群馬デスティネーションキャンペーン首都圏説明会「ググっとぐんまプレゼンテーション」

 JRグループ6社と地域(地方公共団体や県民・企業等)が一体となって取り組む国内最大規模の大型観光キャンペーン、デスティネーションキャンペーン(DC)の対象地域に群馬県が選ばれ、7月1日から9月30日まで、JRグループの宣伝媒体を活用した集中的な宣伝が日本全国で展開される。これに合わせ、群馬県の新たなの観光資源の掘り起こしも行われる。
 キャンペーンに先立って、6月10日午後6時からフォーシーズンズホテル椿山荘 東京(東京都文京区関口2-10-8、03・3943・2222)で、都内の観光、旅行関係者、マスコミなどを集め、「群馬デスティネーションキャンペーン首都圏説明会『ググっとぐんまプレゼンテーション』が開かれた。ぐんま観光特使も末席に加えていただいたので、その模様をリポートする。

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 司会・進行は、テレビ東京のEmorning!で天気予報を担当している関口奈美さん。

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 ググっとぐんま観光宣伝推進協議会会長の大澤正明知事は急用で欠席。茂原璋男副知事が代わって挨拶。「群馬は首都圏の宝石。磨けばもっと光る」。

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 JR東日本の代表取締役副社長の石司次男氏。「力いっぱいやりたい。1500の観光素材を準備した。力を入れたいのが列車の旅。C61形蒸気機関車は伊勢崎市に保存されていたが、復活させた。C61の復活は山田洋次監督がドキュメンタリー映画を撮っている。SLはこのほかC57、C58、D51も走らせる。吉永小百合のCMも流す」。

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 日本旅行の金井耿会長。「心配なこともある。震災の復興で東北に視線が集まっており、群馬は陰に隠れる恐れがある。また電力問題なども影響し、観光は大きなパラダイム転換を図らざるを得ない。土日以外が休日となる企業を狙ったり、北関東全体でPRするなど、成功に向け努力する必要がある」。

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 国土交通省関東運輸局長の神谷俊広氏。「行きすぎた自粛、停電、原発の風評被害などの悪影響があるなかで、官民が一体となったキャンペーンが展開される意義は大きい。ピンチをチャンスに変えて、大きく飛躍してほしい。関東ブロックや日中韓での観光面での協力も進めていきたい」。

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 南波和憲群馬県議会議長。「五感を使う体験型観光など、たくさんの魅力を提供したい」。

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 乾杯。

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 群馬ならではの食も用意された。上州牛ローストビーフ。

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 上州麦豚のしゃぶしゃぶ。

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 ギンヒカリのつみれ鍋。

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 ギンヒカリの軽いスモークと茄子のブレゼ ジンジャーバターソース。

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 上州豚のミラノ風カツレツ。

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 "チキンガンボ"上州地鶏とオクラのシチュー サフランライス添え。

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 尾瀬大白豆腐。塩で食べたい豆腐だが、山椒の塩漬けが載っていた。おいしかった。

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 岩名のたたきの手巻き寿司。なめろうののり巻きという感じ。なかなかおいしかった。

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 温泉地からも女将たちが応援にかけつけた。伊香保温泉の女将。

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 群馬県温泉協会会長の岡村興太郎氏。法師温泉を経営。

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 市町村長たちが気勢を上げる。

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 抽選会。女将たちがずらり。

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 群馬女将の会会長の塚越裕子さん(伊香保温泉の塚越屋七兵衛会長)。

