心地よいアートスペース・葉月ホールハウス(杉並区善福寺)で横尾英子 日本画展「花浴び」

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 とても心地よいアートスペースが東京・杉並の善福寺公園近くにあった。「葉月ホールハウス」(杉並区善福寺2-30-19、03・5310・3546)だ。そこで開かれている、日本画家・横尾英子さんの日本画展「花浴び」を鑑賞した。

 JR荻窪駅北口から関東バス「南善福寺」行きに乗り15分。「善福寺公園前」で下車し、二つ目の横断歩道を左折。公園の側道を50mほど歩いたところにある。

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 かわいらしい建物、葉月ホールハウス。
 小さな扉から中に入ると――。

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 そこは、とてもくつろげる空間だった。
 お茶も飲めるアートスペース。極上の絵を間近で鑑賞しながら、談笑したり、くつろいだりできる、究極のコミュニティースペース。

 気さくなオーナーor管理人の岩河悦子さん。「音楽会も開くんですよ」と語る。

 今回の絵画展は日本画家・横尾英子さんの「花浴び」。桜の花を描いた大作や、花の絵をかわいらしい箱にした小品が楽しめる。
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 横尾さんが箱の形にした小品について説明してくれる。

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 桜の枝振りも見事な大作。

 横尾さんは東京芸術大学大学院卒絵画科卒業。日本が専攻(平山郁夫研究室)。ホームページにいくつかの作品が紹介されているが、川の水の流れを描いた作品は今回の華麗な花の作品と比べ、力強い。
 もともと風景画が得意で花を描くのは苦手だったという。ところが今回の大作の桜の枝振りと水の流れの共通の法則を発見して面白さが増したという。

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 今年はお花見に行けなかったが、絵画展で見事な桜(動きを感じる!)をコーヒーを飲みながら鑑賞することができた。

 13-19時。入場無料。月火休み。

 ぜひ、間近で作品を味わってもらいたい。

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隈研吾、清野由美著『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』(集英社新書)その5

 高円寺商店街を歩く。北口だけでも相当長い商店街が続く。
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 映画好きにはたまらないレンタルDVD/ビデオショップと『新・ムラ論TOKYO』では紹介されていたが――。

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 全部販売に変わっていた。

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 ディープな中通商店街。

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 著名な古書店、都丸書店は閉まっていた。

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 『新・ムラ論TOKYO』で紹介されていた松本哉さんが経営するリサイクルショップ「素人の乱5号店」。

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 どの店も安い。

 地方の商店街は壊滅状態だが、高円寺の商店街は面白い発展を遂げている。

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カフェ・ド・ヴァリエテ(Café de Variété、東京・阿佐ヶ谷、喫茶)

 とても素敵な喫茶店を見つけた。

 カフェ・ド・ヴァリエテ(Café de Variété、東京都杉並区阿佐谷北1-42-14  相良ビル1F、03・5932・0147)。
 JR中央線阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分。中杉通りから北に向いて1本右の一方通行の道(昼間はクルマは入れないようだ)沿いにある。
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 閑静な住宅街にあり、街に溶け込んでいる。

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 店に入ると、まず大きなオリジナル焙煎機に目がとまる。「ゆっくり、じっくりとコーヒー豆の芯まで火を通し、深く焙煎しても焦げ臭のない、まろやかな風味を引き出している」とのことだ。

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 カウンター前には、サイフォンやドリッパー(抽出器)がずらりと並ぶ。
 入れ方に、こだわっている!

 店の名前、ヴァリエテとはフランス語で「多様性」という意味らしい。店のホームページにこんな説明があった。

 「まずは、コーヒーを生産している国々。ブラジル、コロンビア、グアテマラ、インドネシア、エチオピア、タンザニアをはじめ、世界の約60カ国でコーヒー豆が作られています」。
 「次にこれらの豆の焙煎。焙煎にも浅煎り、中煎り、深煎りといった、深度の違いがあり、それぞれ風味が異なります」。
 「そして最後に淹れ方。ネルドリップ、ペーパードリップ、サイフォン、プレス、エスプレッソ等コーヒーの抽出にも様々な方法があります」。
 「 生産国 × 焙煎深度 × 抽出法」
 「この組み合わせは何万通りあるでしょう。コーヒーの楽しみ方も何万通りもあるのです」。
 「当店ではこうしたコーヒーの多様性をお客様に楽しんでいただきたいと考えています」。

