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里山次郎の農業生活<その50>練馬大根の収穫に母を連れていく

今日は練馬大根の収穫。収穫した大根のうち2本は農園に預け、沢庵を作ってもらう。

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 練馬大根は曲がっているので、曲線にそって引き抜く。

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 葉は切り落とし――。

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 先も切り落とす(5円玉くらいの大きさのところで)

 大根は洗って、皮をむいて、預ける。

 今日はイベントなので、先日、収穫祭のときに救急車で運ばれた母を連れてきた。

 最近、年をとって元気がないので、野菜と接するのもいいのではないかと思った。

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 これを引く抜く。

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 少し手伝ったが、母に引く抜いてもらった。

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 立派に育っていた。

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 もう1本。台風に負けずに育ってきた練馬大根くん。

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 2本目も立派な出来。

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 上と下を切り取り――。

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 洗う。

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 洗ったものは、皮を向く――塾長のお宅の中庭に。

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 たわしで、こすって皮をむく。

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 特に端のほうの皮をしっかり落とす。真剣なまなざしで皮を落とす母。

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 SS、S、M、L、LLと等級が分かれる。

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 ばんざーい!LLだった。
 来年2月ごろに沢庵ができるという。楽しみ!

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 にんじんも収穫。

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 ねぎを抜く。

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 カリフラワーの初収穫。

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 春菊を摘みとり――。

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 キャベツを収穫。

 楽しんでもらえたようだ。よかった。(^^)

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里山次郎の農業生活<その49>ブロッコリーは二度楽しめる

 昨日23日午後1時からの「収穫祭」は、母が、気を失い、救急車で健康長寿医療センターに搬送したため、参加できなかった。母は、降圧剤が聴き過ぎて低血圧になったのが原因。さっそく血圧計を購入。降圧剤は、高血圧状態が続くときだけ飲む形に変えた。

 そんなわけで、農園の方々との交流の機会を逸してしまったが、母も無事で、24日午前中の講習会には参加できた。

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 ブロッコリーは脇芽が育ちまた、収穫できるので、このように大きな葉は落として、脇芽に栄養がいくようにする。

 今日の収穫。

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 電灯のせいで寝られず育ちが悪いほうれん草を収穫。

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 春菊は上のほうだけ切り取って収穫したが、また、元気に育っている。いくらでも食べられる。ヽ(^。^)ノ

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 にんじん。

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 カリフラワーは日光を避けるため――。

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 葉を折って、日よけに。

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 ブロッコリーは確かに脇芽が出て、また、収穫できそう。

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ブロッコリーは二度楽しめる。カリフラワーは一度収穫したら終わり。似ているのに性質が違う。

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 農産物の自動販売機。塾長の作った野菜なので、おいしくて栄養満点。収穫を待ちきれず、カリフラワーを買った。

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里山次郎の農業生活<その48>キャベツが割れた!

 今日は講習はなく、必要な野菜だけ、とりにきた。

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 しまった、キャベツが割れている。
 育ちすぎると音をたてて割れると聞いていた。急いで収穫。

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 割れないうちにこちらも収穫。

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 ブロッコリーはすくすく育つ。

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 大根。

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 にんじん。密集していないところのにんじんはいい形に。

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 ねぎ。

 ねぎとにんじんはさっそく、炒り豆腐の材料に。

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新鮮なねぎとにんじんを使った入り豆腐。

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久々のソフトボール

 久々のソフトボール。

 どのくらい久々なのか、ブログの記事をチェックしてみたらーー。
 なんと、この前の試合は、3月23日の開幕戦だった。
 試合が決まるのが直前のこともあり、今年は、別の用事とぶつかって、行けなかった。
 ソフトボール、好きなんだけど。

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 1試合目はラストバッターでショートフライ、ライトフライ、レフト前ヒット。

 3打席目のレフト前ヒットは、逆転のきっかけになるヒット(ワンアウト、四球のランナー1塁で)。チームは勝利!

 2試合目は1番。

 2打席連続でホームラン性のレフトフライだったが、フェンス直前でキャッチされた。残念。

 その後、ピッチャーゴロ、ショートゴロエラー、センターフライ。

 ノーヒットだったが、強い打球は打っていたので、それなりにチームは盛り上がり(昔から僕がいい当たりを見せると、みんな「あいつが打つなら俺も打てる」と思うのか、打線がつながる)、2試合目もチームは勝利。

 守備はライト。ほとんど打球が来なかったが、フライを一つ無難に処理。

 ”男の子”だけの遊び、いくつになってもいいな〜と感じた。

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里山次郎の農業生活<その47>日々収穫

 今週末の講習は昨日のみで、参加できなかった。

 農園に収穫に来た。週末はある程度まとめて収穫しているが、平日もほしいものを収穫している。

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 ねぎは左右から土寄せをしていって、土を嫌うねぎがどんどん伸びる、という面白い栽培法を続け、もう十分に育っているのだが、山をもう少し高くしようと、裾野が広がるように、さらに土を盛った。

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 ねぎはたくさんある。鍋料理に利用できそう。

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 ブロッコリーは、こんなふうにできるんだな、と感心してしまう。上のほうだけ切り取れば脇芽が出て、また収穫できるという。それも楽しみ。隣のカリフラワーはまだのよう。

