ホタルを見に行く

 岸権旅館はホタルツアーを実施していた。
 6月15日(月)~7月17(金)の間の企画。料金は一人500円 (大人・子供共にホタル募金に寄付)。
 場所は箱島地区。あづま養魚場のあったところ。
 箱島不動尊の御実神木の根元から湧き出す清水は日本名水百選に選ばれた湧水で、水のきれいな箱島地区はホタルの名所になっている。
 ところが。
 案内をしてくれた岸権旅館の人の話によると、蛍の数は激減しているという。かつては各旅館が保護区にお客を案内していたが、保護区は人の方がホタルより多い状況になり、保護区を案内することは控えるようになったという。
 岸権旅館は保護区から離れた小川にお客を案内している。
 ホタルは光は厳禁。音も駄目という。人に近づいてくるが、人の脂やにおいがつくと交尾をしなくなるので、体についてもさわらないようにとのこと。
 岸権のガイドの方はボランティアで保護委員を務めており、ホタルへの愛が満ちている感じだった。 
 田んぼにはホタルはいない。小川にホタルが舞っている。目を凝らすとやっと見つかるほどしかホタルはいなかったが、光の舞いは数が少なくても心安らぐ。
 舞いながら光っているのがオス、草の中で光っているのがメスという。
 たぶん、シャッターを開いたままにしないとカメラには収められないかすかな光。
 撮影はできなかったが、ガイドの気持ちも伝わり、心温まる時間だった。

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岸権旅館に1泊、権左衛門の湯を満喫

 ゴルフの後、群馬県・伊香保温泉に向かった。3週連続の群馬。贅沢な週末。
 泊ったのは岸権旅館。昨年5月31日にも泊った宿だ。
 その後、日経おとなのOFF2009年3月号の「日本の宿大賞/編集部が読者と選ぶ 美食・癒やし湯・美空間・絶景の宿大賞」で「癒やし湯大賞」を受賞。また入りたいと思っていた。
 岸権の湯の中で、最も癒やされる「権左衛門の湯」を満喫した。
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 右側の大人一人がやっと入れる湯舟。これはかけ湯用だと思っていたが、入ってみると、大好きなぬる湯。ずっと入っていられる。じわじわと温まる。
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 湯の注入量が少ないので、自然にぬる湯になる。法師温泉も湯の注入が少ない湯舟がぬるい。川古温泉のぬる湯は最高だった。
 権左衛門の湯のぬる湯。新しい発見だった。
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 極楽、極楽(*^_^*)

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伊香保温泉・千明仁泉亭その3

 6時ごろに起きて朝風呂に。
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 実は貸切家庭風呂もなかなかいい。のんびり黄金の湯が味わえる。
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 滝湯。朝になると男湯に。
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 ロビーはインターネットが使える。
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 みやげ物売り場が充実している。
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 伊香保おかめ堂本舗が企画したツルスベ石鹸。2004年に初登場した時は黄金の湯を原料にした石鹸のみだったが、白銀の湯を原料にした石鹸も加わっていた。
 この伊香保おかめ堂本舗のメンバーの一人が千明仁泉亭の若女将。ほかに、ホテル松本楼、いかほ秀水園の若女将、民芸店「山白屋」の3代目の女性が構成メンバーだ。伊香保らしい土産物の開発を行っている。
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 温泉を使用した化粧水「伊香保しっとりミスト」。
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 あぶらとり紙。
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 いかほ香。

 千明仁泉亭は創業500年の老舗だが、若女将のパワーがじわじわと浸透し始めているようだ。

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伊香保温泉・千明仁泉亭その2 楽水楽山

 楽しみにしていたのが、千明仁泉亭のバー、楽水楽山。オープンしてから5年半。バーテンダーの上田さんは68歳になったというが、その技は衰えず、絶品といえるカクテルを作ってくれた。
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 「伊香保の四季」の初夏を飲む。
 新作メニューも。
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 「楽水 in summer」。
 グレープフルーツ果汁にウオッカ+ブルーキュラソー、グリーンバナナ、ヨーグルトリキュール、シャルトリューズ(ハーブの香り)。ショートカクテルだがアルコール度は強くなく、飲みやすくおいしいカクテル。
 上田さんは「新作は年中、作るが、何を作ったか、忘れる。毎回、適当に作っているので、この間のお願い、などといわれると困る」(笑)。
 千明に泊らなくても、訪ねたい店だ。