 最近は、味のある喫茶店が減り、チェーン店ばかりが目立つ。コーヒーにこだわった、こうした個人経営の店は珍しい。コーヒーを飲む前から嬉しくなる。

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 まずは、自慢のヴァリエテ・ブレンド(中深煎り)を入れてもらう。
 酸味★★☆☆☆ 苦味★★★☆☆ 甘み★★★☆☆というハウスブレンドだ。

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 昼過ぎに店に入ったので、「パーカーハウスサンドイッチ」も頼む。3種類あったが、「ロースハムとキュウリ」、「ベーコン、レタス、トマト」の2つを頼んだ。一つだと350円。二つだと600円。

 ハムとベーコン西荻窪にある手作りソーセージ&ハムの店「もぐもぐ」で仕入れているという。
 パンは地元のパン工房「プティボヌール」のパン。良質のカナダ産小麦粉と深層海水塩、よつ葉バターなど素材にこだわっている。

 コーヒーはペーパードリップで丁寧に入れてくれて、とてもおいしい。コーヒーにこだわると、パンにもこだわりたくなるのだろう。コーヒーにぴったりのパンに大満足。

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 コーヒーのおかわりは200円引きで飲める。タンザニアキリマンジャロ(中煎り)を頼んだ。これはサイフォンで入れてくれた。

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 お菓子にもこだわっていた。イチジクとクルミのフィナンシェ。たった200円!「フランス・ペック社のココアを使い、赤ワインで煮たイチジクとローストしたクルミをトッピング」したおいしい焼き菓子だ。

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 オーナーの増田佳彦さんは、地域とのコミュニケーションにも力を入れている。地域のイベント情報などを提供している。

 一人でお店を訪れる年配の男性が多かった。喫茶店は一人でも入れるし、カウンター席に座ればオーナーやオーナーの奥さんとも話ができる。これから都心部は“超高齢化”が進む。こうした店が地域の癒し、コミュニケーションの拠点になることは間違いない。

 駅から5分。これを遠いと思うか、どうか。
 騒がしい駅前からちょっと散歩がてら、歩くだけで、心の通う喫茶店がある。コーヒーを飲みながら、明るい日差しにあふれる閑静な住宅街を眺めているだけで幸せな気分になる。

 1時間あるならば、往復10分歩いて店を訪ねるくらいの、心の余裕を持ちたいと思った。

 営業時間は11:00-19:00。月曜定休。
 全席禁煙。(^^)

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art Bar Koenji 天(天よしねや、東京・高円寺、バー、コミュニティスペース)

 友人の芳根聡さんがプロデュースする店「天 よしねや」に行った。
 Facebookでこの店の存在を知った。

 毎週(金)と(土)夜は「天」で、「よしねや」やってます(笑)
 【行き方】
 高円寺南口パル商店街を直進し
 右にヴィレッジヴァンガードがある次の角を右折し
 富士川食堂並びの、西友の手前「五明堂ビル」地下1階。
 階段降りてすぐ右のドアが「天」です。
 (金)19:00〜終電まで。(土)18:00〜終電まで。

 プラっと寄ってくれても嬉しいし、
 誕生日会、クラス会、忘年会、家族のお祝い会、など
 あらかじめ言ってくれたら、お料理用意して待ってます!

 ご利用ください~(´∀`*)

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 正式な住所を知らなかったが、無事店に到着。

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 地下におりた。

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 飲み屋を居抜きで新しい店に。手づくりの内装。

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 芳根さん登場。

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 まずは芳根さんが作ったポップコーンを。七味がきいていておいしい。

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(クリックすると大きな画像で見られます)

 正式にはart Bar Koenji 天(東京都杉並区高円寺南3-46-3)と言う。地元のコミュニティスペースとして、いろいろな使い方を考えていて、芳根氏の奥様の手料理が食べられる金曜日夜、土曜日夜が、「天 よしねや」になる。

 「天 よしねや」というので天婦羅の店かと思ったが、お酒と軽いおつまみながら、個性あふれる料理がいろいろ出てきた。

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 オリーブアンチョビクラッカー(700円)。

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 これがうまい!たません(300円)。紙芝居のせんべいに玉子がのっている。

