心地よいアートスペース・葉月ホールハウス(杉並区善福寺)で横尾英子 日本画展「花浴び」
とても心地よいアートスペースが東京・杉並の善福寺公園近くにあった。「葉月ホールハウス」(杉並区善福寺2-30-19、03・5310・3546)だ。そこで開かれている、日本画家・横尾英子さんの日本画展「花浴び」を鑑賞した。
JR荻窪駅北口から関東バス「南善福寺」行きに乗り15分。「善福寺公園前」で下車し、二つ目の横断歩道を左折。公園の側道を50mほど歩いたところにある。
かわいらしい建物、葉月ホールハウス。
小さな扉から中に入ると――。
そこは、とてもくつろげる空間だった。
お茶も飲めるアートスペース。極上の絵を間近で鑑賞しながら、談笑したり、くつろいだりできる、究極のコミュニティースペース。
気さくなオーナーor管理人の岩河悦子さん。「音楽会も開くんですよ」と語る。
今回の絵画展は日本画家・横尾英子さんの「花浴び」。桜の花を描いた大作や、花の絵をかわいらしい箱にした小品が楽しめる。
横尾さんが箱の形にした小品について説明してくれる。
桜の枝振りも見事な大作。
横尾さんは東京芸術大学大学院卒絵画科卒業。日本が専攻(平山郁夫研究室)。ホームページにいくつかの作品が紹介されているが、川の水の流れを描いた作品は今回の華麗な花の作品と比べ、力強い。
もともと風景画が得意で花を描くのは苦手だったという。ところが今回の大作の桜の枝振りと水の流れの共通の法則を発見して面白さが増したという。
今年はお花見に行けなかったが、絵画展で見事な桜(動きを感じる!)をコーヒーを飲みながら鑑賞することができた。
13-19時。入場無料。月火休み。
ぜひ、間近で作品を味わってもらいたい。
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