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伊香保温泉・千明仁泉亭その1

 2週続けての群馬。今週は伊香保温泉の千明仁泉亭(群馬県渋川市伊香保町伊香保45、0279・72・3355)に泊った。
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 露天風呂。5年前に訪れた時はお湯はぬるめだったが、加温し、熱くなった。日本人は熱い湯が好きな人が多いが、ぬるい湯に長く浸かるのも効用があるので、そのままの方がいいと思うのだが。
 その後、仁乃湯で泳ぎ、夕食の時間に。
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 昼、かつ久無庵で食べすぎたのか、すぐに、おなかいっぱいになってしまった。
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 後半の料理もやっと食べた。ご飯、お漬物、お味噌汁はお断りして、デザートだけ食べてご夕食を終えた。
 旅館の料理は豪華なので、昼間、遊びまわっておなかをすかして臨まなければいけないが、今日は、かつ久で昼食をとってからそのまま千明仁泉亭に行ってだらだらしていた。楽をしすぎた。

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伊香保温泉・岸権旅館に泊まる(2)

 朝5時過ぎに散歩をした。
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 石段街。遠くに見えるのは小野子山。
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 階段を上り切ると伊香保神社がある。
 さらに源泉地近くまで歩くと山道があった。伊香保の全景を見たくなり、後先考えずに、登った。
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 枯れた川は赤茶色。温泉が流れていただろうか。
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 30分ほど歩くとようやく車道に出た。ツツジがきれいだった。
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 伊香保を一望できる展望台に着いたのは6時半。山を登り始めてから1時間後だ。疲れた。しかし、景色はとても良かった。
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 鐘を鳴り響かせた。
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 ロープウエーはまだ運行していなかった。歩いておりる道も工事中で通行止め。う~ん、どうしよう。
 ワ~プ!神社に戻った。
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 岸権旅館で朝風呂。
 朝食(バイキング)を食べて、帰途についた。

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伊香保温泉・岸権旅館に泊まる(1)

 伊香保温泉の岸権旅館(群馬県渋川市伊香保町伊香保甲48番地、0279・72・3105)に泊まった。
 2004年から2年間、群馬県で暮らし、約1200の湯舟につかったが、最初に入ったのが岸権旅館のお風呂。”温泉教授”の松田忠徳氏も絶賛する掛け流しの温泉にゆっくりつかりたくて、一泊することにした。
 到着後、まず入ったのが六左衛門の湯。
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 ガラス張りの内湯と露天風呂がある。
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 続いて、又左衛門の湯に。最も湯舟が広い。
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 しかし、一番好きなのは、権左衛門の湯だ。明治14年に描かれた錦絵を忠実に再現した総檜造りの露天風呂。入浴時間は15:00~23:00、6:00~10:00。14:00からと23:00からの45分間は貸し切り利用(3150円)。
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 早い時間帯だと風呂上がりの一杯も飲める。

 楽しみな夕食。
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 食前酒は自家製梅酒。
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 献立は――。
 替り鉢 榛名鶏と蕪の重焼、アスパラ(昭和村産)・貝割菜
 留鉢 うるいの湯葉巻・貝柱(利根産)、蟹身・エリンギ茸・加減酢
 箸付 白舞茸と楤の芽の浸し(高崎産)、うぐいす豆腐・桜麩・鍵蕨
 焼肴 鰆の山椒焼・合鴨の丸取、小袖玉子・つの字海老、花豆・菜の花の浸し、蒟蒻の旨煮(下仁田産)
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 造里 鮪・烏賊・箱島湧水銀光鱒、生湯葉・妻いろいろ・山葵
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 椀盛 真鯛と若竹の清汁(富士見産)、玉子豆腐・椎茸・木の芽
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 炊合せ 上州もち豚の角煮(倉渕産)、オニオン・竹の子・パブリカ、スナック豆
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 台の物 上州牛のしゃぶしゃぶ、長葱・葛切り・椎茸
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 食事 温麺
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 食事 豆ご飯
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 水菓子 旬のフルーツ