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 かぶのさっぱりレモンづけ(300円)。

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 枝豆(300円)。

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 干し生姜春雨スープ(500円)。

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 食べ物メニューはこんな感じ。

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 飲み物メニューはこんな感じ。

 しかし、パーティーなどを開く場合は、飲み物の持ち込みあり。食べ物も、たとえば鍋とか、要望に応じていろいろ考えてくれる。

 日曜日の昼間はライブ演奏が入っていることが多い。

 この店、実は多目的に使える、いわばコミュニティサロン。「新しい使い方を言ってくれれば対応します」と芳根さん。芳根さんはさまざまな空間、企画を作ってきたプロデューサー。規模は小さいけれど、名前は「天」。志は高いのだ。

 ひと工夫した誕生パーティー、お別れ会、打ち上げ…。アイデア次第でいろんな会が開けそうだ。
 プロジェクターもあるし、楽器演奏もできるし、USTREAM中継だってあり。

 1年後、どんな空間になっているのか。楽しみだ。
 
 店に固定電話はないので問い合わせは芳根氏のケータイへ(080-5418-3322)。

 金土以外は予約などに応じて不定期のオープン。

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追記2012.2.22)遅い新年会を天よしねやで貸し切りで開いた。
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 この日は昼間のライブ演奏を延長してもらい、ライブ付き!

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 パーティー用に料理を用意してもらったが、これが圧巻。佐賀・嬉野温泉の名物・湯豆腐。
 温泉豆腐と調理水を鍋に入れると白濁してくる。豆腐が溶け出すのだ。

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 とろけるような豆腐がおいしい!そのままでも、肉やうどんを入れてもおいしい。天よしのやの名物鍋になりそうだ。

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深蕎人(しんきょうと、東京・武蔵境、そば)

 昭和記念公園の帰り、武蔵境駅の南にあるそばの店、深蕎人 (東京都武蔵野市境南町2-5-9 ステイタス武蔵野 1F、0422・30・0134)に行った。『大人のそば屋はここにある!』(集英社be文庫)で紹介している店。わざわざ武蔵境まで行くのは面倒だったが、帰り道なので立ち寄れた。

 「平日の昼間、ここ『深蕎人』の店先にはママチャリがずらりと並ぶ。…そういえば、入口の看板にはそば屋で憩おう…みたいなことが書かれていた。いや、その通り。見れば、若い主婦たちや年配の夫婦が、何ともくつろいだ顔をしてそばを待っている」。
 この本にはそう書いてあった。

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 入り口。おお、やはりママチャリがあった(笑)。

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 「蕎麦屋で憩う」の貼り紙も(クリックするとちゃんと字が読めます)。

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 店に入って右奥のテーブル席に。くつろげる。

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 八海山本醸造(600円)を頼む。

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 焼き味噌(450円)。

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 そばがき(950円)。土佐醤油、鰹節、海苔と一緒に。

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 せいろ(750円)。

 まだ開店して数年しかたっていないらしいが、なかなかおいしいそばの店。

 ママチャリで来れる人は確かに羨ましい。

 営業時間は11:30~14:30、17:30~21:00。
 月曜・第二日曜定休。

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国営昭和記念公園(東京都立川市)に紅葉を見に行く

 紅葉の名所、国営昭和記念公園(東京都立川市緑町3173、042・528・1751=財団法人公園緑地管理財団昭和管理センター)に紅葉を見に行った。紅葉まつり(11月6日~23日)は終了、立川口のイチョウなどは、ほとんどが落葉していたが、その他の木はまだまだ紅葉が見ごろだった。

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 西立川口から入ると「水鳥の池」があり――。
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 いきなりすばらしい紅葉の風景。

 11月23日に仕事をしたので代休をとって紅葉を楽しむことにした。昨年は川苔山の紅葉を楽しんだが、今年は山歩きをほとんどしておらず、ちょっと自然が恋しくなっていた。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、国営昭和記念公園は、「東京都立川市と昭島市とに跨る国営公園である。昭和天皇の在位50年を記念して開設された。全面開園に向けて現在も建設工事が続けられている」「立川基地跡の一部に開設されており、レクリエーション施設としての面もあるが、大規模な震災や火災などが発生した場合は、被災した都民の避難地としての機能も果たすよう設計されている。例えば、園路はスムーズに避難を行うために幅が広く作られており、被災者のために収容施設を仮設できるよう広大で平坦な芝生地を設置している」。
 入園料は大人(15歳以上) 400円。