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 白菜は、まだ、売っているような感じの白菜にならない。葉が緑だし、開いている。売っているような感じになるのだろうか。

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 キャベツは本当に立派なのができる。キャベツはいろいろな形で食べるので、どんどんなくなる。

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 きょうの収穫。

 にんじん、大根はまだ、家にあるので収穫しなかった。

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「まずは一歩踏み出す」ことを提案ーー柳川範之著『40歳からの会社に頼らない働き方』 (ちくま新書)

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 柳川範之著「40歳からの会社に頼らない働き方」 (ちくま新書)を読んだ。

 柳川範之氏は東京大学大学院経済研究科教授。「40歳定年制」を提言したことで有名だが、「この本は制度や法律が変化しない世の中を前提にし、それぞれの人たちが、具体的にとるべき方策に主眼が置かれています」という。「たとえ制度が変わらなくても、それぞれの人が本書で想定しているような方向に大きく舵をとれば、世の中はかなり変わるはずです」。

 「今の会社を捨てる必要は必ずしもありません。しかし、会社に頼っていても、100%頼りにして安心して生きていける時代では、もはやないのです。頼らず生きられる体制を作っていく必要があります。そうはいっても、そんな働き方なんでできるのか?という疑問をもつ人も多いことでしょう。その人たちに向けて、具体的にどうすればよいかを示すために書かれたのが本書です」。

 柳川氏は、将来を切り拓いて大きなチャンスをつかむために、まず「将来に備えてシミュレーションする」ことに必要性を強調する。

 「遅くても定年後、多くの場合にはもっと早くに、自分の働き方を決めなければいけない時期がやってきます。ですから、そのときに備えて、シミュレーションをして、自分で自分の人生を選んでいくトレーニングをしておかないといけません」「自分がやりたいと思うことを中心に、多少わくわくとした気持ちをもって、明るく未来をシミュレーションするとよいでしょう」

 「専門的には『コンティンジェンシープラン』(状況対応型計画)というのですが、「状況に応じたプランを立てておく」というのは経済学の基本的な発想で、この発想は、多くの人がライフプランを考えるうえでも重要だと思います」。

 環境が変わったときにどう対応するかを、最初からプランに組み込んでおくといというのがコンティンジェンシープランのそもそもの考え方です。『Aだと思っているけど状況がBになることもありえる』というときに、Bになったときのプランも最初から用意しておくのです。こういう発想はビジネス戦略では、『プランB』などとも言われています」「主要なパターンに関しては、それぞれの場合に応じた対応を考えておくという発想力が問われます。その場合に注意しないといけないのが、『将来どんな変化があるのか』を考える際に願望が入ってしまいがちだということです」。

 第二に必要なのが、目標を立てること。

 「目標はできれば二つ持ったほうがよいと薦めています。この二つとは、『近い目標』と『遠い目標』です、近い目標は、状況に応じてコロコロ変えていくべきものです。遠い目標は、そんなにコロコロ変えないで、長い目で見て、動かして調整していくべきものです」

 第三が、「少しずつ、踏み出してみる」。

 ポイントは、「大きく踏み出さない」「『うまくいかないこともある』のを当然と考え、その場合には『やり直す』」「試行錯誤するブルペンが必要」だ。

 試行錯誤するブルペンとして、柳川氏が薦めるのが「バーチャルカンパニー」を作ることだ。

 「まず大事なのは、とにかく今のメインの仕事をやめずに、サブの仕事を少しずつ進めていくことです。そのためには、とりあえず仲間作りをすることが、具体的な第一のステップになります」「仲間を作って、お互いに自分に欠けているものを指摘しあうことが大事なのです」「仲間、特に社外の人は、毎日会うということができません。ですので、今の時代では、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極的に活用するのも大きなポイントになります」。

 グループを作って何をするか。「ポイントは『能力開発』と『事業計画』です」「具体的にターゲットを決めて、どういった組織形態にするかというところまで話をつめて考えるとよいでしょう」「もし可能ならば、実際に組織や会社を作ってしまいましょう」。

 「いま急激に起こっているのは、バーチャルカンパニーやベンチャー企業を作ったり、社会起業をしたりということを、とても容易にする動きです。インターネットの登場などで社会の構造が変わって、会社を立ち上げるためのハードルは非常に低くなりました」。

 「大事なのは、…プランニングをきっちり考えることです。…社会貢献なり自己実現なりを大事にするのであればこそ、必要な資金や収入は得ていかないといけません」「『自己実現・社会貢献』と『収入を得る』という目的を、どのようなバランスでやろうと思っているのかを自分の中でしっかり考える必要があります」「何を実現させたいのかをできるだけ具体的にしたほうがよいでしょう」「」収益を得ながらも、何らかの社会貢献ができるような働き方にはどんなものがあるのかを、もっと考えて工夫する余地はあるのではないでしょうか」。

 農業体験農園などは、申し込んでみたら、大きな体験ができた。会社の仕事に代わるような「プランB」も、一歩踏み出してみないと見えないのかもしれない。

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雇用の基礎と改革の方向性を分かりやすく解説――清家篤著『雇用再生―持続可能な働き方を考える』(NHKブックス)

