ワインバー アンブラ(東京・神楽坂)

 四谷三丁目にあった「ワインバー エノテカノリーオ」が昨年末に閉店。ソムリエの泉俊輔さんのワインの選択や説明がすばらしく、楽しい時間を過ごした。終電の前くらいの時間でも、おいしいワインと料理が楽しめる貴重な店だったので、残念だった。

 泉さんからメールが来た。
「大変ご無沙汰しております。神楽坂“カンティーナ・フィレンツェ”、四谷三丁目“ワインバー・エノテカノリーオ”、赤坂”ヴァンヴェール”でお世話になりました泉 俊輔です。この度、独立開業をする事になりましたので報告させて頂きます。場所は神楽坂、毘沙門天の裏」
 ワインバー アンブラ(Wine Bar Ambra、新宿区若宮町16番地 塩谷ビル3F、03・6265・0380)を11月16日にオープンするとお知らせだ。
 (^O^)/よかった!また、おいしいワインをいろいろ選んでもらえる!
 さっそくオープンの日に席を予約した。
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 泉さんによる店の説明。
 「“Ambra”(アンブラ)とはイタリア語で琥珀色の意。自然派の一部の白ワイン、ヴィンサント等のデザートワイン、樽熟成したグラッパの色合いです」「神楽坂の裏通りにありちょっと隠れ家風のお店ですが、ひとたび中に入るとボサノヴァが流れる優しい空間が現れ、お客様の疲れを癒す憩いの場となっております。そして全席禁煙の為、綺麗な空気の中でイタリアワインを楽しめます」「品揃えの約7割は自然派ワイン。これは扱いが難しいのですが、きちんとしたサービスによりその本来の味わいを堪能出来ます。ワインは約200種(3,500円~)。その中からグラスワインは日々約15種(700円~)を提供致します。グラッパは約10種(800円~)、リキュール、デザートワインも豊富に用意していますので、食後の楽しみも豊富にございます」「勿論、ワインの散歩道もこれまで通り2コース(4,900円と6,500円)の御用意となります」
 ワインの散歩道とは、スプマンテ、白ワイン、赤ワイン2種類、デザートワインまたはグラッパという“ワインのフルコース”。グラス単位で泉さんが選んだいろいろなワインを飲ませてくれる。建前はフルコースなのだが、たとえば白ワインばかりでも可。グラス単位ではなかなか飲めないワインを飲ませてくれる貴重な店なのだ。

 「無農薬野菜、添加物を使わない食材で自家製に拘り、ワインとマッチしたものをリーズナブルな価格(500円~)でお出しします。前菜からメインまでありますので、様々なシチュエーションでの御利用が可能です。勿論、食後の軽いおつまみや、豊富な種類のチーズもワインと合わせてお楽しみ頂けます」

 料理は野菜も肉もおいしい。ワインは料理がおいしくないと楽しめない。バーなので品目は多くはないがワインを楽しめるだけのメニューは用意している。季節のメニューもある。
 今日は初対面の方もいる会合だったので、料理の写真は省略した。ワイン、料理を合わせて一人8000円に設定してもらった。楽しい会合になった。

 カウンター9席、テーブル12席。
 営業時間は18:00~26:00(ラストオーダー25:00)
 日曜日・祝日定休。

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 「神楽坂ゆずりは」も入っている塩谷ビルの3Fにオープンした。