 この後、温泉→カラオケ→マッサージ→そのまま眠りの世界へ。

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行く場所がない(-"-)群馬の年末

 年末はやはり温泉。伊香保に行った。
 せっかく群馬に行くのだからと、その前にどこかに行こうと思った。
 富岡製糸場に行って世界遺産に指定されることを祈り、群馬県立自然史博物館で、恐竜の骨を見て、なかなか充実している富岡市立美術博物館を訪れる――プランを考えた。ところが。
 年末年始はすべて休館(-"-)
 年末年始くらいは休みたい、というのは分かる。けれど、世界遺産を目指すならば、年末に帰省する群馬県出身者が見学できるくらいのことをしてもいいのではないか。
 結局、午前10時くらいに家を出て前橋市のわがまま餃子に直行した。
 道はすいていて、1時間あまりで国道56号線沿いの同店に到着。
 うまかった(^o^)
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 味は変わっていなかったが、店内がきれいになっていた。カウンターは雑誌での紹介記事がべたべた張られていたが、すっきりしていた=写真。軽井沢出店の影響だろうか(^_^;)
 午後3時には伊香保のホテル木暮に。
 二つの大きな露天風呂(時間によって男女入れ替え)に岩盤浴。風呂が充実しているが何よりいい。さらに、1階ロビーには無線LANがあり、電源も近くにあるので、ありがたい。
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 結局、何度も風呂に入り、おいしい料理を食べ部屋ではマッサージをしてもらい、極楽の一日だった。
 個人的には不満のない年末だったが、ぐんま観光特使として、もう少し群馬県に年末年始の観光を考えてもらいたいと思った。

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久しぶりの伊香保。伊香保温泉まとめ

 桐生で花見や美術館鑑賞をした後、赤城山の南面を通って伊香保に向かった。
 夕方に伊香保に着いた。久しぶりの石段街。懐かしい。雨が降り始めていて、人通りは少なかった。
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 伊香保温泉は群馬県に赴任して最初に入った温泉だ。2004年に「温泉」と虚偽表示をして水道水のお風呂をお客に提供していた旅館が伊香保にあることがわかり、大騒ぎになった。
 しかし、最初に入った岸権旅館のお湯は本物だった。
 岸権旅館に「源泉から伊香保神社を通り、石段下を流れた湯を引いており、温泉を水で薄めたり、循環したりは一切していない」という説明をそのとき聞いた。その年の夏に温泉の虚偽表示問題がクローズアップされることは予想もせず、この「ぐんぐんぐんま」に岸権旅館から聞いた説明を書いたが、これは後々役に立った。「完全掛け流し」という言葉もこの時に初めて聞いた。
 次に入ったのは伊香保ガーデン。今は「塚越屋七兵衛」に名前を変えている。ぐんぐんぐんまの写真で紹介した檜露天風呂「星月の湯」は温泉ではないが、「ほととぎすの湯」は伊香保独特の黄金(こがね)色の湯だ。
 伊香保の伝統的ないわゆる「黄金の湯」は小間口権者組合が管理している。塚越屋も小間口権者組合の旅館の一つ。小間口については小間口権者組合のホームページを参照。 
 しかし、伊香保地区の旅館すべてに行き渡るほど黄金の湯は湧き出ていない。そこで白銀(しろがね)の湯といわれるメタケイ酸含有泉を引いている旅館も多い。オーモリお宿玉樹(黄金の湯も引いた)などだ。ただ、伊香保には黄金の湯の共同浴場(伊香保温泉露天風呂石段の湯)もあり、さらに共同湯が作られる計画もある。旅館はサービスの良いオーモリ、玉樹にして、共同湯で黄金の湯を楽しむという選択もある。
 伊香保には、かつて栄華を極めていたが、経営が悪化し、別の資本が経営権を握った旅館もある。その一つが、ひびき野。元町長が経営していた「さつき亭」が倒産。別の経営者が建物を修復して「ひびき野」としてオープンした。かつての高級旅館が手ごろな料金で泊まれるようになったため、お得かもしれない。
 もう一つが、伊香保グランドホテル。今はカラオケの歌広場を経営する会社が経営している。その日帰り施設、黄金の湯館は24時間営業だが、お湯自体は老舗の黄金の湯とは別物で、あまりお薦めできない。
 ホテル松本楼はぴのんという洋風旅館も経営している。お風呂は黄金の湯も引いている。洋風のぴのんに泊まったときは、お風呂は松本楼に行く。ぴのんにある洋食店「夢見亭」はおいしい。
 さて、この日、泊まったのは、千明仁泉亭。木造建築で、「田舎の実家に戻ったような感覚」(私の出身は東京だが)になる。
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 伊香保で山を持っている大地主は千明と木暮で、この二つの旅館が豊富な温泉の湯量を確保している。
 千明の温泉には群馬時代に何度も入った。今回もお湯が豊富な「仁の湯」「露天風呂」に入った。
 バーも一流。今回も伊香保をテーマにしたカクテルを飲んだ。
 広くて、さまざまなお風呂を満喫したい、というならばホテル木暮だろう。
 伊香保温泉の伝統的な湯「黄金(こがね)の湯」の湧出量の4分の1にあたる約1000リットルを使用。時間によって男女入れ替わる二つの大浴場はバラエティーに富む。「ゲルマニウム岩盤浴」なども楽しめる。