 昭和公園のホームページによると、「園内ではイチョウの黄葉やモミジをはじめナンキンハゼやヤマコウバシなどの紅葉が見頃となります。イチョウは立川口の『カナール』沿いに200mに渡って4列106本、『うんどう広場』横には300mにわたって2列98本の並木があり、11月の中旬には黄金色のトンネルをご覧頂くことが出来ます。また、日本庭園には約300本のモミジ類があり、風情のある景色をお楽しみ頂けます。このほか園内各所にナンキンハゼやメタセコイア、ヤマコウバシなどの紅葉も合わせてご覧頂けます。」

 JR青梅線西立川駅で下車。西立川口から入園。水鳥の池→みんなの原っぱ→日本庭園と歩き、Uターン。最後にカナールを通って、立川口から出た。

 さあ、あとはなるべく説明抜きで、紅葉の世界に浸ろう。
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 日本庭園に入ると――。

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 シニアカメラマンが目立った。平日に来園しないと、分からない風景。

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 ふれあい橋からカナールへ。

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 立川口から出て、みどりの文化ゾーンへ。

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 振り返る。

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 みどり橋からの景色。

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 花みどり文化センターからの眺め。

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 昭和天皇記念館など。屋上も緑地。

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 自然を満喫できた。

 こんなに静かに園内を回れたのは平日だからなのだろう。
 今日はシニア世代が多かった。シニアの楽しみが少しわかった。
 
 昭和記念公園の開園時間は3月1日~10月31日が9:30~17:00。11月1日~2月末日が9:30~16:00。
 4月1日~9月30日の土曜・日曜・祝日が9:30~18:00。
 休園日は年末年始(12月31日・1月1日)、2月の第4月曜日とその翌日。 

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熱い!暑い!東京高円寺阿波おどり

 徳島、高円寺、南越谷の各阿波おどりを三大阿波おどりというらしい。徳島の阿波おどりで盛り上がり、今回は東京の代表的な「東京高円寺阿波おどり」を見物に行った。

 NPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会のホームページによると、「東京高円寺阿波おどりは、昭和32年に第1回大会が開催され、今年で53回を数える大会となりました」「基本的に毎年8月最終土、日の2日間開催されます」「JR高円寺駅南北商店街、および高南通りに設置された9カ所の演舞場で、約188団体(連)、約12,000人の踊り手が、軽快なお囃子を奏で、踊ります。見物客120万人あまりを動員するその規模は、徳島に次いで第2位の規模を誇ります」とのことだ。
 また、「隅田川の花火大会や浅草サンバカーニバルとともに東京の三大夏祭りにも数えられ、都内の夏を彩る代表的なイベントとして知られています」。
 そんなにすごいイベントとは知らなかった。

 知り合いがだむだん連、東京葵連で踊る。だむだん連が「みなみ演舞場」の3番目のスタート、東京葵連が次にみなみ演舞場に向かう「桃園演舞場」の5番目のスタート。
 
 知人によると駅南口の「中央演舞場」が一番のおススメだったが、そんなわけで、今回は、みなみ演舞場で見物することにしよう。

 みなみ演舞場は「高南通りで、もっとも青梅街道寄りの演舞場。東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅、東高円寺駅からもほど近く、東京メトロを利用される観客には、アクセスのよいスポットです」とのことだ。
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 30分前に演舞場に着いたが、すでに花見の宴のようだった。

 6時ちょうど、踊りが始まった。
 踊りを見た場所は、みなみ演舞場の出口。鳴り物がフィナーレを盛り上げ、連によっては乱舞を繰り広げるところだ。観衆の拍手が鳴り止まない場所でもある。徳島に行って、「次は演舞場の出口」と決めていた。

 知り合いが踊るだむだん連、東京葵連のほか、いくつかの連の動画を撮った。動画を撮るとiPhoneの電池がすぐになくなるので、今回は控えめに撮影。フィナーレがどの連もすばらしく、フィナーレだけでもすべて撮っておけば良かったと、反省した。
 

 みなみ演舞場の一番手は、美踊連。ホームページによると、「美踊連は高円寺南に位置する緑ヶ丘町会を母体として1973年に結成されました。メンバーは地元高円寺の人間はもちろん都内各所・都外からも集まってきています。 男踊りは躍動感。滑らかでキレのある団扇さばきが魅力です。そして女踊りは色っぽさ。流れるように艶やかです。伝統的な二拍子のお囃子が祭りを華やかに盛り上げます」とのことだ。