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 曽我孝之群馬県商工会議所連合会会長が中締めの挨拶。

 観光特使としても群馬観光の盛り上げに協力したい。

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四万温泉・御夢想の湯

 四万温泉の日向見地区に新しい共同浴場「御夢想の湯」が完成した。。旧御夢想の湯が建築後38年たち、老朽化したため隣接地に新たな共同浴場を造った。
 大江山の鬼退治で有名な源頼光の家臣碓氷貞光がこの地で夜もすがら読経していた時にどこからともなく童子が現れた。貞光は「あなたの読経の誠心に打たれたので四万の病悩を直す霊泉を授けよう」という童子の神託を夢うつつに聞いたが、 目が覚めると本当に温泉が湧き出していた、という伝説がある。この湯が御夢想之湯と呼ばれた。また「四万の病悩を直す霊泉」から四万温泉の名前がつけられたという。
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 新・御夢想の湯は湯屋造りの建物。午前9時から午後3時まで観光客にも開放する。
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 石をくりぬいた浴槽。
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 浴槽は大人2人がやっと入れる広さ。しばらく脱衣場で待たなければならなかった。
 すでに入っていた年配の男性は長湯をして、なかなか出ない。湯船の端に腰掛けていたが、急にぐらっとなり、湯船へ。顔をつけて浮いている。脳梗塞か脳内出血かと思い、あわてて湯から引き起こした。
 幸い意識が戻っって、この人は「私は何をしていたのでしょう」とぽつりと言った。
 何事もなくてよかった。のぼせるとたまに起こる意識障害だったようだ。意識を失い、おぼれて死ぬ人も多いというから気をつけなければいけない。
 温泉を出てから、四万温泉協会にすぐに電話。「入浴上の注意を浴槽に貼るなどした方がいいですよ」と忠告した。
 年配の人が、寒い脱衣場で服を脱いでから急に熱い湯に入ったり、冬の露天風呂に入ったりするのはやめたほうがいいという。意識を失うなど万一の場合を考えて、共同湯などは一人で入らないほうがいいかもしれない。
 起きてからすぐの朝湯も危険。中高年になったら、無理はせず、体がすっかり起きてからゆっくりぬるい湯につかるのが良いそうだ。

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四万温泉・四万清流の湯

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 夜遅くまで入れる四万温泉の日帰り温泉施設「四万清流の湯」(中之条町大字四万3830-1、0279・64・2610)に行った。
 四万温泉の共同湯はもともと住民の利用が前提のため、観光客は午後3時までしか利用できない。旅館のお風呂も夜になると日帰り対応をしていないところがほとんどだ。
 夜、入りたいときに手軽に入れるのが四万清流の湯だ。
 四万温泉の入り口、四万川のほとりにある。
 男女とも室内、露天の2つの浴槽がある。
 加水はしていないが、多くの人が入る湯のため、衛生管理目的で循環装置を利用。塩素消毒もしている。
 営業時間は4/1~10/31が10:00~21:00、11/1~3/31が10:00~20:00(休館日は第4水曜日と12/27~12/29)。
 入浴料金は2時間 500円。

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中島屋(中之条町、そば)

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 四万温泉の商店街でおいしいそば屋さんを見つけた。川魚料理のくれないに行く途中にある「中島屋」(中之条町四万甲4231-1、0279・64・2400)だ。

中島屋

 おすすめの「きのこそば」(950円)を食べた。
 しめじ、まいたけ、なめこなど5種類のきのこを煮込んだ汁に10割そば(嬬恋産)をつけて食べる。
 地元の味がした。そばもおいしかった。
 四万温泉は旅館一つひとつに個性があるが、お店も個性的。
 今年は四万の飲食店をもう少し開拓してみたい。
 営業時間は午前11時から午後9時まで。第四火曜日は休みでその他は不定休。

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柏屋カフェ(四万温泉)

 鐘寿館から積善館に行く途中にある商店街にしゃれた喫茶店がある。柏屋旅館が運営する柏屋カフェ(群馬県吾妻郡中之条町四万4237-45、0279・64・2414)だ。昭和初期の建物を改装した店内はノスタルジックで落ち着いた雰囲気。

柏屋カフェ

 コーヒーはエスプレッソ(450円)、カプチーノ(500円)がお薦めという。温泉マークを付けたカプチーノが550円。温泉マークだけで50円増し・・・さすが四万温泉。笑える。
 今回は、四万名物、花豆を使ったsweetsを頼んだ。
 左が「夏期限定・クリームあんみつ」(700円)。右が「柏屋特製高原豆サンデー」(700円)。クリームあんみつは白玉を入れ忘れ、後から追加された(笑)。サンデーは甘くない豆がアイスクリームととても合う。
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 営業時間は午前10時から午後6時、木曜定休。

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鐘寿館その2

 個人客中心で浴槽の数が多いためか、宿泊客は多かったが、大浴場もすいていて、伸び伸び入れた。
 大乃湯(石張りの男湯)↓
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 源乃湯(露天風呂風の混浴の大風呂。16時~18時は女性専用)↓
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 大乃湯の前には飲泉所もある↓
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四万温泉・鐘寿館その1