 伊香保は手軽に行けて、周辺の観光(例えば今回のように桐生まで足をのばす)もしやすい。
 伊香保には毎年泊まりたい。

 追記)伊香保については「伊香保温泉品質向上委員会」がまとめた「伊香保豆手帖」(200円)が詳しい。
 少し引用すると――。
 ■開湯伝説 
「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」
伊香保の温泉は昔から名湯として知られていますが、その起源は、第11代垂仁天皇の時代に発見されたという説と、草津温泉と同じように行基によって見つけられたという説があります。どちらにしても、南北朝時代の書物にすでに温泉が湧き出ていると書かれているのですから、本当に古くからある温泉なのです。(中略)
伊香保には「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」がありますが、もともと伊香保の温泉は、その色が特徴である「黄金(こがね)の湯」だけでした。黄金(こがね)の湯は、湯の中に含まれる鉄分が空気に触れて酸化し、独特の茶褐色になるため、黄金の湯と呼ばれたのです。この湯は刺激の少ない柔らかな湯で、身体を芯から温めて血行を促すので、特に女性には“子宝の湯”として喜ばれてきました。また病気やケガの療養にいいということで、昔から湯治場として人気を博していました。
「白銀(しろがね)の湯」は近年湧出が確認され、その温泉は1分間に110リットルという豊富な湧出量で、色が無色透明だったので、「白銀(しろがね)の湯」と名づけられたのです。この湯は病後の回復や疲労回復、健康増進に良い湯として知られています。(後略)
 ■湯と町の歩み
伊香保の湯の町は天正4年(1576年)、武田氏の配下にあった木暮氏ら七氏が傾斜地を利用して温泉街を形成したのが始まり。湯元から今の位置に集落を移して、温泉宿の経営を始めたのです。(後略)
 ■石段街にまつわるエピソード
●石段は全部で何段?
360段といわれている石段。石段は全部で315段ですが、神社に向かって登って行くと右側に37段の石段が並んでいます。合計すると全部で352段。切り上げて360段としたという説があります。

●竹久夢二と伊香保
退廃的ともいえる独特の雰囲気をもった美人画や叙情的な詩で、大正ロマンの旗手として一世を風靡した竹久夢二も伊香保を愛した一人。浴衣や半襟、手ぬぐいなど日常生活用品のデザインにも情熱を注ぎ、榛名湖畔にアトリエを構え、絵画や木工、陶芸、染色などを制作する美術研究所の設立を志したが、思い半ばで病に倒れた。
 ■伊香保はじめて物語
●茶褐色の温泉饅頭発祥の地
伊香保温泉の色を模して作られた温泉饅頭。伊香保では正式名は「湯の花まんじゅう」。伊香保の菓子職人が生み出した饅頭が全国に発信され、いまや全国の温泉で温泉饅頭が売られるようになりました。かつて伊香保には東京の菓子店「塩瀬」の支店があり、ここから育った職人が試行錯誤の末この温泉饅頭を作り出したと言われています。

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伊香保温泉・ひびき野

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 久しぶりに伊香保の新しい温泉旅館を開拓した。ひびき野(0279・72・7022)。
 元町長が経営していた「さつき亭」が倒産。別の経営者が建物を修復してオープンしたのがひびき野だ。
 日帰り入浴をした。入浴料1000円。日帰り入浴の受け付け時間は12:00~15:00。
 檜の露天風呂は黄金の湯もフレッシュでいい気分。
 昼食付き入浴というメニューもあるようなので、要問い合わせ。

 すっかり温まった後、閉店1日前のせきざわに行った。

 

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