里山次郎の農業生活<その39>山梨の「ぶどうばたけ」酒蔵で、ワイン作りを手伝う
10月13日に仕事をしたので、今日は、代休をとって、山梨県甲州市勝沼町へ。
有限会社「ぶどうばたけ」(勝沼町菱山1425、0553・44・0356)の中にある酒蔵(菱山中央醸造有限会社)で、17日から3日間、甲州ブドウを搾って白ワインにする作業があり、その手伝いを募っているとのことだった。ぶどうの収穫作業は重労働だと言われているのが、まずは体験と思い、参加することにした。
実は定年後の夢がある。アメリカ西海岸のナパバレーや、イタリアのワイン蔵に、3ヵ月くらい住み込んで、ぶどうの手入れや収穫作業を手伝いながら、言葉を覚え、休みに旅行をしようというプランだ。そんなことができるかどうか、確証はないのだが、ぜひ、やってみたい。今回はその準備の第一歩だ。

9時半ごろ、勝沼ぶどう郷駅に到着。観光農園も多く、タクシーがたくさん待機していたが、目指す「ぶどうばたけ」は10分くらい歩いたところにあるというので、さっそく徒歩で向かった。
さっそく酒蔵に行った。
免許がおりた昭和初期から、「ぶどうばたけ」を運営する三森家が、菱山地区の農家の人たちと、各自が晩酌で飲むぶどう酒(ワイン)作りをしてきたという。原料は、甲州ぶどう。昔ながらの手作りのワイン作りを見学した。
樽1つに250gのふどうが仕込まれる。

甲州ぶどうは食べても美味しい。ぶどうジュースも美味だった。
開放タンクに入れて、オリを取った後、密閉タンクで半年間、熟成させる。
しかし、中には、腐って干しぶどうのようになったものも、まれにある。
それを取り去る作業を手伝った。
作業をしながら、いろいろなことを教えていただいた。
楽しかった。(^^)
地元のぶどう畑の元気なお年寄りが、ぶどうを投入する。
「扇状地は大きな石がごろごろしていて、水はけがいい。ぶどう作りに適した土地」と小学生に説明する三森さん。
昨年収穫したぶどうで作ったワインを買って、「ぶどうばたけ」を後にした。
楽しかった。
一緒に作業した皆さんは、ボランティア精神にあふれ、素敵な人たちばかりだった。
ラベルのないボトルワイン。
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