 四万温泉・鐘寿館(0279・64・2301)に泊まった。
 個人がゆっくり時間を過ごすための宿で、宴会客の予約は受け付けない。お風呂は貸し切りの露天風呂「山里の湯」がすばらしい。浴槽は3ヵ所。
 1番上にある浴槽は広くて寝湯もある↓
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 2番目にあるのが↓
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 3番目にあるのが↓
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 四万温泉は個性的なお風呂が多く、大浴場ならば、鹿鳴館風の積善館の風呂川沿いの四万やまぐち館の風呂がお薦めだが、「山里の湯」は個人客を大切にする鐘寿館ならではのお風呂。山の中で時間を忘れて、ゆっくりお湯につかることができる。
 食事は別室だが、テーブルとイスのなんとも味わいのある部屋。明治政府がヨーロッパの列強と会談した部屋のようだ(どんな部屋で会談したのか実は知らないが(^^ゞ)。料理は通常の和風旅館のメニューに若者に人気がありそうな現代的メニューをバランス良く加えており、おいしかった(写真は最初に並んでいた料理)。
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 山里乃湯は、夜9時に閉まるので、夜は貸し切りの古式風呂がお薦め。3種類あり、どれも味わいがある。
 一乃湯(石造りの家族風呂)↓
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 二乃湯(檜造りの家族風呂)↓
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 三乃湯(檜造りの家族風呂)↓
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薬王園(中之条町)

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 四万温泉に行く途中、宣伝の看板を何度か目にし、気になっていた「薬王園」。
 実は一度はクルマで入り口まで行ったのだが、安っぽい白い像にいかがわしさを感じ、800円という入場料も高いと思い、そのときはUターンした。
 しかし、この薬王園、怪しい宗教団体の経営ではなく、中之条町の沢田農協が運営しているらしい。
 農協のホームページを見る。
 沢田地区は、中之条町の北西部に位置する山間地帯であり、北は、新潟県境の三国山脈に続く標高1,000m以上の山々が連なり、その谷間に集落が点在している農村地域です。古くからは、養蚕が盛んでしたが、現在では、水稲・野菜(加工用)・畜産・きのこ等を組み合わせた複合経営が多く、特に農産加工事業の加工原料野菜の栽培が中心になっています。漬物等地域の美味しい野菜・果実からつくる手づくり「沢田の味」が人気を呼んでいます。管内には、年間50万人の入込客のある四万温泉・沢渡温泉の二つの温泉郷があり、また、沢田農協で運営する薬草農業公園「薬王園」には、毎年多くの人々が訪れていて、地域の産業は、農林業と観光業が主となっています。
 養蚕業が廃れ、温泉客をなんとか呼び込もうと考えに考えた末、作ったテーマパークが薬王園のようだ。
 怪しくないと分かり、訪ねてみることにした。
 りんご狩り(30分食べ放題)とセットの1070円のプランで入園した。
 まず行ったのは薬膳レストラン神農。
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 上の写真は薬膳粥<肝太君粥>(735円)。目の疲れに効くメグスリノキエキス入り。目に良いと言うクコの実、滋養強壮、疲労回復に効くとされるハスの実、新陳代謝を促す高麗人参なども付いており、健康によさそう。
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 行者にんにく、山くらげ、桑の葉などが入ったラーメン(735円)もこの店ならではのメニュー。どくだみ、はとむぎ、カワラケツメイ、陳皮、青紫蘇などが入った健胃茶も自由に飲め、なかなか良い店だった。
 健康をチェックできるさまざまな体験コーナー(はだしで木や石の上を歩く健康ロードは250mを歩けず、140mで断念、とにかく足が痛い=下の写真)もある。「健康」をテーマにしたこと自体は時代に合っている。
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 ただ、ハーブガーデンなどは説明不足でいまひとつ楽しめず、薬草加工工場、パン工房も期待はずれだった。
 何よりおかしいと思ったのは自然園ゾーン、工芸体験村として、薬王園の一部とされている施設が、実は別の独立した施設だったこと。薬王園に入らなくても、タダで工芸体験施設などには入れるのだ。
 一体、入場料800円の根拠は?
 こうした部分はキチンとしないといけない。
 薬王園前のりんご園でのりんご狩り=下の写真=は楽しかった。つがるを5個食べた。
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 新治村のたくみの里を見習い、入園料はなしにして、周辺の農園なども自然に回れるエリアにしたほうがいいのではないか。レストラン神農は入場料がなければ何度でも行きたい店だ。
 薬王園(中之条町折田2411、0279・75・7111)の営業時間はAM9:00~PM5:00(入園はPM4:00まで) 。12月21日~2月末日までは休園。

 

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四万たむらその3

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 川沿いには混浴の「幻の湯/竜宮」もある。川の水かさが増すと水中に隠れてしまうと言う。

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四万たむらその2

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 もうひとつ、おすすめが、檜風呂・御夢想の湯。共同浴場の御夢想の湯のイメージで造られた。
 洗い場はないが、それがかえって天然温泉らしくていい。

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