追記2009.11.17)料理の写真がないのは寂しいので翌日も訪ねた。
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 初めは白ワイン。サングイネート・ビアンコ2006(SANGUINETO BIANCO)。トスカーナ地方のトレッビアーノというブドウが原料のワイン。自然派ビオワイン。
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 突出しの赤ピーマンのムース、トマトソース。うまい(ToT)
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 具だくさん、いろどり野菜のサラダ(850円)。野菜がふんだんに食べられる。オリーブオイルとシェリービネガーのドレッシングがさっぱりしていておいしい。
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 赤ワイン。バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ2002(BARBERA D'ASTI SUPERIORE)。トリノ南東にあるアスティのバルベーラというブドウを使ったワイン。これも自然派ビオワイン。
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 自家製ソーセージ(800円)。ナス、ブロッコリーなども添えられていてスープもおいしかった。
追記2009.11.25)今日、まず飲んだのは カンパーニャ州タブルノ地区のFALANGHINA TABURNO(ファランギーナ・タブルノ) DOC 2004。FALANGHINAというブドウを使った白ワイン。
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 しっかりとした果実味に適度な酸味。口当たりは柔らかい。
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 自家製フォカッチャ(2個、300円)。オリーブオイルと塩で。
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 フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のDario Princic 2002 ribolla gialla(ダリオ・プリンチッチ リボッラ・ジャッラ)。Dario Princicは作り手の名前。 ribolla giallaはフリウリの土着品種。琥珀色の白ワイン。赤ワインのように、樽で皮ごと発酵させるため、色がついている。やや樽香がし、甘い果実の味が生きている。リッチなワイン。
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 鴨と下仁田葱のバルサミコマリネ(800円)。旬の下仁田葱がおいしい。
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 きのこのソテー。エリンギ、シメジ、マイタケ、マッシュルームにパンチェッタ、エシャロット。ワインに合う!
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 ワインがおいしく飲める。
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 LANGHE NEBBIOLO(ランゲ・ネッビオーロ)2007。ピエモンテ州LANGHEの赤ワイン。作り手はCascina Chicco(カッシーナ・キッコ)。タンニンと果実実のバランスの良い赤ワイン。
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 トマトサラダ(600円)。さわやか。
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 黒米のリゾット(1000円)。トウモロコシのような風味もある、大変美味なリゾットだった。
追記2009.12.8)今日飲んだのは白ワインのRONCO SEVERO(ロンコ セヴェッロ=作り手) 2006 TOCAI FRIULANO(トカイ フリウラーノ=ブドウ)。COLLI ORIENTALI DEL FRIULI(コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ)地域のワイン。
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 2006年産はブドウが良いといい、アルコール度数も通常より1度くらい高い14.8度。芳醇。ミネラル分が強い。
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 フレッシュトマトのブルスケッタ。アンチョビがおいしい。
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 その次はL'attesa Barbera Val Tidone(ラッテーザ・バルベーラ・ヴァルティドーネ)2000。
 エミリア・ロマーニャ州の赤ワイン。DOC(Denominazione di Origine Controllata)より一つ下のランクのIGT(Indicazione Geografica Tipica)に分類されるワイン。しっかり熟成したワイン。
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 グリル野菜の盛り合わせ(1200円)。
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 ペンネのミートグラタン(1000円)。みんなおいしい。

 開店したばかりなので、まだ少ないというが扱うワインは360本。
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 店のワインセラーには約220本を保存。
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 グラスで供する赤ワインの専用セラー。
 いろいろ飲まなければ。

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石ばし(東京・江戸川橋、うなぎ)

 うなぎはぜいたくな食べ物なので、今まではどこの店であろうが、うなぎを食べるだけで満足していたような気がする。
 うなぎのおいしさを追求したくなり、東京の老舗、石ばし(東京都文京区水道2-4-29)に行った。

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 メニューにあった説明。
 石橋
 石ばしは明治43年、故根本良により創業。
 戦前は江戸川(現在神田川)の中之橋の袂に店を構えておりました。
 昭和20年の東京大空襲により一帯は焼け野原になり、戦後場所をこの地に移し、今に至っております。
 建物は戦前の材料を使っている個所もあり、玄関の煉瓦塀は空襲にも耐え、 今では石ばしの顔にもなっております。
 