 そして三番手にだむだん連が登場した。

 自由奔放で元気。踊りのレベルが高く、演出もよかった。
 ホームページの「だむだん連とは」を読むと、その自由奔放さが理解できる。
 阿波踊りって知っていますか
 そう 阿波 つまり今の徳島で生まれ
 全国に広がった一種の盆踊り
 このやたら楽しい阿波踊りを
 踊るために集まったグループが だむだん連

 職業も年齢もさまざまな人達が
 毎年7月に神楽坂で踊り
 徳島 松崎 下北沢などへも時々遠征
 とにかく踊るためだけに集まります。

 阿波踊りは男踊り 女踊りと
 カネ 太鼓 三味線などの鳴りものからなり
 自分でやりたいものをやります。
 とっても簡単でやたら楽しい踊りです。


 葵新連。ホームページによると、高円寺の阿波おどりとともに歩んできた連のようだ。

 お客様と供に、高円寺と共に。 葵新連
 昭和32年-1957年-8月 高円寺・阿波踊りの産声
  東京・高円寺パル商店街振興組合・青年部誕生をきっかけとして「高円寺ばか踊り」としてのスタートが始まりでした。第1回の観客数は2.000人、参加者は僅かに38名でした。
 その後、実に様々な苦労・紆余曲折を経て、それでも高円寺阿波踊りは徐々にですが、独り立ちを始めました。
 それと共に“独立連”として、一足早く歩き始めようとしている連がありました・・・。
 昭和41年-1966年- 葵新連として
 技術向上のため、森田昇栄(現 葵新連会長)が、本場徳島の阿波踊りを紹介。
 昭和40年-1965年-に有志12名が“阿波踊り留学”のため東京から徳島に入り。技量の向上をはかる。周囲の方々の温かい支援と、踊り手の苦労が実りはじめ、第9回高円寺阿波踊り-1966年-には参加者は800名、観客数は28万人へと大きく成長しました。
 昭和41年8月、TBS-株式会社 東京放送ホールディングス-での出演で徳島・阿波踊り、葵連の初代連長・故小野正己氏と、共演した森田により、東京・高円寺初の独立・姉妹連 葵新連 が、誕生しました。
 高円寺ばか踊りから、9年後の事でした。
 昭和43年-1968年- 独立の曙光
 この頃「明治百年記念行事」で規制が緩和、東京都内の各商店街でも、阿波踊りが取り入れられるようになりました。
 葵新連・天狗連さんに続き、関東でも独立連の結成が活発になり昭和47年-1972年-ごろには、各連がお互いの技を、競い合う時代に入りました。
 昭和46年-1971年-には、サンケイ新聞社-株式会社 産業経済新聞社-の後援により本格的な広告宣伝が行われ、この年から、“ふれおどり-前夜のお披露目演舞-”も、行われるようになりました。
 昭和61年-1986年-高円寺阿波踊り30周年
  未来へ続く一項
 高円寺阿波踊り30周年を記念し、徳島県・阿波踊り協会の連長会14連・38名が高円寺阿波踊りへ友情出演。という豪華共演となりました。この頃から阿波踊りは 町おこしから“文化・福祉活動”へ と、さらなる飛躍を遂げました。
 もっとも、その想いは第1回から、なんら変わってはおりません。お客様と供に、高円寺と共に。
 平成17年-2005年-8月 独り立ち、そして未来へ
 この年、 葵新連 の名称は、そのままに四国・徳島葵連より完全独立いたしました。徳島に本体の「葵連」があり、その東京支部として「葵新連」が誕生。
 これにより、葵新連は独自連として活動を始める事になりました。
 今や、高円寺阿波踊りは、70余連以上の連、1万人以上の踊り手、観客動員数は120万人-2009年-という、日本有数のイベントにまで発展。
 日本の阿波踊りでは、 “西の徳島、東の高円寺”とよばれて久しく時が経ちました。今も各連では更なる飛躍を目指し精進し続けています。

 そして、東京葵連。

 あっさり踊りと演奏を終えたのが逆に新鮮だった(笑)。
 ホームページによると、「東京葵連は阿波おどりをこよなく愛する踊り好きが集まり2004年9月に結成しました。連長は阿波おどりの本場の徳島県出身で、連員の中にも徳島県出身者が多数集在籍しています。踊りは正調を基本に、個性を大切に本場徳島の阿波おどりを目指し練習に励んでいます」とのことだ。

