蛇の湯温泉(東京都西多摩郡檜原村) たから荘

 日本秘湯を守る会の会員宿。群馬にいた時は、当時の会員宿にはすべて行った(その後、会員宿が増えて、まだ行っていない宿も一つある=湯の小屋温泉 葉留日野山荘)。東京には会員の宿が一つしかない。それが、蛇の湯温泉・たから荘(東京都西多摩郡檜原村数馬2465、042・598・6001)だ。
 なんと、山をおりて自動車道に出たところに、たから荘があった! 14時52分着。

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 傷ついた大蛇が川原の湯で傷を治したので「蛇の湯」と呼ばれるようになったらしい。
 日帰り入浴が出来る時間帯は10:00~18:00。入浴料は1000円。
 山の帰りにすぐにいい温泉があったのがうれしいが、それが秘湯の宿ということで、ものすごくうれしい。
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 源泉温度10.4℃、加温している。
 泉質はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉。
 給湯口源泉・浴槽循環濾過。
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 紅葉の季節に来てよかった。
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 秋川渓谷沿い。渓谷の眺めがすばらしい。

 まだ時間が早く、風呂は独占状態だった。

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 休憩室もある。
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 風呂あがりのビールは格別。

 16:54発のバスで武蔵五日市駅に向かった。
 山に温泉。いい1日だった。

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唐沢鉱泉(長野県茅野市)

 3日目の夏休みを取り、山の師匠、Mさんと八ヶ岳へ行った。
 標高1870m、八ヶ岳天狗岳の中腹に位置する唐沢鉱泉に宿泊した。
 400年前、甲斐の武田信玄が将兵療養の秘湯として使ったと伝えられる鉱泉が楽しみだ。日本秘湯を守る会の宿。
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 宿の敷地内から、毎分約600ℓの豊富な湯が自然沸出している。泉温は約10℃で、加温している。檜造りの湯舟に浸かっていると気が休まる。大きな窓と天窓があり、開放感もある。
 泉質は二酸化炭素冷鉱泉。
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 一方の湯舟を沸かし湯に冷たい源泉を混ぜてぬる湯にしているのがうれしかった。38℃くらいにぬる湯に浸かっていると炭酸ガスの小さな気泡が体に着く。ほのかに硫黄のにおいもする。白い湯花はろ過していないぬる湯の方が多かった。ぬる湯はとても効きそうだった。
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 食事も豪華。これで一泊二食1万1500円は安い。
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 お風呂は朝7時から夜10時まで(日帰り入浴は午前9時から午後4時まで、700円)。寝る前に1時間ほどゆっくり浸かった。
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 部屋に入ると初めは暗いと感じたが、慣れてくると十分明るい。黄色い電球は目に優しく、疲れない。
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 山登りは仕事の翌日に行くことが多く、いつも疲れを引きずっていたが、前日にゆっくり休むことができた。
 食事をしてから湯に入り、テレビを見る。ほかにすることはない。テレビゲームやパソコンがなかった子供のころの夜は、こんなふうにのんびりしていたような気がする。

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伊豆の踊り子ゆかりの宿、湯ヶ野温泉・福田屋

 熱海からそのまま東京に帰るのはもったいないので、伊豆の秘湯に行くことにした。
 日本秘湯を守る会の宿は静岡県では3つ。その中から福田家(静岡県賀茂郡河津町湯ケ野236、0558・35・7201)を選んだ。
 川端康成が一高生のときに3日間、泊まったのが福田家。そこで、踊り子の一行を目にする――。
 熱海で10時11分発のJR伊東線、伊豆急下田行きに乗車。11時43分河津着。七滝経由修善寺行きの東海バス
に乗り、15分で湯ヶ野に着く。
 湯ヶ野温泉入り口。Yuganoonsen001
 伊豆の踊り子の文学碑を目指して数分歩くと橋があり、橋の先に福田家がある。
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 福田家に向かって橋の右を見ると左手に文学碑がある。
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 橋の左をみると左手に踊り子たちが昔入浴した共同浴場がある。
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 福田家の玄関。
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 踊り子の像。
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 事前に連絡したところお風呂は10時から17時まで日帰り入浴できるという。
 二つの風呂があり(どちらも入浴料700円)、泊り客は時間によって、どちらかを選ざるを得ないが、昼過ぎに行ったのでどちらも入れる。
 まず、岩風呂・露天風呂に入ることにした。
 温泉はナトリウム・マグネシウム・塩化物泉。源泉の温度は62.5℃。
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 岩風呂は温度が高い。
 これに対して、露天風呂は外気でぬるくなっており、これがかえってちょうどよく、長湯ができる。
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 1時間以上、露天でのんびりとした。林の中で空気もきれいだ。久々に、山の中の温泉を楽しんだ。