 静岡県産吉田町の鰻を使用、すべて目方の違いでお選び頂いております。
 蒲焼きは捌いてから目方に振り分け串打ちをし、一旦白焼きをします。
 蒸し器に入れて待つこと1時間、身が柔らかくなったことを確認し、備長炭で蒲焼きにし、輪島塗りの重箱に収まります。
 このようにすべての工程にはお時間をいただきます。
 御予約の際、御注文を確認することを御考慮下さいませ。
 『串打ち3年、裂き8年、焼きは一生』と鰻料理は奥深いものです。
 余裕を持ってお越し下さい。
 いつも御贔屓にありがとうございます。
 鰻のあれこれ・・・
 鰻の料理法
 鰻には蒲焼・白焼きなどがあり、関東と関西ではまず料理法が違います。
 関東では、背開き→素焼き→蒸し→焼き(淡泊で柔らかい)
 関西では、腹開き→素焼き→焼き(パリっとして香ばしい)
 蒲焼は元禄時代初期、関東では背開きにして竹串を打ち、素焼きにして、何回も裏返した後、蒸し器に入れて蒸してから、タレを付けて焼いたのが始まりとされています。一方関西では腹開きにして、5~6尾を一緒に金串を打ち、タレをかけながら焼き上げ、頭と尾の部分を切り落とし、食べやすいような大きさに切ったのが始まりとされています。
 関東の背開きは腹切り(切腹)に通じる事から忌み嫌われたといわれます。
 鰻・蒲焼きの名前の由来
 『う』が長くなった形に似ているから、ではなく鰻の胸のところが黄色みをおびていることから『胸黄』が『うなぎ』に
 転化したのが由来、『蒲焼き』は鰻を縦に串刺しにして丸焼きにしていた形が蒲の穂に似ているのが由来です。
 鰻の栄養分
 鰻の脂肪量は100g中24gと多めです。魚類に含まれる脂肪の成分は不飽和脂肪酸でコレステロールを抑制する効果があります。
 またエイコサベンタエン酸などの血液中の中性脂肪やコレステロールを抑える成分も含まれています。うな重のカロリーは493cal.一食分としては低カロリーです。
 土用の丑 
 土用の丑に鰻を食べるのは江戸期の学者、平賀源内がある鰻屋に看板を書く事を依頼された時、『本日土用丑の日』と大書きしたところ大いに当たったからという一説があります。鰻はビタミン含有量が多く、1年で最も暑気が強い土用の頃鰻を食べれば夏負けしないといいます。 
 しかし『石ばし』は土用の丑は鰻の供養の日としお休みになります。 
 夏よりも・・・1年中で脂が乗っている鰻の旬は冬の時季になります。

 うな重(香物。肝吸い付き)は特上(3800円)、上(3000円)、並(2500円)、蒲焼重(3800円)。
 この日は、ゆっくりうなぎを楽しもうと思い、「8000円より」のコース(「1万円より」のコースは白焼きが追加になる)を頼んだ。
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 トップバッターは大好きなざる豆腐。
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 突出し。
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 刺身(鯛、マグロ、甘エビ)。刺身は、料亭に卸している神楽坂の魚屋から仕入れているという。
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 鰻茶碗蒸し。香りが良い。
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 うざく(うなぎの三杯酢和え)。
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 老舗の座敷はいい。ゆっくりと時間が流れる。
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 うな重(香物・肝吸い付き)。うなぎは柔らかく、上品な味。
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 デザート。

 いくつかの老舗のうな重を食べ比べてみたいと思った。値段は高いようだが、それだけの価値は感じた。

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ラ・トゥーエル(東京・神楽坂、フランス料理)

 久々のミシュラン★の店。ラ・トゥーエル(新宿区神楽坂6-8、03・3267・2120)で昼食をとった。
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 花の鉢が置かれた階段を上っていくと店がある。
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 ミシュランで紹介されるようなフランス料理の店は心地よい緊張感がある。メニューを見て、どんな料理が運ばれてくるのかがとても楽しみだ。
 店のホームページによると、店のポリシーは「クラッシックスタイル」。
 「素材の持つ旨み香りをフランス料理の技法で十分引き出しその味を積み重ね深みを出して行くのが真のフランス料理だと考えています。香り立つ一瞬を大切にした料理をお楽しみください」。
 食材については「自分の目で食材を厳選しています。魚介類 野菜は自ら築地市場に足を運び見て触って仕入れています。産地や生産者の分かる安全な食材を使うのはもちろん、旬を肌で感じながら季節感を大切にした料理を作っていきます」と書いている。
 そしてコミュニケーションについて説明している。
 「押し付けの料理 メニューではなくオートクチュール感覚で料理を楽しんで下さい。 メニューはあくまで私からの提案です。お客様とのコミュニケーションを大切にして時にはアドリブで料理を作るのも楽しいものです」。

 2800円のランチを頼んだ。
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 (Amuse 小さな一皿)赤ピーマンのムース。
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 ミルクで作ったパン。
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 (Entrée 前菜=選択)鴨とフォアグラのテリーヌ クラシック リュバーブのコンポートとそのジュレを添えて。
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 (Granite お口直し)ファジーネーブルとオレンジジュースのシャーベット。
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 (PlatPrincipal 魚料理 又は 肉料理=選択)料理長厳選 築地で仕入れた魚料理、今日はイトヨリダイのソテー ブイヤベース風ソースに岩ノリをまぶし。
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 (Dessert デザート)
 堪能した。ミシュラン★の店は昼間でも十分○だ。