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 清家篤著「雇用再生―持続可能な働き方を考える」(NHKブックス) を読んだ。

 清家氏は慶應義塾長で、労働経済学の大御所。社会保障制度改革国民会議の議長も務めた。「雇用」がどうなるか、を的確に予想するには、清家氏の著書がいいのでは、と考えた。

 雇用改革の方向性の全体像を知るのにいい本だった。

 「雇用の状況を示す代表的な指標である失業率は、…1990年代半ばまでずっと2%台を維持していた。しかし、1998年に4%を越えた後、2000年代には4%台が当たり前となり、不況期には5%を越える場合も出てきた」「ただし、…国際的にみると、…現在でもまだ欧米諸国の半分程度の低い水準に止まっている」。

 なぜか。

 「新規学卒一括採用は、日本の若者の失業率を先進国の中でも際立って低く抑えることに貢献している」「ヨーロッパ等の若者の失業率の高い国では、若者は学校を卒業してから就職活動を開始するのが普通だ。仕事が見つかるまでの期間は、学生でも雇用者でもなく、仕事がなくて職を探している状態であるから、定義的に『失業者』として統計にカウントされる」「労働市場のパフォーマンスという観点からいうと、若者が失業を経ずに就職に至ることができるということは高く評価すべきこと」。

 「新規学卒一括採用にはたしかに問題点もある。そのためその採用方式はやめるべきだという極論さえある。しかし、もしもこの採用慣行がなくなると、…間違いなく起きるのは、若者の失業者の急増である。また、企業は経験者を優先的に採用するようになり、若い未経験者の人が仕事能力を新たに身につける機会が減少する」

 「きちんと政策的に考えるのであれば、むしろ学校卒業後直ちに就職をして、若いときに職業能力を身につける機会を与えられている大多数の若者と同じように、現在はフリーターやニートになっている人も含めて、新規学卒一括採用の対象になる人の範囲を少しでも拡大していくべきなのである」。

 清家氏は、「これまでの日本の雇用制度や働き方の強みを残しつつ、必要な改革を進める」ことが大切と言い、本書で、「どこを改めればいいのか」を提示する。

 「定年延長」の問題はどう考えればいいのだろうか。

 「起業が定年延長、雇用延長をしにくい背景には年功賃金がある。これまでは60歳定年を前提に、労働者の企業への貢献の総量と労働者が企業から受け取る報酬の総量がそこでバランスしていた。そのままで定年延長、雇用延長を行うと、両者がバランスしたポイントを超えて労働者が企業に居続けることになり、延長した期間の賃金と貢献度の差額分だけ企業の負担増となる。定年を60歳から65歳に延長すれば、賃金と貢献度の差額を、それから5年間、企業が払い続けることになる。さらに、勤続の長い者は管理職、監督職にするという年功的な処遇体系がそのままであると、企業内に管理職や監督職などが不必要に数多く滞留してしまう」。

 「もともと年功賃金は企業にとってもコストをかけて訓練した労働者が簡単にやめることがない、そして従業員の企業に対する帰属意識を高めることができる、などのメリットの多い制度であるからこそ、長年にわたって継続されてきたものだ。したがって、右肩上がりに給与が伸びる年功賃金をやめて、完全に水平にするということは企業の経済合理性にも反する」「望ましいのは、そうした年功賃金の本来的な機能は維持しつつも、従来よりも年齢や勤続に応じて高くなる賃金カーブの勾配を緩やかにしていくという方法である」。

 清家氏はあとがきで「先の戦争に突き進む過程で、このままではジリ貧になるだけだから乾坤一擲の日米戦争に打って出るべしという論に対して、開戦直前に参内した米内光政海軍大将は『ジリ貧を避けようとしてドカ貧に陥らぬよう』(阿川弘之『米内光政』)といったと言われている。雇用をめぐる最近の改革論議にも、少しそうした危惧を覚える」と語っている。

 IT化など、過去の経験を不要にする技術が進んできた事実がある一方で、やはり過去の経緯を理解したうえで、変えるべきことも多々ある。「雇用」はまさに、そうしたジャンルなのだろう。

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超高齢社会を前向きに捉える――阪本節郎著『50歳を超えたらもう年をとらない46の法則』 (講談社+α新書)

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 博報堂 新しい大人文化研究所所長である阪本節郎が著した「50歳を超えたらもう年をとらない46の法則」 (講談社+α新書)を読んだ。

 この本のタイトルの意味は、博報堂  新しい大人文化研究所の2012年1月19日のリポート「絶滅する中高年!? 新しい大人世代の登場」を読むと、なるほど、と理解できる。リポートを引用しよう。

 「いま中高年の意識が従来の常識から大きく変わろうとしています。 『博報堂エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所』では、人生を前向きにとらえ、若々しくありたいとする新たな40~60代を総称して「新しい大人世代」と名づけ、彼らの志向や生活を探る様々な調査を実施しています。このたび、全国の40~60代の男女3708名に向けた調査から、40~60代の人生観に関する結果をまとめました」。

