里山次郎の農業生活＜その35＞講習で台風対策を学ぶ

　農業体験農園は、講習の中身が濃い。

　民間の貸し農園でもインストラクターの講習はあると聞くが、園主は、生活がかかっている。

　今日は、連休明けに関東に来そうな台風18号の対策を中心に講習を受けた。

　まずはネギ。しっかり土寄せを。

　分岐しているところに全部土がかかると呼吸ができなくなるので、片方ずつ、土をかける。

　白いところが風で折れたら、もうダメ。

　だいぶ土を盛ったので、これ以上盛れないと言う人は――。

　まず土を平らにし――。

　その上に土を盛る。

　高く盛れる。

　なすが心配。支柱が倒れる恐れがあるので支柱の高さまでなすは切り詰める。

　なすは、そろそろ終わりなので、諦めてもいい、とのことだ。

　大根は寒冷紗を野菜に直接かける。

　以上、台風対策。

　次に今日の作業。

　気づくと虫に食われていることが多いので、消毒を。

　トウがたったにんじん。

　花茎が伸びた状態。こうなるとにんじんは美味しくないらしい。

　今日は昼前にでかけるので、講習だけ聞き、台風対策は明日、やることにした。

　ただ、雨が降ると講習は中止。クワなども使えないので、ネギの土寄せだけはやっておいた。

　小松菜はすっかり食べごろ。

　半分、収穫。

　なすも収穫。もう、なすも終わりか。