 営業時間: ランチタイム 111:30~14:30/ ディナータイム 18:00~22:30。
 定休日: 毎週月曜日と第1・3火曜日。

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神楽坂散歩

 約束の昼食まで時間があり、少し神楽坂を回った。
 神楽坂とは、どんなまちなのか。NPO法人粋なまちづくり倶楽部のパンフレットを参考にしよう(以下専門的な記述はすべてこのパンフレットによる)。
 ■▲神楽坂のまち・路地・歴史
 14世紀頃、群馬県赤城山南麓の豪族大胡氏が今の光照寺周辺の台地に牛込城を築いたのが神楽坂発展のはじまり。現在の神楽坂通り商店街の約4分の1の地域が、城を囲む石垣の郭(曲輪:城の周囲にめぐらされた囲い)の中となり、郭内には武器造りの職人が住み兵器庫のある兵庫町が造られました。兵庫町は、現在の寺内公園あたりにあった行元寺の門前町屋とともに、徳川家康の江戸入城時には新宿区で唯一、町の形をなしていた地区であったといいます。

 江戸時代、大老酒井忠勝が坂上の矢来町に屋敷を拝領した1628年頃、坂下には江戸城の外濠、牛込見附が完成し、両者をつなぐ約1kmの大老登城道が造られ、沿道は武家屋敷として地割りされました。これがほぼ現在の「神楽坂通り」です。また、矢来町の先、現在の神楽坂6丁目付近には多くの寺院が移転され、10軒もの寺が並ぶ通寺町、横寺町が形成されました。
 1658年には、牛込から和泉橋まで神田川が開通、現在の飯田橋駅北側の揚場町に津(湊)が開かれ、軽子坂
付近は多くの人と物資が行き交う場として賑わうようになりました。
 江戸中期になると、善国寺(毘沙門天)の「寅の日」、出世稲荷の「牛の日」の縁日の賑わいに、赤坂神社および行元寺前の岡場所(官許の吉原以外の私娼地)の賑わいも加わって、爛熟の江戸文化を謳歌する街となったのでした。

 明治期になると武家屋敷が撤去されて神楽坂は町人のまちとなり、今より急峻で階段もあった神楽坂通りは明治10年代に緩やかな坂道に変わりましたが、路地などの街割りは現在に至るまでほぼそのまま残されています。行元寺境内から発足した花柳界など、神楽坂の文化はこの江戸時代からの街割りの上で育っていったのです。

 明治28年、甲武鉄道牛込停車場(現在の飯田橋駅)の開設を機に、商店街や住宅地として急速に発展した神楽坂は、大正から昭和初期にかけては東京屈指の繁華街となります。特に関東大震災(大正12年)後、被害のほとんどなかった神楽坂には百貨店が3軒出店し、縁日は連日連夜大盛況、「山の手銀座」とも呼ばれ人が歩けないほどの賑わいを見せたのでした。
 また、この頃の神楽坂は、横寺町に居を構えていた尾崎紅葉の起こした硯友社や、坪内逍遥ら早稲田派文人の活動の舞台ともなり、まさに商業と文化の繁栄するまちとなっていきました。
 
 昭和に入り、戦前は花柳界の最盛期であり、新旧2つの見番に芸者置屋が166軒、芸妓数は619名を数えるほどになっていました。しかしその後開戦、戦争の長期化につれて贅沢や華美さが疎まれ賑わいは下火になっていき、ついに昭和20年の空襲で、神楽坂のまちは焼け野原となったのでした。
 戦後の復興は容易ではなかったものの、昭和30年代後半には花柳界はほぼ戦前の最盛期に匹敵するほどに復興し、第二の隆盛期を迎えました。高度成長期、鉄鋼関係など社用族や多くの政治家が料亭を利用し、花柳界を舞台に活発な活動をした時代でした。

 そして平成のいま、花柳界の規模が縮小するなど往時の神楽坂の姿そのままではありませんが、脈々と受け継がれる古典芸能や花柳界の文化、老舗の伝統に江戸のまちの面影、さらに新たな現代的魅力を加えつつ……「粋なお江戸の坂の町・神楽坂」は今も健在です。

 群馬県と縁の深い神楽坂。いま、最も好きな街だ。

 ▲神楽坂
 旧江戸城の牛込御門を出て外堀通りに出たところが神楽坂下。そこから正面の「神楽坂通り」を上り、毘沙門天善国寺を過ぎ、大久保通りを越えて地下鉄神楽坂駅あたりまでの一帯が、いわゆる「神楽坂」と呼ばれる界隈。
 坂の名前の由来については、「若宮八幡の神楽の音がこの坂まで聞こえてきたから」など諸説がある。