 「調査結果からは、従来の中高年意識であった『老い』『余生』といった“下り坂”の人生観は“絶滅”しかかっていることが見えてきました。従来の中高年は、40代が働き盛り、50代で下り坂がはじまり、60代になると余生になって長生きが目標になる、と見られてきました。しかしながら、現在の中高年は、そうした従来型の人生カーブとは180度異なるといってもいい人生観を持っています。年を重ねることを『加齢』と捉えない、エイジレスな感覚を持った新しい40~60代が登場しています」。

 「現在の40代~60代の大きな特徴は、そもそも人生観が従来の『下り坂』から、“人生の花を開かせる”といった『上り坂』へと大きく転換していることです。

 「40~60代男女に『自分が理想とする生き方』について尋ねたところ、『50代を過ぎたら、もう年をとらないという自分でありたい(61.4%)』と、6割を超える男女が50代以降の加齢を意識せず、あたかも50代で年齢が止まったかのように捉える新たな動きが生まれています。また、『何歳になっても若々しく前向きでありたい」と回答した人は、全体の82.7%に上ります。もはや40~60代の大多数が「若々しく前向きでありたい』と考えていることが分かりました」。

 そんな新しい大人の特徴を紹介しているのが本書だ。

 共感できる部分が多々あった。

 最も共感したのが44.社会に「支えられる側」から社会を「支える側」になる③クロスジェネレーションだ。

 阪本氏は言う。「人口の少ない『若い世代』が人口の多い『高齢世代』を支えるというのが年金賦課方式の問題であり、これに対して『自助』ということを述べました。その上で、さらに望ましいのは、具体的に『新しい大人世代が若い世代を支えるクロスジェネレーション』です」「世代間交流を『クロスジェネレーション』と言っていますが、このように『クロスジェネレーション』で若い世代を支えることができれば、若い世代の生産性も向上し、また支えられれば年金を支払ってもいいかという気持ちにもなるでしょう」。

 越川禮子著『江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋』 (日経ビジネス人文庫)によると、江戸では年代に応じたしぐさが尊ばれ、たとえば「耳順(還暦)代の『江戸しぐさ』は『畳の上で死にたいと思ってはならぬ』『己は気息奄々、息絶え絶えのありさまでも他人を勇気づけよ』『若衆(若者、ヤング)を笑わせるよう心がけよ』だった」という。クロスジェネレーションは日本のよき伝統なのかもしれない。

 「超高齢社会」を実感したのが、46.過去と現在とこれからに感謝し、若い精神を持ち続ける、だ。

 「2020年は東京オリンピックの年です。その年に成人人口すなわち20歳以上人口が約1億人であるのに対して、40歳以上人口が約7800万人、つまり、『大人(成人)の10人に8人は40代以上』となります」というのだ。「人口構造の変化によって、大人世代が圧倒的多数の世の中になります。この圧倒的多数が『人生下り坂』感を持って後ろ向きになり、社会全体が沈滞ムードになると大変です。そうあってはならないのです」。

 30.新3世代は”教えてほしい”が秘密の扉、には世代間交流を後押ししてくれるデータがあった。「肝心の孫のほうは祖父母に何を求めているのでしょうか。そもそもお互いにコミュニケーションを増やしたいかどうか、を調査したことがあります。常識的には、祖父は孫との関係をもっと強くしたいが、孫のほうは敬遠気味、と思いがちです。ところが結果は全く逆でした。たしかに『祖父から孫』は84%と高かったのですが、『孫から祖父』は95%とそれをかなり上回ったのです」「実は求めていることの1位は『自分にない技能や自分の知らない事を教えてもらいたい』でした。

 19.オジサン・オバサンと呼ばれても自分のことだと思わない、にあった、次のくだりが、なるほどと思った。

 「50代以上になると、子供が独立するために、好むと好まざるとにかかわらず誰でもひとりの男性・ひとりの女性に返ります。しかしながら、その手前の40代にも異変が起きています。40代は今までの女性であれば『主婦と母親』、男性であれば『サラリーマンと父親』という二つの顔を持っていました。しかし、その40代が三つ目の顔を持ち始めています。…男性では『ひとりの男性』であり続ける、女性では『ひとりの女性』であり続ける、という顔になります」「男女問わずにSNSはまさにひとりの男性・女性が語り合う場だと言えるでしょう」。

 「アメリカでは、『シニア』という呼び名の代わりに、『50+(フィフティプラス』という言い方が抵抗感なくポピュラーになりつつあります」とのことだ。

 テレビの個人視聴率の区分でM3と言えば、男性50歳以上を指す。50も65も75も85も、同じM3。なんと大雑把な分類か、と、これまでは、思っていたが、なるほど、「50歳を超えたらもう年をとらない」から、これでいいのだ。

 17.会社はリタイアしても社会はリタイアしない、はいい言葉だ。「ピーター・ドラッカー教授が、天寿を全うする前に遺言のように言ったことがあります。それは『日本はもう一度世界をリードできる』ということです。なぜなら日本に定年制があるからだという面白いことを言いました」「日本は世界に先駆けて高齢化が進展し、そして定年制があります。そうすると、今まで会社の仕事に従事していた人たちが定年を機に社会的なことに携わる可能性があるだろう、ということです。…そういう人たちがたくさんいる社会ができれば、世界中が高齢化するなかで日本がそのモデルになると言われたのです」。

