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京で神頼み~京都のパワースポットその6)八坂庚申堂

 頂法寺六角堂から八坂庚申堂(京都府京都市東山区金園町390−1)へ。30分ほど歩く。

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 法観寺の五重塔が目立つが、八坂庚申堂はその手前右にある。

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 資料によるとーー。

 <由緒>当山は大黒山金剛寺庚申堂と号し、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂(現存せず)と並び日本三庚申の一つで、ご本尊青面金剛は、飛鳥時代に秦河勝が秦氏の守り本尊として招来したのを、浄蔵貴所が一般の人々にもお参りできるようにと、960年に建立した。1000年以上前のことである。現在のお堂は延宝六年(1679年)の再建である。

本尊 青面金剛(しょうめんこんごう)

 脇侍 四大夜叉(しだいやしゃ) 不動明王 弁財天 地蔵菩薩 大黒天 聖徳太子 天神(菅原道真公) 賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ) 三猿(さんえん)

 開基 浄蔵貴所(891〜964)

 庚申について

 庚申とは干支(えと) 即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が、寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く、天帝は寿命を司る神であるから、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、庚申日は、徹夜をする、これを庚申待ちという。

 この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。

 また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。

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=くくり猿は“心”をコントロールするアイテム!=

 くくり猿は、お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしています。

 これは、 お猿さんのように動き回る人の心を象徴しているのです。

 意馬心猿(いばしんえん)という言葉があるように、人の心は常に動き回って落ち着かないものです。それを庚申さんによってくくりつけられているのです。言い換えれば、心がうまくコントロールされた良い状態を表しています。

 くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢すること!

 皆さんが願われたことを叶えようと努力しようとするとき、こころが動いて、それを妨げようとしたり、集中できなかったりします、それをくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうのです。 ですから、ご自身の中でお猿さんが走り回るように心が動き出し、悪いことをしたり、努力を怠りそうなときたら、庚申さんの怖い顔を思い出して、「罰が当たる」と自身を戒め、くくり猿のように欲望のこころをコントロールしてください。

 良い行いをしていれば、くくり猿も庚申のお使いとして、皆さんを助けてくれることでしょう。

 心が動いて困ったら、合掌して、庚申さんを念じて真言を唱えてください

 おん でいば やきしゃ ばんた ばんた かかかか そわか

 願いが叶いましたら、庚申堂へお送りください。撥遣(念を抜く)しお焚きあげいたします。 

 新しいくくり猿は現金書留でも受付けております

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 つまらないことにとらわれず、心を平穏にして、自分らしい生き方をしたいーーそうお願いしてくくり猿を結びつけてきた。

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 この方が、お釈迦様の弟子で、超能力を持つビンズルさん。


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