びんてじ(東京・浅草橋、居酒屋、静岡おでん)

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 静岡おでんのおいしい居酒屋、びんてじ(東京都台東区浅草橋1-31-4 大原第3ビル1F、03・3865・7220)に行った。


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 テーブル席は満席。カウンターに座った。

 メニューにあった店の紹介文。
 ~時間と手間が造り出す食・酒の味わいのご提供~
 当店はこれをコンセプトに“Vintage”という単語から“びんてじ”と命名いたしました。真黒な静岡おでんの出汁は26年大事に継ぎ足したものを引き継ぎ、そのほかのメニューも熟成・寝かし・長時間の煮込みなどが作り出す味わいを中心にご用意しております。
 別紙メニューの焼酎、地酒、泡盛につきましては、提携の酒屋様、蔵元様のご協力により、流行等は関係なく、その時節お勧めの銘柄を揃えております。常に変動するため、すべて試飲OKとなっておりますのでご遠慮なくお申し付けください。

 静岡おでんについて
 静岡では、季節を問わずに非常に身近な食文化として、おでんが根付いています。(駄菓子屋さんにもおでんがありました)
 *牛筋とまぐろで出汁を取り、それを大事に継ぎ足すことで真っ黒になった出汁。
 *粉カツオと青海苔をかけて食べる。
 *継ぎ足すことで増していく甘みと、店ごとのおでん種による独自の味わい(出汁に対して、調味料はほとんど使いません)

 味噌をつけて食べる名古屋寄りのおでんを出すお店もありますが、静岡市内を中心とした、独特の味わいと食べ方をするのは、当店でお出ししているものです。
 時を経る毎に深みを増す味わい。“びんてじ”の命名の根本となっております。

 メニューにある静岡おでんを全部食べてみることにした。
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 和牛・牛すじ 294円
 黒豚・白もつ 210円
 三日仕込み大根 242円
 ふっくらさつま揚げ 189円
 手造り黒はんぺん 158円
 まずはこれだけ。

 味がしっかりついている肉じゃががあるが、そんな感じ。ご飯があってもいいと思うほど、しっかりと味がついている。おいしい。

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 山芋とろろグラタン 714円
 なかなか。

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 厚揚げ 189円
 なると巻 158円
 ちくわぶ 158円
 山芋つなぎこんにゃく 158円
 ゆで卵 126円
 お芋 126円

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(クリックすると大きな画像で見られます)
 トイレにしりあがり寿のシュールな静岡おでんのマンガがあった。

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 庶民的雰囲気の店。

 値段も安いし、ローカルな雰囲気もあるくつろげる店。

 今度はやきそばも食べてみたい。

 営業時間は18:00~23:00(22:00FOOD L.0.、22:30DRINK L.0.)

 日曜日・祝日定休。

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木挽町 楓(東京・銀座、居酒屋)

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 木挽町 楓(東京都中央区銀座3-14-5 銀座Jビル2階3階)に行った。銀座にも、こんなに店があるんだなあと思う素朴な店。この日は食べなかったが静岡おでん、静岡のお酒、富士宮焼きそばなど、静岡の味が楽しめる店だ。

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 9月のおすすめ。名物とろろ焼き(桜えび入り)800円。

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 じゃが芋素揚げ。600円。

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 いろいろきのこバター炒め。700円。

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 富士宮焼きそば(三元豚入)。750円。

 富士宮焼きそばは、東名高速道路の3つのサービスエリアに店があるが、どの店も開店が遅い。混まないように早朝高速を走ると、食べられない。それだけに、余計に食べたくなる。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、富士宮やきそば(ふじのみややきそば)は、「富士宮やきそば学会」の登録商標であり、静岡県富士宮市の焼きそばである。
 1999年、富士宮市の町おこしに付いて話し合いをしている際、独自性がある地元の焼きそばに着目したのがきっかけである。
 この「富士宮やきそば」という名称は、古くから当地で食べられてきた焼きそばを新たに命名したものである。
 御当地人気料理特選に選ばれていて、B級グルメの人気を決めるB-1グランプリにおいては第1回と第2回は第1位、第3回は特別賞となった。町おこしの成功例として取り上げられることもある。
 富士宮やきそばは、通常のやきそばとは製法や使う食品が異なる点があり、次の3つが挙げられる。
1.富士宮やきそばを名乗るためには指定された麺を使用する
2.油かす(富士宮では「肉かす」と呼ぶ)を使用する
3.仕上げに削り粉をふりかける
 富士宮やきそばに使われる蒸し麺は水分が少なく固い状態のため、調理の際に少量の水を加えることで調節し、調理を行う。なお、富士宮やきそばとして使われる麺は原則として3つの製麺業者の麺のみであり、富士宮市内の製麺業者であるマルモ食品工業、叶屋、曽我めん、木下製麺所[2]であるとされている[3]。富士宮やきそばを売る店はお宮横丁など、富士宮市内に多く存在する。市外にも富士宮やきそばを提供する店も増えている。
 富士宮やきそばを名乗るためには、特定の製麺会社と仕入れ契約を交わし、富士宮のPR活動を行い、登録商標使用料(ロイヤリティー)の契約を交わす必要がある。