 この後、みなみ演舞場を後にして、JR高円寺駅に向かった。途中、パル演舞場に立ち寄った。道幅の狭いアーケード商店街での踊り。間近に踊りが見られて面白かった。

 中央演舞場を三番手でスタートした紅連が踊っていた。紅連は、2000年秋に誕生した小金井の阿波おどりグループ。

 JR高円寺駅前はものすごい人だかり。北口駅前ロータリーの純情演舞場で繰り広げられる踊りを撮影した。iPhoneを高く掲げての撮影で、しかも左右から押されるのでぶれまくりの映像になってしまった。けれども雰囲気は分かると思う。東京高円寺阿波おどりは、見る場所によって、見え方が変わるのが魅力的だ。

 汗がだらだら落ちてくる。暑く、熱い高円寺の阿波おどりだった。

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暑さに負けず、高尾山その2  曙亭(高尾山山頂、うどん、そば)

 高尾山は山頂に飲食店があるから、夏場は助かる。コンビニのおにぎりなどは、暑さで悪くなりそうだから、持って行きたくない。
 山頂の曙亭(042・663・1386)に入った。
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 「高尾山名物とろろそば」が気を引く。

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 メニューはいろいろあるが、ざるとろろそば(950円)を注文した。

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 おお!なんと太いそばだ!これをとろろにうずら卵を落とした汁に入れて食べる。
 悪くない。この荒々しさが田舎っぽくて良い。


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ロシア料理 サラファン(東京・神保町)

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 ロシア料理 サラファン(東京都千代田区神田小川町3-10-3 振天堂ビルB1、03・3292・0480)に行った。オーナーシェフがTBS『チューボーですよ!』の「街の巨匠」として紹介されたこともある店だ。プロ意識を感じさせる徹底した接客。日本人好みの繊細な味。グラス単位で飲めるワインもふんだんにある。

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 まずは食前酒。苦味のある薬草酒ウゾ(Ouzo、800円)を頼んだ。ペルノー(Pernod)などもある。いろいろなお酒が楽しめるのもこの店の魅力だ。

 料理はコース(Aコース3000円、Bコース4500円)かアラカルト。
 Aコースはボルシチ、以下の料理より1品(お米入りロールキャベツ、白いビーフストロガノフ、森の壺焼=キノコと若鶏のホワイトソース仕立て、山の壺焼=牛肉の赤ワイン煮込ビーフシチュー仕立て、海の壺焼=帆立小柱、海老等のホワイトソース仕立て)、露西亜風パンと黒パン、お愉しみデザート、露西亜紅茶。これに前菜盛り合わせが付いたのがBコース。家族、友人で行って取り分ければ、いろいろ食べられる。

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 ボルシチ。サワークリームをといてピンク色にして飲む。パンを浸して食べてもおいしい。

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 プリンチキピロシキ(挽肉のクレープ包み)500円。コースを頼んでもこれは別に頼みたい。

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 森の壺焼(単品で頼むと1600円)。

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 中はこんな感じ。

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 三十五年間不動の定番お米入りロールキャベツ(単品で頼むと1600円)。

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 デザートは数種類がテーブルに置かれ、選択に悩むが、チェリーパイにした。

 どの料理もとてもおいしかった。繰り返し行きたい店。

 営業時間はランチ11:30~13:30、ディナー17:30(18:00の日も、要確認)~21:00
 日曜・祭日定休。

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蕎麦 きびや(東京・三鷹、そば)

 ミュシャ展を満喫した後、三鷹でおいしいところはないかとパソコンで探したところ、吉祥寺・三鷹・武蔵境 総合TOP100 [食べログ]というウェブの記事を見つけた。8位の蕎麦 きびや(東京都三鷹市下連雀4-16-48、0422・42・3520)に行った。

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 スーパーの丸正の近くだ。

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 昼間なのでそばだけを食べようと思って入ったが、隣の人が食べているそば味噌がうまそうで、思わず、お酒と「そば焼味噌」(350円)を頼んだ。

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 おまけに「酒肴三種盛り(土日のみ)」(700円)なんてーのがある。頼まざるを得ない。(^^♪
 左から明太子おろし、にしんの山椒煮、わさび醤油漬け。

 う~、こういうのを幸せと言うのだろうか(プラハのウ・フレクー以来の素直な気持ちだ)。

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 もりそば(北海道 二八)新蕎麦(650円)。

 午後2時近くになってもずっと満席だった。老舗ではないが、お蕎麦に愛を持って接している、いい蕎麦屋だった。

 営業時間は平日11:00~15:30火曜、土日祝11:00~14:30、17:30~20:30

 火曜、水曜定休。

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