 短い散歩、スタートは■毘沙門天(善国寺)
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 江戸中期の寛政4(1972)年に移転してきた日蓮宗池上本門寺の末寺で、神楽坂の中心として親しまれ続けている、
 江戸時代から後々まで、境内にある毘沙門天(寅の日)と出世稲荷(牛の日)の2つの縁日で賑わい、年に4回寅の日に本尊の毘沙門天像(区文化財)が開帳(一般公開)される。新宿七福神のひとつ。
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 狛犬ではなく虎。毘沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻にこの世にお出ましになったことから、寅毘沙と呼ばれている。
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 鳥茶屋本店の横の路地を入る。
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 和食の店とフレンチ・イタリアンの店が同居する神楽坂らしい光景。
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 =兵庫横丁 これも神楽坂の代表的な石畳の路地で、元は3尺程度の幅であった。料亭のほか、著名作家が逗留して執筆活動を行うことから、「本書き旅館」として知られる「和可菜」などがある。
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 少し歩くと、四季を感じながら会席料理が楽しめる「葉歩花庭」(はぶかてい)がある。
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 =本多横丁 名称はこの横丁の東側にあった徳川家家老「本多対馬守」屋敷に由来する。一時「すずらん通り」と呼ばれたが、昭和50年ごろに戻された。両側に寿司屋、鰻屋、居酒屋等が並び「芸者新道」「かくれんぼ横丁」などの路地にもつながる賑やかな坂である。
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 =かくれんぼ横丁 最も「神楽坂らしい」雰囲気を保っている路地のひとつ。石畳や黒塀、さりげないけれど趣向を凝らした建築などを味わいながらのまち歩きは、神楽坂ならではのもの。
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 天孝の天ぷら、食べてみたい。
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 路地にはいろいろな店がある。発見の喜びがある。
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 =芸者新道 明治時代にできた道で、以前は「ロクハチ」(宴会の始まる夜の6時と8時のこと)ともなると、お座敷に出る御姐さん達が一刻を争って近道に利用した。この通りの東端は傾斜が急になっているが、これがかつての神楽坂通りとほぼ同じ傾斜。
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 神楽坂仲通りを経て、神楽坂通りへ。創業明治22年、神楽坂の老舗中国料理店の「龍公亭」の前を通って―。
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 ■見番(東京神楽坂組合) 花柳界(花街)とは料亭があり芸者さんが行き来する地区や社会を指し、見番は芸者衆の手配、玉代の計算などを行う花柳界の事務所や稽古場のことで、正式名称は「東京神楽坂組合」。
 神楽坂花柳界の最盛期には700人近い芸者衆がいたが、現在は30人ほど。なお今日、東京には代表的な花柳界として神楽坂の他に、浅草、新橋、赤坂、向島、芳町がある。
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 別亭 鳥茶屋を経て―。
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 =小栗横丁 小栗という姓の武家屋敷が、この通りの両端にあったことから小栗横丁と呼ばれた。かつては片側(北側)に幅一尺ほどの小川が流れており、この地に湧水が豊かであったことの証である。通りに中程に銭湯・熱海湯があることから「熱海湯通り」とも呼ばれる。 
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 小栗横町から蕎楽亭のある通りを過ぎ、毘沙門天の裏あたりに行くと、ミシュラン★★の「石かわ」がある。
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 毘沙門天横から、神楽坂通りを渡り、神楽坂郵便局横の狭い路地を通る。ここには、ちょい干してっ平もあった。
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 左に曲がって少し行くと、小さな公園がある。 ■寺内公園(行元寺跡) 現在、超高層マンションが建ち寺内公園がある一帯は、明治40年の土地区画整理で西五反田へ移転した行元寺という広大な寺だった。江戸後期には寺の境内を町屋として年季貸しするようになり、家が立ち並ぶにつれて迷路のような路地ができた。また、境内の一部が遊興の場となり、そこから神楽坂花柳界が発祥した。
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 牛込神楽坂の歴史を語ってくれるベテランガイドの水野正雄さんに公園で出会った。今回、引用している資料は水野さんにいただいたものだ。感謝。この老人に出会ったら、運がいい。
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 大久保通りを渡り、坂をのぼって、今日、昼食をとるミシュラン★のラ・トゥーエルに向かった。

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トンボロ(東京・神楽坂、喫茶店)