 旅館では昼食が取れないので、バスどおり沿いにあるうなぎの田丸家(静岡県賀茂郡河津町湯ケ野192-7、0558・35・7016)に行った。
 うな重とビールを注文。
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 一休みしてから、また福田家に行った。
 今度は榧(かや)風呂の番だ。明治12年創業以来のお風呂だ。
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 この浴槽はすばらしい。四万温泉の積善館道後温泉本館のような、歴史のある風呂場は、念入りに造られていて、その造りでも癒やされる。榧(かや)風呂もそんな感じのお風呂だ。
 かけ流しの熱い湯に浸かり、心身が活性化した。

 温泉を満喫し、ようやく関心が伊豆の踊り子に向かった。
 橋を渡って旅館の右の方へ行くと文学碑がある。
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 文学碑の前にあった説明書きの文章を引用しよう。
 伊豆の踊子
 『伊豆の踊子』は、ノーベル文学賞を受賞された川端康成の代表作であります。
 康成は孤独な学生生活の中で、一人、傷心の伊豆の旅に出て、天城峠に茶店で娘を連れた旅芸人の一行に出会い、共に連れ立ち、幾重にもつづれ織りなす天城路の美しさと、初々しい踊子の明るさ、清らかさに心を引かれていく、『伊豆の踊子』のほのかなロマンは天城路の描写と共に、名作と言われるゆえんであります。大正七年十一月のことで、二日、三日、四日とこの地に宿泊したときのことが物語の中心になっております。
 『伊豆はあらゆる風景の画廊である』―と康成はこよなく伊豆を愛されました。
 康成は明治三十二年六月大阪に生まれ、昭和四十七年四月他界、七十二歳でした。世界的な文豪としてその名は不滅であります。
 川端康成文学碑保存会

 康成が福田家に3日泊まった時の2階の部屋。
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 福田家の前の橋もロケに使われた。
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 踊子の一行が入浴した共同浴場。当時は露天だったようだ。
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 今は住民しか利用できない。
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 共同湯から福田家の方を見ると、康成が泊まった部屋からこちらを見通せることが確認できた。対岸に見える共同湯の前に立った踊り子の裸姿にびっくりしたというのは本当のようだ。
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 湯ヶ野温泉でゆっくり過ごした。15時48分発河津駅行きのバスに乗り、16時16分発のJR特急スーパービュー踊り子10号(大宮行き)に乗った。パソコンの路線案内だと、熱海で新幹線に乗り換えることを勧めるが、池袋までそのままいけるので、3時間弱乗っていくことにした。19時過ぎに池袋に到着。
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 温泉あり、文学散歩ありの、予想以上に楽しい1日旅行だった。

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鎌田温泉・梅田屋旅館

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 観光ガイドなどではあまり紹介されていないが、片品村には9つの温泉がある。
 尾瀬戸倉温泉●アルカリ性単純温泉/53度
 片品温泉●アルカリ性単純温泉/53度
 丸沼温泉●単純温泉/44度
 座禅温泉●硫酸塩温泉/57度
 白根温泉●単純温泉/43度
 東小川温泉●単純温泉/29度
 鎌田温泉●アルカリ性単純温泉/56度
 幡谷温泉●単純温泉/50度
 花咲温泉●アルカリ性単純温泉/43.5度
(片品村の温泉ガイドより)
 温泉好きとしてはとても気になるが、前橋から遠くてそうそうは行けない。
 とりあえず今回鎌田温泉に立ち寄った。
 国道120号線沿い。梅田屋旅館(0278・58・2355)に行った。
 正午から午後8時まで受け付け、入浴料500円。
 内湯は水芭蕉の湯、露天が三郎の湯
 適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進。
 加水なし、加温あり、循環・ろ過装置使用。
 尾瀬近くは込み合っており、ちょっとクルマで走ったところにある鎌田温泉は便利。汗を流すには手ごろな温泉だった。
追記)日本秘湯を守る会の宿になっていた。