 超高齢社会を前向きに捉える本が増えてきたのがうれしい。

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少子高齢化問題にしっかりと向き合った好著―-広井良典著『人口減少社会という希望~コミュニティ経済の生成と地球倫理』(朝日選書)

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 広井良典著「人口減少社会という希望~コミュニティ経済の生成と地球倫理」(朝日選書) を読んだ。

 広井氏は言う。「『人口減少社会という希望』という表現は、かなり奇妙というべきか、あるいは奇をてらった表題と感じる人が多いかもしれない」「しかし私自身は、…人口減少社会は日本にとって様々なプラスの恩恵をもたらしうるものであり、私たちの対応によっては、むしろ現在よりもはるかに大きな『豊かさ』や幸福が実現されていく社会の姿であると考えている」。

 5ページにあるこの図を見せられると、その論拠に、なるほど、とうなずいてしまう。

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(クリックすると大きな画像になります)

 「この図を見ると、それはまるでジェットコースターのようであり、それが一気に落下する、ちょうどその”縁”に私たちは現在立っているように見える。それが多くの『大変な問題』を私たちに突きつけることは、確かなことである」「しかしこの図を少し角度を変えてみると、やや違った様相が見えてこないだろうか」。

「まずそれは、明治以降の私たち日本人が、いかに相当な”無理”をしてきたかという点である」「江戸末期に黒船が訪れ、かつその背後にある欧米列強の軍事力を目の当たりにし、あたかも頭を後ろからハンマーで殴られたような衝撃を受けた。そうしたショックから、体に鞭打ってすべてを総動員し、文字通り”拡大・成長”の坂道を登り続けてきた」「当初は『富国強兵』のスローガンを掲げ、その行き着いたところが敗戦であった後も、あたかも”戦争勝利”が”経済成長”という目標に代わっただけで、基本的な心のもちようは同じまま、上昇の急な坂道を登り続けたのである」「この10年ないし20年は、そうした方向が根本的な限界に達し、あるいは無理に無理を重ねてきたその矛盾や”疲労”が、様々な形の社会問題となって現れていると見るべきではないか」。

 「むしろ人口減少社会への転換は、そうした矛盾の積み重ねから方向転換し、あるいは”上昇への強迫観念”から脱し、本当に豊かで幸せを感じられる社会をつくっていく格好のチャンスあるいは入り口と考えられるのではないか」

 そして、広井氏は、「たとえばイギリス、フランス、イタリアの人口はいずれもほぼ6000万人で、日本の概ね半分に過ぎない」とも言う。「少なくとも現在の日本の人口が、絶対に維持されるべき水準であると考える理由はどこにもない」。

 広井氏は「私は”人口がずっと減少を続ける”という状況が好ましいとは考えていない」という。しかし、「”少子化が進むと経済がダメになるからもっと出生率を上げるべきだ”とか”人口が減ると国力が下がるから出生率は上昇させなければならない”といった発想では、おそらく事態は悪化していくばかりだろう」「そうではなく、全く逆に、そうした『拡大・成長』思考そのものを根本から見直し、もっと人々がゆとりをもって生活を送れるようにする、その結果として出生率の改善は現れてくるものだろう」と語る。

 ここまで読んで、この本は、少子高齢化と言われる社会に初めて正面から向き合った本だ、と感じた。

 高齢者が多くなり病院のベッドや介護施設が不足する。社会保障の負担で若者世代が押しつぶされる。高齢化で経済の活力が失われていくーー。当面の問題を危惧するのはいいが、現在の少子高齢化に絡む議論は、ほとんどが、社会保障費を削るとか、年金の支給開始年齢を引き上げるとか、シニアに保有資産をなんとか使わせるとか、「目先の対応」とまでは言わないが、なぜ、こうした社会になってしまったのか、どうすれば、少子高齢化社会を、生きるに値するいい社会にできるのか、という視点がほとんど欠落しており、「大変だ、大変だ」と騒ぎ立てるばかりだった。

 「『拡大・成長』の強いベクトルとその圧力の中で、”一本道”の坂道をひたすら登り続けてきた(明治維新以来の)日本社会のありようが終焉し、成熟あるいは定常化の時代を迎えつつあるという構造変化」が起きているのだから、そろそろ、そこに向き合わなければ未来はないのだろう。

 その意味で、この本は、少子高齢化が行き着いた先の社会を見通しており、非常に示唆に富む。

 それでは、これから定常化の時代に、何が課題になるのだろうか。

 「第一は、言うまでもなく社会保障などの『分配』をめぐる問題である。高度成長期は、経済のパイが拡大を続け、要は”みんなが得をする”時代であり、『分配』の問題など考える必要がなかった。この結果、高度成長期の”成功体験”にしがみついている人たちは、今もなお『経済成長がすべての問題を解決してくれる』と考えている。しかしそうした時代では全くないのが現在であ」る。

 広井氏が描いているのは「現在よりも高福祉・高負担型の、豊かで安心できる成熟社会のビジョン」「大きくはヨーロッパ(特にドイツ・フランス以北)に近い社会のモデル」である。