 神楽坂で店を開いて10年ほど、というが、すっかり地元になじんでいる喫茶店がトンボロ(新宿区神楽坂6-16、03・3267・4538)。

トンボロ

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 カウンターの一番右側に陣取って、長々と本を読んでいたら、地元の奥様たちが次々訪れる。

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 愛犬を連れている人も多く、愛犬の散歩の途中に立ち寄る店になっているようだ。

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 今日はAブレンド(香りと酸味、500円)を飲んだ。
 とてもおいしい。
 
 トンボロ?どんな意味なんですか?
 ご主人に聞くと「モン・サン=ミシェルってご存知ですか?」
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)とはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院である。(中略)ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。このため、湾の南東部に位置する修道院が築かれた岩でできた小島はかつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていた。島の入口には潮の干満時刻を示した表示があり、満潮時には浜に降りないようにと記されている。最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28-36時間後といわれており、引き潮により沖合い18kmまで引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せる。このためかつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあった。1877年に対岸との間に地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へと渡れるようになった。しかし、これによって潮流をせき止めることとなり、100年間で2mもの砂が堆積してしまった。急速な陸地化が島の周囲で進行しており、島の間際まで潮がくることは滅多になくなりつつある。かつての姿を取り戻すべく2009年には地続きの道路が取り壊され、2010年には代替となる新たな橋がかけられることが計画されている。
 なるほど。
 店ではウィキペディアを引く暇がないので、「はい・・・」と曖昧な返事。
 ご主人の説明によると、普段は海によって隔てられている陸地と島が、干潮時に干上がった海底で繋がる現象がトンボロらしい。
 なるほど(ここで納得してしまい、なぜこの店がトンボロなのかは聞かなかった)。

 人と人のつながりを表しているのかもしれない。

 このほかのメニューは
・coffee
Bブレンド(こくと苦味、500円)=追記)気になって翌日も来て飲んだ。酸味か苦味か、という選択はなかなか良い。
マンデリン(550円)
キリマンジャロ(550円)
ペルーチャンチョマイヨ(600円)
ブラジルブルボンサントス(650円)
アイスコーヒー(600円)
カフェオレ(600円=hot、650円=ice)
・tea
ダージリンティー(ポットサービス、650円)
ロイアルミルクティー(650円=hot、700円=ice)
ブランデーティー(700円)
アイスティー(650円)

ココア(650円=hot、700円=ice)
ミルク(550円)

・juice
アップルジュース(550円)
トマトジュース(550円)
ゆずジュース(650円)

トースト(サラダ付、500円)
サンドウイッチ(900円) 
チーズケーキ(500円)

モーニングセット(AM11:30まで)
AまたはBブレンドとトースト(900円)

クロックムッシュ(500円)

 こだわりを感じるメニューだ。
 営業時間は平日が10:00~19:00、土日祭日が10:00~18:00。

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RestauVin Meli-Melo(レストヴァン メリメロ、飯田橋、フランス料理)

 飯田橋で良い店を見つけた。RestauVin Meli-Melo (レストヴァン メリメロ、東京都千代田区飯田橋4-5-4 山和ビル101、03・3263・3239)。
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 このごろ、飯田橋、神楽坂界隈に来ることが多くなった。90年代には、仕事で親しかった人の事務所が大久保通り沿いにあり、神楽坂を良く訪ねたので、なつかしさもある。しかも、今の自宅は有楽町線(副都心線)の平和台駅下車で、帰りも便利だ。なによりも、街の規模がちょうど良い感じでくつろげる。粒ぞろいの店が多く、値段も手ごろなところが多い。
 店に置いてあったガイド本によると、老舗ビストロ「ビストロ・ダルブル青山店」で、有名な「野菜だけのコース」を開発し、大ヒットさせた宗像康雄さんが満を持して独立。オーナーシェフとして03年11月にオープンしたのがこの店、とある。
 「店名の『レストヴァン』とは、ビストロとレストランのの中間を意味する宗像さんの造語。カジュアルな雰囲気と手頃な価格はビストロだが、レストランにふさわしい本格南仏料理が味わえる」
 「宗像さんの料理を象徴するのが、野菜の美味しさだ。質の高い野菜を手に入れるため、埼玉や静岡など10ヵ所の農家に独自のルートを開拓」
 「魚は熊本県天草の天然魚、肉は岩手県の白金豚やジビエなどのオーガニックミートを使う」
 「そんな料理に合わせたいのが、無農薬有機栽培のブドウを使ったビオワインだ。・・・宗像さんは、約200種類のビオワインを、中心価格5000円台という気軽に楽しめる値段で揃えている」
 