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栃尾又温泉・自在館その4

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 霊泉したの湯は、木造の雰囲気の良い浴槽。3時半に行くと、お年寄りがもう入っていた。読書をしていた。ぬる湯特有の光景だ。
 つかっていると人がどんどん増え、1時間で10人ほどになり、浴槽は満員になった。
 みな目を閉じ1時間以上つかっているから、回転が悪い。その時点で上がったが、途中計10人以上の新たな入浴客とすれ違ったから、混雑は必至だ。
 ところで、自在館は貸し切りの内風呂も多数ある。空いていれば日帰り入浴客も使える。ぬる湯ではなく39℃の温泉だが、カップルで一緒に入りたいときは貸し切り風呂を予約しておいたほうが良い。
 

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栃尾又温泉・自在館その3

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 霊泉うえの湯は、一次日帰り入浴施設にしていたため、お風呂屋さんのお風呂という感じ。けれども広々とした浴槽でゆっくりぬるいお湯につかれる。右手奥はスロープがついていて寝ながら入るのにもってこいの場所。ここで2時間過ごした。
 平標山登山で痛くなった両膝は尾瀬で悪化し、ゴルフのときも痛かったが、かなり楽になって、階段の上り下りは普通にできるようになった。
 
 栃尾又1号泉は「したの湯」の真下から湧出。自然湧出で毎分102l。泉温は約36℃。
 単純放射能泉。
 一般的適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
 泉質別適応症は痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病

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栃尾又温泉・自在館その2

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 お弁当も結構豪華=写真=だった。部屋が使えるのは午前10時から午後3時までということだが、すいていれば午後5時ごろまで使っても構わないという。5時までゆっくりすごそうと決めた。
 大浴場は霊泉うえの湯と霊泉したの湯の二つがある。うえの湯は朝5時から午後3時までが男湯で、午後3時半から11時までが女湯。したの湯は逆に朝5時から午後3時までが女湯で、午後3時半から11時までが男湯。
 日帰りの場合ふつうだと男性はうえの湯しか入れないが、午後1時から午後3時までうえの湯、3時半から1時間、したの湯に入った。
 部屋には親切なお風呂や泉質のガイドがあった。

 大浴場のラジウム温泉(一号泉、毎分102l)
 両方の大浴場ともに、35度で自然湧出のラジウム温泉(単純放射能泉)を、加温、加水をすることなくかけ流しています。ぬるい温泉です。
 昔から栃尾又には「長湯」という入浴法があって、それが守られています。「長湯」とはぬるいふろになるべく長く入って(1時間から3時間くらい)上がるときに熱い上り湯にさっと入って、あたたまってから上がるというものです。上り湯は循環加熱しています。
 ぬるいふろでじっとしていると体中に小さな泡がついてきます。昔から、これを大切にしています。
 湯上がりののち、しばらくぬるい温泉が体を芯から温めていたことを感じていただけるはずです。

 ラジウム温泉
 ラジウム温泉(あるいはラジウム泉)と呼ばれる温泉には、金属であるラジウムが直接溶け込んでいるものとラジウムから出るラドンを含有しているものと二つのタイプがあります。
 栃尾又のラジウム温泉は後者のタイプです。
 ラドンは気体であり、水にもよく溶けるため、私たちが体内にうけ入れやすいものなのです。
 入浴していると皮膚や肺からラドンは体に入ってきます。
 ラジウムもラドンも放射性物質です。体内に入ったラドンはα線という放射線を出しながら変化していきます。
 ラドンが出した放射線は私たちの細胞を適度に刺激し細胞内のものを活性化します。
 そのため、新陳代謝がよくなり、自然治癒の力もアップします。
 私たちが本来もっている自分で自らを元気にする力を温泉が後押しするのです。
 一人ひとりがもつ体の不都合をそれぞれ自分の体が治していくのです。

 Q長湯をしていてさむくなることがあるのですが?
 A寒くなったらムリをせず、上り湯であたたまりましょう。そのまま上がるもよし、もう一度ぬるい湯につかるもよし。カゼをひかないことが第一です。
 Qラジウム温泉は何にきくのですか?
 A栃尾又温泉の泉質別適応症として慢性婦人病、慢性皮膚病、高血圧症、胆のう炎、胆石症、動脈硬化症、痛風があります。
 Q熱い湯にくらべ、ぬるい湯はどんな効果があるの?
 A熱い湯が熱による急激な刺激により交感神経を優勢にするのとは反対に、ぬるい湯は副交感神経を活発にします。血管への刺激が急ではないので高血圧症の方も安心です。長湯ができるので水圧を長時間受けることにより、適度に疲れます。食欲が増し、よく眠れます。心身共にリラックス状態になるのです。

