『ロジカルゴルフ』を読み、練習
尾林弘太郎が著した『ロジカルゴルフ スコアアップの方程式』と『ロジカルゴルフ 実戦ノート』(どちらも日本経済新聞出版社)を読んだ。
技術面での記述はいまひとつ、分からない部分もあったが、考え方は、大変おもしろかった。
なるほど、と思い、線を引いた部分のみ、引用しよう。
「『上達ゴルファー』のクラブの選択基準は『ライが優先で距離が後』になります」
「ベアグラウンド―『上達ゴルファー』は上手く打ちづらいことを判断できます。結果、ハーフトップボールで打つことを選択できます」
「『停滞ゴルファー』の大きな特徴は、パー4とパー5でのティショットをドライバー以外で打つ習慣がまったくないことです」
「もしドローで狙うのなら最大の曲がりを考えて右に許容範囲を設定し、ピンの左にはボールを止めないこと。フェードで狙うならばその逆になります」
「上手くいかなかった原因よりも、できたことを分析することが重要です」
「ゴルフとは身体能力20%と思考能力80%の不思議なスポーツ」
「ディレクションで右を逃げ(左狙い)、スイングで左に打たないようにすることでセンターに打ったように見せる」
「ショットの場合は『届くクラブでオーバーしないように打つ』」
「ジャック・ニクラウスの言葉を伝えます。『真の名手はファインプレーを必要としない』」
「90を切るラウンドをするには、ショートゲームスコアで54を切ることが絶対条件になります。18ホールのペナルティスコア0も目標になります」
「アプローチショットは1打でグリーンにオンする習慣をつけることです」
(以上・実戦ノートより)
「『2つ以上のミスを防ぐ組み合わせ』を行って、ナイスショットに近づける」
「ドライバーは守備で、パットが攻撃です」
「攻撃か守備かの定義は『1ストロークの差がつけられるかどうか』です」
「ドライバーでは引き分けしか負けしかありません。故に、大失敗を防ぐことが重要なのです」
「プロはどのようにプレーしているでしょうか?結論は『ストレート狙いはしない』です。必ず『フェードかドロー狙い』のみです」
「その状況から10回プレーして平均がよくなる方法を選択します」
「上級ゴルファーはどのようなプレーをイメージするのでしょうか?回答は60点以上の結果をつなげて18ホールプレーすることです。ドライバーショットならばOBや林に入れず、ラフで止める。アプローチならば寄らなくてもグリーンに乗せる。バンカーからは1ショットで出す、などです」
(以上・スコアアップの方程式より)
久しぶりに練習場に行った。フェードとドローの練習をした。
あまり無理をすると大きなミスをするので、フェードの時は、クラブの面はまっすぐにし、少しプル気味に打つ。ドローの時は、クラブの面はまっすぐにし、少しプッシュ気味に打つ、くらいにした。ボールを右に置くか、左に置くかで調整してもいいのかもしれない。
ドロー狙いの時はしっかり振り切らないと右にプッシュしたままになる。
フェード狙いの時は、しっかり頭を残して左肩が開かないように打たないと、極端にプルになる。
つまり、理にかなったスイングをしたうえで、ちょっと右に出すか、左に出すかで、フェードとドローを結構打ち分けられることが分かった。これもロジカルゴルフに書いてあったことだが、こうしたチャレンジが身につくのは時間がかかる。
失敗しても別の方法に走らず、地道にフェードとドローをトライし続ける!(固い決心)
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