 第二が「人と人の関係性」だ。日本社会、あるいは日本人は「集団の内部では過剰なほど気をつかったり同調的な行動をとる一方で、自分の属する集団の『ソト』に対しては無関心であったり潜在的な敵対性をもつ」「そこでは『カイシャ』と『核家族』がそうした閉鎖的な単位となったのだった」と広井氏は指摘する。したがって「日本社会の基本的な課題として、個人をベースとする、”集団を超えた(ゆるい)つながり”や関係をいかに築いていくのか」という課題があるというのだ。

 第三は、日本人は「深いレベルでの、精神的なよりどころあるいは『土台』とも言うべきものが失われている」。戦後は「『経済成長』ということが全ての目標あるいは『価値』となり、今度はひたすらにそれに向かって突き進んでいった」「何をよりどころにすればよいかが見えぬまま、途方にくれているというのが現在の日本社会あるには日本人ではないだろうか」。

 以上は、「はじめに」と「あとがき」からの引用である。

 この後、次のような2部によって議論が深められる。「第一部(人口減少社会とコミュニティ経済)は、人口減少ないし『ポスト成長』の時代において浮上する様々な課題や方向性を、コミュニティ、ローカル化、まちづくり、都市・地域、政治、社会保障、資本主義等々といった多様な話題にそくして論じるもので、いわば本書の中での”社会・現実”編とも呼べる内容である」「続く第二部(地球倫理のために)は、そうしたこれからの時代において問われてくる理念や価値、あるいは世界観のありようを『科学』のゆくえという関心を重視しつつ、『地球倫理』というコンセプトを軸に展開するもので、いわば”理念・哲学編”とも呼べる部分である」。 

 この後の議論で、面白かったものをキーワード的に拾っていくと以下のようになる。

 「なつかしい未来」「非貨幣的な価値」「経済の地域内循環」「『生産のコミュニティ』と『生活のコミュニティ』の再融合」「福祉商店街」「福祉都市」「多極集中」「資本主義・社会主義・エコロジーのクロスオーバー」「スロー&オープン」「エコ&ソーシャル」

 言葉だけを並べても、なんとなく、これからの目指すべき社会の方向が見えてくる。

 面白い一冊だった。 

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紅葉の伊香保カントリークラブ+伊香保露天風呂

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 紅葉の伊香保カントリークラブ。

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 たまに小雨が降る天候だったが、山はいつもより幻想的だった。

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 ゴルフの成績は、ここでベストスコア91を出したのか?と思えるほど、ヒサンだったが、ゴルフの難しさは、その日のゴルフそのものを、数字では、必ずしも表せないことだ。

 スコアはインが+2+4+1+2+3+5+4+3+2=+26で62。パット数は113232132。

 アウトが+1+2+5+6+2+6+3+3+3=+31で67。パット数は213232212。

 インは、「調子が戻りつつある」という実感だった。シャンクが出なかったからだ。ただ、まっすぐ打とうと思うあまり、距離感まで気が回らず、アプローチはことごとくオーバー(シャンクが出るときは「ざっくり」も多いのでしっかり打った)。15番の+5はグリーンの周りのバンカーでのショットで、大きめに打とうとしてクリーンに打ってしまいOBとなった。

 アウトの4番のタス6は二つのOB。ティーショット左にひっかけるような打ち方で、まずOB。そしてグリーンに向け打ったボールがオーバーしてOB。

 シャンクが出たのは6番。8番アイアンでのティーショットだ。最初にOBが出た時に「前進4打」も選べたが、打ち直し、OB。さらに、打ち直して、普通に打てた。通常のショットはやり直しができないが、考えてみれば、OBは打ち直せる。つまり、練習ができるのだ。スコアや進行を気にしなければ、打ち直すべきだ。

 7番ミドルは330ヤードだが、ティーショットで300ヤード(最後下りだったこともあり)。ドライバーにフックをかけ思い切り振り抜いた会心の一打だった。8番も同じようなドライバーが打てた。ドライバーは若干右足を後ろに引き、狙いは変えず、打ったところ、気持ちよく振れたので、この打ち方は次回、また、試みてみたい。

 9番の残り60ヤードくらいのアプローチショットはきちんとグリーンに乗った。S師匠に、「シャンクを防ぐ最後の手段は歩幅を思いきり広げ、下半身が動きようのない姿勢で打つこと」とアドバイスされ、トライした。シャンクの時は、右足や頭のことばかりに気が行ってしまい、距離感が疎かになる。このフォームで距離感だけを考え、きちっと打てた。

 こんな感じで、得るものは多かったのだが、数字だけを見れば「不真面目」に映る。

 ゴルフはスコアを気にするからこそ、「ここで、絶対にダボにしない」「このパットは必ず入れる」と思うからこそ、いいプレーができる。やる気を失っていい加減に打てばスコアはいくらでも乱れる。

 ゴルフの上級者たちはそれを知っているから、過去90台で回ったことのあるような人間が+6とかを打つと「相当パニックになっている」か「投げやりになっている」と思うものだ。