 

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栃尾又温泉(新潟県湯之谷村)・自在館その1

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 ぬる湯のラジウム温泉があると友人から聞いて、行きたくなった。場所は新潟県北魚沼郡湯之谷村栃尾又。
 日本秘湯を守る会加盟の自在館(02579・5・2211)に行くことにした。
 日帰り入浴はできるか電話で尋ねたところ、部屋、食事付きならば対応できるという。部屋付きはむしろありがたい。群馬県の日帰り温泉で部屋付きは沢渡温泉のまるほん旅館などごくわずかだが、温泉は日帰りでも、浴衣に着替えて、入浴して、部屋で休んでからまた入浴する、といったパターンが理想だ。お弁当付きが4500円。お膳付きが6500円とのこと。お弁当付きを頼み、午前11時過ぎに前橋を出発した。
 関越自動車道小出インターチェンジ(IC)からクルマで約20分という。 
 水上までは行き慣れた道。水上を過ぎ、長さ11kmという本当になが~い関越トンネルをくぐりぬけると新潟県だ。
 前橋ICから小出ICまで料金は3350円。東京へ行くより高い!が、すいていたので、東京よりも近く感じた。
 1時間半で栃尾又温泉に着いた。
 栃尾又温泉は養老年間(717~723年)に発見されたという。新潟県の温泉の中でも最も由緒のある温泉だ。
 
 ぐんぐんぐんまでは、最初、群馬の名所や名産をチェックしようと思っていた。しかし、1年以上群馬で暮らすと、もう観光客の視点ではなくなっている。群馬で暮らす者として、おいしいもの、楽しい場所を探すようになってきた。だから、新潟や長野、栃木、埼玉も当然、ぐんぐんぐんまの範疇に入ってくる。群馬は古くから交通の要衝だったというが、確かに、どこへ行くにも便利なのが群馬。これからは、たまには周辺の県にも行ってみようと思う。
 
 
 

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秘湯の宿制覇!武尊温泉・萱の家その2

 檜造りのひなびた浴室。ただ、浴槽は源泉を供給しているものの、循環併用で、お湯は水道水のようなにおい。
 日本秘湯を守る会のホームページによると、泉温20.5℃、湧出量毎分20リットル。湯量不足で加水、循環をしているのだろう。ただ、残念ながらそういった表示はない。下仁田温泉のように表示をきちっとしていれば、いいと思うのだが。 良心的な温泉旅館の多い日本秘湯を守る会の宿でも、温泉法で認められる温泉ではなく、本来の温かい湯が湧き出る本物の温泉は少なく、イメージに頼っているところも多かった。湯量不足とそれを補うための循環式導入が一般的になっている。本物の温泉は少ない。 
 日本秘湯を守る会の13軒の宿の第一印象は以下の通り(秘湯度、温泉の雰囲気・泉質)  
法師温泉・法師温泉長寿館◎◎
湯の平温泉・松泉閣○△
尻焼温泉・関晴館別館○○
鹿沢温泉・紅葉館△◎
川中温泉・かど半旅館○△
薬師温泉・かやぶきの郷 薬師温泉旅籠×○
沢渡温泉・まるほん旅館◎◎
たんげ温泉・美郷館◎○
霧積温泉・金湯館◎○
下仁田温泉・清流荘○○
八塩温泉・神水館×△
武尊温泉・萱の家○△
滝沢温泉・滝沢館○△
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秘湯の宿制覇!武尊温泉・萱の家その1

 日本秘湯を守る会の群馬県の宿13軒で訪ねた最後の宿が武尊(ほたか)温泉・萱の家(川場村湯原2077-1、0278・52・2220)。
 大好きな川場村にある温泉だ。役場を通り過ぎ山が見えてくると、萱の家がみえてくる。
 付近の農村から古い民家を移築して旅館にしたという。
 日帰り入浴は正午から午後4時まで。入浴料は500円。休憩付き入浴はなし。
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