 <メリメロプリフィクスディナーコース>を頼んだ。
 このコースは
・本日の有機野菜のスープ
・前菜いろいろ6種の中からお好きなものを一品
・主菜いろいろ6種の中からお好きなものを一品
・天然酵母パン付
 値段は3150円~。
 前菜はホワイトアスパラガス バター焼
 主菜は岩手石黒農場 ほろほろ鶏ロースト(+300円)
にした。
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 とてもおいしい。

 「ワインと一緒ちょっとどうぞ!」という手ごろなメニューもある。
 オリーブ盛り(530円)、自家製ピクルス(530円)、田舎パテ(630円)、自家製ソーセージ(630円)、ナチュラルチーズ各種(630円~)、天然酵母フォカッチャ(320円)、etc...。
 一品料理も充実。たとえば吉田牧場カマンベールとくるみ、レーズンのサラダ(960円)、ふわふわオムレツ(840円)、温野菜(960円)、玉ねぎのピザ(1360円)、4種のチーズのパスタ(ペンネ)(1890円)etc...。手ごろな値段なので、毎日でも来れる。

 営業時間は11:30~14:00、18:00~22:30(L.O.)。日曜定休。

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祝・侍ジャパンWBC優勝!山形料理 も~吉でWBC再放送観戦

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝。どこへ行ってもWBCの話題。日本人はやはり野球が好きなんだなと感じる。ところが残念ながら仕事で中継は見られず、午後9時からのTBSのダイジェストを、山形料理 も~吉(新宿区神楽坂2-10、03・5261・2128)で見た。松井秀樹が良く訪ねてきたことで有名な店。店に入ると松井選手の等身大パネルがある。
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 松井はWBCには出ないが、そんな店ならばテレビがあるはずだ、と期待して入った。期待通り、店はWBC観戦モードだった。大きなテーブルには座らず、ちょっと離れたところに陣取った。
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 冷奴(450円)。
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 おしんギョーザ(650円)。大根の皮に鶏肉の餃子。結構旨い。
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 さつまあげ(850円)。
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 サラダ(650円)。
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 肉じゃがの田舎煮(700円)。
 どのメニューも個性があっておいしかった。

 で、WBCである。
 実はスポーツニュースは見ていた。ところが編集が満足できない。9回裏、ダルビッシュが同点に追いつかれる。しかし、9回裏なのだから、もう1本打たれたらサヨナラなのだ。そこをダルビッシュは三振で切り抜けた。
 なぜ、三振で切り抜けた場面をニュースで流してくれないのか。
 さらに。フォアボールを二つも出して打たれたのだ。星野監督ならきっとピッチャーを交代している。
 ここでダルビッシュのWBCは終わる。藤川あたりを出して打たれたら藤川も終わる。「始めから俺を出してくれ」。
 ダルビッシュを代えなかった原監督の我慢。これによってダルビッシュは将来の日本を背負う投手になるのかもしれない。逆転後の10回、ダルビッシュは別人のようだった。ダルビッシュの9回を見られてよかった。
 ダルビッシュがきちっと同点で止めたから、10回は盛り上がった。ところが今度は、イチローがヒットを打った場面しか流さない。あのたび重なるファール。あのファールでの粘りがドラマを生み出す伏線だったのに。
 日本のスポーツニュースは本当にセンスが悪いと思う。スポーツは生か再放送、録画を見ないとだめだなと思う。
 家に帰ってからもTBSの特集番組を見た。
 原監督にもスポットが当たり、「つねに前向きでいれば、日々進化する」とチーム発進の時に選手にはっぱをかける場面が紹介されていた。
 さらに「侍ジャパン」について。TBSが番組を盛り上げるためにつけたのかと思っていたが、「長島ジャパン、王ジャパン、星野ジャパンと代表チームは呼ばれてきたが、自分はジャパンの上に冠されるほどの大監督ではない。ほかに名前はないかと考えてもらったら侍ジャパンという案がでて、それ、いいじゃない、ということになった」。
 とてもいい話だ。監督の名前+ジャパンなんて、ありふれている。
 次のWBCでは代表チームをなんと呼ぶのだろう。イチローの構える前のしぐさを見ていると、やはり侍かなと思う。
 良い日だった。ありがとう、侍ジャパン。ありがとう、も~吉。
 も~吉の営業時間は17:00~24:00(ランチタイムは11:30~14:00)。日曜、祭日定休。