 東京で富士宮焼きそばを食べるならばこの店だ!

 「食べログ」によると、営業時間 [月~金]は11:30~14:00(L.O)、18:00~23:00(L.O)。
 定休日は土曜日(予約のみ営業)、日曜日、祝日とあるが、店の名刺は営業時間のところがマジックで消されていた。気分で店を閉めるのかもしれない(笑)。

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上燗屋 富久(東京・新宿、おでん)

 上燗屋 富久(東京都新宿区新宿3-12-4、03・3350・6729)に行った。早くからいっぱいになる店なので、なかなか入れなかったが、今日は早めにいってなんとか席を確保した。

上燗屋 富久

 ご主人とおかみさんの二人で切り盛りする。口数は少ないが、不親切なわけではない。通いなれればなじみになれそうな店だった。
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 テーブル席でご主人とあまり会話ができなかったのでdancyu2008年3月号のおでん屋特集を参照する。この店のおでんの決め手はつゆ。「特上の昆布と削り節を惜しげもなく使って一番だしをとり、日本酒をたっぷり加える。そこへ下処理をした手場先3本をさらしに巻いて入れて、沖縄の塩で味つける」。
 箸しかないのでだし汁を飲むスプーンをお願いしたところ、別の器にだし汁だけ出してくれた。これだけで飲んでもらえる自信があるのだろう。
 おでん種も「はんぺんは銚子、薩摩揚げは博多、湯葉は京都の湯葉弥から・・・と手間をかけて取り寄せる」。
 おでん以外のおつまみも豊富。
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 この店はビールがとてもうまい。日本酒は飲まなかったが、酒のうまさも一級なのだろう。
 月に1回は会社帰りに立ち寄って、一杯飲みたい店だ。
 営業時間は17:00~22:00。日曜定休。

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こなから(東京・湯島、おでん)

 おでんの名店と言われるこなから本店(東京都文京区湯島1-9-6、03・3816・0997)に行った。
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こなから

 JR御茶ノ水駅聖橋口から徒歩5分。本郷通りから「小川軒」横の路地を少し入ったところにある。民家風の建物の1階が店舗になっている。中に入ると足元が掘り炬燵になっているコの字型のカウンター席があり、くつろげる雰囲気だ。
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 まずは生ビールと突き出し。
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 おでんはひょうたん型の銅製の鍋(重さ15kg)に。
 おでん種は、糸こんにゃく、きくらげ(200円)、こんにゃく、京厚揚げ(250円)、昆布、すじ(魚)、ちくわぶ(300円)、産みたてたまご、大根、鶏スパイスつくね、いわしつみれ、よもぎすいとん、みず菜、京がんも、帆立入りさつま揚げ、げそ天、じゃが丸さん、かぼ丸さん、おこげさん、あんこ玉さん、チーズ入りピリ辛すいとん、白ずいき、餅きんちゃく、梅がんも、とうふ(350円)、京ゆば、手造りはんぺん、椎茸しんじょう、サツ栗さん、ごぼう天、れんこん餅(400円)、かきのおでん(1100円)。
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 だしがおいしい。椎茸の石づき、鯖の削り節、鰹節、昆布でだしをとり、塩で味付けしているという。
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 練り物は本店2階で作って、支店にも送っているという。手造りの練り物が大変おいしい。
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 日本酒は秋田・両関(燗酒、常温)二合、両関(冷酒)300mℓ、新潟・越の誉(常温)二合、山形・大山(冷酒)300mℓがすべて1300円。
 生ビール(キリン一番搾り)650円。
 焼酎は、麦焼酎二階堂と芋焼酎からり芋が各600円。ひょうたんボトル(麦)こなから四合が5000円。
 このほか、梅酒600円、ウーロン茶450円。
 ぐい飲み、御銚子にも書かれている「こなから」とは小半と書き、二合半を意味するという。ほどほどの分量を指すようだ。
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 鍋は毎日、きれいに洗って1からだしを作る。
 楽しい時間を過ごせた。
 営業時間は18:00~22:30(ラストオーダー22:00)。日曜・祭日休み。

