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ドラマ「アキラとあきら」

 Netflixで、ドラマ「アキラとあきら」(全9話)を観た。

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 原作は、池井戸潤の経済小説。なぜ今まで知らなかったのだろうと思い、調べると2017年7月から9月までWOWOW 「連続ドラマW」枠で放送されたという。

 竹内涼真と横浜流星が主演する映画「アキラとあきら」が公開され、ドラマもあるじゃないかと気づいて、たまたま観たが、「半沢直樹」に勝るとも劣らない面白さだった。

 物語は1970年代前半から2000年代前半の約30年間、オイルショックからバブル期を経て、失われた10年を背景としている。

 融資を求める企業役と融資を審査する銀行役に分かれて行う新人研修のシミュレーションゲームで、銀行マンとしての二人の卓越したセンスが発揮される。それだけでなく、彼らは過去にも二度、会っていた。運命的な二人は最後に経営危機に陥る企業のトップ、銀行の融資責任者という立場でタッグを組む。

 とにかく向井理と斎藤工がかっこいい。銀行は一時、企業や社員を助けるためではなく、金を儲けるために(絶対に損をしないように)貸すような姿勢になっていたが、二人はあくまでも、社員を路頭に迷わせないための策を考えに考える。銀行の本来の在り方も指し示す、気持ちの良いドラマもだった。

 半沢直樹は「倍返し」や毒のあるキャストなどで話題になったが、「アキラとあきら」は大河ドラマのようなスケール感もある、正統派のとても面白いドラマだった。


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