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別亭鳥茶屋の親子丼

 東京・神楽坂で50年の歴史をもつ、うどん会席が人気の鳥茶屋。その別亭(東京都新宿区神楽坂3-6、03・3260・6661)は芸者小道にある。隠れ家のような雰囲気がいい。
 もう一つ別亭には本店にはない売りがある。「別亭特製親子丼」だ。これを目当てに神楽坂を訪れる人もいるほどの人気メニューだという。日・祝は親子御膳(1500円)になる。
 きょう初めて、親子御膳を食べた。
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 小鉢、煮物、野菜サラダ、(上)地鶏親子丼、お椀、デザート。親子丼は厳選された鶏肉がたくさん入っていて、「ふわふわとろとろ」の卵がおいしい。ボリュームがあり、残している女性が多かったが、あっという間に食べてしまった。
 平日のランチは、11:30~14:30(L.O.14:00)。日・祝日のランチは11:30~15:00(L.O.14:30)。 
 夜の営業時間は月~金が17:00~22:30(L.O.22:00)、土が16:00~22:30(L.O.22:00)、日・祝が16:00~22:00(L.O.21:30)。無休。

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しゅぞう(東京・飯田橋、居酒屋)

 神楽坂に行くときは、JR飯田橋駅で降りて西口改札を出て右に曲がる。左に曲がってもデニーズやさくら水産などチェーン店ばかりと思っていた。
 ところが、デニーズを過ぎて東京大神宮(東京都千代田区富士見2-4-1)の方に行ってみると、感じの良い店が結構多いことが分かった。

しゅぞう

 しゅぞう(東京都千代田区富士見2-1-9、03・3511・8851)という店に入ってみた。
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 日本酒、焼酎の瓶や甕が並ぶ、なかなか感じの良い店だった。
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 壁には日本酒や焼酎のラベルがたくさん貼ってあり、楽しい。
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 熱燗を頼んだ。山形の大山。1合550円。
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 手造り豆富の冷奴。480円。
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 独活(うど)きんぴら500円。
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 ゴーヤチャンプルー700円。
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 ネギトロの生ハルマキ500円。

 おいしそうな肴がたくさん。
 牛すじシチューのちーず焼800円、鯵なめろう700円、新じゃが揚げ580円、ふきのとう天ぷら600円・・・。食べたいメニューがまだまだある。 
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 食事メニューも多い。写真はじゃこめし400円。
 このほか、焼おにぎり(2ヶ)400円、お茶づけ(鮭、うめ、生のり 550円、うなぎ600円)、ぶっかけうどん600円、ひとくち茶そば550円。
 4年前からご夫婦で経営されているそうだ。
 安くておいしい。掘り出し物の店だ。 
 土日祝日休み。営業時間は17:30〜23:30(L.O.23:00)。ランチタイムも。11:30〜14:00。

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ALBERATA(アルベラータ、東京・神楽坂、イタリア料理)

 昨年、残念ながら閉店したワインバー・エノテカノリーオのソムリエ、八木いつかさんが別のイタリア料理店で働き始めたと聞いて行ってみた。
 東京都新宿区神楽坂5-30、TAKAMURA KMビル3階にあるALBERATA(アルベラータ、03・5225・3033)。
 夜の9時過ぎ、予約なしに行ってみると、八木さん、一段と格好良くなって接客をされていた。
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 この店のディナーは、コースメニュー。20時半を過ぎるとCENA ALBERATA PICCOLA(少し軽めのコース、4725円)があるというので、それを注文した。
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 付き出し。
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 前菜の盛り合わせ。
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 皿の模様は一瞬、砲丸投げかと思ったが(^_^;)、ワインを持つピエロだった。
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 プリモ ピアット(パスタ料理)。
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 セコンド ピアット(メインディッシュ)。
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 ドルチェ。
 すべて、盛り付けがきれいでとてもおいしかった。洗練された店だ。
 グラスワインもいろいろ飲める。八木さんに選んでもらった。
 ソムリエに知り合いがいると、とてもくつろげる。
 月に1回くらいは行きたい。
 
 営業時間は平日ランチ: 11:30~14:30 (L.O.13:30)、土・日・祝日: 11:30~15:00 (L.O.14:00)。
 ディナー: 18:00~23:00 (L.O.21:30)、日曜日のみ18:00~22:30(LO.21:00) 。
 月曜日定休。

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