紅葉の伊香保カントリークラブ。
たまに小雨が降る天候だったが、山はいつもより幻想的だった。
ゴルフの成績は、ここでベストスコア91を出したのか?と思えるほど、ヒサンだったが、ゴルフの難しさは、その日のゴルフそのものを、数字では、必ずしも表せないことだ。
スコアはインが+2+4+1+2+3+5+4+3+2=+26で62。パット数は113232132。
アウトが+1+2+5+6+2+6+3+3+3=+31で67。パット数は213232212。
インは、「調子が戻りつつある」という実感だった。シャンクが出なかったからだ。ただ、まっすぐ打とうと思うあまり、距離感まで気が回らず、アプローチはことごとくオーバー(シャンクが出るときは「ざっくり」も多いのでしっかり打った)。15番の+5はグリーンの周りのバンカーでのショットで、大きめに打とうとしてクリーンに打ってしまいOBとなった。
アウトの4番のタス6は二つのOB。ティーショット左にひっかけるような打ち方で、まずOB。そしてグリーンに向け打ったボールがオーバーしてOB。
シャンクが出たのは6番。8番アイアンでのティーショットだ。最初にOBが出た時に「前進4打」も選べたが、打ち直し、OB。さらに、打ち直して、普通に打てた。通常のショットはやり直しができないが、考えてみれば、OBは打ち直せる。つまり、練習ができるのだ。スコアや進行を気にしなければ、打ち直すべきだ。
7番ミドルは330ヤードだが、ティーショットで300ヤード(最後下りだったこともあり)。ドライバーにフックをかけ思い切り振り抜いた会心の一打だった。8番も同じようなドライバーが打てた。ドライバーは若干右足を後ろに引き、狙いは変えず、打ったところ、気持ちよく振れたので、この打ち方は次回、また、試みてみたい。
9番の残り60ヤードくらいのアプローチショットはきちんとグリーンに乗った。S師匠に、「シャンクを防ぐ最後の手段は歩幅を思いきり広げ、下半身が動きようのない姿勢で打つこと」とアドバイスされ、トライした。シャンクの時は、右足や頭のことばかりに気が行ってしまい、距離感が疎かになる。このフォームで距離感だけを考え、きちっと打てた。
こんな感じで、得るものは多かったのだが、数字だけを見れば「不真面目」に映る。
ゴルフはスコアを気にするからこそ、「ここで、絶対にダボにしない」「このパットは必ず入れる」と思うからこそ、いいプレーができる。やる気を失っていい加減に打てばスコアはいくらでも乱れる。
ゴルフの上級者たちはそれを知っているから、過去90台で回ったことのあるような人間が+6とかを打つと「相当パニックになっている」か「投げやりになっている」と思うものだ。
前回、コンペの時に、最後の2ホールで+5、+5と乱れ、それが原因でブービーメーカーとなり、ブービーを逃れる(ブービーが次回幹事)結果になった時も、「最後、投げやりになった」「ブービーを逃れた」と思った人もいたようだ。
しかし、それは違う。今日、一緒に回ったS師匠、Mさんは、一打一打、必死で打っていたことを知っている。
コンペに出て、「投げやりなやつ」と不本意な人物評価をされるくらいなら、出ないほうがいいかもしれない。うん、当面、コンペに出るのはやめよう。
来年のゴルフは、S師匠、Mさんと回る伊香保ゴルフ、K先輩やD社とのゴルフと、親しい人たちとのプライベートなラウンドに限定しようと思う(ゴルフ自体はどんなに乱れても好きなのだ!)。
伊香保カントリークラブでのゴルフは、ハンディキャップ3のS師匠の「顔」で、いつも一番スタートで、スルーで回らしてもらい、昼食は近くの山香うどんで食べる。今日もひどいスコアはうどんで癒した。
ら
そして、究極の癒しは温泉。
紅葉の美しい伊香保温泉露天風呂へ。
駐車場から露天風呂に行く途中の河鹿橋(かじかばし)は紅葉の名所だ。
お、ポーズを決めている(笑)。
ゴルフのつながりがなければ、群馬に来ることも少なくなってしまう。
スコアが乱れようが、伊香保親睦ゴルフはやめられない。
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