 前回、コンペの時に、最後の2ホールで+5、+5と乱れ、それが原因でブービーメーカーとなり、ブービーを逃れる(ブービーが次回幹事)結果になった時も、「最後、投げやりになった」「ブービーを逃れた」と思った人もいたようだ。

 しかし、それは違う。今日、一緒に回ったS師匠、Mさんは、一打一打、必死で打っていたことを知っている。

 コンペに出て、「投げやりなやつ」と不本意な人物評価をされるくらいなら、出ないほうがいいかもしれない。うん、当面、コンペに出るのはやめよう。

 来年のゴルフは、S師匠、Mさんと回る伊香保ゴルフ、K先輩やD社とのゴルフと、親しい人たちとのプライベートなラウンドに限定しようと思う(ゴルフ自体はどんなに乱れても好きなのだ!)。

 伊香保カントリークラブでのゴルフは、ハンディキャップ3のS師匠の「顔」で、いつも一番スタートで、スルーで回らしてもらい、昼食は近くの山香うどんで食べる。今日もひどいスコアはうどんで癒した。

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 そして、究極の癒しは温泉。

 紅葉の美しい伊香保温泉露天風呂へ。

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 駐車場から露天風呂に行く途中の河鹿橋(かじかばし)は紅葉の名所だ。

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 お、ポーズを決めている(笑)。

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 ゴルフのつながりがなければ、群馬に来ることも少なくなってしまう。

 スコアが乱れようが、伊香保親睦ゴルフはやめられない。

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里山次郎の農業生活<その46>春菊を収穫、雑草を一網打尽に!

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 今日は講習があるが、特に、新しく教えてもらうことはなかった。

 吉田塾長がいつでも質問に答えてくれる、という感じの1日だった。

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 気になったのはほうれん草。春先はうまくできたのに、成長半ばでトウがたってしまった。

 さっそく塾長に原因を聞いてみた。

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 原因は街灯。「寝る子は育つ」というが、ほうれん草も寝ないと育たたない。ところが、ちょうど街灯が一晩中当たって、寝られない。それが原因という。

 ほうれん草君はとてもデリケートだった。

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 春菊は地中から5cmくらい茎を残して摘む。そうするとまた、育って、食べられると言う。

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 ブロッコリーは日差しを浴びてすくすく育っている。

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 キャベツは晩生が早生を同じくらい早く育ってしまった。

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 収穫。

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 かぶもまさに旬。旬の野菜は勢いがある。

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 収穫。

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 ねぎは途中で切れないように慎重に引っ張って抜く。

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 さて、帰ろうか、と思ったら、雑草があちこちに生い茂っている。

 

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 夏の間、一生懸命とってきたのに、3週間ほど、放っておいたらこんなにはえてしまった。

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 たくさんとったが、焼け石に水。^^;

 ご近所(2ブロック向こうの畑)の奥さんが教えてくれた。

 塾長が以前、穴を掘って埋めろと言っていた――。

 「本当ですか!」

 さっそく塾長に聞きに行った。雑草はいい加減にとると種がばらまかれて、かえって、広範囲にはえてしまった苦い体験があるので、気をつけなければいけないので。

 塾長が自らお手本を示してくれた。

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 穴を掘って、周りの小さい雑草を、クワで引いて、穴に埋めてしまうのだ。

 雑草は「根こそぎ」「根絶やし」など、ちょっと表現としては残酷な手を使って、とるが、今度は「生き埋め」か!

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 しっかり踏み固めて、作業おしまい。

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 こんな方法があったとは!(早く教えて!)

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 きれいになった!!

 気分いい。

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 にんじんも収穫して帰宅(広々としたスペースに植えていたにんじんはよく育っていた)。

 春菊、ブロッコリー、にんじんを天ぷらにして、うどんと一緒にたべることにした。

 大根おろしもおろして。

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 おいしかった。

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中村聡樹著『定年後を海外で暮らす本』(日経ビジネス人文庫)

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定年後を海外で暮らす本 (日経ビジネス人文庫)

 中村聡樹著『定年後を海外で暮らす本』(日経ビジネス人文庫、2011年7月1日発行)を読んだ。

 この本は興味があって購入したものの、長い間、“ツンドク”状態だった。定年後、医療の不安もある海外で暮らすのは現実的ではないと思っていたからだ。

 しかし、ページをめくって、そんな非現実的な本ではないことがすぐにわかった。もっと早く読めばよかった。

 「中には思い切りがよく、海外に永住する意志を早々と固めてしまう人もいるが、多くの体験者から話を聞いたところでは、あまりお勧めできない。もちろん、最終的に海外に永住することも選択肢の一つになるが、最初は日本をベースにしながら、徐々に海外での体験を積み重ねて行動範囲を広げていったほうがよいだろう」「そこで本書では、完全に他の国に移住するのではなく、これまで住んでいた家を日本に残したまま、1年のうち3ヵ月、あるいは半年を海外で暮らすスタイルを基本として、話を進めることにする」。

 1年のうち3ヵ月を海外で! まさに思い描いていた定年後の暮らしだ。読み進めていくと、とても共感できる、中身の濃い本だった。

 「巷では、観光名所を巡る旅に飽きてしまった人たちが増えてきた」「お気に入りの国と町を選んで、その地でゆったりとした時間を過ごす。駆け足で通り過ぎる旅行者ではなく、その町の『生活者』になり、旅をしながら暮らしていく」