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大多福(東京・浅草、おでん)

 ちょっと寒くなってきた。おでんがおいしい季節だ。
 dancyu2008年3月号「特集おでんの笑顔」の一番最初に紹介されていた大多福(東京都台東区千束1-6-2、03・3871・2521)に行った。

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 店に入るところから楽しくなる雰囲気のある入り口。
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 入ったばかりのところがカウンター席。
 おたふくのお面が多数飾ってあったり、古い地図が張ってあったりして、店内は楽しい。
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 奥が座敷になっている。
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 座敷でも、温かいおでんが食べられる工夫。鍋を食べるような感じでおでんを楽しめる。 
 おでんは110~530円(1品)。常時35~40品のおでん種がある。初めはお任せ(2500円)を頼んで、後で好きなものを追加した。
 お任せは、たこ足、ばい貝、半ぺん、がんもどき、昆布、いかぼうる、大根、玉葱だった。
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 おつゆが上品で本当においしい。
 ビール、日本酒(ねのひ)を飲んで2人で7000円ちょっとだった。おでんは手ごろでいい。

 大多福は大阪・法善寺の境内にあったお多福から暖簾分けされて1915(大正4)年に浅草で創業した。
 danchuによると、本店が料亭だったこともあり、昆布と鰹節でしっかりとだしをひいて淡口醤油で味付けするスタイル。
 営業時間は午後5時~11時。
 日曜・祝日は午後4時~10時(3-9月は午後5時から)。

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多古久(東京・上野、おでん)

多古久
 夜、1904年創業というおでんの店、多古久(東京都台東区上野2-11-8、03・3831・5088)に行った。地下鉄湯島駅から不忍池方面に行き、仲町通りを入って左側にある。古い建物だ。この通りは古い建物か風俗かといった感じだ。
 関東風のおでん。大根、トロのネギマ、コンニャクなど、味がしみていて、とてもうまい。おばちゃんも味がある。
 時間がとまったような、とても楽しいひと時を過ごせた。
 月曜定休。営業時間は午後6時から午前零時まで。

 夜の仲町通りは、店を出てからが大変だ。日曜日の昼間は閑散としていたが、夜になると客引きが多い。ママ自らが客を引いていたりするので、美人の客引きも多い。同僚のKさんは慣れたもので、まったく店に入る気はないのに、客引きの女性との会話を楽しんでいる。彼はこの通りを通過するのに通常30分はかかるそうだ(笑)。
 
 上野は本当に不思議なところだ。周りが風俗店だらけになっても、古い店が堂々と営業を続けている。本当にいい店は周りがどうなろうと、景気がどうなろうと、強い魅力で人を集めるようだ。

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やす幸(東京・銀座、おでん)

やす幸(東京・銀座、おでん)
 昭和8(1933)年、銀座で創業した老舗のおでん屋さん、やす幸(東京都中央区銀座7-8-14、03・3571・0621、3467)に行った。
 関西風の味付け。大根、豆腐、卵・・・みな、おいしい。
 値段の表示がなくちょっと怖いが、そんなに高くはない。
 「東京いい店うまい店2005-2006年版」(文藝春秋)によると、200~800円。
 おでん屋のいいところはすぐ食べられ、予算に合わせて注文できるところ。
 ビールを注文し、6品くらい食べれば、幸せに。それで店をあとにすれば、文字通り「やす幸」。
 年中無休。営業時間は午後4時から午後11時まで。

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北山軒(松山市、ラーメン、おでん)

 バーに行った後、北山軒(ほくざんけん、松山市二番町2-2-10、089・945・9920)に行った。
 カウンターの上におでんやさまざまな総菜が並んでいる、ラーメン店というより、一杯飲み屋という感じの店。
 45年も営業している店だけに、常連が多く、とてもアットホーム。おでんをたくさん食べた。
 ぎょうざはにらがきいていておいしかった。
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 営業時間は午後6時から午前4時まで。不定休。

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