンジの精神世界の描写で終わる。そうだっけ?と思ったら、別に劇場版の結末もあったのだ。覚えていたのはそちらのほうだ。
エヴァンゲリオンに乗りたくない、でも、捨てられたと思っていた父親から期待されたいという思いから、エヴァに乗る――。初回から、シンジの葛藤が描かれるから、テレビ版のエンディングのほうが、地味だが、「答え」には、なっているのかもしれない(取ってつけた感じもあるが)。
映画やドラマなどを見ると、すぐ感情移入して、主人公の気持ちになってしまう悪い癖があるが、シンジには最後まで感情移入できなかった。自己嫌悪で悩んでいた高校時代に見ると共感したのかもしれないが、56歳のオッサンでは14歳の少年の気持ちを理解することは無理なのか。
いや、人種が違う感じがする。シンジは新人類、父親コンプレックス――。
むしろ、アスカのほうが理解できた。こんなものに乗って、使徒と戦うのは本当に怖いだろうが、乗ったからにはアスカのように元気よく振る舞い、壊れるような気がする(笑)。
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