 「海外暮らしを始める前にスタンスを決めておきたい」「決してマニュアルを求めないことだ」「旅の方法は人それぞれに、取り組み方が違って当然だ。自分なりの暮らしを求めた結果うまくいかないことがあっても、それが経験となって活かされれば、振り返ったときに楽しい思い出になるだろう」「旅行に必要な手続きなどの基本的な項目を押さえたら、それ以外の暮らしぶりまで型にはめるようなことはすべきでない。常に自由に考えることである」。

 「体験者の多くは、『今がチャンス』と機敏に行動しつつ、きっちりと保険をかけていた。それは、日本に最終的な拠点を残しておくという方法である」「残された時間を有意義に過ごすことが目的なのだから、リスクを取ってまで断行する必要はない。『決断は大胆に、計画は安全第一に』が理想である」。

 年をとったら、人生経験も積んでいる。各国の文化に深く接してみたいと思うのは当然だ。通り一遍の海外旅行では物足りない。海外で3ヵ月暮らすことを目標にすれば、普通の旅行が下調べにもなり、それはそれで楽しそうだ。

 中村氏はこう言っている。「積極的な人は、とりあえず気に入った国に出かける。簡単なパック旅行でかまわないので、1週間程度、できるだけフリータイムの多いツアーを選んで『下見』をしてみよう」「現地で暮らしている日本人に会って、話を聞くことができれば大成功である」。

 避けて通れないのは語学だが、中村氏は次のようにアドバイスする。「いくら語学に長けていても、海外生活そのものに失敗してしまうケースはある。肝心なのは、言葉を使ってどのようにコミュニケーションを取るか、その姿勢なのである」「語学学校に通って基本を身につけていくことで、コミュニケーション力が少しずつ身についていく。自分の考えを懸命に伝えようという姿勢は、海外では好意的に受け入れられる。話せないことを理由に消極的にならず、コミュニケーションを続けていけば、やがて時間が言葉の問題を解決してくれるだろう」。

 総論はわかったが、さて、何から始めるか。

 中村氏が薦めるのが「ツアーで行く語学留学」だ。「初めての海外暮らしであれば、何もかも自分でやり遂げることに必要以上にこだわらないで、さっさと出掛けることを優先したい」からだ。

 「留学期間は基本コースが2週間、希望に応じて、期間を延長できる。現地では、語学教育の実績のある専門学校と提携しているものがほとんどで、その学校のカリキュラムに参加することになる。宿泊先は、ホームステイが基本で、希望者には、ホテルはB&B(ベッド&ブレックファスト)の宿泊を手配してくれる。学校に通いながら、現地のコミュニティに参加したり、ツアーに参加したりできるカリキュラムが組まれている」「いくつものツアーが用意されているので、まずはパンフレットで確認し、旅行会社を訪ねて詳しく説明を聞いてから参加するかどうかを決める。ただし、事前説明が行き届かないツアーには参加しないほうが無難である」。

 あとは、海外で何をするか、どこへ行くか、だ。この本のおかげで、「海外暮らし」のハードルが低くなった。

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里山次郎の農業生活<その45>平日の朝に収穫

 水曜日の朝、自転車で農園まで行って、大急ぎで収穫。^^;

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 キャベツ

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 にんじん。

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 大根。

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 ねぎ。

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 ブロッコリー。

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 ポリ袋に入れて――。

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 自宅の流しで軽く洗った。おいしそう。

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里山次郎の農業生活<その44>ブロッコリー、大根、かぶを収穫

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 3連休唯一の講習に参加。

 ブロッコリーの収穫方法、カリフラワーのつぼみに日を当てない方法を教えてもらった。

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 つぼみの付け根から10cmくらいのところでカット。

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 周りの葉を落とす。

 切ったところから脇芽が出て、そこにつぼみがまたできる。

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 カリフラワーがつぼみに日が当たらないように、このように葉の茎を切り落とさずに折って、日差しよけとする。

 さて、育てたブロッコリーはどうなっているか?

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 もう、食べられる。教えてもらった方法で収穫した。

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 大根は、もう十分に太くなっているようだ。

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 立派な大根ができていた。

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 かぶも大きくなっている。かぶは地中からでてきて、土の上に乗っている。かわいい。

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 ししとうは、まだ、老体にムチ打って実をつけている。

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 大根やかぶの人気料理をクックパッドで調べていたら、「葉」の料理の人気が高かったので作ってみた。ほとんど油もなしで、強火でふたをして熱すると、水分が出てきて柔らかくなる。醤油、みりん、酒などで味をつける。

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 鰹節をかけできあがり。

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 ご飯にまぜて食べるとおいしい。

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里山次郎の農業生活<その43>キャベツなどを収穫

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 11月は収穫だけなので、講習は少ない。今日は休日だが、講習はなし。

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 2回目に植えた小松菜を収穫。

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 にんじんを収穫。

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 やや密集しているところのにんじんはストレスのためか、形がいびつ。

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 ねぎを収穫。

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 大きなキャベツができている。キャベツを収穫。

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 ニコニコ顔で帰宅。

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